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2011年1月

2011年1月19日 (水)

雪の長野3/別所温泉花屋

  

今日は1月19日。

前投稿のつづき。

別世界の旅行の話。

長野県の別所温泉の「花屋」という宿に泊まりました。

今回の旅行の費用がけっこう値が良かったのは、

この宿の宿代が高かったのだろうなあと思いました。

それほど立派な宿でした。

値段的に家族4人ではちょっとつらい。

こういう職員旅行だからこそ、泊まれる宿でしょう。

   

次のHPを参考にしてみました。

※「信州別所温泉花屋」http://hanaya.naganoken.jp/kannai.htm

  

別所温泉に、ゆったり寛げる宿を作ろうと、

地元の有志が共同出資して大正2~4年の間に建築されたのが、

花屋のはじまりです。

   

大正2年は1913年のこと。

今年は2011年だから、もうじき記念すべき100年。

    

私が印象に残ったのは、

雪が降って、うんと寒いこの季節に、

お客を歩かせる渡り廊下

部屋で温まっても、温泉に行くときには、その寒い渡り廊下を歩きます。

でも温泉で温まった体には、渡り廊下の寒さが心地よい。

渡り廊下の木の香り。

渡り廊下から見ることができる庭の景色。

雪が積もっていて一段と素晴らしい。

白熱灯に照らされて、演出抜群。

それでは渡り廊下とまわりの風景の写真を掲載します。

RIMG0073watarirouka RIMG0078行燈
  

RIMG0085行燈あ RIMG0095行燈2
  

RIMG0096行燈3 RIMG0099水車
  

RIMG0104行燈4 

   

雪の中の露天風呂も気持ち良かったです。

裸になり、雪を素足で踏みながら入浴。お~贅沢。

こんな露天風呂でした。

RIMG0092本露天風呂 RIMG0094のれん 

  

HPからの引用。

 

創建当時には、移築も行われました。

新潟県の上越市(旧高田市)に在った遊郭を移築し、その華やいだ風格と、

貴重な天井欄間の蒔絵を保存、管理してまいりました。
   

その蒔絵(まきえ)があるのは、21号室とのこと。

まさに私たちが泊まったのは21号室。
    

出発の朝、仰向きになった時に気がつき、しっかり観賞できました。

(前の晩は気持ちよく同僚の人たちと語り合っていて、気づきませんでした)

蒔絵の写真を掲載します。

RIMG0114 RIMG0148
   

RIMG0149 RIMG0150
  

RIMG0151 RIMG0152
      
      

        
もう一生泊まらない宿だろうな、

別世界を味わわせてくれた宿でした。

お薦めです。(つづく)

2011年1月18日 (火)

雪の長野2/善光(よしみつ)さんが開いた善光寺

 

今日は1月18日。

前投稿のつづき。

長野市善光寺に初めて行きました。

雪が最も激しい時でした。

RIMG0048善光寺 善光寺本堂
    

RIMG0050門 三門
    

「三門」?なぜ三?

寺院の正面に配置された門を三門と言うそうです。

もともとは正門と二つの副門をさしていたが、

副門がなくなって一つの大門になっても「三門」の名が残ったそうです。

   

この三門の額が立派です。

RIMG0051看板アップ 
   

案内人さんの話では・・・

この額の大きさは畳三畳分とのこと。

そんなに大きいの!

善光寺の字の中に鳩が5羽隠れているそうです。

よく見るとわかります。

「善」に2羽。

「光」に2羽。

「寺」に1羽。

さらに「善」の字が牛の顔を模しています。

有名な言葉「牛に引かれて善光寺まいり」を思い出します。

意味は?

調べました。

これは善光寺に関するお話を指していました。

信心のない老婆が、さらしていた布を角にかけて走っていく牛を追いかけ、

ついに善光寺に至り、のち厚く信仰したという話です。

詳しくは下記のサイトを。

※「ミルクの雑学」http://mc-club.com/academy/trivia/trivia_021.html

転じて、

思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえ」の意味です。

    

案内人さんの話で、最も驚いたのは、善光寺の名前のいわれ。

本田善光(ほんだよしみつ)さんという人が開いた寺院だから「善光寺」

え、そうなの。

世に響く善光寺の名は個人名?

驚きでした。

「ぜんこう」と読まずに「よしみつ」と読むのも何か今風。

近所にいる普通の人のように思えます。

調べると、7世紀に生きた伝説の人のようです。

忙しい日々。どんな人かはまたいずれ。

     

その他善光寺での写真。

RIMG0053本殿から門へ 本堂から三門を見る

    

RIMG0055門前 仲見世。向こうに仁王門。

   

RIMG0058 経蔵(きょうぞう)。重要文化財。

    

RIMG0060輪廻塔 経蔵前にあった輪廻塔。

   

RIMG0062輪廻車 輪廻車。回してきました。




   

 

 

 

 

 

雪の長野/峠の釜めし/胴合橋

  

今日は1月18日。

16日、17日と職員旅行で別世界に行ってきました。

今日からまた仕事。

しかし、ブログはその別世界の記録をしておこうと思います。

雪がたくさんあった旅行なので、「雪の長野」というタイトルで。

    

今回はバス旅行。

まったく計画に参加していなので、

当日になってさえ、どこに連れていってもらんだろうといったお気楽な旅行。

昼ご飯は、何と昨夏に家族で出かけた川中島古戦場近くで食べました。

※川中島古戦場http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/08/%E4%BB%8A%E6%97%A5%E3%81%AF%EF%BC%98%E6%9C%88%EF%BC%92%E6%97%A5--%E4%BB%8A%E3%81%8B%E3%82%89%E6%9B%B8%E3%81%8F%E3%81%AE%E3%81%AF%EF%BC%98%E6%9C%88%EF%BC%92%EF%BC%97%E6%97%A5%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8--%E3%81%93%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%81%AF%E9%95%B7%E9%87%8E%E7%9C%8C%E3%81%B8%E6%9D%BE%E4%BB%A3%E8%B1%A1%E5%B1%B1%E5%9C%B0.html

     

「峠の釜めし」で有名なおぎのやの、おぎのや長野店で食べました。

RIMG0028釜飯覆い RIMG0029釜飯中身
   

     

お店のすぐ横を千曲川が流れています。

新雪を踏みしめて土手を登って、千曲川方面を見ました。

RIMG0036 

   

遠く向こうに水門があるので、川があるだろうと思いますが、

雪に覆われいて、千曲川は不明でした。

※おぎのや長野店と千曲川の位置は、地図で下に示しました。

東の方向を見たことになります。

        

いかにも川中島古戦場らしい場所がありました。

武田信玄の家来、山本勘助の首と胴体を合わせたという胴合橋です。

RIMG0039胴合橋看板 

 この案内板の隣に胴合橋はありましたが、

雪に埋もれていました。

RIMG0040 
    

雪がない時には次のようになっているようです。

95b3bb5c-s 
※「彦左の正眼!」http://hero1945.livedoor.biz/archives/50474255.html#

   

15日からの雪が別世界を作っていました。ラッキーでした。

昼食後、次は善光寺に向いました。(つづく)

2011年1月16日 (日)

印象派/一休和尚/とんでもない

 

今日は1月16日。

今年はこんな日めくりを使っています。

RIMG0005今年の日めくり 
    

いかにも私らしいと言われそう。

   

気になった日にはすかさず紙面をスキャナで保存しておきます。

たとえば・・・さっそく1月2日から気になりました。

EPSON003一休 
  

本物の一休さんは、苦笑いしているでしょう。

いやいや、江戸時代初期の頃からのことだから、

もう気にしていないかな。  

    

EPSON001とんでもない 
   

「とんでもない」が形容詞だと意識したことがなかったので、

勉強になりました。

「とんでもございません」は✕ですよ、皆さん。

    

もう一つ。

EPSON002印象派 
  

中学校で社会科を教えいる時に、

「印象派」を教えていました。

なぜ「印象」なのか疑問に思ったことがありませんでした。

モネの「印象・日の出」が語源なんだ。

どんな作品なのだろう。

   

インターネットのすごいのは、

座りながらにして調べることができることです。

(こんなに楽していると、今に何かよからぬことがありそう)

 次のサイトにもありました。

※Salvastyle.com
http://www.salvastyle.com/menu_impressionism/monet_impression.html

Monet_impression00印象 
     

今日と、振替休日の明日の2日間、長野へ行きます。

職員旅行です。

やっていないことが多いけど、後回しにして。

2011年1月15日 (土)

同じ学級のメンバーの名前クイズ

  

今日は1月15日。

授業参観がありました。

6年3組は国語。

今回は兵庫の2人の先生にもらったヒントを合わせました。

 

俵原先生からは、6年生でいよいよ卒業なのに、

同じクラスのメンバーの名前が書けないのは寂しい。

全員の名前を漢字で書けるようにするのがいいという話。

 

もう一つは金川先生のFlash教材。

その一つ、「5(ファイブ)ボンバー」(ネプリーグそっくり)を見た時に、

ぜひ授業で使いたいと思いました。

O0310036710308609340 ※これは「ネプリーグ」
   

  

こんなクイズでした。

「名前が”あ行”から始まる人、5人」

「名前の終わりが”あ行”の人、5人」

「名前に口の字が入っている人、5人」

哉、澄、吾、部、樹、佑、祐、石、碧など。

 

「名前に木の字が入っている人、5人」

林、森、村、樹、深、菜、栞など。

 

「名前に”さんずい”や水が入っている人、5人」

水、汰、澄、沙など。   

  

5人チームでやりました。

「ファイブボンバー」は有効でした。盛り上がりました。

クイズをやってみて、いかに同じクラスでありながら、

お互い名前に疎いのか実感しました。

授業のラストは、クラス28名の名前を書いた大きな用紙を黒板にはり、

それを見て名前をノートに書き写す練習。

卒業式直前に名前の漢字テストをやると予告して。

そんな授業をしました。気持ちよくできたと思います。    

ソビエト連邦

  

今日は1月15日。

昨年の日めくりは年代が書いてありました。

12月の日めくりに、ソビエト連邦のできた時(1922年)と

解体した時(1991年)がありました。

EPSON001ソ連成立 EPSON004ソ連の解体
   


ソビエト連邦・・・私が生まれた時には存在し、

解体をリアルタイムに知っている国。

もう解体して20年が経とうとしているのですね。

 

もう歴史の一部なんだろうなあ。

   

ソビエト連邦と言えば・・・

歴史として「ロシア革命」「社会主義」「レーニン」「スターリン」

「日ソ中立条約」「シベリア抑留」が浮かびます。

「冷戦」「コルホーズ」「ソフホーズ」「ペレストロイカ」

「ゴルバチョフ」は、地理で習い、新聞で知った言葉です。

「ガガーリン」は忘れられない人名。

            

私が生まれた1961年4月。

ソビエト連邦の宇宙飛行士ガガーリンが、

ロケットに乗って大気圏外へ飛び出しました。

人類初のことでした。

Gagarin_space_suite-thumbnail2 

ガガーリンは地球を一周まわって無事帰還。

宇宙から地球を見て、「地球は青かった」の名言を残しました。

子どもの頃、生まれた時に何かあったかなと調べて知りました。

    

私にとって、とてもウエイトのあるソビエト連邦。

20歳前後の若者にとって、どんな存在なんだろう。   

 

2011年1月13日 (木)

「 信州人の一つ残し」

  

今日は1月13日。

授業の合間に職員室に行くと、ちょっと水屋へ。

そこにある小さな入れ物にお菓子が入っているので、

ちょっとつまんでいただきます。

   

せんべいが入れ物の中に一つだけ残っていることがあります。

そんな時に思い出すのが、

信州人の一つ残し」という言葉。

信州人は、最後に一つ残ると、みんな遠慮して誰も食べないとのこと。

一つ残ったのを争わず、人にゆずるという奥ゆかしい信州人を表す言葉だそうです。

4人で4つのお菓子があっても、一つ残るとも聞いたことがあります。

   

私は両親が長野県出身だったので、きっと親から聞いた言葉だと思います。

私は、愛知県生まれなので、

家庭で一つ残った場合は、親が遠慮して、息子の私がいただいていた(かな?)。

    

思い出したついでに調べてみました。

同じような言葉は他にもありました。

意味も同じです。

関東平野の一つ残し

関東の一つ残し

肥後のいっちょ残し」(熊本県)

佐賀んもんのいっちょ残し」(佐賀県)

    

似ているけど、意味が違うのが、

越中の一つ残し」(富山県)  

「一つ」と言うのは、「一財産(家や土地など)」を残すということ。

越中の蓄財率の高さを表した言葉だそうです。  

   

   

「信州人の一つ残し」

現役の長野県民さん、この言葉、今も生きていますか?

2011年1月12日 (水)

「よぎった」は漢字で書くと「過った」なんだ。

   

今日は1月12日。

前投稿・前々投稿で、本からの引用文をたくさんうちました。

人の文をうつのは、気づきがあって面白い。

自分なら漢字を使わないような字を漢字にしている時があります。

「頭を過った」という文がありました。

何と読むのかすぐにわかりませんでした。

「よぎった」?

調べたら、「よぎった」でした。

そうか、「よぎった」は漢字で書くと「過った」なんだ。

   

確かに「過」の漢字の意味からすると妥当な感じです。

(よぎる=通り過ぎる)

ああ、いい勉強になりました。

引用文をせっせとうつのはいい。

こんなおまけをいただけた。    

「教師のチカラ 2010年 秋号」より  その2

  

今日は1月12日。

前投稿に続いて「教師のチカラ 2010年 秋号」の引用。

   

セミナーなんていうのも、

自分の至らなさに気づくために参加するものだと思う」(40p 奈良県 土作彰先生)

   

セミナー(講座)に出ると、そう思う。

土作先生は、気づくことがまず大事で、気づけば次の手が打てると書いてありました。

その繰り返しだと思います。

ただ同じ気づくでも、セミナー(講座)で気がつくと、

次に打つ手は元気よくうてます。

    

    

勉強したことがちっとも活かせていないように感じる。

自分が勉強していることは、

無駄なのだろうか。

そんな思いが頭を過ったこともある。

しかし、先輩教師からある言葉を聞いたとき、

心のつかえが取れたように楽になった。

引き出しの中身を使えるようになるには経験が必要」(48p 東京都 久保覚子先生)

    

いいことを言う先輩だ。50に近づいてきて、確かにそうかもしれないと思っています。

私も言ってみたい台詞。

     

     

自己鍛錬の中心は、子どもに対する受け答え。

つまり、「返し」である。

問題が起こったとき、変な答えを出したとき、

どのような返しをするか。

子どもを伸ばすために、どのように対応したらいいか。

教師の力量が問われる。(中略)

瞬間に返さなければならない。

「絶妙な返し」ができたとき、子どもが伸びる。

この「瞬間芸」を磨くことが、何よりも自己鍛錬になる。

「瞬間的対応能力」をマスターしよう。(東京都 杉渕轍良先生)

    

ACCについて以前書いた。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/12/%EF%BC%91%EF%BC%92%E6%9C%88%EF%BC%92%EF%BC%96%E6%97%A5%E3%81%AB%E5%8B%89%E5%BC%B7%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8%EF%BC%94.html

失敗は長期記憶に納められる。

たくさん失敗してきたことが、「返し」にけっこう役立っていると最近感じる。

やっぱり、失敗は恐れるな。自戒。

   

    

これがラストの引用。

   

子どもの行動、特に問題行動については、

その原因を追究するのではなく、

何のためにそのような行動をとるのかという

「目的論」の立場で考えるようにしています

これはアドラー心理学における子どもの見方です。

   

子どもの多くの問題行動は、

自分への関心を惹くためや教師の権力を崩すためと考えます。

ですから、問題行動に対して叱ったり怒ったりすることは、

子どもの欲求を満たすことになり、

適切な対応とはいえません。

   

むしろ、無視をして、教師が望む行動に対して

言葉をかけていくことにしています。(59p 神奈川県 西原健太郎先生)

      

なるほど~。

原因を考えがちですが、まずは目的ですね。

その後に原因。この順番は大事。

杉渕先生の言う「返し」のためにも。     

  

    

今頃読んだ「秋号」

もっと早く読んでおけばよかったと思いますが、

まだ10年以上あるんだから、遅くはない。

「教師のチカラ 2010年 秋号」より  その1

 

今日は1月12日。

昨日、「教師のチカラ №4」を本屋さんが届けてくれました。

その日に、ずっと積ん読(つんどく)してあった№3の

教師のチカラ 2010年 秋号」をやっと読みました。

    

そこからの引用です。

   

知識だけなら家でビデオを見てもいい。

なぜ学校に行くのか。

そこで様々な個性と出会い、

人を見ることで合わせ鏡的に自分が見えることを学ぶからだ。

「人は人と出会う中でしか学べないのだ」

ということが根本にあるから、

みんなが行く学校の存在意義がある。(5p フォトジャーナリスト 長倉洋海さん)

    

「人は人と出会う中でしか学べないのだ」はいい言葉です。

せっかく一つの教室に集まってくるメンバーを、

もっともっとかかわらせたいと思っています。

      

     

自ら学び、自ら考える楽しみを子どもに育むにはどうしたらよいか。

「自ら学べ、自ら考えよ」と繰り返しても効果はあるまい。

「自ら学び、自ら考える楽しさ、面白さ」を、

まずは教師自身が味わい、身につけることが前提である。

それを身を以って実感している教師のみにそれを語る資格がある。

経験を通して実感した言葉には力が籠るからだ。

そういう言葉には重みがあり、説得力が生まれる。

言葉に飾りや嘘がないからである。

これは教師自身の問題である。(9p 野口芳宏先生)

    

今の自分がちゃんと学ぼうとしているか、好奇心が錆びていないか。

このブログは、私の大事な修業の場になっています。

    

   

音読の基本は、追い読み。(13p 千葉県 糠塚淳一先生)

    

最近特にその認識。

教師はお手本になり、子どもたちに意欲を出させる読みをしなくてはならない。

教師の頑張りどころです。

    

     

次は引用が長い。

    

「チームが大きな力を生む」

(中略)

つながることで多くの成果を得る

たとえば国語の学習で、

「10分間で”さんずい”の漢字をたくさん見つけましょう」

などのように、

同じ”へん”の漢字を見つける活動を行う。

制限時間を設定し、できるだけ多く見つけることとする。(中略)

個人でもできる活動であるが、敢えて4~5人のチームで行う。

この学習を国語という教科で考えた場合、

私は次のようなことをねらう。

①既習漢字の定着及び、既習漢字を復習し、

”へん”という基準で整理・系統づける。

②辞典を早く正確に引く力をつける。

③わからないことをすぐに調べる力をつける。

しかし、それだけではチームで活動を行う意味がない。

教師が、チームで活動を行うことに明確なねらいを持たなければならない。

私は、子どもたちが人と適切につながることを意識する。

①共通の目的に向けて協力することの良さを味わわせる。

②自分の考えをわかりやすく述べる力をつける。

③相手の話を正しく聴く力をつける。

この活動を継続すると、教科の目標を達成しながら、

子どもたち同士が適切につながるようになる。

教師が「人の話は最後まで聴く」「自分の力で取り組む」

「失敗を笑わない」「友達がわからないことや間違いは教えてあげる」

などと、より具体的に指示する。

そうすることで、子どもたちは、

どうすれば人と上手にコミュニケーションをとれるのかを

実際に体験しながら学ぶのである。

さらに、この活動は

「にんべん」「ごんべん」など、

”へん”の数だけ活動が可能である。

「5画の漢字を探しましょう」

などの画数に着目したり、

「読み方が3種以上ある漢字を探しましょう」

と読みに着目したりもできる。

繰り返し、しつこいくらいに続けることによって子どもたちは、

適切なつながり方をみにつけていく。(22~23p 新潟県 畠山明大先生)

    

「個人でもできる活動であるが、敢えて4~5人のチームで行う。」

が肝要。教師が仕組んで子どもたちに力をつけさせたい。

引用をたくさんしたのは、具体例をこのブログに残したかったから。

    

次の投稿につづく。

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