2020福島報告(12)大熊町教育委員会で話を聞いてきました
今日は令和2年3月1日。
大熊町教育委員会に行ってお話を聞いてきました。
学校を休んでいる私が突然訪れたのに、
忙しい方が話を聞いていただき答えてくれました。
ありがとうございました。
私の目的は、2022年に開校予定の学校について
教えてもらうことでした。
※ここでも道草 ゼロ歳児から百歳までを対象とした教育施設(2019年12月17日投稿)
いただいた資料のコピーです。
「学び直し」という言葉を聞きました。
幼保小中の子どもだけでなく、大人が「学び直し」の場となる
学校を目指しておられました。
これはこれからの教育の流れだと思います。
他の国では「学び直し」は普及しているのに、
日本ではまだまだです。
大学がそういう場になっていくと思っていましたが、
大学とは別の流れの学校もいいかな、
大学ではできないことができるのだと思います。
学ぶ人は、大熊町民に限らないとのこと。
どんな学校になるのだろう?
そして校舎はどのような形になるのだろう?
「少人数だからできること」という話にもなりました。
令和2年度の大熊中学校在校生は3人。
大熊町立小学校在校生は12人です。
大震災から9年経っての結果です。
少人数だから有利なこと、できることをしていくべきだと思うし、
もう実際にやられていると思います。
ICT機器を使うこと。
学びでは傍観者ではなく主役になりやすいこと。
学年をこえた学び合いができること。
学年にしばられず、自分にあった教育をしてもらえること。
私も新任で務めた小学校は、全校で12人だったので、
あの頃を思い浮かべます。
どんな教師が雇われるのかも聞きました。
「関心がある人ですね」と言われました。
そうですよね、新しい教育の学校だから、
関心をもって、いろいろアイデアを出せる柔軟な人でないと
困っちゃいますよね。
大熊町が被災して、会津若松市に幼小中学校がほぼ1カ月で
開校したことを教えてもらい、
詳しくは本「大熊町学校再生への挑戦」を読むことを
勧められました。
実際に読んでみて、その時のたいへんさがわかるし、
大熊町の教育について聞くなら、
新庁舎ではなくて、会津若松出張所に来るべきでしょうと思います。
不勉強の状態で、2月18日と19日は動いたなあと反省しています。
でも実際に行ったことで、より関心をもてたし、
大熊町のこと、福島県のことが好奇心のアンテナに
引っかかるようになりました。
学びは今からです。
最後にもう一つ。
「大熊町」のことを「おおくまちょう」と言っていたら、
「おおくままち」ですよと教えてもらいました。
言われてみれば昨年の番組「中間貯蔵施設に消えたふるさと」でも
「大熊町(おおくままち)」と言っていたと思い出します。
※ここでも道草 「中間貯蔵施設に消えたふるさと」①/中間貯蔵施設とは?(2019年10月8日投稿)
失礼なことをしました。
ここまでが自分主導の旅でした。
これ以後奥さん主導の旅になり、
次のところを訪れました。
猪苗代湖で遊覧船
飯盛山
鶴ヶ城
大内宿
福島県、よかった。
行けてよかったです。2020福島報告も終了です。
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