2014年8月27日 (水)

「肢体不自由児たちの学童疎開」引用2/疎開は戦闘配置・松本校長の信念

  

今日は8月27日。

  

前投稿のつづき。

8月9日放映の「ETV特集 ”戦闘配置されず”~肢体不自由児たちの学童疎開~」から。

  

空襲が行われるであろうという予想から、

東京都は昭和19年1月に、大都市の工場や家屋の疎開を決定します。

空襲に備えて、一部の木造住宅密集地の建物を壊したり、

工場の移転を行ったそうです。

建物を壊す映像もありました。

この辺りは、関東大震災を体験した地域ならではの発想なのでしょうか。

あらかじめ建物を壊していたというのは、初めて知りました。

  

ナレーターの話:

 

さらに(昭和19年)6月、閣議決定で大都市の児童たちを

学校ごとに地方に集団疎開することを決めます。

その実施要領により、東京都など対象の都府県が疎開の手はずを整えることになりました。

宿泊施設、移動手段、引率教職員の体制、疎開先での教育内容を整え、

そして経費の一部も国が工面したのです。

ところが、国が推し進めるこの学童疎開の対象から外される子どもたちがいました。

  

「集団疎開参加不適当疾病異常標準」なる文書です。

とんでもない文書です。

1.伝染力濃厚なる疾患

2.喘息

3.癲癇

4.夜尿症

そして5番目に書かれているのが「肢体不自由」です。

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光明学校の子どもたちは、肢体不自由児。

したがって集団疎開に不適当とされたのです。

  

  

なぜこんな文書ができたかというと、当時の国の疎開に対する考え方が反映されています。

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上田誠一:

疎開によって人的にも物的にも、いわゆる戦闘配置を整えて、

国家戦略の増強に寄与せしめることを狙っておるのであります。

  

疎開は人的な戦闘配置なのです。

いずれ戦争参加させるための子どもたちを育てる目的だったのです。

なので、戦争に参加できないできないであろう肢体不自由児は

不適当とされたのです。

ある意味、分かりやすい理由です。そして残酷です。

  

  

ナレーターの話:

 

光明学校のあった世田谷区では、

国民学校33校のすべてが長野県や新潟県に疎開が決まりました。

唯一光明学校だけが取り残されていました。

  

当時の光明学校校長、松本保平(やすひら)さんは、強い危機感を抱きました。

何とか光明学校も集団疎開に入れてもらおうと、東京都に直接掛け合います。

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その時の様子を、松本校長は手記に書いています。

「肢体不自由児とともに~松本保平遺稿集~」

  

都の学務課に相談しても全くのお手上げ。

一般学校の疎開事務に忙殺されて、光明までは手が回りかねるという。

同じ学校でありながら、肢体不自由児学校は都の厄介者か。お荷物か。

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カメラは、「遺稿集」の文字「厄介者か」「お荷物か」までアップに映していて、

インパクトがありました。

松本校長の憤りがにじみ出ています。

私は思わずこまめに撮影しました。

   

熱血漢の松本校長は動きます。

この松本校長の信念が語られています。

 

ナレーションの話:

松本校長には肢体不自由児の教育について、ある信念がありました。

1個の生命が顧みられないところに、すべての個性は軽んじられる。

教育は、すべての者の教育である。

肢体不自由児も教育を受けることによって有能な社会人となる。

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今は当たり前のことだと思います。

時代が進歩したのでしょう。

しかし、肢体不自由児が集団疎開不適当される時代に、

この信念は孤高だったと思います。

今の時代、この信念が当たり前になったのは、

松本校長のように考えて行動した人がいたからでしょう。

特別支援教育に携わる者は、知っていないといけない歴史だと思いました。

(つづく)  

 

「肢体不自由児たちの学童疎開」引用/職員室の片隅での発見

 

今日は8月27日。

   

8月9日放映の「ETV特集 ”戦闘配置されず”~肢体不自由児たちの学童疎開~」から

引用していきます。

  

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川は長野県の千曲川。

ここに学童疎開した子どもたちの話でした。

  

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ナレーターの発言:

京世田谷にある都立光明(こうめい)特別支援学校。

日本で初めての肢体不自由児の学校として昭和7年に開校しました。

肢体不自由児とは、主に脳性麻痺や筋ジストロフィーなどによって

手や足などに障害がある子供です。

現在、光明学校では小学生から高校生まで、およそ150人が学んでいます。

  

光明支援学校の設立については、番組後半でくわしく出てきます。

ある教師が資料を発見したことがきっかけで、

光明支援学校の疎開のことが解き明かされていきます。

発見者はこの方。

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松本さんの現職当時の写真です↓

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若いです。

現職時に資料を発見したそうです。

その時の様子を松本さんが語っています。

  

職員室の戸棚の片隅に、薄汚れた封筒があったんですね。

それをちょっと開けてみたら、光明学校の疎開の様子が書いてあって、

これは大変なものを見つけたなと…。

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ナレーターの話:

 

松本さんが見つけたのは、いまから70年近く前の

光明学校の疎開生活を記録した資料でした。

さらに学校の倉庫からは、2巻の16ミリフィルムも出てきました。

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昭和の初期から昭和30年代までの学校生活の様子を収めたものです。

そこには太平洋戦争末期に、東京・世田谷の校舎で子供たちが

集団生活した様子も写されていました。

  

この集団生活のことを、校舎で避難生活をしていたため、

「現地疎開」と教員たちは呼んでいたそうです。

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田舎に疎開したくてもできなかった教員たちの、

皮肉を込めた言い方だったのでしょうか。

なぜ疎開できなかったかは、後の投稿で書きます。

   

光明学校の疎開については、松本さんの発見によって、

解明されるきっかけになりました。

職員室の戸棚の片隅で・・・とありましたが、

じつは先日、似た体験をしました。

勤務校の職員室。

しばらく片づけをしていなかった棚を整理処分していたら、

古いカメラが発見されました。

デジカメとは違って、35ミリフィルムを使ったカメラでした。

中にフィルムがありましたが、カメラのスイッチを押しても、

フィルムは巻き取れませんでした。

いったい何が写っているのか、とても興味を持ちました。

  

カメラを写真屋に持ち込み、暗室でフィルムを出してもらいました。

そしたら・・・全く使われていないフィルムでした。

残念。

すみません、番組から離れてしまいました。

  

松本さんの発見はとても良かった。

資料を作った人、映像を撮った人の気持ちが浮かばれます。

(つづく)

庭で見かけたチョウとガ

 

今日は8月27日。

  

午前中、予定の変更で少し余裕ができたので、道草します。

  

2日前に、自宅の庭で大きなものが飛んでいるのを見かけました。

よく見たら、ナミアゲハが交尾していました。

これは珍しいと写真撮影をしました。

カメラはいつも手元にあるので、すぐに撮れました。

 

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おそらく上がメス、下がオスです。下のサイトを参考にしました。

あおむしくん日誌 アゲハのオスとメスの見分け方

  

5・6月にナミアゲハの幼虫を飼育して、成虫になるまで観察をしました。

交尾まで見ることができた今年は、ナミアゲハを勉強しなさいという年なのでしょう。

交尾後メスは、約200個の卵を産みつけるそうです。

  

  

  

自宅の庭で、初めて見た蛾の撮影に成功していました。

8月4日のことでした。

壁に何か付いているぞと思って、よく見たら蛾でした。

小さい!でも堂々としていて動じません。

お尻を上げた姿が凛々しかったです。

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名前を知りたい。

そういう時には、ここです↓

新・蛾像掲示板

ここに写真を送ると教えてくれます。

先ほど送ってみました。名前を教えてもらったら、この下に書いておこうと思います。

2014年8月26日 (火)

「全編文字起し」「写真237枚」に驚きました

  

今日は8月26日。

   

驚きました。

このブログには驚きました。

みなと横浜みなみ区3丁目 「”戦闘配置”されず~肢体不自由児たちの学童疎開~」【NHK ETV特集】全編文字起し

  

昨晩、録画してあった「ETV特集 ”戦闘配置”されず~肢体不自由児たちの学童疎開~」を

見ました。

これはいい番組だと思い、映像の写真を撮りました。

そして聞き書きをしながら、ブログに番組のことを書いていこうと思いました。

その前に少し調べていたら、このブログに出会いました。

全編文字起し!そして237枚の写真!(私は51枚でした)

  

でもいい番組を見た時にこういうことをやりたくなる気持ちはすごくわかります。

見ただけでなく、きちんと書きとめておきたいという気持ちになります。

それをここまで実行される方に驚き、尊敬しちゃいます。

  

私もちょくちょく番組の聞き書きをしてきました。

でもなかなか番組全部を聞き書きすることはありませんでした。

なかなか時間が取れません。全部聞き書きするのはけっこう時間がかかります。

  

でも、この番組は全部聞き書きしてもいいなと思っていました。

特別支援教育に携わっている人間としては、

見ただけでは終えたくない内容でした。

  

ブログ「みなと横浜みなみ区3丁目」の管理者オジロワシさんの文字起しを

参考にさせていただき、写真を使って自分なりにまとめていきたいと思います。

(明日の朝、実行します)

ちなみに次のサイトで番組が見られます。

いつまで見られるかわかりませんが・・・・・

とらちゃんの動画大集合!ETV特集「“戦闘配置”されず~肢体不自由児たちの学童疎開~」 2014年8月9日

そのサイトには、こんな一言も書いてありました。

  

皆さんにごらんいただきたい良質な番組ほど

分けワカラン時間に放映されてしまう、。。。。。

   

8月9日の晩11時からの放送でした。

先日聞き書きした「君が僕の息子について教えてくれたこと」も同じ時間でした。

気がついて録画できたことがラッキーでした。

2014年8月25日 (月)

「あたらずもとうがらし」/今度行ってみたいうどん店

 

今日は8月25日。

  

最近外食をする機会多し。

  

24日晩は、私の妹が大阪から里帰りをしていたので、

家族6人で外食へ。

その部屋に飾ってあったもの↓

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いいですね。

「当たらずとも遠からず」をもじったもの。

「もじる」は「捩る」と書くそうです。

くねくねした雰囲気がつきまとう漢字です。

  

  

昨日は岡崎に出張。一緒に行った人と昼ご飯を食べることにしました。

その人が検索して見つけてくれたのがこの店↓

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いい香りが漂ってくる煮込みうどんのお店でした。

しかし、待ち人が多く、すぐに食べられそうにありません。

残念。待って食べる時間はありませんでした。

いいお店プンプンのお店でした。

次に岡崎に来た時に行くぞう。

娘が味噌煮込みうどんが大好きなんですねえ。

  

  

  

煮込みうどん「二橋」

営業時間 11:00~15:00

土日祝日のみ17:30~20:30

いずれも売切れ次第終了

定休日:水曜日、火曜日の夜、その他月2回ほど木曜日休みあり

愛知県岡崎市明大寺町字大圦51-1 ポプラ51 101号

電話:0564-47-8114

  

  

金箔には金銀銅が含まれているのですね

 

今日は8月25日。

  

22日放映のドラマ「ラストドクター~監察医アキタの検死報告~」を見ました。

主人公の監察医秋田晋也役を寺脇康文。

相棒の監察医見習い吉崎薫子役を相武紗季。

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なんか不思議なコンビのように思えます。

もちろん個人的なイメージですが、

普通ならありえないコンビのように思えます。

さらに脇役が面白い。

YOU、マキタスポーツ、戸田恵子、伊東四朗、渡辺いっけい。

集めた~といった感じ。

毎回俳優さんたちの個性を出させるのは大変だと思いました。

(でも22日は巧みにそれぞれの俳優さんが持ち味を出していました)

22日放映では、守衛のちょい役で森本レオ。

(え、あれだけ?と思えましたが、重要な事実を主人公の2人に伝えていました。)

テレビ東京開局50周年特別企画作品らしさのある作品です。

  

寺脇康文さんは、同じくテレビ東京の「137億年の物語」の博士に似た役。

「相棒」の杉下右京みたいなセリフもあり、楽しめます。

  

22日放映で気になったのが「金粉」

事件に関係した金粉を調べた検査科係長竹下亮子が、

監察医の2人に検査結果を伝えるシーン。

  

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吉崎「何か分かったんですか」

竹下「成分は、金銀銅が入ったごく一般的な金粉よ。」

(中略)

吉崎「お酒の中に入っていたりするし・・・」

竹下「それはないわね。食用の金粉って、最近安全のために、

    金と銀だけで、銅が入っていないの。それは銅が入っている。」

  

この会話で、金粉は金だけでなく銀と銅も入っているのが一般的だと知りました。

金粉で調べても、いいサイトがなかったので、

金箔で調べて、次のサイトを参考にしました。

Wikipedia 金箔

Studio MIZU.com シュエリー豆知識

なぜ銀や銅が入っているのか?

  

銀は硬度を増すためらしいのですが、銅は分かりません。

色を変えるためでしょうか。

銀が多いのを「白割り」、銅が多いのを「赤割り」というらしいです。

銅の比率が高くなると、赤っぽくなるそうです。

  

ドラマでの合金比率は次のようでした。

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全体のほぼ75%が金である場合、K18と書かれ、「18金」と呼ばれます。

K24が純金で、24分の18(18÷24=0.72)が金なので、18金です。

勉強になりました。

銀が銅より少々多いので、「白割り」なのでしょう。

銀が銅より多いので、「白割り」ということですね。

  

  

ドラマがきっかけでいいことを知りました。

  

2014年8月23日 (土)

「君が僕の息子について教えてくれたこと」引用4/子どもの脳が喜ぶこと

 

今日は8月23日。

  

前投稿のつづき。

 

8月16日にNHKで放映された「君が僕の息子について教えてくれたこと」より。

再放送

〇総合 8/28(木) 午前1:30~2:29 ※一部地域を除く ※27日深夜です。  

〇総合 9/13(土) 午後3:05~4:04 

  

  

東田直樹さんが、杉山登志郎先生の診断を受けます。

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8月初めに豊橋でお話を聞いてきたばかりの先生。

番組中に急に登場でビックリ。

杉山先生の診断は、

感情は豊に発達しているものの、何らかの原因でそれが言葉に結びつかない

「言語失行」ではないかというものでした。

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原因をつきとめるために、MRI検査を受けてほしいと直樹君に申し出ました。

直樹君は、その結果で治療ができるのですか?と聞きます。

杉山先生は、治療にはそのままつながりませんと答えます。

それでは何のために?と直樹君。

杉山先生は答えます。

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「東田さん自身に役立つかはわからないけど、

他の自閉症の子の治療に役立ちます」

  

杉山先生も正直です。でも直樹君は人の役に立つならということで承諾します。

  

検査結果

  

ナレーターの言葉:

異常が見られたのは、弓状束(きゅうじょうそく)と呼ばれる神経線維の集まりです。

弓状束は言葉を話す役目を担うブローカ野と、

言語を理解するウェルニッケ野をつないでいます。

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その伝達がうまく機能していないことが、

会話のできない原因と考えられます。

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もう一つ、わかったことがあります。

他人の意図を読み取る役割をする右脳の一部分の体積が、

健常者よりも大きかったのです。

直樹さんの豊かな表現力と結びついている可能性があります。

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これは、自閉症者は、脳のある部分が機能が機能していない分だけ、

それを補おうと他の部分が発達する可能性を示すものだと

杉山医師は考えています。

  

杉山先生の言葉は、教師にとって「これで行こう!」と思わせてくれるものです。

  

ハンディキャップのあるところには、

その代償のための脳をうんと発達させた部分というのがあるわけですよね。

我々は今までね、マイナスの部分に目を留めることが多かったんですね。

でもそうじゃなくて、むしろこれだけ自閉症グループっていうか、

自閉症スペクトラムというのが広がりがあるのがわかってきている以上、

この代償的に伸びているところはどこなんだろう、

それに注目するっていうのが、これからの療育の中心になってくると思いますよ。

その子の脳が喜ぶことをやってあげればいいんですね。

それが一番、自閉症の子を伸ばしていく道だと思いますよ。

 千田琢哉さんの話とも結びつきました。

ここでも道草 「好きなことだけしていきていけ」引用(2014年8月21日投稿)

千田さんはこう書いていました。

 

好きなことの片鱗は、小学生の頃にすでやっている。

「小学生の頃、自分が没頭していたものが本当は好きなことなのだ。」

「これまでの人生で、他人の半分の努力で、

他人の倍以上の成果をあげられたことを思い出そう。

きっとそれに打ち込んでいる間は、我を忘れてのめり込んでいるはずだ。

それがあなたの伸ばすべき才能だ。」

  

自分でも気づきたいし、教師も目の前の子から見つけたいです。

伸ばすところを。

子どもの脳が喜ぶことを。

自閉症であっても、そうでなくても。

  

番組「君が僕の息子について教えてくれたこと」では、

東田直樹さんの本によって、自閉症の子どものことを知った親の言葉がたくさん出てきますが、

ブログでは割愛します。

時間がないです。

本当は1時間まるごとここに書きとめたいくらいのいい番組でした。

良かったら再放送を見てください。

すぐに録画セットしておいてください。

「君が僕の息子について教えてくれたこと」引用3/僕の家族のすごいところ

  

今日は8月23日。

前投稿のつづき。

 

8月16日にNHKで放映された「君が僕の息子について教えてくれたこと」より。

再放送

〇総合 8/28(木) 午前1:30~2:29 ※一部地域を除く ※27日深夜です。  

〇総合 9/13(土) 午後3:05~4:04 

  

  

ナレーターの言葉:

ミッチェルさんには、重度の自閉症を抱える8歳の息子がいます。

突然頭を床に打ちつけるなど、理解不能の行動をとる息子と、

そう接していいかわからず、子育てに半ば絶望していました。

  

ミッチェルさんの言葉:

自分の人生は、描いたシナリオからはずれてしまいました。

健康な息子を望んでいましたが、そうはならなかった。

世界に怒りを抱き、自分を哀れだと思いました。

息子に怒りを覚えたこともあります。

そんなことをしても事態は悪化するだけで何の意味もないのに・・・・・

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正直に語っています。

何か助けになるものはないかと探していて、

ミッチェルさんは東田直樹さんの本に出会いました。

  

ミッチェルさんが求めていた答が本に載っていました。

すぐに翻訳に取りかかりました。

自閉症の子を抱える親の助けになると考えたからです。

テレビにも出演して、宣伝しています。

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「破綻していると見られていますよね?」

インタビュアーの質問にドキリ。

でもミッチェルさんはきちんと答えています。

自閉症者への誤解も解こうとしています。

  

  

ミッチェルさんの息子に対する見方が変わってきます。

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ナレーターの言葉:

今ではミッチェルさんは、息子の行動には必ず意味があると考えられるようになりました。

ミッチェルさんの創作ノートに息子が書いた落書き。

以前ならいらだっていました。

  

ミッチェルさんの言葉:

お父さんが働いている。息子も「じゃあ僕もしよう」と考えて、

俺の隣でこういお仕事を始める。

とてもかわいらしいです。

言葉ではないコミュニケーションなんです。

息子は「僕も働いているよ お父さんみたいに」と言っているのだと思います。

もちろん怒ることもありません。

彼の落書きがノートにあるのは幸せです。

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とってもいい顔で話していたミッチェルさんでした。

日本語もたくさん出てきました。

  

  

そのミッチェルさんが、春に来日して直樹さんと会っていました。

感謝の気持ちを伝えるために来ました。

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ミッチェルさんは、直樹さんを通して、息子のことをいろいろ知りたくて、

質問を次々にします。

「どんなものが怖いですか?」

「いつが一番幸せな瞬間?」

そして一番聞きたかった質問をします。

「お父さんとしてどうやって俺の息子を手伝うことができますか?」

「どうすればいいですか?俺の自閉症の息子に」

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直樹君は答えます。

「僕はそのままで十分だと思います」

「お子さんもお父さんのことが大すきで、

そのままで十分だと思っているはずだからです」

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さらに後日、直樹君はこう書いています。泣けます。

 

自閉症のお子さんに父親として何をしてあげたらいいかと、

僕に質問されました。

僕はそのままで十分だとお答えしました。

子どもが望んでいるのは、親の笑顔だからです。

僕のために誰も犠牲になっていないと

子ども時代の僕に思わせてくれたのが、

僕の家族のすごいところです。

僕はまだまだ未熟ですが、いつかミッチェルさんのような

大作家になれるよう努力するつもりです。

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いいでしょこの文章。勉強になりました。

親はこういうことに気をつけなければならないんだと気づかされるし、

自閉症の子のもつ向上心がすがすがしかったです。

  

「君が僕の息子について教えてくれたこと」引用2/親が希望を見出した

  

今日は8月23日。

  

前投稿のつづき。

 

8月16日にNHKで放映された「君が僕の息子について教えてくれたこと」より。

再放送

〇総合 8/28(木) 午前1:30~2:29 ※一部地域を除く ※27日深夜です。  

〇総合 9/13(土) 午後3:05~4:04 

 

  

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今、東田直樹さんは、本格的な作家をめざして活動中。

写真のように、専用の部屋でお母さんの協力を受けながら、

連載の記事を書いています。

 

ナレーターの言葉:

日常会話ができない直樹さんですが、

パソコンを使うと、自分の考えを存分に表現できるのです。

会話ができないほど重度の自閉症を抱える人が、

高い表現力を持つのは、世界でも極めて稀なことです。

  

日常会話ができないのに、素晴らしい文章を書くことに驚き。

世界でも稀な直樹さんですが、でも親の働きかけで開花したようです。

  

ナレーターの言葉:

直樹さんは、幼い頃から、周りからの言葉に反応を見せず、

5歳の時に自閉症と診断されました。

ただ、両親の驚いたのは、言葉をほとんど発しないのにもかかわらず、

漢字などの文字に関しては抜群の記憶力を見せ、書き出すことでした。

両親はその能力を伸ばすことに希望を見出しました。

粘り強く訓練を続けた結果、7歳の時には文章を書けるようになりました。

創作能力は見事に開花し、書いた童話が、グリム童話賞の大賞を2年連続受賞しました。

そして13歳の頃に執筆したのが、

エッセイ「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」でした。

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「両親はその能力を伸ばすことに希望を見出しました。」

この1文に、いや「希望を見出しました」の部分に、親の気持ちが出ています。

目の前の子に、何か能力を身につけさせたい、この子が自分に自信をもてる能力を。

そんな気持ちは、私にもあります。

共感できます。

  

「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」からの引用。

どうして上手く会話できないのですか?

(中略)

話したいことは話せず、関係のない言葉は、どんどん勝手に口から出てしまうからです。

(中略)

僕たちは、自分の体さえ自分の思い通りにならなくて、

じっとしていることも、言われた通りに動くこともできず、

まるで不良品のロボットを運転しているようなものです。

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分かりやすい。関係のない言葉がどんどん出てきてしまうんだ。

不良品のロボット。なるほど。

  

  

  

いつも同じことを尋ねるのはなぜですか?

(中略)

今言われたことも、ずっと前に聞いたことも、

僕の頭の中の記憶としてはそんなに変わりません。

良くわかりませんが、みんなの記憶は、たぶん線のように続いています。

けれども、僕の記憶は点の集まりで、

ぼくはいつもその点を拾い集めながら、記憶をたどっているのです。

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これも分かりやすいです。

こんな文章が、自閉症の子どもの気持ちがわからなかった親からは、

ありがたいと思われるのでしょう。

息子の代わりに答えてくれていると思うのでしょう。

  

  

  

直樹さんは、普通に会話できませんが、

お母さんの手作りのキーボードと同じ配列の文字盤を使うと

他人と会話することが可能になります。

よくそんなことを見つけたなと思います。

親のすごさ。(自分は子どものことで見つけてあげていることが少ないと自戒。)

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しかし、なぜできるのでしょう。

そう聞かれて、直樹さんはこう答えています。

  

自分の忘れてしまいそうになる言葉を思い出せるからです。

  

パソコンの変換のように、次々と言葉が浮かんでくれるのです。

  

ナレーターの言葉:

伝えたい言葉の頭文字を、常に目で確認しておくことで、

頭に浮かんでいた言葉を記憶に留められると言います。

  

  

う~ん、難しい。わかったような気がします。

つづく。

「君が僕の息子について教えてくれたこと」引用/ミッチェルさんと本の出会い

 

今日は8月23日。

  

8月16日放映の「君が僕の息子について教えてくれたこと」について、

ブログに書きとめようと思います。

次の投稿のつづきです。

ここでも道草 再放送のお知らせ(2014年8月21日投稿)

  

千田琢哉さんの言葉を借りれば、

「今、目の前で会っている人を大切にし、

一人の時間で人から学んだことを何度も反芻する。」

出会った番組を、ただ見て終わりにしたくありません。

写真を撮ったり、聞き書きをしたり、このブログにまとめたりすることで、

出会った番組を大切にして、番組から学んだことを反芻する。

千田さんのおかげで、私がブログでやってきたことの意味づけができました。

※参考:ここでも道草 「好きなことだけして生きていけ」引用3/人から学んだことを反芻するブログ(2014年8月21日投稿)

再放送の宣伝も、毎回していきます。

〇総合 8/28(木) 午前1:30~2:29 ※一部地域を除く ※27日深夜です。  

〇総合 9/13(土) 午後3:05~4:04 

  

  

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日本人の少年の書いたエッセイが、いま世界中で読まれています。

  

ナレーターに紹介された本の写真です。

とてもきれいに撮影できました。

この番組は、この本をめぐる話です。

  

著者は東田直樹さん。

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現在22歳の彼が、8年前に書いた本です。

最近、世界で読まれ、ベストセラーになったのは、

著名な作家の目に留まったことがきっかけでした。

  

その作家とは、アイルランド在住のデイビッド・ミッチェルさんです。

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ナレーターの言葉:

ミッチェルさんにも重度の自閉症の息子がいます。

息子が何を考えているのかわからず、

どう愛せばいいのか途方に暮れていたミッチェルさんは、

ずっと探していた答を、この本の中に見つけました。

  

ミッチェルさんの言葉:

「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」を読んだ時に、

ナオキの言葉を借りて、息子が話しかけてくれるのを感じたのです。

ナオキは私の感情を揺さぶります。

泣かせられるのです。

  

ナレーターの言葉:

ミッチェルさんは、この本はきっと多くの人を救うはずだと考え、

すぐさま翻訳に取りかかりました。

そして世界20か国以上で出版されることになったのです。

  

  

ミッチェルさんが、かつて8年間日本にいて英語教師をしていたことが、

幸いでした。

そうでなかったら、ミッチェルさんとこの本との出会いは遅れたでしょう。

 

ナレーターの言葉:

人と人との出会いは、時に奇跡を起こします。

日本の自閉症の少年と、アイルランドの作家の出会いから生まれた希望の物語です。

  

  

こうして番組がスタートしました。

次の投稿につづく。 

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