絵本「てぶくろ」その4/5~7冊目の「てぶくろ」
今日は3月18日。
3月12日の投稿に引き続き、
絵本「てぶくろ」の話題4回目です。
参考:ここでも道草 絵本「てぶくろ」その3/4冊目の「てぶくろ」(2017年3月12日投稿)
5冊目「てぶくろ」
正式名は「おじいさんのてぶくろ」
(ボリスラフ・ストエフ:絵/寺村輝夫:文/2003年発行
/学習研究社)
ほぼ同じ話ですが、この本だけウクライナの民話ではなく、
「ブルガリアの民話より」とありました。
〇手袋を落とした人:おじいさん
〇手袋にやってきた動物の順番
1.はりねずみ
2.うさぎ
3.きつね
4.おおかみ
5.くま
6.ねずみ
〇最後はどうなった?
最後のネズミが手袋に入った途端に、
手袋は毛糸がほどけてばらばらになる。
同じ日に、おじいさんは再びおばあさんに手袋を
編んでもらう。
6冊目「てぶくろ」
(たちもとみちこ(colobockle)作/2005年発行/
/ブロンズ新社)
再び「ウクライナ民話より」とありました。
ウクライナとブルガリアは隣ではありませんが、
近い国ではあります。
同じような民話がある可能性があるのでしょう、きっと。
〇手袋を落とした人:男の子
〇手袋にやってきた動物の順番
1.もぐら
2.うさぎ
3.はりねずみ
4.ふくろう
5.あなぐま
6.きつね
7.くま
8.ねずみ
〇最後はどうなった?
くまが大きなくしゃみをしたために、
みんな手袋から飛び出てしまった。
手袋も空に舞い上がり、男の子が遊んでいる場所に落ちきて、
男の子がもとに戻った。その日のうちに。
7冊目「てぶくろ」
(エヴゲーニイ・ラチョーフ:絵/田中潔:訳/2003年発行/
/ネット武蔵野)
〇手袋を落とした人:おじいさん
〇手袋にやってきた動物の順番
1.キーキーねずみ
2.ピョンピョンがえる
3.早足(はやあし)うさぎ
4.きつねの姉さん
5.灰色おおかみ
6.牙(きば)いのしし
7.くまおやじ
〇最後はどうなった?
同じ日、犬に吠えられて動物たちは四散。
おじいさんは何事もなかったみたいに手袋を拾う。
これは1冊目の同じくラチョフ(ラチョーフ)作の「てぶくろ」と
同じ結末。
ここでも道草 1~3冊目の絵本「てぶくろ」(2017年3月11日投稿)
↑ここで話題にし、見てみたいと書いたラチョフによる
もう1冊の「てぶくろ」が、7冊目の「てぶくろ」です。
地元の図書館にはなく、注文して購入しました。
7冊!
こんなにあるなんて、全く予想していませんでした。
やってくる動物もさまざま。面白い。
私ならどんな動物を登場させようかな?その順番はどうしようかな?
ラストはどうしようかな?
いろいろ考えます。
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