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2018年12月

2018年12月19日 (水)

「Social Studies」でエリー運河の勉強

今日は12月19日。

  

アメリカ合衆国の話。

「新編 新しい社会地理」(東京書籍)には

次のように書いてあります。

  

鉄鉱石、石炭、石油などが採掘され、

これらの鉱産資源を基にして、

水上交通に便利な大西洋岸や五大湖沿岸で工業が発展し、

工業都市が発展しました。

(88p) 

  

水上交通に便利な」の部分で重要な働きをしたのが、

「エリー運河」だということを、

前投稿で紹介したサイト「Social Studies」で知りました。

その記事はここです↓

Social Studies アメリカの工業➀ 五大湖とニューヨークをつなぐエリー運河

 

この記事を読んで、興味をもち、少し勉強しました。

Wikipediaによると・・・

最初に運河の提案がなされたのが、1699年。

完成したのが1825年。

100年以上かかって完成した運河でした。

 

運河ができるまでは、馬車などで2週間かかったものが、

だいぶ早くなり、輸送費用も95%削減できたそうです。

効果絶大です。

ただどれくらい早くなったかの記述は見つけることができませんでした。

鉄道ができて、輸送の主流ではなくなりましたが、

観光船は運航しているようです。

  

  

こういうことを知ると生徒たちに教えたくなるのです。

教科書に載っていなくて、資料集には地図中に少ししか

載っていない運河なのに。

最後に、エリー運河の絵を載せます。

ここから転載します→米国の運河・水路

Lockport_bartlett_color_crop エリー運河、1839 年頃
ニューヨーク州ロックポート

  

770pxerie_canal_lockport_c1855 エリー運河のリトグラフ (石版画)
ロックポート、1855 年頃,
Herman J. Meyer 出版

2018年12月18日 (火)

いいサイトを発見!導かれてメサビ鉄山へ

今日は12月18日。

  

またいいサイトを見つけました。

ここです↓

Photo Social Studies 『中学校の社会科の授業づくり』 地理・歴史・公民のネタ探し

 

引用します。

  

教材研究に苦心している先生方のお役に立てればと思って、

このサイトを立ち上げました。

小難しいことは抜きにして、

日々の授業で使えそうなネタを少しずつ投稿していきます。

  

こういう方がおられるのですね。

ありがたいです。

今回、「メサビ鉄山」を調べていて、

このサイトに出合いました。

その記事はここです↓

Social Studies メサビ鉄山を探してみよう!

  

18年ぶりに、中学校の社会科教師に戻って、

いろいろなことに気がつきます。

ヨーロッパ州の学習で、

スゥェーデンの「キルナ鉄山」を教える時に、

以前にも教えたことがある懐かしい名前だと思いました。

ヘタすると、自分が中学生の時にも

出てきた名前だぞと思いました。

「今も、鉄鉱石を産出しているの?」と

心配してしまいました。

今回、アメリカを教えていて「メサビ鉄山」も同じ思いを

抱きました。

  

一度、この2つの鉄山の歴史を調べてみようと思って、

いろいろ調べていて、上記の記事に出合いました。

  

「Social Studies」から、Wikipediaにとぶことができ、

そこにメサビ鉄山の歴史が書いてありました。

引用します。

  

1887年、レオニダス・メリット兄弟によって発見された。

(中略)

メサビ鉄山はアメリカ合衆国における鉄鉱石の主産地となっており、

(中略)世界有数の埋蔵量を誇る。

その規模は、第二次大戦勃発による、米国ならびに連合国の

急激な兵器特需にも充分に応え得るものであった。

  

こうなると、私が中学生だった1970年代に、

地理の教科書に載っていてもおかしくないわけです。

さらにキルナ鉄山も調べました。

キルナ鉄山の設立は、1890年。

こちらも歴史が古い。

※参考:ゴマメの歯ぎしり キルナ鉱山見学(2)

メサビ鉄山同様に、私が中学生だった時の、

地理の教科書にも載っていたことでしょう。

そしてまだまだ現役が続きそうな鉄山です。

私の教師人生なんて、2つの鉄山の歴史に比べたら短いものです。

「まだ社会教師をやってたの、大丈夫?」と、逆に心配されそう。

   

  

Social Studies メサビ鉄山を探してみよう!

このサイトでは、ストリートビューの写真を使っていたりしていて、

手法的に共通するものを感じます。

やはり地理を教える身としては、

行けないまでも、せめてストリートビューで

見ておきたいと思うのでしょう。

私も、上記サイトを参考にさせてもらって、

「アイアン・マン」に迫ってみます。

 

まずはグーグルアースで接近。

Photo_4 グーグルアース メサビ鉄山とチザム  

ミネソタ州チザムにある炭鉱夫像「アイアン・マン」の

ストリートビューです。

Photo_2 ストリートビュー アイアン・マン

メサビ鉄山の中心地として栄えてる街チザムに、

そのシンボルとして立つアイアン・マンです。

チザムの人たちにとっては、この姿が誇りなのでしょう。

  

像のアップはここで↓

Photo_3 ストリートビュー アイアン・マン(2)

う~ん、地図中の記号をいじくったり、

いろいろやると、この画像に行き着きます。

  

以上、主にメサビ鉄山のことを調べて、ブログに書きました。

こうして、今まで名前だけだった「メサビ鉄山」のイメージが、

少しふくらみました。

時間がかかるけど、こういう行為が大事だと思います。

  

  

  

  

2018年12月16日 (日)

まずは映画「ワーテルロー」を見てから勉強

 

今日は12月16日。

  

今日は映画の話ばっかり。

12月15日(土)~12月22日(金)の1週間は

気になる映画が4本ありました。

12月16日(日)映画「シン・ゴジラ」(2016年 日本)

12月17日(月)映画「ラストマン・スタンディング」(1996年 アメリカ)

※関連:ここでも道草 映画「ラストマン・スタンディング」と淀川長治さん(今日投稿)

12月18日(火)映画「ワーテルロー」(1970年 イタリア・ソ連)

12月21日(金)映画「シャイアン」(1964年 アメリカ)

※関連:ここでも道草 「インディアン」は差別用語?/「西部劇」は死語?(前投稿)

  

今晩9時からの「シン・ゴジラ」は、”目”に注目してください。

なぜかはこの投稿を見てください↓

ここでも道草 「シン・ゴジラ」を見てきました(2016年9月3日投稿)

  

12月18日の午後9時からBS放送で放映される

映画「ワーテルロー」は、歴史を教える身としては注目です。

1815年、フランスのナポレオン1世の軍隊と、

各国連合軍が対戦した戦いを描いた映画です。

  

  

特別支援学級の社会科で、

ヨーロッパの国々の配置を、

地図などを使って勉強をしました。

ある程度ヨーロッパの国の様子がわかったところで、

ヨーロッパが戦場となった第1次世界大戦の勉強をしました。

第1次世界大戦は、映像で戦争の全貌を記録した初めての戦争。

1995年にNHKで放映された

映像の世紀 第2集 大量殺戮の完成」を見せながら

どんな戦争であったかを紹介しました。

※この番組については、読み物化してくれています。

 このサイトを参考にするといいと思います↓

 村坂克之 小又接骨院のブログ 「映像の世紀」デジタルリマスター放送・第2集「大量殺戮の完成」を調べました

 やはりいい番組に出合うと、読み物化したくなるのです。

 自然の行為だと、このサイトを見て思います。

 

  

「ワーテルローの戦い」は映像では残っていません。

写真もありません。

おそらく、書き残された文章と絵、そして遺跡から

どんな戦いであったかを推理するのだと思います。

もちろん、それが歴史の醍醐味だとは思いますが、

できたら視覚資料が欲しいではありませんか。

映画で戦いを大がかりに再現してくれているのは

ありがたいことです。

映画でその様子を見て、映画を見たことをきっかけに

いろいろ調べていけば、理解が深まるのです。

映画で描かれた出来事の真相までわかるかもしれません。

映画の間違いにも気がつくかもしれません。

でも、まずは若干の予備知識は得ておいて、

映画を見ることだと思います。

映像はきっかけなのです。

※予備知識はここで→世界史の窓 世界史の用語解説 ワーテルローの戦い

  

ワーテルローの戦い」というタイトルの

ウィリアム・サドラーの作品↓

Battle_of_waterloo_1815

緻密なすごい作品です。

ぜひクリックして拡大して見てください。

  

そして映画「ワーテルロー」のポスター↓

Photo_3 映画と感想

まだ見たことのない映画ですが、

このポスターからして期待できそうです。

 

 

昨日6000本に達して、今日は3本。

次の目標である7000本を目指して

道草をまた始めました。

7000本の次の目標は7419!

※参考:ここでも道草 目指す数が固定された「7419」(2018年9月21日投稿) 

  

 

 

「インディアン」は差別用語?/「西部劇」は死語?

今日は12月16日。

  

地理の教科書「新編 新しい社会 地理」(東京書籍)の

85pから引用。

  

北アメリカにはもともと先住民が住んでいました。

しかし、15世紀以降、ヨーロッパの北西部や

イベリア半島から移民がやってきました。

移民は先住民の土地をうばって開拓を進め、

文化を持ちこみました。

  

違和感がありました。

「先住民」?

「インディアン」じゃないの?

「イヌイット」は教科書に載っていたけど、

「インディアン」は載っていないの?

    

そこでふと思いました。

もしかしたら、「インディアン」は差別用語となり、

教科書には載らなくなったのか。

  

調べることにしました。

 

う~ん、どうなんだろう?

決定的に「インディアン」は

差別用語とはなっていないように思えます。

次の見解が、今一番しっくりくるものです。

Photo_2 財団法人 愛知県国際交流協会「わたしたちの地球と未来 アメリカ合衆国」

「インディアン」あるいは「インディオ」は、

「インド人」のことと聞いていました。

上記の資料では「聖なる道を生きる人たち」という説があり、

初めて聞きました。

  

教科書としては「先住民」が無難だと思います。

  

 

そうそう、上記の教科書84pには次のように書いてありました。

 

(北アメリカ)大陸の南部や南東部、西インド諸島では、

温暖で雨の多い気候が見られ、

ハリケーンがたびたび大きな被害をもたらします。

 

ここで気になったのが「西インド諸島」

「インディアン」が差別用語ならば、

「西インド諸島」という地名も同じいわれなので

どうなのかと思います。

(いわれ=コロンブスがたどり着いた場所がインドと思った)

差別用語の難しいのは、言われた人たちがどう思ったかが

重要であるということ。

差別され馬鹿にされたように思えるような使われ方をしてきたなら、

差別用語だと思います。

「インディアン」にはそのような面があったのでしょうか。

そして「西インド諸島」には、そのイメージがないのでしょう。

 

「西インド諸島」の範囲 引用:Wikipedia

  

アメリカ合衆国のフロリダ半島南端、および、

メキシコのユカタン半島東端から、ベネズエラの北西部沿岸にかけて、

少なくとも7000の島、小島、岩礁、珊瑚礁が

カーブを描くようにして連なる。

1024pxtopographic30deg_n0w60  

前投稿で、映画「ラストマン・スタンディング」が

放映されることを書きました。

12月21日の午後1時から、BS放送で

映画「シャイアン」(1964年 アメリカ)が放映されます。

インディアンのシャイアン族と、アメリカ政府討伐軍との戦い。

西部劇です。

E1ce3ec2  

生徒たちに「西部劇」って知っているかと聞いたけど、

全く知りませんでした。信じられないけど、

「西部劇」が死語になりつつあることを感じました。

アメリカの歴史としてだけでなく、

人類の歴史として、先住民との争いは風化してはいけない歴史。

このような映画は、歴史を学ぶきっかけとして、

見ることを勧めたい。

 

西部劇は数多くあるけど、

かつて中学校の社会科の授業で

全て見せた映画がなつかしい↓

Img_0

fpdの「映画スクラップ帖」 (名作に進路を取れ!)

映画「ダンス・ウィズ・ウルブス」(1990年 アメリカ)

この映画、よかった!

  

当時(1991年頃)、ビデオテープを購入して見せました。

Rimg1104  

値段を見て驚きました。

税込22000円!

おそらく2巻で22000円でしょうね。

それでも高価です。

よくぞ買ったなと当時に私に驚きます。

でもきっと生徒に見せたかったから買った映画です。

今も見せたい映画です。

映画「ラストマン・スタンディング」と淀川長治さん

今日は12月16日。

  

最新のTVガイドです。

Tv TVガイド 

12月15日から1月6日までの番組が載った

お正月特大号です。

毎週TVガイド(orザ・テレビジョン)を購入して、

次の1週間はどんな番組があるかをチェックするのは、

私の楽しみです。

今回は1月6日まで一気に調べることができますが、

ここは我慢して、12月15日~21日の1週間だけ

チェックしました。楽しみはまた後にとっておきたいです。

  

12月17日に、BS放送で

映画「ラストマン・スタンディング」(1996年 アメリカ)

が、午後9時から放映されます。

黒澤明監督の映画「用心棒」をギャング映画に翻案した作品。

思い出は、この映画が日曜洋画劇場で紹介された時が、

あの淀川長治さんラストの解説だったことです。

1998年(平成10年)11月15日の放送でした。

淀川長治さんの解説の収録が11月10日。

淀川さんが亡くなったのが11月11日。

89歳でした。

20年前のこと。

当時は誰もが知る有名な映画批評家でしたが、

少しずつ遠くの人になってしまうのでしょうか。

そう思うと、ここに書いておきたくなりました。

テレビでの解説の終わりに、

「それではまた次回をお楽しみに、

サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!」

というセリフを言うのが定番でした。

 

 

もしかしたら、その最後の解説を

ネットでも見ることができるかな?

そう思って検索したら、ヒットしました。

Photo

それでは次週をご期待ください。

サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!」と淀川さんは言っています。

淀川さんの命は次週までもちませんでした。

永遠のサヨナラとなりました。

死ぬ前日まで映画の仕事。格好いいですね。

 

さらに調べたら、1998年11月15日の放映は、

ビデオテープで録画していました。

Rimg1102

30分間の追悼番組があって、映画が放送されたようです。

もう20年前のこと。

追悼番組を見た覚えはありますが、詳しくは覚えていません。

またいつか見直すことがあるのかな。(今日はヤメ)

 

それ以来、2回目の  

映画「ラストマン・スタンディング」の録画です。

この映画と淀川長治さんは、私にはセットで記憶されています。

 

 

2018年12月15日 (土)

通算6000本投稿/スコットから書き残す執念を学ぶ

 

今日は12月15日。

  

12月14日の「今日は何の日」クイズは、

「〇〇〇○〇の日」でした。

  

ノーヒントでわかりますか?

難しいですよね。

  

正解は、「南極の日」です。

今日は何の日 12月14日には次のように書いてありました。

 

1911(明治44)年のこの日、

ノルウェーの探検家・アムンゼンと4人の隊員が

人類で初めて南極点に到達した。

  

アムンゼンと言えば、思い出すのはスコット。

アムンゼンとスコットの話は、

子どもの頃に聞いた話です。

その話を思い出しながら、生徒に話しました。

  

南極点をめざしたノルウェーのアムンゼン隊と、

イギリスのスコット隊は、競い合って南極点をめざしました。

アムンゼン隊が12月14日に南極点に到着。

しかし、スコット隊は、翌年1912年1月17日に南極点に到着。

1ヶ月も遅れて、2番手として到着。

そして、スコット隊5人は、全員が帰還せずに死亡という悲劇に

見舞われます。

スコットが亡くなったのは、1912年の3月末だと言われています。

特にこの2ヶ月あまりの期間は辛かったことと想像します。

救助隊がスコット等の亡骸を発見したのは、

南極に再び夏が来た約8ヶ月後。これも悲しい。

 

「南極の日」であった14日と今日、

このアムンゼンとスコットの話をもっと思い出したくて、

ネットでいろいろ読みました。

さらには、1987年のNHKFMで放送された

ラジオドラマ 世紀の大冒険レース アムンゼンとスコット」を

すべて聴きました。

100年以上前に、南極で起こった出来事を

思い描きました。

 

 

死ぬ直前までのスコット隊のことがわかるのは、

スコットをはじめとするメンバーの日記や手紙、写真が

残っているからです。

まさに書き残した文章が、本人は死んでしまったけど、

生き生きとした話として今も語られています。

それが尊いと思います。

死と背中合わせの中、よくぞ書き残したと思います。

書き残す執念は、日々日記やブログを書いている私には、

見習いたいと思います。

  

この投稿で、通算6000本の投稿となりました。

先日、大ファンの絵本作家の二見正直さんが、

ご自身のブログで、私のブログを読んだ感想を書いてくださいました。

絵本作家 二見正直

私のブログを「膨大」と表現してくれました。

「膨大」はいいなと思いました。

「膨大」の「膨」は「膨れる(ふくれる)」です。

枠に納まらずに膨れあがるような

量と勢いのあるブログになるといいです。

それは私のめざす人間像かもしれません。

  

スコットのように、

死の直前まで書き残す執念をもちたいです。

最後にこの写真。

1280pxscottgroup テラノバ遠征 

南極点に到達したスコット隊

1912年1月18日、後列左からウィルソン、スコット、オーツ、

前列左からボワーズ、エバンス

  

頑張った皆さんの写真を、ここにも載せました。

ささやかですが、誰かがこのブログを見て、

皆さんのことを知る可能性を広げました。

 

昭和32年7月 東京都天王寺五重塔炎上

今日は12月15日。

  

昨日で通算6000本投稿に届く予定でしたが、

うまくいきませんでした。

今日こそは、大丈夫でしょう。

部活動はあるけど、何といっても土曜日です。

時間に余裕はあります。

  

昨日から2つのことを調べていました。

南極点到達の話、そして東京谷中(やなか)の

天王寺五重塔のことです。

今回は後者、天王寺五重塔のことを書きます。

  

きっかけは・・・この記事です。

ここでも道草 昭和30年代には道路にたくさんゴミがあった?(2018年11月23日投稿)

昭和30年代は、道路にたくさんのゴミがあったというのは、

にわかに信じられないことでした。

生まれた年代である昭和30年代を知りたくて、

本を借りました。

東京懐かしの昭和30年代散歩地図」(実業之日本社)です。

9784408007953 実業之日本社 

この本に、ゴミの散らかる道路の写真を探しましたが、

ありませんでした。

その代わり、最も印象に残ったのは、

昭和32年(1957年)7月に炎上する

天王寺五重塔の写真です。これです。(66pの写真の写真)

Epson001

幸田露伴の小説「五重塔」でも有名な五重塔だったそうです。

小説「五重塔」はネット上で読めます。

「五重塔」(幸田露伴)

小説「五重塔」については、このブログが参考になりました。

職人ちゃん 幸田露伴【五重塔】あらすじ|名工が必ずしも名棟梁という訳ではない!

小説「五重塔」に登場する職人たちと

同じ立場で語ってくれていて、参考になりました。

  

文春オンラインから引用します。

 

天王寺の五重塔は、東照宮・増上寺・浅草寺の五重塔と並ぶ

「江戸四塔」のひとつに数えられたが、

増上寺と浅草寺の塔は1945年の東京大空襲で焼失し、

この火災により東照宮の塔(明治に入り寛永寺に譲渡)を

残すのみとなった(浅草寺の塔はその後1973年に再建)。

なお、天王寺五重塔の火災は、

佐々木譲の小説『警官の血』(2007年)の題材にもなっている。

  

「警官の血」は聞いたことがあるぞ。

昔、ドラマで見たのかな?

調べました。

ポスターの写真を掲載しているサイトがありました。

成長する家 つれづれ日記

この方の入れ込みはなかなかです。

転載させていただきます。

A0107574_23435814_2

A0107574_18305618_2

A0107574_1375198_2  

3枚のポスターの片隅で炎上しているのが、

もちろん(おそらく?)天王寺五重塔。

ああ、見たくなります。

天王寺五重塔の炎上がどのようにドラマに取り込まれているのか

見てみたいです。

 

  

同じく天王寺五重塔を取り込んだ映像があることを知りました。

Wikipediaより引用します。

  

映画監督の舩橋淳は同事件の取材中に

明王院[の元住職、塩田隆雄が

当日の記録映像を所持していることを知り、

その過程をもとにしたドキュフィクション映画『谷中暮色』を

2009年に公開した。

塩田住職は、事件当時消防団の副団長で、消火活動の合間に、

コダックエクタクロームのカラー8㎜で撮影していた。  

  

予告編がありました。


YouTube: 『谷中暮色』 yanaka-boshoku 予告編

   

これも面白そう。

ああ、どんどん広がる。

見たいものが増えます。

今日は部活動が終わったら、レンタル店に寄ろうかな。

最後にこの写真↓

Ougyo03_2 GONZOSHOUTS 

関係者には失礼ながら、

創作意欲をかき立てる炎上だと思います。  

  

実際に跡地にも行きたい。

Gojuunotou

Yahoo!地図
 

 

2018年12月14日 (金)

寒い朝に冷たい氷の話 氷河・氷山

 

今日は12月14日。

  

通算6000本投稿を目前に、

道草が足踏みです。

でも今日で3本投稿して、大台に乗りたい。

そんな意欲がある朝です。

  

教材研究をしていてすごい映像に出合いました。

その話。

  

映像を探していたのは、アラスカの氷河が崩れるシーン。

滅多に海外旅行に行ったことはないのですが、

アラスカには行ったことがあります。

その時に、氷河が海に崩れ落ちるシーンを見ました。

映像的にも印象に残りますが、それ以上に音が耳に残っています。

思ったよりも大きな音でした。

その音は、思ったよりも大きな氷河の大きさを表しているものでした。

自然のスケールの大きさを伝える音でした。

授業で、その音を生徒たちに聞かせたいと思いました。

  

しかし、ネット上にはなかったです。

あの音を表現している映像が。

音はないけれど、お気に入りはこれかな↓


YouTube: 東南アラスカの氷河の崩落(ハイスピード映像)

  

 

氷河ではなく、氷山が崩れる音を

聞くことができる映像はありました。

これです↓


YouTube: 【大迫力】芸術的な氷山の崩壊

最後の大崩壊の後に、撮影は急遽止めて、

撤退しているように見えます。

崩壊後の波から避難したのかと想像します。

  

 

そしたら・・・出合いました。

何と、氷山がひっくり返る映像に。

氷山がひっくり返るなんて、まったく想像したことがありません。

話に聞く前に、文章で読む前に、写真で見る前に、

映像で見てしまいました。

これです↓

ビックリです。

昨日は、授業の最後でこの映像を見せました。

生徒たちはオーと声をあげながら見ていました。

もう終わりのチャイムが鳴っていました。

映像のBGMがエンディング曲になったような終わり方でした。

 

  

この映像について書いたブログがいくつかありました。

ロケットニュース24(2012年6月)

ラバQ(2015年1月)

摂理ナビ(2015年1月)

 

2015年の記事には、当時のニュースで、

氷山がひっくり返って海水面上に出た氷の美しさを

伝えるものが紹介されていました。

これは映像ではなく写真でした。

「ラバQ」より、引用します。

 

サンフランシスコの写真家アレックス・コーネル氏が、

南極を探検中に「ひっくり返った氷山」に遭遇したそうです。

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C98402aa

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これが氷山の一部だなんて信じられないほど、

透き通った青色をしています。

氷山が白く見えるのは気泡が含まれているためで、

氷山が高く積み重なっている場合、

圧力によって底の部分から空気が抜け、

こうした美しい状態になるとのことです。

  

海に浮かんだ氷山は全体の9割が海面下にあるため、

ひっくり返ることは珍しいそうですが、

海中の部分が少しずつ融けてバランスを崩すと、

このようなことが起こるのだそうです。

  

いいものを見ました。

さらに、このサイトには

「氷山は全体の9割が海面下にある」絵がありました。

その絵がまたまた美しい。

ガールズちゃんねる(2015年1月)

Photo 

https://heavenlybluesummer.blog.so-net.ne.jp/blog/_images/blog/_0fe/heavenlybluesummer/11102898.jpg

2018年12月11日 (火)

「約束」が生まれた事情を教えてもらいました

今日は12月11日。

  

勤務校の人権週間のテーマソングを

アルケミストの「パレードに出よう」に勝手に決めて、

1週間かけていました。

そのこともあって、最近はアルケミストの曲を手に入れて、

せっせと聴いていました。

その中で、歌詞が?だったのが「約束」です。

この曲は、どういう状況の男女を歌っているのか、

よくわかりませんでした。

 

でも同僚の先生が教えてくれました。

「『約束』は、奥さんを失ったアナウンサー清水健さんのことを

歌った曲だよ」

 

なるほど! 

私は何も知りませんでした。

 

清水健さんについて引用します。

引用元:Wikipedia  

 

スタイリストとして『ten.』に携わっていた女性と、

2013年5月19日に結婚。(中略)

親族だけが列席した住吉大社での挙式、

堺市役所への婚姻届提出を経て、

同年9月8日にビルボードライブ大阪で結婚披露パーティーを開いた。

このパーティーには、(中略)清水と関係が深い著名人が多数出席。

円とアルケミストによるワンマンライブも催された

2014年10月に、第一子(長男)が誕生したが、

乳癌を患った妻の介護を理由に、

2015年2月2日から同番組(『ten.』)への出演を見合わせた

当時は、読売テレビの上層部や親交があるタレントの一部にしか

事情が伝わっていなかったこともあって、

表向きには休演の理由を「家族の介護」と表現していた。

妻は、結婚から約1年9ヶ月後の同月11日に、29歳で死去

死の直前まで妻を献身的に看護してきた清水は、

通夜や告別式で生後三ヶ月(当時)の長男を抱きながら喪主を務め上げた

  

このような本も書かれています。

614dujk39l (小学館)Amazon

 

清水健アナウンサーと親交のあったアルケミストが作った曲が

「約束」でした。

その事情を知って、「約束」を聴くと、

全然違う曲になってしまいました。

?と思いながら聴いていた部分がなくなって、

歌詞がストレートに自分に入ってきて、

感動させられました。

無駄のない歌詞だったんだ。

  


YouTube: 約束 清水健 アルケミスト 田中太山 112日間のママ 動画

Photo  


YouTube: アルケミスト / 約束

  

清水健さんの奥さんと同じように癌と闘っている方が、

2016年3月の

「約束」トーク&コンサート~清水健とアルケミスト~

に参加したことをブログに書いておられました。

嵐大好きうるうるママの3つのがんとともに ステージ4治癒しないけど嵐&吉田山田&ソ・イングクで「がんを忘れる時間」作ってま~す♪

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一部引用。

 

アルケミストさん 清水 健さん

「がんを忘れる時間」をありがとうございました。  

『本日の免疫力アップ探し』

☆ 清水 健さんのトークでHappy!

☆ アルケミストさんの歌でHappy!

☆ ビルボードライブ大阪のスタッフさんの温かさにHappy!

 

清水さんやアルケミストさんたちは、

癌患者さんたちにも元気を与えていました。

2018年12月10日 (月)

「メガネくんとハダシくん」で読み聞かせをしました。

今日は12月10日。

  

二見正直さんの新しい本に出合いました。

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メガネくんとハダシくん」(二見正直作/偕成社)

 

お互いに相手に興味があるけど、一緒ではない。

一緒ではないので、違いに興味をもつのでしょうか。

朝からずっとパジャマを着て過ごすメガネくん。

その生活スタイルが気に入らないハダシくんですが、

試しに朝からパジャマで過ごしてみる・・・・。

楽しいです、このやりとり。

  

人権週間で私はこの本を、生徒の前で読み聞かせしました。

こうやって些細な出来事を共有することで、

人は相手を理解し、仲良くなっていくのでしょうね。

二見さんのデビュー作「もっとおおきなたいほうを」に漂う

争っていても平和な雰囲気が、この本からも感じられます。

ハッピーエンドが約束された本だと思いました。

人権週間に向いた本であると判断して読みました。

  

全5話。

特に、さっきあらすじを少し書いた

「パジャマで いちにち」がお気に入りのストーリーです。

短い時間で読み聞かせできます。お薦めです。

この日↓以来の、二見正直さんに関する記事でした。

ここでも道草 「真っ白のままに、しておけるのか」・・・ずっと真っ白で!(2018年1月7日投稿)

  

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