落語【遊山船】を聞く/ゼロ歳児から百歳までを対象とした教育施設
今日は令和元年12月17日。
12月7日(土)に第12回教育と笑いの会に参加しました。
勉強になったことを箇条書きで書いていきます。
〇子どもには3つの発言がある。
「挙手」「表情」「ノート」 これは野口芳宏さんの説
さらにもう一つある。それが「つぶやき」
〇楽しさには3種あって、どれも大切
「ファニー」・・・「ふとんがふっとんだ」的楽しさ
「エクセレンティブ」?・・・シュートが入った時の楽しさ
「インテリジェント」・・・知的な楽しさ
教師はこれだけになってしまいがち
〇野口芳宏先生のお話のなかで、耳の遠い人に聞き返されたら、
強く早く言っても通じない。大きく優しく言い返してほしい。
〇メラビアンの法則 話し手が聞き手に与える影響は
「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つから
構成され、それぞれの情報の影響力は以下の割合で
あるというものです。
言語情報 7%
聴覚情報 38%
視覚情報 55%
だから読み聞かせの時の教師の表情は大事
〇子どもがどんな心理状態で学校に来たとしても、
帰る時には笑って帰れるようにしよう。
と和田裕枝先生は心掛けていた。
〇池田修先生の話し方教室 大事なのは3つ
ナンバリング
ラベリング
ジェスチャー
推薦図書「あなたの話はなぜ『通じない』のか」
(山田ズーニー著/ちくま文庫)・・・さっそく図書館に予約
〇桂雀太(じゃくた)師匠 話している時に音の高低は大事
般若心経とか「いろは」を聞かせて、
聞く相手を心地よくさせればいい。
意味のない?ことでも相手に聞かせるためには
音の高低が大事。
〇落語教室で一番太鼓、二番太鼓、出囃子(でばやし)、バレ太鼓を
教えてもらう。バレ太鼓は終演を伝えるもの。
〇そしてこの会のうれしいところで落語を聞きました。桂雀太師匠。
昨年 ☟
※ここでも道草 落語【佐々木政談】を聞く(2018年12月8日投稿)
※ここでも道草 落語【夢の皮財布】を聞く(2018年12月9日投稿)
今年の落語は、初めて聞くものでした。
題目を教えてもらった。「遊山船」
面白かった。
ざこば師匠の映像でもう一度聞いてみよう。
〇司会者の玉置崇先生から福島県大熊町のことが紹介された。
一部地域で帰還が可能になった町です。
※参考:ここでも道草 「中間貯蔵施設に消えたふるさと」①/中間貯蔵施設とは?(2019年10月8日投稿)
しかし住民の帰還が少ない。
その現状で新しく学校を作るかどうか教育長は迷った。
アンケートもとって意見も聞いた。
結果、学校は造ることになる。2022年開校。
その学校は0歳から100歳までを受け入れる
画期的な学校だそうです。
※福島民報 多世代学ぶ拠点に 2022年春開校 大熊町の新設校
ここから一部引用します。
大熊町教委は、二〇二二(令和四)年四月に町内大川原地区
に開校を目指す新設学校について、ゼロ歳から十五歳までの
教育を担う「幼保・小中一貫校」として整備する。町民の「
学び直し」の場として百歳まで教育を受けられる機会も提供
する。町は学校を新しいまちづくりの核に据え、子育て支援
と幅広い世代の交流を促進し、住民帰還につなげたい考え。
町教委によると、ゼロ歳児から百歳までを対象とした教育施
設は全国的にも珍しいという。
ますます大熊町に行きたくなりました。
以上です。
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