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2017年3月18日 (土)

「ニッポン人のギモン~IoTってなに?」その7/IoTによる第4次産業革命

 

今日は3月18日。

   

書きたいことはいくつもある。

時間が許せば、書き残しておきたい。

  

久々IoTのことを書いておきたい。

  

2月25日の投稿に引き続き、1月9日に放映

ニッポン人のギモン~IoTってなに?~」より。

ここでも道草 「ニッポン人のギモン~IoTってなに?」その6/押す必要もなくなる時代に!(2017年2月25日投稿)  

  

今回はNHK解説委員今井純子さんの報告です。

IoTによって、「企業の中身」「産業の構造」が

大きく変わろうとしている、

その実例を紹介してくれました。

Rimg2999  

それは私の予想以上でした。

  

IoTが大きな変化をもたらしつつあることから、

第4次産業革命」を起こすと言われているそうです。

  

では「第1次」「第2次」「第3次」は?

番組で説明してくれています。

  

「第1次」

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蒸気という新しい動力が出現した第1次産業革命。

  

「第2次」

Rimg3001

石油と電気による大量生産が可能となった第2次産業革命。

  

「第3次」

Rimg3002

コンピューターの出現で、自動化が進んだ第3次産業革命。

   

そして今、IoTが第4次産業革命を起こそうとしています。

Rimg3003   

   

今井解説委員が紹介する企業は、

ショベルカーやブルドーザーや作っている会社です。

もともとは物を作って売って終わりの企業でした。

それが、工事をトータルで支援する企業に

変わろうとしているそうです。

Rimg3004  

その背景にあるのが人手不足。

Rimg3005

このグラフのように、これからは働き手の人口が減っていきます。

その人口減少に対応する方法としてIoTを利用します。

  

測量はドローンが行います。

Rimg3006

人間がやると、数日かかっていたものが、

早いと数時間でできてしまいます。

しかも、データを3次元で測定していくので、

完成図面との違いが分かりやすく見えます。

そうなるとどこをどれくらい掘ればいいかがわかってきます。

逆に土をそれくらい盛ればいいのかも正確にわかります。

Rimg3007

Rimg3009  

それが画面上で見えてしまうのがすごいこと。

 

実際に工事が始まると、GPSやセンサーが取り付けられた建機が、

現在の建機の位置などをクラウドに送り、

クラウドから細かな指示が送られてきて、

建機が土を掘ったり盛ったりするようになります。

ほぼ自動的に。

熟練者の運転手でなくても、工事ができてしまうのです。

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Rimg3013  

驚きです。

どの企業なの?

これは番組の映像に出てくる建機を見ればわかります。

「コマツ」です。

次のサイトが勉強になりました。

コマツHP スマートコンストラクション

   

このサイトでは、番組に使われている映像が出てきました。

NHKはこの映像を転用したようです。


YouTube: concept1 komatsureport2015


YouTube: concept2 komatsureport2015

  

  

IoTを利用することで、

工期は短縮され、作業員の数も少なくて済む。

さらにさらに正確な仕事もできる。

  

コマツは、作って売るだけではない会社に変わりつつあるわけです。

学校も変わるはずです。でも変わっていない。う~ん。(つづく)

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