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2009年4月

2009年4月26日 (日)

「四通八達」から将棋の話

四字熟語のカレンダーの話を続けて。

日にちにちなんだ四字熟語が出てきます。

たとえば3月9日には「三拝九拝(さんぱいきゅうはい)」が出てきました。

意味は「 何度もお辞儀をすること。何度も頭を下げて物事を頼むこと」です。

そして4月8日は「四通八達(しつうはったつ)」

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意味は「道路や鉄道が四方八方に伸びていて大変便利なこと」です。

もう少しこだわって、「四通八達」を調べていたら、

将棋のパズルに「四通八達図式」なるものがあることを知りました。

これは各駒の利きに何も置かないように並べていくと何枚の駒が置けるかという遊びです。

調べたら、何と、

将棋の駒40枚を全て置くことも可能だと知りました。

パズルだから、挑戦するのもいいのですが、

40枚見事におけて、どの駒も他の駒に利いていない状態が面白く、

その図が掲載されたサイトを紹介します。

このサイトは、多くのサイトからリンクされている人気のあるサイトでした。

http://www2.ginzado.ne.jp/jyun/713sug/4tu-8.htm

    

しかし、いろいろな知らない世界があります。

「四通八達」が入口になって、将棋のパズルを知りました。

2009年4月25日 (土)

「毀誉褒貶」の「毀」の字

四字熟語のカレンダーより。

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「毀誉褒貶(きよほうへん)」

意味はほめることと、けなすこと。さまざまな評判。

「毀」「貶」とか、なじみのない字です。

    

「めいよきそん」とうって変換すれば、「名誉毀損」となって

「毀」は出てきますが、この字を自筆で書いたことはないでしょうね。

「毀損」を「棄損」と書いてしまいそうですが、

こう書くこともあるようです。しかし本家は「毀損」

そうそう「はいぶつきしゃく」とうって変換しても「廃仏毀釈」となって、

「毀」は出てきます。

今まで見てはいたのでしょうね。

これも「毀釈」を「棄釈」とすることあり。

「毀」と「棄」が、ともに「き」と読まれるために、

「棄」によって「毀」が打ち消されてしまいそう。

    

毀つ」と書いて、「こぼつ」と読むそうです。

家を解体する意味で、地方によっては使われている言葉。

「こわす」意味から転じて、「そしる」の意味が生じました。

「火」を横につけた「燬」は焼け落ちる意味。

ああマニアックな世界に入ってしまいます。

      

「貶」も「そしる」の意味。

「ほめる」「そしる」の意味の漢字を合体した四字熟語。

難解でした。

2009年4月24日 (金)

留守番をしている時の写真/コオイムシ他

前投稿に続いて、一人で学校に留守番した時に撮った写真。

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ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)とフジの競演

     

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前任校の校区で昨年生まれて初めて見たコオイムシ。

学校のビオトープの池にいて、隣の4年1組で飼っています。

また再会できてうれしい。 

「春山淡冶(たんや)にして笑うが如し」

昨日(23日)は市の総会があったため、全ての先生が出張。

管理当番の私一人が学校に残って留守番でした。

いい天気でした。

山が新緑で、濃い緑と淡い緑のコントラストがしっかり浮き出る時、

それを「山が笑う」と表現するそうです。

私は例年、いつ山が笑ったか記録していました。

平成17年 4月21日

平成18年 4月21日

平成19年 特定できず

平成20年 4月19日

※平成20年の山が笑った日については、ブログに書きました。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2008/04/post-90c0.html

平成21年度の今年はどうだったか?

実は4月10日に私は山が笑っていると思いました。今年は早かった。

しかし、ずっと山がかすんでいて、笑っている顔をくっきり見せてくれていませんでした。

ところが昨日(4月23日)はよかった。

4年2組でもああいうのが「山が笑う」って言うんだよと講釈しました。

窓から見える山々は立派な教材でした。

学校に1人残って、校舎の戸じまりを確かめに歩くついでに、

山が笑っている姿を写真に撮りました。

できあがった写真を見てガッカリ。本物はこんな地味ではない。

もっと楽しそうに笑っていました。

   

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最も高い山が石巻山。

     

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前任校で、学期の終わりごとに登っていた本宮山。

     

高台にある校舎であるし、3階からの撮影。

いい景色でしょう。

    

    

うれしいことに「山が笑う」の出典がわかりました。

このサイトが参考になりました。

http://www.rekihaku.ac.jp/kodomo/5/tayori84.html

  

春の季語に「山笑う」というのがあります。

同じく「冴え返る」というのもあります。

木々の芽吹きが始まり、山全体が躍動感に満ちているのを

山が笑うと表現したのです。

これは北宋の山水画家郭煕(かくき) の

「春山淡冶にして笑うが如し」という記述に由来しています。

自然を動的に捉えようとしていることがわかります。

それが笑うという擬人的な表現となったのでしょう。

    

「山が笑う」は季語だったのですね。

「春山淡冶にして笑うが如し」の「淡冶」は「たんや」と読む。

その意味は?新しいことを知ったのはうれしいけど、不明なことも残った。

   

夏は「山滴(したた)る」、秋は「山粧(よそお)ふ」、冬は「山眠る」。

今年度はこの見晴らしのいい校舎3階から、

山の変化を楽しみたい。

   

2009年4月23日 (木)

今年の日記にも「ナンジャモンジャの花が咲く」と書こう

昨日(4月22日)。

先週の金曜日に校庭のエノキに逃がしたゴマダラチョウの幼虫は、

すでにどこかに行ってしまいました。

しかし、オオムラサキの幼虫は、

ほとんど動かず、葉っぱの上ではなく枝に張り付いたまま。

心配です。

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少しでも葉っぱを食べて、大きくなってほしい。

遅れを取り戻してほしい。

    

1年前の4月23日の日記に、

「ナンジャモンジャの花が咲く」と書いてありました。

前任校の校庭にあって、注目していたナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)のことです。

そして今勤務している小学校にもナンジャモンジャの木が2本あり、

ちょうど昨日開花しました。

今年の日記にも「ナンジャモンジャの花が咲く」と書いておこう。

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2009年4月22日 (水)

忙しい晩に映画「シャカリキ」

昨晩。忙しい平日の晩に、DVDをついつい見てしまいました。

結局家族4人で。

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映画「シャカリキ」(2008年)

高校の自転車競技部の話。

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主人公が汗を流し、歯をくいしばって自転車に乗る姿を見て、

ああ”俺”も早く自転車に乗りたいと思いました。

あの達成感、爽快感を味わいたいです。

2月5日に自転車が壊れて以来、もう2カ月半。

3月以内に届く予定だった自転車。

※「船に乗って自転車がやってくる」

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/03/post-00d1.html

    

4月7日に自転車屋さんに問い合わせたところ、

まだアメリカから出ていないとのこと。

4月13日に自転車屋さんから連絡があって、

フレームは日本に届いたとのこと。

まだ他のパーツが海を越えてきていません。

ああ、早く自転車に乗りたいです。

2009年4月21日 (火)

4月20日の校外学習/梨の摘果作業

(前投稿のつづき)

4月20日の校外学習ではカエルもたくさんいました。

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まもなく始まる田んぼを、カエルたちは待っているのでしょう。

   

「カエルはぬるぬるして気持ち悪かったです。またさわりたいです。」

この矛盾した女の子の報告文。いいなあ。

     

私はこの日、子どもたちにナシ畑を見させたかったのですが、

子どもたちはその途中でテントウムシやカエルを見つけて大さわぎ。

下見に来た時には全く気がつかなかったので、

子どもたちの観察力に感心。

昨年も思いましたが、フィールドに出れば、子どもたちは勝手に勉強してくれます。

     

    

そしてナシ畑。

農家の方が作業をしていました。

摘果作業だそうです。

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一つの芽からたくさんの花が咲き、

写真のような状態になっていました。

摘果して、一つだけ残す作業です。

そうすることで、大きなナシができるわけです。

     

ミツバチの箱も33名の子どもと一緒に見ました。

ミツバチが盛んに出入りする様に、子どもたちは大喜びでした。

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ミツバチの箱は、一箱1万2千円ほどするそうです。

お金まで払ってミツバチを設置していることを聞いて、

ミツバチが人間にとって役に立っている大事な生き物だと、

子どもたちは知ったようです。

    

2回目の校外学習も収穫大。良かった。

4月20日の校外学習/テントウムシの楽園

4月21日は、このブログの誕生日。

2年続きました。もう2年たったんだ。

たくさんの道草ができて、幸せな空間です。

     

昨日4月20日は、理科の時間に校外学習。

再び学校の東に向かいました。

ここは私の予想以上に面白いフィールドのようです。

     

ナシ畑の傍らで、

テントウムシにたくさん出会いました。

ナナホシテントウムシは、成虫のみならず、

幼虫にも、そして蛹にも出会えました。

蛹は、写真では見たことはあっても、本物に出会えたのは初めてではないでしょうか。

もう興奮しちゃいました。

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そしてこれが蛹。

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「これ、蛹だよ、蛹!」

と叫んでいました。

小学4年生で見れた君たちは幸運だ。

    

ナミテントウ、そしてニジュウボシテントウまで発見。

テントウムシの楽園と表現した子がいましたが、確かに。

(つづく)

        

    

マイ幼虫を校庭のエノキに逃がしました

先の土曜日に、エノキにいたゴマダラチョウの幼虫に出会えたのは感動したけど、

ショックでもありました。

自然のままなら、もうこんなに成長しているんだ。

それなのに、2月8日にいただいたマイ幼虫は、

ずっと冷蔵庫に入れられて、無理やり冬眠状態にさせられて、

成長はストップしたまま。

その差は歴然。

すごく申し訳なく思いました。

エノキにネットをかぶせて、隔離して飼育しようと考えていましたが、

もう隔離するのがいけないことのように思えました。

そこで、昨日(4月20日)、校庭のエノキの枝に逃がしました。

小さな、まだ茶色の幼虫たちは、

久々のエノキの枝をせっせと登っていました。

鳥に食べられず、寄生蜂にもやられずに、成虫になってよと願いました。

2009年4月20日 (月)

生き物の持ち込みが始まった

このところ、教室に生き物の持ち込みが始まった。

これは私にとっては楽しいこと。

山での新任の時に、モリアオガエルの卵を教室に持ち込み、

オタマジャクシになって、下の水槽にポチャポチャ落ちたのを見ました。

その頃から結局やっていることは変わらないようです。

     

ナナホシテントウムシを持ってきた子がいました。

虫かごには、ちゃんとアブラムシのついた草を入れて。

感心しました。

虫かごのふたには卵がありました。

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卵をたくさん抱えたザリガニも教室に来ました。

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さらにアップで見ると、卵に何やら模様が。

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もうじき孵化するのでしょうか。

2年前に卵から育てましたが、また体験ができそうです。

    

小さなザリガニやドジョウをつかまえてきた子がいました。

校区には田んぼも川もないぞと赴任早々言われましたが、

子どもはちゃんとつかまえてきてしまう。たいしたものだ。

すでに水槽を学校に2つ持って行っているが、

明日はまた2つ持っていく。

    

   

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