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2011年11月

2011年11月15日 (火)

ベンジョバチ

  

今日は11月15日。

校舎の壁に何か虫がついていて、

ある子どもが「ゴキブリ!」と言いました。

ムム!?ゴキブリではないぞ、と思っていたら、

ベンジョバチだよ」と他の子の声。

そうその通り、それはベンジョバチでした。

しかし、今時の子どもも、ベンジョバチを知っているんだ。

   

最近はハチに縁があります。

お馴染みのベンジョバチで、ベンジョバチで今まですんでいましたが、

今日は本名を調べてみたくなりました。

    

Mizu_kouka02
http://mushinavi.com/navi-insect/data-abu_mizu_kouka.htm

    

調べたところ、ベンジョバチはコウカアブと言うアブの仲間でした。

ハチのような姿は擬態でした。

コウカアブの「コウカ」は「後架」と書きます。

後架とは、次のような意味です。

    

1. 禅寺で、僧堂の後ろに架け渡して設けた洗面所。

2.《1のかたわらにあったところから》便所。

  

やはりこのアブは、便所と関係が深い昆虫です。    

 

 

2011年11月14日 (月)

「ほどける」はどんな漢字?

 

今日は11月14日。

先日、「縺れる」は「もつれる」と読むことを書きました。

「からむ」は「絡む」

「まぎれる」は「紛れる」

という具合に、くちゃくちゃすることは、糸編が似合うとも書きました。

その逆はどうだろう?

   

ほどける」は漢字でどう書くか調べました。

解ける」・・・・かよ~。

何か糸編のすごい漢字が出てきて、驚くかなと思ったら、あっけなかった。

    

「ほどける」の語源は糸に関係がないのかな。これも調べました。

    

「ほどける」の語源は、今は使われていない「ほどろ」だという説を書いているのは次のサイト。

http://blog.livedoor.jp/s_izuha/archives/3530704.html

興味をもった説なので、引用します。   

    

この 「ほどろ」 は、夜が明けはじめて、

山際(やまぎわ/山の稜線)がうっすらと白くなりはじめる瞬間を表しています。

(中略)昔々の夜は、月が出ていれば別ですが、

空に星が輝くだけの 「太古(たいこ)の闇(やみ)」 といわれ、

一寸先(いっすん・さき)も見えない暗さでした。

夜は 「安らかな眠りを約束する」 ものではなく、寒さや獣たちから身を守るために、

火を起こし続けなければならないという 「人に緊張を強(し)いる」 ものでした。

夜が明けることを 「夜のほどろ」 といったそうです。

   

夜が明けて、人々がホッとした時のことを「ほどろ」

緊張が和らぐ、「ほどけた」時なわけです。

ちなみに、「ほどく」「ほどける」が仏(ほとけ)の語源だそうです。

人々をほどけさせるのが、仏なのでしょうか。

日めくりより・・・濡れ手で粟/通水カップ

  

今日は11月14日。

日めくりより。

    

EPSON024
    
その「濡れ手で泡」となってしまう人の一人でした。

「泡」ではなくて「粟」なのですね。

「濡れた手の方が泡がくっつきやすい」なんて解釈もつけられるために、

「濡れ手で泡」だと思い込んでいるところもありました。

調べてみると、「濡れ手で粟」を実際にやっている人がいました。

けっこう濡れ手に粟がつきます。

※参考http://portal.nifty.com/koneta05/04/01/tanaka/

   

   

EPSON025
 

Supon-2
 

本当の名前は何だ?

そんな本を以前読んだことがあります。

その本にも、この器具の本当の名前が書いてあったと思います。

「通水カップ」

学校で、子どもに持ってこさせる時には、「パコン、パコンを持ってきて」とか言っていました。

   

     

EPSON030
  

聞いたことがあったり、見たことがあるミュージカルの数々。

それらの作者が同じ人だったとは。

アンドリュー・ロイド・ウェバー。

覚えておこっと。

   

2000年の映画「ジーザス・クライスト・スーパースター」の一場面。

この映像を見て、映画が見たくなりました。

 

2011年11月12日 (土)

「縺れる」を何と読むか

  

今日は11月12日。

学芸会、無事終了。

合唱劇「ピカドンたけやぶ」を6年生の子どもたちはやりきった!

よかったなあ。

   

「ピカドンたけやぶ」についてはまた後日。

   

    

また自主勉強の話。

子どもたちの中には視写をしてくる子も少なからずいます。

新聞記事や小説を視写してきます。

気をつけることは、そのまま書いてくること。

習っていない漢字でも、よく見て書いてくるように言っています。

    

アニメ「のだめカンタービレ」のオープニング曲「Allegro Cantabile e.p.」の歌詞を視写してきた子がいました。

こんな曲です。

 

   

歌詞にこんな箇所がありました。

   

♪ 歌う度に信じていた/歌の側を外れていく/

インテンポで躓いて/縺れていく即興の中へ  ♪
    

難しい漢字が2つでてきました。

子どもはちゃんと視写していました。

「躓いて」・・・これは読めました。「つまづいて」

しかし、「縺れていく」が読めません。

   

この曲を聴きなれていたら、わかると思いますが、

私は全く聴いたことがない曲なのでわかりませんでした。

   

調べました。   

   

「縺れる」は「もつれる」と読みます!

「もつれる」なんだ!感激しました。

     

字源はまだ調べていませんが、

糸編で「縺れる」は似合います。

他にも、「まぎれる」は「紛れる」

「からむ」は「絡む」

糸編は、こういう種類の単語にはいいですね。

   

2011年11月10日 (木)

アシナガバチの観察

  

今日は11月10日。

アシナガバチとスズメバチの区別がわかり、ブログに書いたのは11月6日。

「アシナガバチとスズメバチの見分け方」html

   

それ以後、本物で確かめたいと思っていました。

そのチャンスが到来。

夕方、職員室内にハチが侵入してきました。

飛んでいる時に、足が垂れているかどうか調べました。

垂れていました。

これでアシナガバチだと判明。

   

さらにハチが高いところにある額縁にとまったので、望遠で撮影。

RIMG0148
       

胸部と腹部のくびれががなだらかに太くなっています。

やっぱりアシナガバチです。

   

さらに顔が見たい。

と言うわけで、殺虫剤を使って殺生しました。

これも観察のため。

ハチの顔のアップ。

RIMG0149蜂の頭
  

   

鼻にあたるところの形が五角形ならアシナガバチ。

う~ん、これは明確ではない。

 

アシナガバチにとって、

ハチを観察したいと思っていた人が職員室にいたのは災難でした。

   

 

「隻」について

   

今日は11月10日。

前投稿のつづき   

部首「ふるとり」の漢字で注目したのが「

   

意味はこう書いてありました。

「片方。2つで組になっているうちの片一方」

なるほど。

その意味での漢字熟語を調べてみます。

   

隻手(せきしゅ)・・・片手。

隻脚(せききゃく/せっきゃく)・・・片足。一本足。

隻眼(せきがん)・・・片目。

   

「隻眼」は伊達正宗でお馴染みです。

       

「常用字解」(平凡社)によると、「隻」は一羽の鳥を手に持つ姿であり、

二羽の鳥を持つ姿が「雙(双)(そう)」です。

「隹」が鳥を表し、「又」が手を表すからです。

「隻」には「片一方」の意味もあるし、「雙」に対して「一つ」の意味もあります。

   

「隻」は船の数え方でも使われます。

次のような決まりがあるようです。

   

隻(せき):大型・タンカー、艦船など

艘(そう):小型・はしけ、帆掛け舟など

艇(てい):小型・競漕用ボート、ヨットなど

杯(はい):特殊な船・かつお船、伝馬船など

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1011366880

      

今日も、子どもの自主勉強をきっかけにいろいろ知りました。

「雁」を「ガン」と読むか「カリ」と読むか

   

今日は11月10日。

子どもが提出した自主勉強から。

   

部首「ふるとり」の漢字とその意味を調べてきた子がいました。

調べてきた漢字は、「隼」「隻」「雁」「雄」「雅」

この中で、まず「」に注目しました。

   

この漢字、「ガン」とも読むし「カリ」とも読みます。

「ガン」と「カリ」は同じ生き物をさすのかな?

調べてみました。

   

「雁」の音読みが「ガン」で、訓読みが「かり」だとわかりました。

「ガン」はカモ目カモ科の水鳥のうち、ハクチョウ類を除いた大型の水鳥の総称であって、

「カリ」は異名。つまり「ガン」も「カリ」も同じ生き物をさします。

   

語源由来辞典に面白いことが書いてあったので、引用します。

「ガン」についての記述です。

   

上代には「カリ」と呼ばれていたのが、室町時代頃から「ガン」が現れた。

次第に一般名として扱われるようになり、

現代では「ガン」が正式名、「カリ」が異名という扱いをされるようになった。

「カリ」が「ガン」になった由来は、語調を強くするために漢語「雁」の勢力が増したとする説と、

鳴き声からとする説があるが、漢語「雁」の説が有力とされる。

ただし、カリの語源はカリガネの鳴き声に由来し、

そのカリガネが減少して、「ガンガン」と鳴くマガンやヒシクイの増加によって、

和語内でのガンの鳴き声を受けたとの見方もある。

http://gogen-allguide.com/ka/gan_tori.html

   

「上代」=主に奈良時代をさす。

   

面白いのは、「カリ」が「ガン」になったのが、鳴き声に由来するという説です。

カリガネの鳴き声は、キュルークックと繰り返したり、キューキューと鳴くそうです。

つまり、これは「カ行」の鳴き声。

だから「カリ」だったのです。

そしてカリガネが減少して、マガンやヒシクイが増えてきました。

マガンは、グエッ、グエッ、グエッあるいはグエー、ゲゲと鳴くそうです。

ヒシクイは、ギャハハーンとやや高めの声で鳴くそうです。

つまり、これは「ガ行」の鳴き声。

だから「ガン」になってきたという説。

いいなあ、この説。この説に賛成したくなります。

   

「雁」を調べて、面白いことを知りました。

次に注目したのは、「隻」

次の投稿で書きます。

2011年11月 9日 (水)

気管支はどこの部分?

  

今日は11月9日。

今日はついに学校を休みました。久々の欠勤。

咳がひどく、頭にズキンズキンきたので、こりゃあダメだと思い決断。

朝がんばって学校に行って、補欠の準備。

関係の先生と打ち合わせして帰宅。一日よく寝ました。

おかげで咳もとまり、楽になりました。

油断は禁物。今晩もしっかり休んで明日に備えたいです。

明日は校内発表会。

いよいよ6年生の合唱劇「ピカドンたけやぶ」が公開される日。

その場にいたいです。

     

今回の咳喘息(せきぜんそく)でのキーワードは「気管支

そもそもどこだかわかっているのか?思い込みはないか?

調べてみました。

   

喉を通過すると、気管

気管の直径は、大人で2~2.5㎝。

長さは約10㎝。そんなもんなんだ。

もう少し長いイメージですが、実際に体を見たら、10㎝くらいでしょう。

気管はその後枝別れを始めます。

2本に分かれ、さらに分かれて、最後は肺胞に至るまで細く分かれていきます。

これが全て気管支です。

81306024000611
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E6%B0%97%E7%AE%A1%E6%94%AF/%EF%BC%BB%E7%94%BB%E5%83%8F%EF%BC%BD/81306024000611/

   

ここが炎症を起こしている可能性があるわけです。

気管支、頑張ってくれよ。

    

 

 

2011年11月 8日 (火)

咳喘息(せきぜんそく)

 

今日は11月8日。

ずっと咳が出ていて、病院で診てもらって、薬を処方してもらいました。

その薬が効いたのか、咳が止み、もう治ったと思っていました。

ところが・・・1週間分の薬が終わったら、また咳が出始めました。

薬のおかげで咳がとまっていたわけで、根本的には治っていなかったのです。

今日は特にひどい咳で、1日マスク。咳で腹筋が痛くなるほど。

再び病院へ。

今回はレントゲン検査、肺活量検査を受けました。

その結果・・・心配された肺炎ではなく、

咳喘息(せきぜんそく)」であろうと言われました。

    

前回、通院した時に初めての変わった薬?をもらいました。

気管支を広げ、喘息の息苦しさを緩和するシールです。

シールを体に貼ることで、有効成分が体に吸収されて気管支が広がるとのこと。

不思議です。

薬品の名前は「ツロブテロール2 EMEC」

担任しているクラスで尋ねたら、半分ぐらいの子が体験済みのシールでした。

なぜ?なぜそんなに体験しているの?12歳で。

    

今日は新しい薬と吸入器をもらいました。

器具に薬を入れて、吸入するもの。これも初体験。

薬の名前は「フルタイド100口タディスク」です。

調べたら、吸入ステロイド剤でした。

気管支の炎症を抑えて、喘息の発作を予防する薬だそうです。

     

今、私の気管支はどうなっているのだろう?

まだ見たことがない気管支を心配しています。

   

学芸会近し。

明日も元気に勤務したい。

    

 

2011年11月 7日 (月)

なぜスズメバチは「スズメ」?

  

今日は11月7日。

昨日書いた「スズメバチ」について。

当然の疑問として、なぜ「スズメ」なのか?

   

植物で「スズメ」とつくのは・・・スズメノエンドウ、スズメノテッポウ

植物の場合は、「小さい」という意味です。

逆に「大きい」は、「カラス」「オニ」などが使われます。・・・オニアザミ

   

昆虫の場合は逆。

「スズメ」は「大きい」という意味です。

「スズメバチ」の他に「スズメガ」が私にはお馴染みです。

大型のハチなので、スズメバチ。

   

※参考http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1403434.html

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