「生命 40億年はるかな旅②」を見た2/バージェス頁岩の様子
今日は7月28日。
前投稿のつづき。
1994年5月29日に放映された「NHKスペシャル 生命 40億年はるかな旅」の
「第2集 進化の不思議な大爆発」より。
番組を見て、バージェス頁岩(けつがん)の様子がとてもよくわかりました。
発掘シーンです。
バージェス頁岩は、化石になった時の条件が良く、
軟らかい部分も化石として残っていました。
こんな簡単に発掘できる岩石であることが、
映像を見てよくわかりました。
ハンマーでたたくことで、本のページのように岩が薄く割れていました。
まさに「頁(ページ)」です。
もう少し写真を載せます。
大量の化石が残されている理由を、ロイヤルオンタリオ博物館(カナダ)の
D・コリンズ博士が説明しています。
それは以前書きました。
※ここでも道草 3回目の下見2/酸素に触れずに化石になった(2014年7月12日投稿)
↑土砂で吹き飛ばされる三葉虫(サンヨウチュウ)
がけ崩れの土砂で、一瞬にして埋められてしまった生きもの。
あのポンペイのように、その時の生活が閉じこめられたタイムカプセルが、
バージェス頁岩でした。
平らに押しつぶされた化石から、立体的な生物の形を再現するのは、
気の長い地道な作業が必要だったようです。(次の投稿につづく)
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