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2009年5月

2009年5月14日 (木)

クワの木に何やら不可思議な生き物/クワキジラミ

校庭にある木に最近実ができていました。

P5130007 P5130008

   

   

   

クワの実です。

山育ちの家内は、

学校の帰り道に道草をしてこの実を食べて帰ったそうです。

でも道草はすぐにばれます。

手や口のまわりが実で染まってしまうからです。

黒っぽい実がおいしいとのこと。

明日さっそく子どもを誘って食べてみよう。

    

このクワの葉の裏に、何やら白くびっしりとついていました。

よく見るとモゾモゾ動いていました。

P5130013 P5130013_2

    

    

    

これはいったい何物?

      

同定に時間がかかりましたが、

その分、わかった時はうれしかったです。

   

この生物は、クワキジラミの幼虫!

(ビックリマークを使いたい心境です)

写真を見てわかるように、

尾の端からロウ状物質の糸を出す変わった生き物。

何のために出すのでしょう。

わけのわからない生き物にまた出会いました。

     

クワにとっては大害虫。

かつて養蚕業が盛んな頃は、

迷惑がられた虫だったのでしょう。

私は養蚕業は営んでいませんが、

明日どうしてくれようか。

     

2009年5月13日 (水)

アカホシテントウムシの蛹の写真

以前アカホシテントウムシの幼虫のことを投稿しました。

ある子どもの家の庭のウメの木に大量に発生していました。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/05/post-eb15.html

先日「幼虫の背中が割れた」ということで、

その様子を写真に撮って持ってきてくれました。

クラスで写真をまわしました。

これがアカホシテントウムシの蛹であって、

ここから黄色のテントウムシが羽化してきます。

そして色づいてアカホシテントウムシになります。

P5110006 P5110004_2

    

    

背中の割れた部分が黄色になっている蛹があります。

成虫が出てくるのでしょうか。

この写真を見て、生で見てみたくなりました。

今日の授業後、行ってみたいな。

富幕山登山その5/ハムシ

ハムシという小さな虫がこの頃気になっています。

よく見れば、たいがいの草木にはハムシがいるのでは。

ウィキペディアには、おおむね草食性、

形は多様だが、比較的簡単な形のものが多く、

いわばコガネムシを小さくしたような虫だと書いてありました。

5月10日の山登りの時にもいろいろなハムシに会いました。

たとえばこんなの。

    P5100084 

        

         

        

次の一匹はビックリ。

スケルトン状の翅(はね)をもったハムシでした。

P5100135 P5100145

      

      

   

同定に挑戦。

カメノコハムシと思われます。

幼虫は尾の端に糞をつけているという変わった生態があるようです。

たとえば次のサイトに、このような写真がありました。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/kamenokohamusi.html

Kamenokohamusi2    

    

    

茶色が糞。何のためつけているのだろう。

2009年5月12日 (火)

富幕山登山その4/ハナイカダ/ツマグロオオヨコバイ

久しぶりに見たのがハナイカダ

(いい名前だと以前から思っていました)

葉っぱの中央に花が咲く、とても珍しい植物。

P5100098     

    

    

雌雄異株の植物で、写真は雌株です。

雌花は一つ咲いています。

これが後に実になります。

雄株は近くにあったのかな。

     

またまたお目にかかったのはツマグロオオヨコバイ

(昨年度はよく出会いました。)

カメラを構えて迫ると、ささっと横ばいして、

葉の裏に、葉の表にと逃げ回るのでなかなか撮影できませんでした。

ちょっと大型でした。ツマグロ”オ”オオヨコバイでした。

P5100102_2    

    

    

富幕山登山その3/オトシブミ

5月10日。登り始めて早々見かけた虫。

葉っぱの上で、遠くをながめていました。

気高く見えました。

写真を撮ろうとしたら、向こうむきになってしまいました。

残念。

P5100089    

    

    

さて何という虫か?

同定に時間がかかりましたが、ほぼ判明。

ウスアカオトシブミです。

    

オトシブミと言えば、なんと揺籃(ようらん)を作っている最中のオトシブミを発見。

撮影。こんなの見たのは初めて。

P5100125 P5100121    

    

    

   

オスがやってきて交尾する場面もあったけど、ピンボケ。

P5100122     

     

    

ピントが合う前にオスは飛んで行ってしまいました。

小さな昆虫を撮るようになって、

素早く接写のピントが合わせられるデジカメが欲しいと思います。

さて同定。

う~ん、セアカヒメオトシブミと思われます。

     

2種類のオトシブミに出会ったというか、

本当は山に行けばいつもいたのに、やっと気がついたいう状況でしょう。

富幕山登山その2/蛾の交尾

5月10日。この日はよく見えました。いろいろ気がつきました。

そのたんびに立ち止まって観察。

したがって進みが遅く、他の登山者にも抜かれました。

    

P5100094     

    

    

道端の草の葉の上に何か・・・・・

おお、蛾が交尾していました。

スズメガの仲間でしょうか?

同定できません。

アップ写真。

P5100095    

    

     

全く動かず。

じっくり撮影したにも関わらず、ぶれていました。

こんな決定的瞬間だったので、ドキドキしてたかな。

富幕山登山その1/アワフキムシ

5月10日の午前中、

愛知県と静岡県の境にある富幕山(とんまくさん)に登ってきました。

自分にとっては珍しく、標準時間よりも大幅に時間をかけて、

頂上を往復しました。

なぜか。

生き物観察のために立ち止まることが多かったためです。

      

その一つ。

アワフキムシ

植物の茎のところに、アワがついているのを何回も見ました。

このアワは、気泡がはじけてなくなってしまうわけでもなく、

しっかり形をとどめて張り付いていました。

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アワフキムシの幼虫は、自らの体から出したアワの中にひそみ、

木々から養分を吸っています。

今が盛んな時期なのでしょうか。

写真に撮ったもの以上に、たくさんアワを見かけた日でした。

2009年5月11日 (月)

いい音楽が手に入った/「晴伝説」「親友よ」

映画「ひゃくはち」のテーマソング「晴伝説」(湘南乃風)

   

映画を見てしっかり気にいってしまい、

すでに5年前に発売されたシングルだと知って、注文。

GW中に届いて、何度も聞いていました。

やるぞう!という気にさせてくれる曲です。

「負けんじゃねぇ 泣くんじゃねぇ」ですよ。

     

    

最近の映画「ドロップ」「親友よ」(湘南乃風)もいいです。

    
   
静から動への展開がいい。
   
これまた元気が出る曲です。
 
「負けるな 待ってろよ」ですよ。

今の自分には、湘南乃風があっているのでしょうか。

疲れている自分を鼓舞してくれる曲を求めているのではなく、

「遠慮するな、迷うな、今はまっしぐら」と

後押ししてくれる曲を望んでいると思います。

それが湘南乃風の曲のようです。

思ったより今の自分は疲れていない。

あんまり癒しはいらない。

頑張ろっと。

    

また近いうちに疲れると思いますが・・・・

   

     

いい本が手に入った/「昆虫の食草と食樹」

GW中に、いい本といい音楽が手に入りました。

本は「昆虫の食草と食樹」(文一総合出版)です。

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見開き2ページに、昆虫と昆虫の好んで食べる草や木の説明が書いてあります。

ありそうでなかった本です。

たとえばヤマトシジミ

この小柄で美しいチョウの食草はカタバミ

こんなどこにでもあるカタバミが幼虫の食草で、

成虫もカタバミの花の蜜を吸いに来るそうです。

カタバミをマークすればヤマトシジミの卵、幼虫、成虫にお目にかかれる可能性が高いわけです。

さらにこの本のすごいのは、

葉っぱが幼虫にどのように食されるか、写真つきで説明があります。

(すべてではありません)

ヤマトシジミの幼虫の食べ方は次のように紹介されていました。

葉の裏側だけを削り取るように食べ、

障子のような薄い膜を残す。

以後、カタバミを見かけたら観察してみようと思わせてくれます。

他にもたくさんの昆虫や草・木について書かれた本です。

   

また味方の本が増えました。

いい音楽は次の投稿。

2009年5月 9日 (土)

marble(マーブル)はビー玉でもある

マーブル関連、連続3回目の投稿。

     

「マーブル」という言葉は、

マーブルチョコやマーブルガムを食べてきた世代にとって、

甘いお菓子を連想させる言葉です。

そんな先入観を取り除くために、辞典をさらに引いてみました。

英和辞典。

マーブルはmarbleという綴りの英語でした。

意味は以前書いたような「大理石」の他に「ビー玉」がありました。

ビー玉!

チャイナマーブルやマーブルガムの「マーブル」は、

この「ビー玉」の意味からついたのだと勝手に確信しました。

あとは「チャイナ」です。

なぜ「チャイナ」なんだ?

     

マーブルガムを作っているマルカワ製菓のサイトに興味あることが書いてありました。

http://www.marukawagum.com/index.html

「よくある質問」コーナーにこんな質問がありました。

  

知り合いの人からもらったマーブルガムから「当たり」がでたので、

近所のお店で交換してもらおうとしたら、交換してくれませんでした。どうしてですか?

  

答えは次のようでした。

  

当たりの交換は、お買い上げいただきましたお店にてお願いしております。

マーブルガムの場合、一箱(36小箱入り)の中に、

当たりクジの分だけ余分に交換用のガムも入っております。
購入された以外のお店で交換されますと、

その交換したお店は、売るガムが小箱ひとつ分足らなくなってしまいますので、

買われたお店以外では交換しないで下さい。

   

こういう仕組みになっていたのですね。

ところでうちの子どもたちがよく買うアイス「ガリガリ君」

あのアイスにも「あたり」があり、「あたり」のバーをお店に持っていくともう1本もらえます。

どんな仕組みになっているのでしょうか?

興味は尽きない。仕事ができない。(言い訳)

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楽餓鬼

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