疾走するジジイをめざす
今日は5月14日。
5月13日朝日新聞朝刊の「天声人語」です。
12日に亡くなった蜷川幸雄さんのことが書かれていました。
だれしも若いころは自分の才能を疑う時期がある。
あまり売れない俳優兼演出家だったころの
蜷川幸雄さんもそうだった。
埼玉県川口市の団地の玄関先に、
「蜷川TENSAI」という表札を掲げた。
自分を追い込むためである。
「天才」の看板をあげれば、さぼるわけにはいかない。
絵画を見て本を読んで懸命に演出を独学した。
(中略)
自著には「最後まで枯れずに、過剰で、
創造する仕事に冒険的に挑む疾走するジジイでありたい」
と記した。
言葉通り、最晩年まで舞台に情熱を注いだ。
いまだに自分の才能を疑っている自分。
まだ若造。勉強しかないですね。
そして疾走するジジイに自分もなりたいと思います。
とにかく好奇心は枯らさない。
元気をもらった文章でした。
コメント