家の庭にあるホトトギスに、
ルリタテハの幼虫がとりつき、葉っぱをしっかり食べていました。
ルリタテハは昨年10月に教室で羽化させました。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/10/post-ff45.html
年に3回(6~7月、8月、10月)羽化するとのこと。
幼虫をつかまえて、3年生の先生に寄付しました。
あのぶら下がった蛹も見せたいし、
何より、きれいな蝶を3年生に見せたいです。
学校にはたくさんの木々があります。
でも木の名前の札がついているものが少なく、
札があっても、すでに書かれている字は消えていて判読不明。
私が校庭の自然観察をやっていることから、
この木の名前の札をつける仕事が回ってきました。
おっと、仕事が増えたと思いつつも、この仕事なら楽しめるなと喜ぶ気持ちもあります。
花が咲いて、何という木かわかったものもあります。
たとえばこの木。
ヤマボウシ。
ハナミズキに似ていますが、
ハナミズキは先に花が咲いていましたが、
これは葉が先で、後から花が咲いていました。
花弁に見える総苞片(そうほうへん)の先がとがっているのがヤマボウシ。
先がへこんでいるのがハナミズキです。
ヤマボウシもハナミズキもミズキ科の植物。
やっぱり仲間です。
ハナミズキは「アメリカヤマボウシ」とも呼ばれました。
ハナミズキは、
1912年に当時の東京市からアメリカワシントンD.C.へ桜(ソメイヨシノ)を贈った際、
1915年にその返礼として贈られたのが始まりだそうです。(ウィキペディアより)
歴史のある花木でした。
ヤマボウシは、花と赤い実と紅葉を楽しめるそうです。
そんなことを書きこんだ木の名前札を作ってみたいです。
以前、「雑草の鑑」と書いたナガミヒナゲシ。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/05/post-d2cf.html
今年もたくさん見かけます。
男の子が、乾燥したナガミヒナゲシの実を届けてくれました。
写真を撮るために机の上に置いたところ、
次々にタネがこぼれてきました。
よく見ると、実の上部に窓があって、そこからタネが出てきます。
ナガミヒナゲシは頭でっかちで茎の長い植物。
風にユラユラ揺れたら、
さぞかしタネをまき散らすことになるだろうなと思いました。
男の子の「持ち込み」で勉強できました。
子どもたちの「持ち込み」は、閉口することも確かにありますが、
大事にしたいと思います。
5月11日。
帰りのあいさつをした後、廊下にいた男の子2名が
「先生、変な虫がいる」
と教えてくれました。
廊下を歩いていたのがこの虫。
一緒に観察、撮影しました。
ナカグロアカサシガメと思われます。
他の昆虫に口を刺し込んで体液を吸うカメムシ。
やられた虫はたまったもんじゃない。
昆虫に生まれなくて良かったと思う。
※5月1日にはヨコヅナサシガメに出会っています。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/05/post-bc0b.html
そう言えば、5月10日の富幕山でこんなカメムシに出会っています。
これはセスジナガカメムシと思われます。
今回、同定で参考にしたのが、
岐阜大学教育学部理科教育講座地学教室の作成した「理科教材データベース」です。
理科に役立ちそうなデータベースです。
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/index.html
「四月一日」が苗字だと知ったのは、昨年の五月でした。
「わたぬき」と読む苗字でした。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/05/post-3c5f.html
昨日朝のニュース「みのもんたのサタデーずばっと」で、
「四月一日」の他に、
「冬至」「八月十五日」「栗花落」も苗字だと紹介されていました。
「冬至」
これはそのまま「とうじ」と読みます。
「八月十五日」
この苗字はすごいなあ。出会ってみたいです。
読みは「あきなか」または「なかあき」と読むそうです。
旧暦の八月は秋のど真ん中であることからついた名字でしょうか。
「栗花落」
「つゆり」「つゆいり」と読むそうです。
栗の花が落ちる頃に梅雨入りすることに由来するそうです。
これは面白いと思ってノートにメモしていたら、
みのもんたさんが「みなさん、ノートにメモしてくださいよ」と言っていました。
言われるまでもなく、やってました。
聞き流すにはもったいない話題でした。
このブログに書くのは、知識が自分の血や肉になってほしいため。
4月29日、新城市のコンビニの店員さんの苗字がすごく変わっていました。
すぐにメモしなかったことが後悔。
なんだったか?
同じ店員さんに会えるとは限りませんが、
またその苗字に出会いたいがために
1時間ほどかけて出向きたい。
昔、苗字にすごく凝って、調べたことを思い出します。
運動場で一斉下校をした後は、
校庭をぐるっと回って観察することが日課になっています。
昨日5月15日に見つけたもの。
おそらく蛾のマユ。葉をまるめたマユ。
さわってみると、重みがありました。
何かが中にいます。
しかし、解体する勇気がちょっとありませんでした。
イラガのマユの中にいよいよ変化がありました。
ウメの木にあったイラガのマユの中を見てみました。
そしたら幼虫が網のようなものに包まれていました。
いよいよ蛹になってきたと思われます。
以前の投稿によると、5月はイラガが蛹になる時期。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/04/post-9acf.html
ちゃんと蛹になってきています。
これ以後・・・・
6月に成虫が出てきて、産卵。
6月中旬からあのイラガの幼虫オコゼが出てきます。
今年はオコゼと戦う?ことが私の目標の一つ。
蛹に変化したのを観察して、気分は臨戦態勢。
子どもたちがいろいろなものを教室に持ち込むようになってきました。
これはいいこと。
テントウムシのさなぎを、
卵のパックに入れて持ってきてくれた子がいました。
昨日(5月14日)羽化しました。
私の机上に置いてあったので、
最初に気がついたのは私。
「あ、羽化してる」
と大騒ぎ。
子どもたちも集まってきて、羽化したてのテントウムシに注目しました。
ニジュウヤホシテントウムシでした。
虫つながりの話題。
ムッシュさんのブログで、
「クワガタと少年」という映像を見ました。
良かったので、ここに紹介。
(ネットで広がっていくというのは、こういうことなのでしょうね)
1年前の昨日、5月14日、前任校の校区のミカン畑に行って、
ミカンの花の写真を撮りました。
http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/07/post-d018.html
今年の5月10日。
静岡県のミカンの大生産地浜松市三ケ日(みっかび)へ行きました。
そこでミカンの花を見てきました。
ほのかにミカンの香りも。
場所は違えども、また季節が巡ってきたと思いました。
5月10日、愛知県と静岡県の県境付近で、
同じく季節が巡ってきたと感じた植物がありました。
黄色の花がきれいでよく目立つジャケツイバラ。
きれいなものには棘(とげ)がある。
ジャケツイバラはつる性植物で、そのつるには棘があります。
※1年前のジャケツイバラhttp://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/05/post-b34a.html
もう一つ。キリの花。
※1年前のキリhttp://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/05/post-74ae.html
ほぼ1年前に本宮山で出会っているジャケツイバラとキリの花。
ちゃんと時期が来ると花が咲くんだな。
当たり前のことが楽しい。