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2020年3月1日

2020年3月 1日 (日)

2020福島報告(12)大熊町教育委員会で話を聞いてきました

  

今日は令和2年3月1日。

  

大熊町教育委員会に行ってお話を聞いてきました。

学校を休んでいる私が突然訪れたのに、

忙しい方が話を聞いていただき答えてくれました。

ありがとうございました。

  

私の目的は、2022年に開校予定の学校について

教えてもらうことでした。

ここでも道草 ゼロ歳児から百歳までを対象とした教育施設(2019年12月17日投稿)

いただいた資料のコピーです。

Epson268  

「学び直し」という言葉を聞きました。

幼保小中の子どもだけでなく、大人が「学び直し」の場となる

学校を目指しておられました。

これはこれからの教育の流れだと思います。

他の国では「学び直し」は普及しているのに、

日本ではまだまだです。

大学がそういう場になっていくと思っていましたが、

大学とは別の流れの学校もいいかな、

大学ではできないことができるのだと思います。

学ぶ人は、大熊町民に限らないとのこと。

どんな学校になるのだろう?

そして校舎はどのような形になるのだろう?

  

  

「少人数だからできること」という話にもなりました。

令和2年度の大熊中学校在校生は3人。

大熊町立小学校在校生は12人です。

大震災から9年経っての結果です。

少人数だから有利なこと、できることをしていくべきだと思うし、

もう実際にやられていると思います。

ICT機器を使うこと。

学びでは傍観者ではなく主役になりやすいこと。

学年をこえた学び合いができること。

学年にしばられず、自分にあった教育をしてもらえること。

私も新任で務めた小学校は、全校で12人だったので、

あの頃を思い浮かべます。

どんな教師が雇われるのかも聞きました。

「関心がある人ですね」と言われました。

そうですよね、新しい教育の学校だから、

関心をもって、いろいろアイデアを出せる柔軟な人でないと

困っちゃいますよね。

 

大熊町が被災して、会津若松市に幼小中学校がほぼ1カ月で

開校したことを教えてもらい、

詳しくは本「大熊町学校再生への挑戦」を読むことを

勧められました。

実際に読んでみて、その時のたいへんさがわかるし、

大熊町の教育について聞くなら、

新庁舎ではなくて、会津若松出張所に来るべきでしょうと思います。

不勉強の状態で、2月18日と19日は動いたなあと反省しています。

でも実際に行ったことで、より関心をもてたし、

大熊町のこと、福島県のことが好奇心のアンテナに

引っかかるようになりました。

学びは今からです。

  

 

最後にもう一つ。

「大熊町」のことを「おおくまちょう」と言っていたら、

おおくままち」ですよと教えてもらいました。

言われてみれば昨年の番組「中間貯蔵施設に消えたふるさと」でも

「大熊町(おおくままち)」と言っていたと思い出します。

ここでも道草 「中間貯蔵施設に消えたふるさと」①/中間貯蔵施設とは?(2019年10月8日投稿)

失礼なことをしました。

 

  

ここまでが自分主導の旅でした。

これ以後奥さん主導の旅になり、

次のところを訪れました。

  

猪苗代湖で遊覧船

飯盛山

鶴ヶ城

大内宿

  

福島県、よかった。

行けてよかったです。2020福島報告も終了です。

 

2020福島報告(11)実際に柏屋に行き、まんじゅうを食べました

  

今日は令和2年3月2日。

  

2月18日は郡山市内のホテル泊。

2月19日にレンタカーを運転して

最初に訪れたのは柏屋です。

ここでも道草 福島県に行くなら、郡山市の「柏屋」に行くことができるよ(2020年1月21日投稿)

☝ この記事で迫った「福島県郡山市朝日1-13-5」の

開成柏屋です。

 

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最新号の585号の表紙の児童詩が飾られていました。

ストリートビューでみた掲示板の実物を見ました。

触りました。

店内に入りました。

どうもテレビ局の取材が入っているようで、

お菓子作りの様子をカメラで撮っていました。

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ちょっと静かにしないといけない雰囲気でした。

それでも「青い窓を30年程購読していて、

いつかは来ようと思っていて実行しました」と言いながら、

名物の薄皮まんじゅうを買いました。

30 柏屋HP

  

店内にも児童詩が飾られていると聞いていたので、

探しました。

あった~!

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写真の左手の方にテーブルと椅子が置いてあって、

児童詩を鑑賞しながらまんじゅうを食べたりすることが

できるようになっていました。

実際にそうしました。

  

飾ってあった児童詩です。

  

ぼくは虫

          小学校4年男子

ぼくは「ヌクヌクボウシ」。

ふとんにくるまって、

「ぬくぬくー、ぬくぬくー、もうすこーし」

となく虫だよ。

セミのツクツクボウシじゃないよ。

あったかいから、このまま

出ていきたくないよ。

とても気持ちがいい。

お気に入りのタオルケットのなか。

ゴロゴロしてると、

セミのさなぎみたいになっちゃった。

それがヌクヌクボウシ。

  

ぼくは「コタツムリ」。

こたつに入って、出てこない虫だよ。

カタツムリににているけどちがうよ。

頭だけ出してゲームするの。

とても気持ちがいい。

姉に

「宿題しなさい」

と言われて、

頭もかくしてじっと動かない。

それがコタツムリ。

「コタツムリ」は特に楽しい。

  

まんじゅうを食べていたら、携帯に電話がかかってきました。

大熊町役場会津若松出張所の教育委員会に、

午前中までに行くことになりました。

時計を見ると午前10時。

郡山市から会津若松市までは1時間かかります。

柏屋の雰囲気を味わうのはここまで。

出発です。  

2020福島報告(10)フレコンバッグが流された現場付近を走る

  

今日は令和2年3月1日。

  

中間貯蔵工事情報センターを出発。

来た時と同じコースで、大熊町経由で、

国道288号線を東進して、

宿泊地である郡山市に向かいました。

  

行きは大熊食堂の閉店時間よりも早く行くことに

夢中だったためか気づかなかったことに、

東進している時には気がつきました。

  

国道沿いの川が氾濫した跡、崖が削られた跡が見受けられました。

そういえば台風19号のために川が氾濫して、

フレコンバッグが流されたという

ニュースがあったことを思い出しました。

 

※河北新報 昨年10月14日のニュースです。☟

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ニュースでは、具体的にどこで起こったことかはわかりません。

国土地理院の地形図を見ると、田村市に古道川は流れていました。☟

赤い道が国道288号線です。

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ニュースの現場を走っていました。

フレコンバッグにはタグが付けられて管理されていたので、

きっと流された数が判明するのではないかと思います。

中間貯蔵工事情報センターに行った後なので、そう思えます。  

2020福島報告(9)中間貯蔵工事情報センター 運び込みは来年度に完了予定

  

今日は令和2年3月1日。

  

中間貯蔵工事情報センターの中で撮影したものです。☟

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除去土壌等の量を示しています。

グレーの市町村は、すでに輸送が完了した場所です。

予定では、2020年度中に完了するとのことでした。

輸送量については次のサイトで見ることができます。

中間貯蔵施設情報サイト 福島県全体の除去土壌の輸送量・割合

今日現在で次のように示されていました。

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2019年度に計画された量の88%が、

中間貯蔵施設に運び込まれたようです。

  

中間貯蔵施設に運び込まれたフレコンバッグは

どのように処理されているのか。

センターでいただいたパンフレットには、

次のように説明されていました。

22   

 

受入・分別施設では次のような工程を経ます。

24  

フレコンバッグを破砕し、ふるい機を使って

可燃物と土壌に分けます。

その土壌は、土壌貯蔵施設に運び込まれます。

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今回、このセンターでは、係の方が丁寧に説明してくれて、

こちらの質問にも答えてくれました。

見学が有意義なものになったのもその方のおかげですが、

ひとつ解決できていないことがありました。

その時に説明を聞いたにもかかわらず、

後で振り返った時に、理解していなかったと思ったことです。

  

この土壌貯蔵施設は、しっかりした遮水シートが敷かれていて、

施設内の水が地下水に染みていくことを防いでいました。

土壌が保有していた水は、上の図で行くと保有水等排水管によって

浸出水処理施設に集められます。

この施設で、どのような処理が行われるかが、理解していなかったです。

お礼メールをした時に、失礼ながら再びお尋ねしようと思います。

  

   

中間貯蔵工事情報センターには次のようなコーナーがあります。

27 中間貯蔵工事情報センター

  

ここでかつての熊町小学校を見ました。

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行くことが困難な場所の最新映像を見ることができるコーナーでした。 

  

以上で、中間貯蔵工事情報センターの報告でした。

  

2011年3月の福島第一原発の大事故は残念なことですが、

その後始末のために、廃炉であり、除去土壌の片づけであり、

現場は安全確実を心がけて、一生懸命取りくまれていることを

感じました。

2020福島報告(8)中間貯蔵施設への除去土壌等の輸送

   

今日は令和2年3月1日。

  

2月18日に中間貯蔵工事情報センターに行きました。

ここを訪れたいと思ったのは、昨年9月に放映された番組

中間貯蔵施設に消えたふるさと」で登場したからです。

ここでも道草 「中間貯蔵施設に消えたふるさと」③(2019年10月8日投稿)

中間貯蔵施設に立ち入ることはできませんが、

このセンターなら行けるかなと思いました。

 

実際に行くことができました。

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思ったよりこじんまりした建物でした。

でもここで閉館時間の午後4時まで45分間教えてもらったことは

たっぷりありました。

  

 

除染作業によって生じた除去土壌は、

フレコンバッグに入れられて、各地に置かれていました。

そのフレコンバッグには、それぞれタグが付けられていて、

フレコンバッグの中身の種類、放射線量、搬出場所がわかるように

なっていました。

これに驚きました。

それをトラックに積み込みます。

どのフレコンバッグを、いくつ積んだのかは、

コンピュータによって記録されます。

トラックはフレコンバッグを中間貯蔵施設まで運びます。

積んだフレコンバッグが全数確実に運ばれたのか管理しています。

さらに驚きは、走行中のトラックの位置を、

GPSによって把握しているのだそうです。

それはネットで公開されています。

JESCO 除去土壌等の輸送車両の走行状況

3  

輸送は月~土曜日に行っています。

その他、輸送に関していろいろ配慮がされています。

環境省HP 中間貯蔵施設情報サイト 動画一覧

☝ このサイトの動画で知ることができます。

動画の写真を並べてみます。

「中間貯蔵施設への輸送 第Ⅰ部 第Ⅱ部」の写真です。 

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☝ クレーンによってフレコンバッグは積み込まれます。

  

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☝ 字幕が上に出て見えにくいのですが、端末機をタグに当てて

管理している様子が見られます。

  

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☝ 飛散・流出を防止するためにシートで覆います。

  

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☝ 「除去土壌等運搬車」であることがわかるようにトラックは

 表示します。

  

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☝ 輸送カードを発行し、係員とドライバーで確認します。

フレコンバッグにすべて容器番号がふられていることがわかります。

  

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☝ 通勤・通学の時間帯を避けて、高速道路を主に使用しています。

  

  

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☝ 運転手「交通事故、人的災害ゼロを目指している」

  

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☝ トラックの走行状況をリアルタイムに把握し、

通行止めの場合はう回路を示したり、

事故の場合は対応を示したりと迅速にできます。

  

 

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☝ 輸送路においては空間線量率をこの装置を使って実施。

結果を公開しています。

JESCO 輸送路における放射線量率の測定

 

放射性物質を含むフレコンバッグの輸送なので、

当然のことかもしれませんが、

私の予想以上に安全確実な輸送への配慮が行われていました。

知ることができて良かったと思います。

  

つづく  

最近の写真

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