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2016年5月

2016年5月15日 (日)

youtubeは2005年4月23日にスタート

  

今日は5月15日。

  

3月20日に放映された

「新・映像の世紀 第6集 あなたのワンカットが世界を変える」

見ました。

その中のyoutubeに関する部分を聞き書きしてみます。

  

タイトル:インド洋大津波 映像改革の始まり

ナレーター:これは2004年12月。

       一般の人が撮影したマレーシアの浜辺。

       無邪気に遊ぶ子どもたちの向こうから、高波が迫る。

       そして次の瞬間・・・(大波が打ち寄せる)

       スマトラ島沖地震によるインド洋大津波である。

       市民が撮影した映像が世界のニュースの

       トップを埋め尽くした。

ニュースキャスター:一般人が撮影した映像が

       いかに津波が巨大だったかを表しています。

Img_0411 ナレーター:プロのカメラマンではなく、

      一般の人々が撮影した映像が、

      報道の主役となる最初の出来事だった。

      このニュースを見ていた一人のアメリカ人の若者が、

      その後、巨万の富を生むアイデアを思いついた。

Img_0413 ジョード・カリム:これは市民が撮影した最初の大事件でした。

      その場には報道陣がいなかったのです。

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      市民の映像はどれも圧倒的でした。

      そこで誰でも映像を投稿できるサイトを

      作ろうと考えたのです。

Img_0415

ナレーター:翌年、ジョード・カリムは仲間とともに、  

      動画投稿サイト、youtubeを開設した。

      自らが投稿したこの18秒の映像が、

      今や数十憶クリックとも言われる

      youtubeの最初の映像となった。

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YouTube: Me at the zoo

ジュード・カリム:象さんは鼻が長くてかっこいいね。

     こんなものかな。

ナレーター:当初は動物や赤ちゃんのかわいい映像を楽しむ場に

     過ぎなかった。

     だがその後、誰もが自由に映像を発信できるツールとして、

     急速に進化を遂げていく。(中略)

チャド・ハーリー(youtube共同創設者):

     以前は一部の人間が映像を作り、その映像がどこで、

     どう見られるかもコントロールしてきた。

     しかし、インターネットの時代には、誰もが映像を作り、

     そして見てもらう場所も持っている。

     自分のメッセージや感情、経験や才能を表現できる場、

     主人公は投稿する人々なんだ。

  

スマトラ島沖地震の時はよく覚えています。

その時は長野県の北の山に行って、

スノーシューで雪原を歩いていました。

その時点では、まったくyoutubeは存在していなかったのですね。

youtubeができてやっと11年。

このブログといい勝負。

そのyoutubeを授業に取り入れようとしている今。

まだまだこれからです。

可能性大です。

※番組中に紹介された映像のいくつか


YouTube: Surprised Kitty (Original)

  

https://www.youtube.com/watch?v=_OlUW28bGLA&list=RD_OlUW28bGLA#t=3

  


YouTube: Portrait of Lotte, 0 to 16 years in 4 ½ minutes.

  


YouTube: Frozen Fever - "Dueling Piano Siblings" Frozen Mashup + Backwards Piano

映画「11人のカウボーイ」を見ました その2

  

今日は5月15日。

  

前投稿の続きで、14日に見た映画「11人のカウボーイ」のことを

書いていきます。

  

映画の音楽担当を見てビックリ。

ジョン・ウィリアムズでした。

スティーヴン・スピルバーグ監督作品、

ジョージ・ルーカス監督の映画『スター・ウォーズ』シリーズの

音楽担当で有名な作曲家。

映画「ジョーズ」は1975年の作品だから、

まだスピルバーグ監督と組む前の映画音楽です。

ここで聴けます↓


YouTube: 11人のカウボーイ

  

  

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ジョン・ウェインについてもいろいろ調べました。

その芸名に興味を持ちました。

  

1930年、ウェインの最初のクレジット入り映画である

ラオール・ウォルシュ監督の超大作『ビッグ・トレイル』に

主役として抜擢された。

ウオルシュがアメリカ独立戦争での将軍、

"マッド・アンソニー"・ウェインから取った

「ジョン・ウェイン」の芸名を彼に与えた。

当初はそのままアンソニー・ウェインの芸名を与える予定だったが、

「イタリア風に聞こえる」という指摘があったために

名をアメリカ風の「ジョン」と改めたのである。

Wikipedia ジョン・ウェイン より

  

Wikipediaの「アンソニー・ウェイン」の説明の中に、

「映画俳優ジョン・ウェインの名前のもとになったことでも有名である」

という1文を見つけました。

英雄の名前をもらって、その英雄以上に有名になってしまったかな?

少なくとも、私はアンソニー・ウェインは知りません。

800pxanthony_wayne Wikipedia

  

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Img_0399 格好いいです。

 

ジョン・ウェインが亡くなったの1979年。

その直後、淀川長治さんの日曜洋画劇場で追悼映画がありました。

その映画のラストは、まさにジョン・ウェインが去っていく場面でした。

あの映画は何だったのか?

  

インターネットのすごさです。

「ジョン・ウェイン  日曜洋画劇場  1979年」と打ち込んで

検索したら、映画が判明しました。

goo Wikipedia 映画「捜索者」

  

映画「捜索者」でした。

引用します。

  

ラストシーンは、詩情豊かに謳いあげる

ジョン・フォード監督らしい演出であった。

ナタリー・ウッド演じる末娘デビーを奪い返して、

抱きかかえて友人のジョージェンセン家に送り届け、

彼女はジョージェンセン夫妻に暖かく迎えられて

室内に入っていった。

またそれまで6年間旅を共にしたマーティンは

恋人のジョージェンセン家の娘ローリーとの再会で

仲良く家の中に入る。

気がつけばイーサンはいつのまにか一人ぼっちになって

誰も声を掛けられることなく、

砂塵の中を1人で去っていく場面である。

そしてラストカットは中央が戸口の室内から見た外の景色で

イーサンが去って行く後姿を映して両端は室内で暗く、

やがてその戸口が室内から閉じられてTHE ENDの字幕が出る。

ジョン・ウェインが1979年6月に死去した直後の

淀川長治の「日曜洋画劇場」でウェイン追悼の映画として

放送された時には、イーサンが去って行くこのラストカットで

「さようならジョン・ウェイン」の字幕を黒くなった両端に入れて

彼を偲んでいた。

  

自分の記憶にビックリです。

写真もありました。

Blog_import_566b9d72aa15e アリスのさすらい映画館 捜索者

  

追悼映画にピッタリのラストシーンでした。

「11人のカウボーイ」

このような夏休みはどうかな?と言って

子どもたちにこの映画を薦めるのはどうかな?

小学生が殺人までしてしまうわけだけど、

プラスも多い映画だと思います。

最後に、映画のおさらいになるサイトを紹介↓

燃えよ!映画論 11人のカウボーイ

    

14日の午後はゆっくりしました。

居眠りをしたり、この映画を見たり、ブログを書いたり。

夜更かししましたが、明朝はまたせっせと動こう。

地区のグランドゴルフ大会に参加します。

映画「11人のカウボーイ」を見ました

今日は5月15日。

  

映画「11人のカウボーイ」を見ました。

Fsi0265s_l 映画パンフレットの46番館

(勝手に)思っていた以上によい映画でした。

映画の写真を載せながら、ちょっと調べたことを書いていきます。

  

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Img_0384  

子どもたちが荒馬を乗りこなそうとする場面。

渓流詩人の徒然日記 映画「11人のカウボーイ」

↑ここからの引用。

  

ここに出てくる少年たちは10歳から15歳までで、

撮影当時ちょうど私と同じ年齢のアメリカ人の子たちだ。

ただし、子役俳優の子たち(まったく馬に乗れない)と、

乗馬が得意の子たち(まったく演技したことがない)が

オーディションで1000名の中から選ばれた。

抜擢された10歳の乗馬が巧い子などは

3歳の時から乗っているという。(中略)

牛を650kmの距離を移動させるキャトル・ドライブも、

少年たちの見事な乗馬シーンも

すべて吹き替えなしで撮影されている。

  

1972年公開の映画です。

ほぼ最年少の子どもと私は同じ年と予想されます。

その子の投げ縄が非常にうまかったです。

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Img_0410  

最年少の彼の役名は「ハーディ」

役者名はクレイ・オブライエン。

1961年5月6日生まれ。

どこかで彼も55歳のおじさんなんだろうなあ。

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登場した子どものうち、愛称スリムのハニカット役を演じたのは、

ロバート・キャラダイン。この映画がデビュー作。

俳優・・プロデューサー・監督をしていて現在62歳。

Wikipedia ロバート・キャラダイン

 

この映画の続編がテレビドラマで作られ、

日本でも「少年カウボーイ」というタイトルで放映されたそうです。

それは知りませんでした。

スリムのロバート・キャラダインは、

同じくスリム役で出演していたようです。

海外ドラマ番組✩テレプレイ 「少年カウボーイ」

↑このサイトから引用します。

  

「少年カウボーイ」The Cowboys は、

『11人のカウボーイ』の後日談にあたり、

映画で非業の死を遂げたウィルに代わりに未亡人アニーを助け、

強盗や牛泥棒たちからコロラドの牧場を守っていく7人の

少年カウボーイの活躍を描いた30分のウェスタンドラマである。

1974年にABCで放映され、

日本でも同年にNHKの"少年ドラマ"枠で

全12エピソードが放映されている。

映画からA・マルティネスとロバート・キャラダインが同じ役名で、

ショーン・ケリーとクレイ・オブライエンは別の役名で参加している。

  

実現は難しいと思いますが、見てみたいドラマですね。

  

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Img_0386  

子どもたちが通っていた学校には、夏休みがあって、

その夏休み期間中に、小学生~中学生がカウボーイとして

雇われるわけです。

命を懸けた夏のすごい体験学習です。

今の保護者なら、こんな体験学習に子どもを行かせないでしょう。

映画では道中で子どもが一人亡くなっています。

その子の親は行かせたことを後悔するだろうなあ。

現在だったら、この時点で体験学習は強制終了でしょう。

昼夜逆転映画生活 11人のカウボーイ (1972)

↑このサイトから引用します。

  

映画的に一つだけ不満を言うならば、

どうして少年を一人死なせてしまったのかというところ。

そのあとのウィルの死だけでも十分だったように思う。
  

賛成です。

子どもを埋葬した時に、ジョン・ウェインが言います。

「時には理解できないことがある。神のご意志だ。

いい子だった。立派な大人になったろう。

運がなかった。死はどこでもやってくる。いつでも。

無念だ。

だが、懸命に生きたのであれば、悔いは残らないであろう」

  

「死はどこでもやってくる。いつでも。」は心に残る言葉ですが、

この言葉を言った後に、旅先で埋葬してしまうシーンは、

現代ではありえないシーンだと思います。

「昼夜逆転映画生活」からもう少し引用します。

  

この映画の好きなシーンは、夜中に子供たちだけで集まって、

こっそり取ってきた酒を回しながら、

ウィルやナイトリンガーの悪口を言ってふざけている場面。

そんな子供たちの様子を、ウィルとナイトリンガーは、

なんだか微笑ましそうに見ているというのがにくい。

 

これまた賛成。

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Img_0395  

子どもたちのミニ宴会がすんだ後に、

物陰で微笑ましく聞いていたウィル(ジョン・ウェイン)が、

ナイトリンガーに、「おれたちも飲むか」と言うシーンもよかった。

その飲み会に参加したくなりました。

  

次の投稿につづく

2016年5月14日 (土)

「台風」の語源/風の神テュフォン

  

今日は5月14日。

   

日めくりより。

「台風はなぜ『大風』と書かないのか?」

Epson517   

英語で「台風」のことは”typhoon”です。

  

ややこしい話ですが、

この”typhoon”の語源は、遡れば「大風」「颱風」であって、

その”typhoon”を音訳したのが

「颱風」であって「台風」であるようです。

「台風」が”typhoon”になったかと思ったら、

そうは簡単ではないようです。

  

次のサイトが参考になりました。

ShareWis PRESS 「台風」の語源が◯◯って知ってた?

  

引用します。

  

台風は英語の “typhoon” の音訳だった…!

台風は英語で言うとtyphoonとは

中学校の頃に習った人も多いでしょう。

なんとなく似ていると感じますが、

まさにこのtyphoonが台風の語源のようです。

ちなみに昔は「颱風」と書いたとか。

じゃあなぜ、この決まった季節に私たちを苦しめる気象現象を

typhoonと呼ぶのでしょうか?

typhoonは中国語の “tai fung (大風)” が由来だった…!?

typhoonの由来には三つほど説があるようなので以下に紹介します

語源由来辞典より)。※おっと、引用の引用でした。

  1. 台湾や中国福建省で、激しい風のことを

  「大風(タイフーン)」といい、それがヨーロッパ諸国で音写され

  「typhoon」となり、それが再び中国や台湾へ入り、

  「颱風」という字を当てはめた。

  また、中国福建省あたりでは、

  もともと「台湾付近の風」という意味で、

  「颱風」が使われていたという説もある。

 2.アラビア語で、ぐるぐる回る意味の「tufan」が、

  「typhoon」となり「颱風」となった。

  9~10世紀にはインド経由の西アジアと中国の交易が

  盛んであったことや、宋や元の時代にはイスラム船が

  頻繁に中国に来航していたことから、

  台風の影響を受けたアラブ人の言葉が転じたという説は最もらしい。

 3.ギリシャ神話の風の神「typhon(テュフォン)」が、

   「typhoon」となり、「颱風」となった。

 

  三つ目のギリシャ神話の風の神テュフォン説なんて

  かっこいいですよね。

  

「テュフォン」説も確かにいいですね。

綴りが酷似しています。

「テュフォン」の姿に興味を持ちました。

ここにありました↓

真夜中のブログ 夜空を見上げてみませんか

Img_2  

そしてこのテュフォンは、以前に興味をもった星座とつながりました。

フォーマルハウトという1等星をもつ「みなみのうお座」です。

上記のサイトによると、みなみのうお座のモデルは、

ナイル川ほとりでの神々の宴会の際に現れた

最大最強怪物テュフォンに追われた愛の女神アフロディテが

魚の姿になって逃げたときの姿という説があるそうです。

なるほど、なるほど。

ここでも道草 フォーマルハウトから「秋の四辺形」(2009年9月19日投稿)  

この秋も「秋の一つ星」フォーマルハウトを拝みたいです。

  

  

”typhoon”を「颱風」に音訳した人はわかっています。

Boso Rockers Union <百三十四の葉>台風

台風という言葉が登場するのは明治になってからだ。

明治後期に、当時の中央気象台長だった

岡田武松という人が英語のタイフーン(Typhoon)を

颱風と音訳して気象用語として定着させた。

ところが、その後制定された当用漢字に      

「颱」 が含まれなかったため、

「台」 に置き換えられて台風となったそうだ。

  

その他参考にしたサイト

日本語の「台風」と英語の「typhoon」はどちらが先にできた言葉か

疾走するジジイをめざす

 

今日は5月14日。

  

5月13日朝日新聞朝刊の「天声人語」です。

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12日に亡くなった蜷川幸雄さんのことが書かれていました。

  

だれしも若いころは自分の才能を疑う時期がある。

あまり売れない俳優兼演出家だったころの

蜷川幸雄さんもそうだった。

埼玉県川口市の団地の玄関先に、

「蜷川TENSAI」という表札を掲げた。

自分を追い込むためである。

「天才」の看板をあげれば、さぼるわけにはいかない。

絵画を見て本を読んで懸命に演出を独学した。

(中略)

自著には「最後まで枯れずに、過剰で、

創造する仕事に冒険的に挑む疾走するジジイでありたい」

と記した。

言葉通り、最晩年まで舞台に情熱を注いだ。

  

  

いまだに自分の才能を疑っている自分。

まだ若造。勉強しかないですね。

そして疾走するジジイに自分もなりたいと思います。

とにかく好奇心は枯らさない。

元気をもらった文章でした。

2016年5月13日 (金)

ロイロノートとロイロノート・スクールその2

  

今日は5月13日。

  

いろいろ教えてもらって、いよいよロイロノートのアプリを入手したい。

(まだ手に入れていないの?と言われそうです)

  

ロイロノートとロイロノート・スクールは別物と言われましたが、

アプリも別物でした。

  

Photo アプリ「ロイロノート」600円

  

Photo_2 アプリ「ロイロノート・スクール」無料

  

どっちを手に入れようかと思いましたが、

両方を手に入れればいいかな?

  

  

5月になって昨日初めて自転車通勤。

今から5月中に最低10日間自転車で通いたい。

今朝は自転車整備をしました。

快晴の模様。今日もいい日にしよう。

2016年5月11日 (水)

真田丸シリーズ18.大坂夏の陣屏風(黒田屏風)

  

今日は5月11日。

  

昨日は4週間ごとに行く病院へ。

待合室で「真田丸」に関する本を読んでいて興味を持ったのは、

「大坂夏の陣屏風」です。

1280pxthe_siege_of_osaka_castle Wikipedia 大坂の陣

  

黒田官兵衛の長男、黒田長政が

徳川方の武将として大坂夏の陣(1615)に参戦したあと、

その戦勝を記念して作らせたものと言われています。

現存する黒田家文書によると、

長政自身が存命中に自ら作成を指示したとされています。

「黒田屏風」とも言われます。

 

夏の陣が終わった直後に描かれたものなので、

夏の陣の様子を正確に表していると言われます。

正確というか、リアルに描かれているようです。

その本では「雑兵(ぞうひょう)」という言葉が出ていました。

待合室の本をコピーするわけにはいかないので、

ここに引用できませんが、

ちょうどこのサイトに書かれているような内容でした↓

クラバートの樹 No.34 - 大坂夏の陣図屏風 [歴史]

このサイトの引用です。

「大坂夏の陣図屏風」の右隻は戦闘場面であり、

当然黒田長政が描かれているし、家康も秀忠もいます。

右隻は戦勝記念画なのです。

そして左隻は、戦勝の結果としての「戦果」を描いています。

ここには、大坂城から淀川にいたる戦場が

実況中継のように描かれています。

この左隻は徳川方にとってポジティブな情景(戦果としての濫妨※)か、

ないしはニュートラルなものだと思います。

少なくとも徳川方にとってネガティブなものではない。

(※濫妨<らんぼう>=暴力により他人の物などを強奪すること)

大坂夏の陣図屏風の中心テーマは、

右隻が「武士たちの戦場」

左隻が「雑兵たちの戦場」

だと思います。

藤本久志さんの著書『雑兵たちの戦場』の表紙には、

本の題名そのものズバリの絵、

つまり「大坂夏の陣図屏風・左隻=雑兵たちの戦場」が

用いられているのです。

    

「乱暴」ではなく「濫妨」の様子は、

上記サイトに詳しいです。

その中に「人取り」という言葉が出てきます。

待合室の本にもあって気になりました。

戦争中に村人などが誘拐され奴隷として海外に輸出されるとのこと。

驚きです。くわしくはこのサイトが勉強になりました↓

Kousyoublog 戦国時代の日常茶飯事「掠奪・奴隷狩り・人身売買」について

やはり、戦国時代は、

庶民には生きるのが大変な時代だったんだと思いました。

  

  

待合室での短い読書でしたが、

いいきっかけをもらい、こうやって書きとめることができました。

大坂城にあるらしいこの屏風。

いつか本物を見たい。

2016年5月10日 (火)

ロイロノートとロイロノート・スクール

  

今日は5月10日。

  

先日「ロイロノートについて調べてみました」というタイトルで

書いてみました。

そしたら、「ロイロノートとロイロノート・スクールは、別物です」という

言葉をもらいました。

にわか勉強ではそのことがわからず。

またまた調べてみました。

  

ここが参考になりました↓

ITmedia Mobile > 小寺信良「ケータイの力学」:学校のICT活用のハードルを下げる、ロイロノート・スクール(1)

ここで次のような説明を見つけました。

  

(前略)電子黒板に児童の画面をリアルタイム転送して

分割表示で見られるようにするとか、

児童が作成したものをお互いに転送して

情報共有するとかといったところは、

どういうシステムを導入すればいいのか、

ちょっと悩ましいところだ。

いや業者に発注してオリジナルのプログラムを

ゴリゴリ書かせればできるかもしれないが、

それが先生にも子供達にも

使いやすいものかというのはまた別問題である。

そういったことを簡単に実現できるのが、

「ロイロノート・スクール」というアプリだ。

これの前身となった「ロイロノート」というアプリは、

カード型の付箋のようなものを画面上で繋いでいって、

時間的な流れを作る事でプレゼンテーション資料を

簡単に作れるというものである。

これをすでに授業に導入している事例もあるが、

これに総務省が求める連携機能を追加し、

クラウド管理を可能にしたバージョンが、

ロイロノート・スクールという理解でいいだろう。

  

なるほどです。

ロイロノートに機能が加わり、

授業で使いやすくしたのが、

ロイロノート・スクールなのですね。

小寺信良さんはもう1本、次の投稿もしています。

ITmedia Mobile > 小寺信良「ケータイの力学」:学校のICT活用のハードルを下げる、ロイロノート・スクール(2)

その最後でこう書いています。

 

実際の現場では先生からいろんな要望も出てくるだろうが、

現時点では一番学校側に負担をかけず、

手軽に導入できるインタラクティブシステムである事には違いない。

あとはこのアプリをどう使って授業を展開していくのか、

先生の腕次第ということになるだろう。

  

この記事は2014年05月26日のもの。

ほぼ2年前の記事です。

2年以上で遅れているけど、

私の「教師の腕」を試したい。

しかし、校内には無線LANなし。

無線LANで使える学校のタブレット端末なし。

何ができる?

冨田勲さん亡くなる

  

今日は5月10日。

わが家は朝日新聞を購読しています。

このブログのサイドバーにある「教材・教具のネタ帳」で、

中日新聞のコラム「中日春秋」 5/9を読むことができ、

それが冨田勲さんが亡くなったことを知った最初でした。

教材・教具のネタ帳 シンセサイザー 冨田勲

転載の転載です↓

  

「中日春秋」5月9日

空港の税関職員は米国から届いた物体を前に身構えた。

「楽器」と記されているが、

中には無数のつまみやコード穴のついた箱が並ぶ。

実に怪しい。

受取人の男性は楽器という。

「ならば音を出してください」。

職員は求めるが、男性は「まだ、使い方が分からない」

「これは電気的に音を変化させるもので、すぐに音は出せない」

とおかしな説明をする。ますます怪しい。

届いたのは当時珍しかった大型シンセサイザーだった。

一九七一年のこと。

税関職員を説得する男性はやがてこの種の機械を使い

米グラミー賞にノミネートされる作曲家、演奏家になる。

亡くなった冨田勲さんである。八十四歳

シンセサイザーを「新しい清涼飲料水の名か」と聞く人もいた時代。

商業的な成功よりも新しい音を探す旅を選んだ冒険の人である。

「こんな小舟でどこへ行こうというのか」。

夢でそう叫ぶ日もあったというが、

その流れは「世界のトミタ」につながっていた。

「ジャングル大帝」「リボンの騎士」や特撮の「キャプテンウルトラ」。

その手による主題歌が宝物という世代がいる。

NHK「きょうの料理」の軽快なテーマ曲に

家族を想(おも)う人もいるだろう。

音の響きに興味を持ったきっかけは幼き日、

故郷近くの鳳来寺山(愛知県新城市)の

仏法僧(コノハズク)の声という。

あの夏鳥も「挑戦者」を悼んで山々に声を響かせるか。

  

  

この記事を読んで、「故郷近くの鳳来寺山」とあったので、

ちょっとビックリ。

近くに住んでいたの?

調べてみました。

生まれは東京ですが、小中学校時代は

岡崎市本宿(もとじゅく)に住んでいたそうです。

岡崎高等学校から慶応義塾高等学校に編入したとのこと。

私はまだ生まれていませんが、

私の家から電車で10分あまりのところに住んでおられました。

  

「キャプテンウルトラ」の番組名が出たのがうれしいです。

大好きだったあの曲も、冨田勲さんの作曲でした↓


YouTube: キャプテンウルトラOP


YouTube: ★カラオケ「キャプテン・ウルトラ」(キャプテン・ウルトラ)


 

 

特に印象に残っていて、

番組の最初のクレジットタイトルで「音楽 冨田勲」を認識したのは、

大河ドラマ「勝海舟」のオープニングだと思います。

Photo


YouTube: 「勝海舟」(総集編・後編)op

  

ああ、2曲とも久々に聴きました。

  

「その手による主題歌が宝物という世代がいる。」

はい、私もそうです。

そう言って手をあげたい気持ちになりました。

 

2016年5月 8日 (日)

ロイロノートについて調べてみました

 

今日は5月7日。

  

ある人から「ロイロノートを使わせているよ」

というコメントをもらいました。

「ロイロノート」?

聞いたことはあるけど、どのようなものなのか全く知らず。

いい機会をもらったと、少し調べてみました。

  

まずはここが勉強になりました↓

ICT教育ニュース 2014年7月31日 先生のための初級ICT教育講座 Vol2「ロイロノート・スクールって何?」

  

すでに2年ほど前の記事。

もっと早く知っておけばと思って読みました。

  

まずは、難しいことは置いておき、

概要がつかめる動画をご覧ください

とありました。


YouTube: 授業アプリ『ロイロノート・スクール』とは?

 

すごいですね。

これは授業支援システムですよ。

授業支援システムなんて、大げさなものだと思っていましたが、

「ロイロノート」は大げさのイメージはなく、

すぐにでも始められそうな感じです。

自分がまだ先のことと勝手に思っていたことが、

案外早くできるぞと思わせてくれました。

オンラインストレージもあるとのこと。

すごいすごい。

さらに直感的にできそうなプレゼン機能も魅力的。

引用します。

 

【発表好きになる子どもたち】

ロイロノート・スクールでは、

カードとして表示されるいろいろな情報をつなげていくことで、

発表資料(プレゼンテーション資料)を作ることができます。

自分の考えを人に伝えるときには、

見せる順番やストーリーの流れを工夫して、

伝えたい内容を相手にイメージしてもらいやすくすることが

とても大切です。

3c6cf1a3401c87abe69d69a1df8c23e4

2370f9016547bfc4ab57555370add987  

テキストや手書き文字、Web検索や地図、写真、動画など

様々な情報が、「カード」として表示されます。  

6a9bd31d7922f9db9f3ad94b464b816f そのカードを矢印線でつなげることで、

見せる順番を決めることができます。

自分の考える道筋がアプリ上に可視化されていくので、

作業を進めながら考えをまとめていくことができます。

いままでのICTを使った授業では、

ソフトの使い方を教えるだけで授業の終了時間がきてしまうことが、

しばしばありました。

プレゼンテーションの本質的な課題である、

どんな工夫をすればうまく相手に伝えることができるのか、

という部分まではなかなか踏み込めなかったと思います。

ロイロノート・スクールは、

操作が直感的ですぐに使えるようになるので、

授業内容に踏み込む時間を増やすことができます。

  

  

なるほどです。

線で結ぶやり方が楽しそうです。

「直感的」は大事ですよね。

「どうにかなった」と思える子が増えそうです。

   

  

授業支援システムのように、

全員の答を、一つの画面に表示できます。

そのことに関する引用です。

 

その影響か、ロイロノート・スクールを導入している小学校では

面白い現象が起きているそうです。

ある小学校の先生からは、

子どもたちが進んで発表したがるようになったという

報告がとどいています。

タブレットを導入する以前では考えられなかったことだと

おっしゃっていました。

これまでは、一人だけ指される恥ずかしさや、

間違えたら嫌だという思いから、

手を挙げられなかった子どももいました。

思い出せば、私も答えがわかっていながら

まったく手を挙げない子どもでした。

全児童(生徒)の回答を一覧表示する機能を兼ね備えた

ロイロノート・スクールを使った授業では、

クラス全員がそれぞれ、人前で発表することが

当たり前といった雰囲気になります。

日常的に発表する習慣付けをすることで、

自分の意見を人に伝えることが恥ずかしくなくなっていくのです。

  

「人前で発表することが当たり前といった雰囲気」

本当にそうなるかはやってみないとわかりませんが、

あこがれますね。

  

  

この記事を書いたのは、

株式会社LoiLo代表取締役の杉山浩二さんです。

杉山浩二さんのお兄さん(杉山竜太郎さん)が、

このロイロノートの開発者のようです。

その方の映像もここに↓

ロイロノートの使い方を開発者が説明してくれています。


YouTube: ロイロノート(LoiLoNOTE)のデモ動画

杉山竜太郎さんにも歴史あり。

全文は読めませんが、次のサイトは参考になります↓

My News Japan セガEXIT 杉山竜太郎 趣味を続けて起業に成功 2010年1月27日

  

さらにロイロノートのHPであるここも参考になります↓

ロイロノートSCHOOL

  

このサイトを読んで思い出しました。

朝の職員間の連絡にロイロノートを使っていると、

他の学校の先生が教えてくれたことがありました。

聞いた覚えのあった「ロイロノート」

その時に聞いたんだった。

その時にもっとこだわっておけばよかったと後悔しています。

  

ここまで調べて、いよいよアプリを手に入れて

自分で体験してみようと思います。

すでに体験済みの方々、いろいろ教えてくださいね。

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