映画「ラストマン・スタンディング」と淀川長治さん
今日は12月16日。
最新のTVガイドです。
12月15日から1月6日までの番組が載った
お正月特大号です。
毎週TVガイド(orザ・テレビジョン)を購入して、
次の1週間はどんな番組があるかをチェックするのは、
私の楽しみです。
今回は1月6日まで一気に調べることができますが、
ここは我慢して、12月15日~21日の1週間だけ
チェックしました。楽しみはまた後にとっておきたいです。
12月17日に、BS放送で
映画「ラストマン・スタンディング」(1996年 アメリカ)
が、午後9時から放映されます。
黒澤明監督の映画「用心棒」をギャング映画に翻案した作品。
思い出は、この映画が日曜洋画劇場で紹介された時が、
あの淀川長治さんラストの解説だったことです。
1998年(平成10年)11月15日の放送でした。
淀川長治さんの解説の収録が11月10日。
淀川さんが亡くなったのが11月11日。
89歳でした。
20年前のこと。
当時は誰もが知る有名な映画批評家でしたが、
少しずつ遠くの人になってしまうのでしょうか。
そう思うと、ここに書いておきたくなりました。
テレビでの解説の終わりに、
「それではまた次回をお楽しみに、
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!」
というセリフを言うのが定番でした。
もしかしたら、その最後の解説を
ネットでも見ることができるかな?
そう思って検索したら、ヒットしました。
「それでは次週をご期待ください。
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!」と淀川さんは言っています。
淀川さんの命は次週までもちませんでした。
永遠のサヨナラとなりました。
死ぬ前日まで映画の仕事。格好いいですね。
さらに調べたら、1998年11月15日の放映は、
ビデオテープで録画していました。
30分間の追悼番組があって、映画が放送されたようです。
もう20年前のこと。
追悼番組を見た覚えはありますが、詳しくは覚えていません。
またいつか見直すことがあるのかな。(今日はヤメ)
それ以来、2回目の
映画「ラストマン・スタンディング」の録画です。
この映画と淀川長治さんは、私にはセットで記憶されています。
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