3回目の下見6/複眼と単眼(カメラ眼)/オパビニア
今日は7月12日。
「生命の海科学館」の3回目の下見で勉強になったことを書いていきます。
前投稿のつづきです。
次は眼のことです。
カンブリア紀の代表的な生き物である三葉虫やアノマロカリスは複眼でした。
複眼の利点は?
そして人間のような眼は単眼(カメラ眼)と言うそうです。
それぞれに利点があります。
今回すごく参考になった「週刊 地球46億年の旅」10月号には
次のような記事がありました。
複眼の利点は・・・動くものをとらえるには能力高し。
ハエをたたこうとしても逃げられてしまうのは、
ハエは複眼によって人間の動きをスローモーションのように見えるからなのでしょう。
ハエから見たら人間の動きはスローモーションだと以前何かで知りましたが、
複眼であるのが、その理由だったのですね。
複眼の苦手なことは、色の識別や明るさの識別なのだそうです。(学芸員さんに教えてもらう)
その点は単眼が有利です。
複眼は視野を広くして、敵(あるいは獲物)を発見しやすくしています。
単眼は1点集中でしっかり対象をとらえます。
カンブリア紀の眼を持つ生き物としては、オパビニアは外せません。
体の上部についていて、敵を少しでも早く見つけようとしています。
↑オパビニア(「週刊 地球46億年の旅」9号)
オパビニアは複眼かな?
オパビニアについても、学芸員さんが、化石のレプリカを見せてくれました。
日本では発見されていないオパビニアです。
思ったより小さいです。
参考:ここでも道草 蒲郡市「生命の海科学館」オパビニアもいい(2014年5月6日投稿)
この映像も参考になります。
YouTube: カンブリアンモンスター: オパビニア(Opabinia)
子どもたちに次はこの「オパビニア」の名前を覚えさせたいです。
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