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2020年3月 1日 (日)

2020福島報告(9)中間貯蔵工事情報センター 運び込みは来年度に完了予定

  

今日は令和2年3月1日。

  

中間貯蔵工事情報センターの中で撮影したものです。☟

Rimg2136_2

除去土壌等の量を示しています。

グレーの市町村は、すでに輸送が完了した場所です。

予定では、2020年度中に完了するとのことでした。

輸送量については次のサイトで見ることができます。

中間貯蔵施設情報サイト 福島県全体の除去土壌の輸送量・割合

今日現在で次のように示されていました。

23

2019年度に計画された量の88%が、

中間貯蔵施設に運び込まれたようです。

  

中間貯蔵施設に運び込まれたフレコンバッグは

どのように処理されているのか。

センターでいただいたパンフレットには、

次のように説明されていました。

22   

 

受入・分別施設では次のような工程を経ます。

24  

フレコンバッグを破砕し、ふるい機を使って

可燃物と土壌に分けます。

その土壌は、土壌貯蔵施設に運び込まれます。

26  

今回、このセンターでは、係の方が丁寧に説明してくれて、

こちらの質問にも答えてくれました。

見学が有意義なものになったのもその方のおかげですが、

ひとつ解決できていないことがありました。

その時に説明を聞いたにもかかわらず、

後で振り返った時に、理解していなかったと思ったことです。

  

この土壌貯蔵施設は、しっかりした遮水シートが敷かれていて、

施設内の水が地下水に染みていくことを防いでいました。

土壌が保有していた水は、上の図で行くと保有水等排水管によって

浸出水処理施設に集められます。

この施設で、どのような処理が行われるかが、理解していなかったです。

お礼メールをした時に、失礼ながら再びお尋ねしようと思います。

  

   

中間貯蔵工事情報センターには次のようなコーナーがあります。

27 中間貯蔵工事情報センター

  

ここでかつての熊町小学校を見ました。

Rimg2143  

行くことが困難な場所の最新映像を見ることができるコーナーでした。 

  

以上で、中間貯蔵工事情報センターの報告でした。

  

2011年3月の福島第一原発の大事故は残念なことですが、

その後始末のために、廃炉であり、除去土壌の片づけであり、

現場は安全確実を心がけて、一生懸命取りくまれていることを

感じました。

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