昭和32年7月 東京都天王寺五重塔炎上
今日は12月15日。
昨日で通算6000本投稿に届く予定でしたが、
うまくいきませんでした。
今日こそは、大丈夫でしょう。
部活動はあるけど、何といっても土曜日です。
時間に余裕はあります。
昨日から2つのことを調べていました。
南極点到達の話、そして東京谷中(やなか)の
天王寺五重塔のことです。
今回は後者、天王寺五重塔のことを書きます。
きっかけは・・・この記事です。
※ここでも道草 昭和30年代には道路にたくさんゴミがあった?(2018年11月23日投稿)
昭和30年代は、道路にたくさんのゴミがあったというのは、
にわかに信じられないことでした。
生まれた年代である昭和30年代を知りたくて、
本を借りました。
「東京懐かしの昭和30年代散歩地図」(実業之日本社)です。
この本に、ゴミの散らかる道路の写真を探しましたが、
ありませんでした。
その代わり、最も印象に残ったのは、
昭和32年(1957年)7月に炎上する
天王寺五重塔の写真です。これです。(66pの写真の写真)
幸田露伴の小説「五重塔」でも有名な五重塔だったそうです。
小説「五重塔」はネット上で読めます。
小説「五重塔」については、このブログが参考になりました。
※職人ちゃん 幸田露伴【五重塔】あらすじ|名工が必ずしも名棟梁という訳ではない!
小説「五重塔」に登場する職人たちと
同じ立場で語ってくれていて、参考になりました。
文春オンラインから引用します。
天王寺の五重塔は、東照宮・増上寺・浅草寺の五重塔と並ぶ
「江戸四塔」のひとつに数えられたが、
増上寺と浅草寺の塔は1945年の東京大空襲で焼失し、
この火災により東照宮の塔(明治に入り寛永寺に譲渡)を
残すのみとなった(浅草寺の塔はその後1973年に再建)。
なお、天王寺五重塔の火災は、
佐々木譲の小説『警官の血』(2007年)の題材にもなっている。
「警官の血」は聞いたことがあるぞ。
昔、ドラマで見たのかな?
調べました。
ポスターの写真を掲載しているサイトがありました。
この方の入れ込みはなかなかです。
転載させていただきます。
3枚のポスターの片隅で炎上しているのが、
もちろん(おそらく?)天王寺五重塔。
ああ、見たくなります。
天王寺五重塔の炎上がどのようにドラマに取り込まれているのか
見てみたいです。
同じく天王寺五重塔を取り込んだ映像があることを知りました。
Wikipediaより引用します。
映画監督の舩橋淳は同事件の取材中に
明王院[の元住職、塩田隆雄が
当日の記録映像を所持していることを知り、
その過程をもとにしたドキュフィクション映画『谷中暮色』を
2009年に公開した。
塩田住職は、事件当時消防団の副団長で、消火活動の合間に、
コダックエクタクロームのカラー8㎜で撮影していた。
予告編がありました。
YouTube: 『谷中暮色』 yanaka-boshoku 予告編
これも面白そう。
ああ、どんどん広がる。
見たいものが増えます。
今日は部活動が終わったら、レンタル店に寄ろうかな。
最後にこの写真↓
関係者には失礼ながら、
創作意欲をかき立てる炎上だと思います。
実際に跡地にも行きたい。
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