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2018年12月15日 (土)

通算6000本投稿/スコットから書き残す執念を学ぶ

 

今日は12月15日。

  

12月14日の「今日は何の日」クイズは、

「〇〇〇○〇の日」でした。

  

ノーヒントでわかりますか?

難しいですよね。

  

正解は、「南極の日」です。

今日は何の日 12月14日には次のように書いてありました。

 

1911(明治44)年のこの日、

ノルウェーの探検家・アムンゼンと4人の隊員が

人類で初めて南極点に到達した。

  

アムンゼンと言えば、思い出すのはスコット。

アムンゼンとスコットの話は、

子どもの頃に聞いた話です。

その話を思い出しながら、生徒に話しました。

  

南極点をめざしたノルウェーのアムンゼン隊と、

イギリスのスコット隊は、競い合って南極点をめざしました。

アムンゼン隊が12月14日に南極点に到着。

しかし、スコット隊は、翌年1912年1月17日に南極点に到着。

1ヶ月も遅れて、2番手として到着。

そして、スコット隊5人は、全員が帰還せずに死亡という悲劇に

見舞われます。

スコットが亡くなったのは、1912年の3月末だと言われています。

特にこの2ヶ月あまりの期間は辛かったことと想像します。

救助隊がスコット等の亡骸を発見したのは、

南極に再び夏が来た約8ヶ月後。これも悲しい。

 

「南極の日」であった14日と今日、

このアムンゼンとスコットの話をもっと思い出したくて、

ネットでいろいろ読みました。

さらには、1987年のNHKFMで放送された

ラジオドラマ 世紀の大冒険レース アムンゼンとスコット」を

すべて聴きました。

100年以上前に、南極で起こった出来事を

思い描きました。

 

 

死ぬ直前までのスコット隊のことがわかるのは、

スコットをはじめとするメンバーの日記や手紙、写真が

残っているからです。

まさに書き残した文章が、本人は死んでしまったけど、

生き生きとした話として今も語られています。

それが尊いと思います。

死と背中合わせの中、よくぞ書き残したと思います。

書き残す執念は、日々日記やブログを書いている私には、

見習いたいと思います。

  

この投稿で、通算6000本の投稿となりました。

先日、大ファンの絵本作家の二見正直さんが、

ご自身のブログで、私のブログを読んだ感想を書いてくださいました。

絵本作家 二見正直

私のブログを「膨大」と表現してくれました。

「膨大」はいいなと思いました。

「膨大」の「膨」は「膨れる(ふくれる)」です。

枠に納まらずに膨れあがるような

量と勢いのあるブログになるといいです。

それは私のめざす人間像かもしれません。

  

スコットのように、

死の直前まで書き残す執念をもちたいです。

最後にこの写真。

1280pxscottgroup テラノバ遠征 

南極点に到達したスコット隊

1912年1月18日、後列左からウィルソン、スコット、オーツ、

前列左からボワーズ、エバンス

  

頑張った皆さんの写真を、ここにも載せました。

ささやかですが、誰かがこのブログを見て、

皆さんのことを知る可能性を広げました。

 

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