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2020年11月27日 (金)

2日間で2番組を見て、人類と鉄の歴史の勉強

    

今日は令和2年11月27日。

  

2つの番組を見ました。

2020年9月30日放映の

「コズミック フロント☆NEXT アイアン・プラネット」

を昨日見ました。

2020年2月12日放映の

「歴史秘話ヒストリア ニッポン鉄物語

”奇跡の金属が列島を変えた」を今日見ました。

鉄について勉強しました。

  

やっぱりテレビ番組はいい勉強になります。

理想は、テレビ番組の写真をたくさん撮って、

このブログに記録として残すといいのですが、

時間的余裕がないのでやりません。

勉強になったことを、箇条書きで書き留めておこうと思います。

 

「コズミック フロント☆NEXT」より。

〇鉄は人類の歴史に大きな影響を与えた。

〇鉄は地球の質量の3分の1。

〇地球の核の部分に鉄があり、鉄があることで磁場ができ、

 宇宙からの生物に有害な放射線から守っている。

〇人類の最初の鉄は、鉄隕石から取得した。

 したがって非常に貴重なものであり、金や銀よりも価値があった。

〇それらの鉄にはウィドマンシュテッテン模様がある。

 ゆっくり冷えて固まった証拠の模様。

 地球内部の鉄にはそのような模様がない。

〇青銅づくりのなかで副産物として鉄の存在に気がつく。製鉄が始まった。

〇鉄を得て強力になった国 ヒッタイト

 古代エジプトと互角に戦うことができた。

〇ヒッタイトは鉄を使った外交を行った。

〇人類が馬に長時間乗ることができるようになったのは、

 鉄によって「馬銜(はみ)」が作られ、

 馬を操縦できるようになったから。

〇スキタイ 鉄の馬具を使ったスキタイが西アジアから

 中国北部まで進出した。その支配地域は、アイアンロードと呼ばれる。

〇匈奴と漢との闘い。鉄の武器を最初に得ていた匈奴が優勢であった。

 しかし漢が大型の鉄の武器を使うようになる。鉄による軍拡競争。

〇戟(げき)と呼ばれる鉄の武器。※参考:goo Wikipedia 戟

 犂か(りか/「か」は金偏に華) 牛にひかせて土を耕す鉄の農具。

 ともに漢の時代に広がったもの。

〇鉄は人類の使い方ひとつで、福にも災いにもなる。

〇今は考古学上「鉄器時代」

  

  

「歴史秘話ヒストリア」より。

〇今は考古学上「鉄器時代」

〇弥生時代は日本では鉄を作ることができなかった。

 朝鮮半島に近い壱岐は、鉄の入ってくる玄関の役割だった。

〇愛媛大学の村上恭通(やすみち)教授は、この番組でも、

 「コズミック フロント☆NEXT」でも登場。

 ※参考:Wikipedia 1962年生まれの方でした。1歳違い。

〇考古学上、鉄器時代が始まったのは弥生時代。

〇鳥取市の青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡は、

 地下の弥生博物館と呼ばれる。

 適度な湿り気のある土壌であったため、

 腐ったりして消滅しそうなものでも残っているものが多数ある。

〇錆びてなくなってしまいそうな鉄製のものもたくさん出土した。

〇鉄は武器とか農具として使われているイメージだが、

 その多くが工具だった。

〇工具を使って、木を切り倒し、細工をして、

 物見やぐらのような大きな建物を造れるようになった。

〇鉄の工具によって、大型の船を造ることもできた。

〇船は交易のために造られた。鉄を自ら作り出せない弥生人は、

 朝鮮半島に渡って鉄を手に入れていた。

〇日本の米と朝鮮の鉄を交換した。

 寒冷期を迎えていた東アジアにあって、

 比較的に温暖だった日本からの米は貴重品であったと予想される。

〇日本国内でも鉄は交易の大事なものであった。

〇鉄を得たいがために、それぞれの地区の特産品が交換された。

 鳥取の管玉(くだだま)。

 管玉の原石である石川県小松市の碧玉(へきぎょく)。

 瀬戸内の塩。新潟のヒスイ。

〇古墳時代 鉄は権威の象徴の一つになっていく。

〇三種の神器の「剣」は鉄。  その他な「鏡」「勾玉(まがたま)」

〇古墳時代の前中期はまだ鉄を作り出せていない。

 鉄をたくさん持っていることがステータスシンボル。

〇ヤマト政権はたくさんの鉄を保有して、それを地方に分配することで

 支配を広げていった。

〇古墳時代後期 製鉄が始まる たたら製鉄・・・長く続く。

 明治時代になって製鉄所ができた。

  

1枚だけ写真を載せたい。

「歴史秘話ヒストリア」の中の1枚。

Rimg1837  

長崎県壱岐市の「一支国(いしこく)博物館」のジオラマの写真。

鉄づくりのワンシーン。楽しいものだったので、この1枚は撮りました。

  

映像を教育に活かす。

まだ諦めていません。

こんなにいろいろなことがわかるんだから。

 

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