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2010年7月

2010年7月18日 (日)

梅雨明けとともに夏休み

   

終業式は20日ですが、

16日晩に勤務校の先生たちで反省会。

その席でなぞかけが話題になりました。

その場で作って発表した自作2つ。

   

1学期とかけて、ピアニカとときます。

そのこころは・・・・・どちらも最初の学期(楽器)です。

今年の夏休みとかけて、味のないうどんとときます。

そのこころは・・・・・どちらも梅雨(つゆ)が終わっちゃいました。

   

梅雨が明けました。

梅雨が明けて、暑い夏の日差しとともに夏休みが始まるというのは、

夏休みらしくてとてもいいです。

昨日は、息子(小6年)の少年野球大会の応援に行きました。

投手として自信を持って投げているのを見て、

少したくましくなったと思いました。

     

夏らしい空の写真を2枚。

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もうじき夏休み。

「~じゃん」発祥の地はどこ?その3/ことばおじさんの連載

  

(前投稿のつづき)

「~じゃん」の発祥地について、

「ことばおじさんの気になることば」というサイトに連載がありました。

書いているのは「ことばおじさん」の梅津正樹さんです。

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一つ一つ読んでいくと、15日の「みんなでニホンGO」の内容は、

梅津さんの調べたことがベースになっているんだなと思いました。

梅津さんは「みんなでニホンGO」にレギュラー出演中です。

一部引用します。

     

    

じゃんの道

http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2003/12/1205.html

「それいいじゃん」など、主に若者が使う「じゃん」。

「~ではないか・~じゃないか」が短くなり、

さらに「か」が落ちて「じゃん」になったと言われています。

横浜の方言だと思っている人が多いかもしれませんが、

実は静岡県でも古くから使われています。  

   

じゃんの道~第2弾

http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2003/12/1219.html

山梨県の方言に詳しい小林是綱(ぜこう)さんに伺ったところ、

山梨には「じゃん」について書かれた最も古い文献があることがわかりました。

明治38年(1905)、我が国初のグラフ誌「風俗画報」で、

民俗学者の三田村 鳶魚(えんぎょ)が記した「甲斐方言考」です。

そこには『ジヤン~ソオジヤン、イイジヤンはジヤナイカと云ふに同じ 

處(ところ)によりてはジヤンといはずしてジヤァともいへり』と書かれています。

甲斐とは現在の山梨県のことですから、

百年以上前には「じゃん」が山梨の方言にあったことがわかります。    

    

じゃんの道~第3弾

http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2003/02/0213.html

長野県も江戸時代から生糸の生産がさかんで、

甲州街道の下諏訪から八王子を通って横浜へと運んでいました。

では、横浜の「じゃん」は長野からもたらされたのでしょうか?

残念ながら長野には明治時代の文献が見つからなかったので、

文献上は山梨の方が先に使われていたことになります。

しかし、真相はわかりません。

「じゃん」は一体どこから運ばれてきた言葉なのでしょう。謎は深まるばかりです。
   

     

じゃんの道~第4弾

http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2003/02/0220.html

これまでの放送で、静岡や山梨・長野で使われていることがわかった「じゃん」ですが、

実は1000キロ離れた九州でも使っていることが判明しました!

特に、長崎県五島列島の福江島では、

年配の方ほど「じゃん」「じゃかん(じゃんを強めた表現)」を使っています。  

    

じゃんの道 静岡発

http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2004/04/0421.html

取材をすすめるうちに “静岡県清水-山梨県甲府” というルートが見えてきました!

ここは古くから富士川を通しての交流が盛んで、

清水には山梨県の所有する土地(飛び地)もあります。

山梨県出身で現在、清水に住んでいる男性は、

『山梨では明治生まれの祖父も使っていた。清水に来て、こっちでも使うんだ!と驚いた。』と話してくれました。

江戸時代には既に交流のあった、静岡清水と山梨甲府。   

    

じゃんの道 山梨発

http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2004/04/0422.html

じゃんは山梨でもよく使われる方言の一つで、

話し言葉だけでなく、町の中でも「じゃん」の文字をみかけます。

多目的施設『甲府アルジャン』!観光地『みるじゃんの丘』!などなど。   

     

じゃんの道 長崎発

http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2004/04/0423.html

関東から1000キロ以上も離れた長崎で使われる「じゃん」。

静岡や山梨とのつながりを探していたところ、

島原南部の領主、有馬晴信がキリシタン大名だったため“山梨”に幽閉されたという話や、

明治時代に島原の農民が“山梨”にジャガイモの開拓民として入植したという資料を見つけました。

こういったことから「じゃん」がつながったことも想像できそうですね。

なかなか深い「じゃん」。   

      

     

「~じゃん」が三河弁で、発祥の地だと思い込んでいた私には、

15日の「みんなでニホンGO」はいい番組になりました。

「~じゃん」発祥の地はどこ?その2/勧誘の使い方

(前投稿のつづき)

「~じゃん」が愛知県の東部(三河)に伝わってきたのは、

どうやら昭和になってからのようです。

そんなもんなんだ。

江戸時代とかにも使っていたくらいのイメージだったのですが、

とんでもありませんでした。

     

「~じゃん」発祥地と言われる山梨県には、

三河ではありえない使い方をしていました。

「みんなでニホンGO」で紹介されていました。

行くじゃん=行こうよ

食うじゃん=食べようよ

といった、勧誘の使い方です。

これはない。下が「みんなでニホンGOの画像。

    

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山梨県に行って、生で勧誘の「~じゃん」を聞いてみたいです。

2010年7月15日 (木)

「~じゃん」発祥の地はどこ?/番組ではこう言っていた

 

今晩も気になる番組があります。

午後10時からの「みんなでニホンGO」です。

今晩は語尾の「~じゃん」に注目するようです。

番組紹介には次のように書いてありました。

  

1つ目のテーマは「~じゃん」。

横浜弁とも東京弁ともいわれるが、

“我こそは発祥の地”と名乗りを上げた地方が! 

突撃取材で真相に迫る。

   

おいおい、「~じゃん」は、私が住む三河が発祥の地だと思いますよ。

三河弁は、独特の語尾「じゃん・だら・りん」が有名。

東京や横浜ではないです。

正解は今晩の番組で確認して、この投稿の後半にうつことにします。

(7月15日 午後8時27分 記)

   

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆    

7月15日の「みんなでニホンGO」では

「~じゃん」の発祥地について次のようなことを言っていました。

横浜弁であるという説と、甲州(山梨)弁であるという説が対立。

100年前の「風俗画報」に、

甲州弁として「~じゃん」が書かれていることから、

甲州弁が有力。

しかし、「行かない」が「行かん」に変化するように、

「じゃないか」が「じゃんか」になって、「じゃん」が誕生したであろうから、

「ない」を「ん」にする習慣のある地域なら、どこでも生まれる可能性があるとも。

この三河は、しっかり「ない」を「ん」と言うので、

「~じゃん」が生まれる可能性は高し。

横浜には「ない」を「ん」と言う習慣はないようなので、横浜説は危ない。

     

言語学者井上史雄さんはこうまとめていました。

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「~じゃん」は、横浜へ山梨から入ったか、

愛知県東部を含めた静岡から入ったかと思われます。

     

番組中、ずっと三河のことは出なかったのですが、

井上史雄さんのこのセリフで出てきました。それだけでした。

         

その井上先生が、次のサイトでこう書いています。

http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/wp/2008/12/13/%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e8%aa%9e%e3%81%ae%e7%b5%8c%e6%b8%88%e3%81%a8%e7%a4%be%e4%bc%9a-%e7%ac%ac27%e5%9b%9e/

「じゃん」の発祥地は山梨県と思われます。

明治時代に甲府の方言文献に記録されているので、

もう100年以上になります。

長野県と静岡県には大正・昭和になって広がったようで、

愛知県全体に広がったのはもう少しあとのようです。

その後「じゃん」は横浜を経て戦後東京に入りました。

   

    

う~ん、「~じゃん」の発祥の地は、やっぱり山梨?(18日午前9時30分 記)

「トイレの神様」

   

植村花菜さんが上海万博で「トイレの神様」を歌い、

中国人が感動して号泣したというニュースが昨日流れました。

http://www.daily.co.jp/newsflash/2010/07/14/0003199761.shtml

  

いい曲ですよね、「トイレの神様」

私は、今年3月、ムッシュさんのブログでこの曲を知りました。

http://mussyusiawase.blog.so-net.ne.jp/2010-03-11


YouTube: トイレの神様/植村花菜

      

  

今週始めに、「トイレの神様」の本を手に入れました。

トイレの神様 トイレの神様
植村 花菜

宝島社 2010-07-09
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こういう経験をして、今まで曲を作ってきたんだと知ることができる本です。

そこまで書くんだと思うところもあり。

9月3日に絵本も出るとのこと。

映画化の声もあるそうで、「トイレの神様」がブレークしそう。

   

日本中のトイレがぐっときれいになるかも。

2010年7月14日 (水)

ゴキブリとアルバイト

    

昨日、給食がすんだ直後、教室後ろのロッカー付近にゴキブリ登場。

みんな大騒ぎ。

最後は私がつかまえました。

     

ゴキブリ・・・25年前以上にやった2つのアルバイトのことを思い出します。

  

駅のホームにあったうどん屋でアルバイトをしていました。

電車からどっとホームに降りた人たち、

あるいは電車が発車するまでのわずかな時間で食べる人たちが、

間断なくやってきて、忙しい仕事でした。

でも大好きな天ぷらうどんが腹いっぱい食べられるのが魅力でした。

このうどん屋でのルール。

もし調理場の床をネズミが走っても、ゴキブリが走っても、

店員は大騒ぎしない。冷静で、それも何もなかったように仕事をする。

お客さんに動揺を与えないためです。

滅多にありませんでしたが、たまに生き物?が通過した時は、

素知らぬ顔で働いていました。楽しかった。

    

    

2つ目のアルバイト。

長野県の野辺山高原で高原野菜農家でのアルバイト。

なんと、1000m以上のこの高原には、ゴキブリがいませんでした。

そこの小学生が、ぜひ生きたゴキブリが見たい、今度持ってきてと頼まれました。

どこにでもいると思っていたゴキブリが、

高原にいないことに驚き。

ゴキブリのいないそんな素晴らしい地域なのに、

生きたゴキブリを持ちこんで、

それが増えたらとんでもない。

もちろん強く断りました。

25年以上たったけど、今もゴキブリはいないのかな。

でもなぜゴキブリがいないのか?

気圧のせい?寒さや雪のせい?

    

      

    

調べると、ゴキブリは本来熱帯~亜熱帯の生き物であるため、

寒さには弱いようです。

   

私たちにはうんざりのゴキブリですが、

所かわれば違うようで、

ニュージーランドのオークランド博物館には、

生きたゴキブリが展示されている聞きました。

調べたら、次のサイトに写真がありました。

http://kaya.ne.jp/cook/index.htm「Cook Island」       

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ゴキブリのことも調べていくといろいろありそうですが、

今はそれ以上調べる時間がない。      

2010年7月13日 (火)

伊勢谷友介さん演じる高杉晋作登場

NHKの大河ドラマ「龍馬伝」のSEASON3が18日からスタートします。

舞台が長崎に移り、高杉晋作などが新たに登場して面白そうです。

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※高杉晋作

   

今回、「龍馬伝」の高杉晋作役に抜擢されたのが伊勢谷友介さん。

この配役はなかなかいいと予感。

映画「出口のない海」(2006年)で北勝也役。

原作では主人公のライバルで、重要な人物。

その時の伊勢谷さんの配役もいいぞと思いましたが、

原作の北勝也の魅力はぐっと削られていて残念だったことを覚えています。

映画の限られた時間内では無理なのでしょう。

しかし今回は連続ドラマ。

期待できそう。18日から伊勢谷さん演じる高杉晋作登場。

        

    

担当している6年生の子どもたちに、毎週学年だよりで、

次回「龍馬伝」の見どころを紹介してきました。

その時に、参考にしたのが、「龍馬伝」のノベライズ本。

脚本をベースにしたものだけに、ストーリーが正確につかめます。

とても好都合。

現在SEASON2までの本が発刊されています。

6月下旬にSEASON3のノベライズ本が出版されると予告されていましたが・・・・・・

本屋に行ってもなかなか見つからず。

発刊日を調べてみました。

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なんと、7月17日。SEASON3スタート前日。

ぎりぎり間に合いました。

2010年7月11日 (日)

遣唐使の記録が中国で発見される

   

以前、遣唐使井真成(いのまなり)のことを書きました。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2010/06/post-a2e9.html

中国で墓誌が見つかっったことで、

遣唐使で中国に渡ったが、日本に帰れずに中国で亡くなった人だとわかった人でした。

同じように、中国の史料(文献以外)で遣唐使が確認された2例目が、ニュースで報じられました。

7月10日、読売新聞より。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100710-00000296-yom-soci

   

遣唐僧「円仁」の石版、中国で確認…直筆かも

平安時代前期の天台宗の高僧、円仁(えんにん)(慈覚大師、794~864年)とみられる名前が刻まれた石板を、

国学院大栃木短大の酒寄(さかより)雅志教授(日本古代史)らが、

中国河南省登封市の法王寺で発見したことが、わかった。

  

中国で、遣唐使の足跡を示す史料が確認されるのは、

文献以外では2004年に発見された井真成(せいしんせい)の墓誌に次いで2例目。

  

石板は、同寺のお堂の一つを囲む外壁にはめ込まれていた。

大きさは縦44センチ、横62センチ。

道教を信仰する皇帝・武宗による仏教弾圧「会昌の廃仏」(845年)の際に、

寺の宝だった仏舎利を守ろうと地中に埋めて隠したことが記された後に「円仁」の文字があった。

同寺刊行の出版物に石板の存在が書かれているのに、

酒寄教授が気づき、今月、現地を訪れて確認した。

   

酒寄教授によると、当時の中国僧の名を記した文献に同じ名が見当たらないことや、

円仁の旅行記「入唐求法巡礼行記(にっとうぐほうじゅんれいこうき)」の記述から、

845年に同寺周辺にいたとしても矛盾がないことから、

「円仁の可能性が高い」としている。文字の書体が円仁本人の他の文書と似ていることから、

「直筆の可能性もある」という。

  

円仁は、遣唐使船で838年に唐に渡って847年まで滞在。天台教学を修め、

廃仏政策によって長安を追われた。

多くの経典を持ち帰り、帰国後は比叡山延暦寺の興隆に努めた。

酒寄教授は「困難な状況の中で、舎利を隠すのを手伝う円仁の、

徳の高さを示すもの」と話している。

    

     

すでに遠い昔に亡くなった人の足跡に触れれて面白い。

「早咲きの花」前田先生が話すシーン

   

映画「早咲きの花」(2006年)について。

出兵することになった前田先生が、

子どもたちの前で話をするシーン。

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が板書された黒板の前で話をします。

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前田先生はこう言います。

  

オレのたった一つの心残りは、

お前たちにまっとまっと教えたいことがあったのに、

それを教えてあげられなかったことだ。   

   

戦争中はこういった無念な気持ちで出兵していった教師もいたんだろうなあ。

今の自分が幸せな状態であることを自覚しよう。

2010年7月10日 (土)

金星とレグルス接近/自作絵本「自然のかくし絵」

   

今晩、日没後に西の空に輝く金星を見よう。

その左下にあるのが、しし座のレグルス。

今日は金星とレグルスが接近する日。

昨晩もだいぶ近かったので、今晩は期待できそう。

    

     

2年前の夏休みの実技研修会。

図工の先生に教えてもらって、絵本を作りました。

これが財産。

昨日、1学期最後の図工の時間に、絵本の作り方を子どもたちに教えました。

子どもたちは夢中になって作り、予定していた画用紙が不足してしまいました。

うれしい悲鳴。

それでは自作絵本「自然のかくし絵」を写真で。

    

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でもこの絵本の魅力は写真ではわからず。動画で見てください。

(下の写真をクリックしてください)

    

「自然のかくし絵」絵本     

    

      

今度この絵本を作って見ようと決めて、

自作絵本を探したが見つからず。

やっと当日の朝発見して、作り方を教えることができました。

こうやって写真と動画をブログに投稿しておけば、

次回行方不明になっても、あわてないですみます。

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