「ニッポン人のギモン~IoTってなに?」その7/IoTによる第4次産業革命
今日は3月18日。
書きたいことはいくつもある。
時間が許せば、書き残しておきたい。
久々IoTのことを書いておきたい。
2月25日の投稿に引き続き、1月9日に放映
「ニッポン人のギモン~IoTってなに?~」より。
※ここでも道草 「ニッポン人のギモン~IoTってなに?」その6/押す必要もなくなる時代に!(2017年2月25日投稿)
今回はNHK解説委員今井純子さんの報告です。
IoTによって、「企業の中身」「産業の構造」が
大きく変わろうとしている、
その実例を紹介してくれました。
それは私の予想以上でした。
IoTが大きな変化をもたらしつつあることから、
「第4次産業革命」を起こすと言われているそうです。
では「第1次」「第2次」「第3次」は?
番組で説明してくれています。
「第1次」
蒸気という新しい動力が出現した第1次産業革命。
「第2次」
石油と電気による大量生産が可能となった第2次産業革命。
「第3次」
コンピューターの出現で、自動化が進んだ第3次産業革命。
そして今、IoTが第4次産業革命を起こそうとしています。
今井解説委員が紹介する企業は、
ショベルカーやブルドーザーや作っている会社です。
もともとは物を作って売って終わりの企業でした。
それが、工事をトータルで支援する企業に
変わろうとしているそうです。
その背景にあるのが人手不足。
このグラフのように、これからは働き手の人口が減っていきます。
その人口減少に対応する方法としてIoTを利用します。
測量はドローンが行います。
人間がやると、数日かかっていたものが、
早いと数時間でできてしまいます。
しかも、データを3次元で測定していくので、
完成図面との違いが分かりやすく見えます。
そうなるとどこをどれくらい掘ればいいかがわかってきます。
逆に土をそれくらい盛ればいいのかも正確にわかります。
それが画面上で見えてしまうのがすごいこと。
実際に工事が始まると、GPSやセンサーが取り付けられた建機が、
現在の建機の位置などをクラウドに送り、
クラウドから細かな指示が送られてきて、
建機が土を掘ったり盛ったりするようになります。
ほぼ自動的に。
熟練者の運転手でなくても、工事ができてしまうのです。
驚きです。
どの企業なの?
これは番組の映像に出てくる建機を見ればわかります。
「コマツ」です。
次のサイトが勉強になりました。
このサイトでは、番組に使われている映像が出てきました。
NHKはこの映像を転用したようです。
YouTube: concept1 komatsureport2015
YouTube: concept2 komatsureport2015
IoTを利用することで、
工期は短縮され、作業員の数も少なくて済む。
さらにさらに正確な仕事もできる。
コマツは、作って売るだけではない会社に変わりつつあるわけです。
学校も変わるはずです。でも変わっていない。う~ん。(つづく)
コメント