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2009年9月

2009年9月12日 (土)

斎藤茂太さんの言葉その3「病気になるなんて、自分は運がいい」

本「いい言葉は、いい人生をつくる」(斎藤茂太著/成美文庫)からの引用。

    

病気や失敗は、自分で望んでそうなるものではない。

だからこそ、「なんでオレがここで挫折しなければならないのか」と考えるのではなく、

「自分はまたとないチャンスを与えられたのだ」と考え方をスイッチしてしまったほうがよい。

すごく落ち込んでいて、とうていスイッチチェンジなどできそうもないというなら、

言葉だけでもいい。

「病気になるなんて、自分は運がいい」と何度も口にすることだ。

言葉には言霊(ことだま)があり、

何度も口にしていると知らず知らず、その気になってくることがあるからだ。(135p)

かつて病気療休したことがある自分にとっては、

斎藤茂太さんのこういった言葉で何度元気をもらったことか。

     

自分の力をほんの少しでいい。他人のために役立てたいものである。

「そういうことは成功者のすること」と思いこんでいる人がいるかもしれない。

だが、自分の力を他人のために使うこと自体が、

ひとつの成功的な生き方だといえまいか。(195p)

人生をこの頃考えるようになってきたなあ。

斎藤茂太さんの言葉その2「家庭は感情を吐き出すところ」

本「いい言葉は、いい人生をつくる」(斎藤茂太著/成美文庫)からの引用。

   

イチローの人気はもちろん、バッティングや守備の素晴らしさによるものだが、

同時にたとえば明らかに故意と思われる死球を受けても

怒りをあらわにしないソフトな人当たりも人気の理由だと聞いた。

あるときイチローの父上にお目にかかる機会があり、

このあたりのことを聞いてみたところ、

イチロー選手も人の子、めちゃくちゃ腹を立てることもあるそうだ。

グラウンドではそれをむき出しにすることはない。

そのかわり、家に帰ると多少、アレる日もあるという。

グランドで抑えた感情を、家族にはもろにぶつけているのだ。

それでいい。私はむしろほっとした。精神科の医者としては、怒りをためておくほうが心配だ。

家族は、社会に吐き出してはいけない感情を受け止めるという貴重な機能を持っている。

反対にいえば、たがいにネガティブな感情を平気で出し合える家族こそいい家族といえるかもしれない。(60p)

これは小・中学生にも言えます。

学校で頑張っている子が、家で感情をあらわにすることはよく聞きます。

それでいいと思っています。家庭で安心して自分を出してバランスをとっているのです。

子どもの中には逆もいます。

学校で暴れて、家庭ではいい子。こういう子が心配です。

いい成績をとった時に、家庭なら大きな声で報告できます。それも家庭のいいところ。

     

そうでない家庭の子どもをどうするか。教師の課題です。     

斎藤茂太さんの言葉「幸福は好奇心から生まれる」

斎藤茂太さんの本の言葉は参考になります。

このブログでも何度か引用しました。

また1冊読破。

いい言葉は、いい人生をつくる―いつも私は「言葉の力」を味方にしてきた (成美文庫) いい言葉は、いい人生をつくる―いつも私は「言葉の力」を味方にしてきた (成美文庫)

成美堂出版 2005-01
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今回読んだのはこの本。

いい言葉がたくさんありました。

      

人生、長く生きると、人間の価値は「何ができるか」ではなく、「何を楽しめるか」にかかっているのだとわかってくる。(中略)

ものごとを楽しむことは、高度な感性なしにはできない精神活動だと思う。(中略)

あらゆることに楽しみを見つけることは、人間だけに許された生の醍醐味なのである。(16~17p)

90歳生きた人の文章だから説得力があると思います。

昔に比べたら、身のまわりのことで楽しんでいる自分に気がつきます。

このブログを始めたのは大きいと思います。

楽しみを見つける感度が、ブログによって高くなった気がします。

     

人は感情を引きずりやすい。いい感情を引きずって生きよう。(中略)

少なくとも、朝一番に遭遇したことは絶対にポジティブにとらえるようにしよう。(21~22p)

どんな出来事も、ポジティブにとらえることもできれば、ネガティブにもとらえれる。

感情を引きずるなら、ポジティブにとらえようという呼びかけ。

「ものは考えよう」・・・・この頃ちょっと壁にぶつかるとこの言葉が浮かびます。

     

幸福は好奇心から生まれる。(中略)

いつでもモノを見るアングルを自由に変え、見慣れたものからも新しいおもしろさを発見できる能力。

これも人生を楽しく生きるために、ぜひとも磨き上げたいものの一つだと思う。

人生成功の秘訣は人生を楽しむこと。その楽しみとは、自分の足元にいくらでも鉱脈を広げているものなのだ。(38~39p)

いい年になってきたためか、「人生成功の秘訣は人生を楽しむこと」に同意しちゃいます。

生き生きしている人はやっぱり人生を楽しんでいると思います。

目指したいです。

     

    

2009年9月11日 (金)

青天白日/いまだに体力は戻らず

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四字熟語のカレンダー。

今回は「青天白日」

意味は、「よく晴れわたった天気のように、心にやましいことがないこと。

疑いや無実の罪が晴れること」

「白日」とは?

調べてみました。

「明るく輝く太陽」の意味でした。

なるほど、太陽だったんだ。青空に太陽。

すっきりして、やましいことがないことを表しています。

他に「白日」の意味は、

「昼間。白昼/やましいところのないたとえ」です。

    

    

9月10日は、白日の下、子どもたちとケイドロをやりました。

ちょっとショックなことがありました。

私はケイサツ役で、ドロボウの子を追いかけましたが、

走れない!

すぐに息が上がってしまいます。

8月に登った北アルプスの時と同じです。

まだ体力は戻っていない。肺活量が復活していない。

自転車通勤のおかげで体重が少しずつ下がり始めましたが・・・・まだまだ。

今週は天気が安定していたおかげで、

休日出勤した日曜日以来今日で6日連続自転車通勤。

体力勝負の職業なので、鍛えるぞ。

     

青天ではなく、黒天の話。

さっき夜空を見たら、南の空にオリオン座。

朝早いとオリオン座が見えていたんだ。

ナンキンハゼの消毒/2匹目のアオスジアゲハの幼虫

昨日(9月10日)、業者による校庭のナンキンハゼ等の消毒作業が行われました。

オコゼはこれで駆除されてしまいます。

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1学期から闘ってきた相手なので、

他の人の手で駆除されるのはちょっと複雑な気持ちです。

     

9月10日、教室の蝶の観察箱に、

もう一匹アオスジアゲハの幼虫が加わりました。

子どもが見つけてきました。

その幼虫も、晩には蛹になるために壁を登り始めました。

P9100018 P9100016

   

   

   

今回は窓ガラスについたために、腹部の観察もできました。

いつ糸をはって体を支えるのか見てみたい。

脱皮して蛹になる瞬間を今度こそ見てみたい。

P9100020    

    

    

これは9月8日に蛹になったもの。

色が茶色に変化してきました。

2009年9月10日 (木)

イラガの新しいマユを発見

夏休み明けに校庭のナンキンハゼを見たら、

イラガの幼虫オコゼが大量に発生していました。

1学期はせっせとパトロールして退治していましたが、

夏休みは油断して怠ったので、増えていました。

ショック。挙句の果てに刺されてしまったことは、先日の投稿に書きました。

    

今日(9月10日)、大々的に消毒をして駆除してもらうことになりました。

    

9月はイラガの生態によると、マユを作る時期。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/04/post-9acf.html

そして9月8日。

その生態通り、新しい、できたてのマユを発見しました。

そぎ落とした後に撮影しました。

P9080013     

   

    

中にいる幼虫の色がまだ緑色。

新しい証拠です。

    

今まで生き残ったオコゼも、今日は厄日。

消毒で一網打尽です。

給食に地元のナシが出た

春にナシの花を子どもたちと観察しました。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/04/post-1a10.html

その後もしだいに実が大きくなるのを見てきました。

勤務校の東はナシの生産地でした。

      

9月8日は同じ市内の生産地でとれたナシが給食に出ました。

地産地消。

もしかしたら、春から観察していたナシ畑のナシかも?

ナシはいきなりできるのではなく、

花が咲き、少しずつ実が大きくなって、

こうやって食卓にやってくるのですよね。

当たり前のことですが、今年は目で見てきました。

P90800029gatu8    

   

   

これが9月8日の給食です。参考までに。

2009年9月 9日 (水)

りゅう座/北極星/アオスジアゲハの蛹

昨晩(9月8日)も星がよく見えました。

そんな星空の下を、秋の涼しさの中、自転車で帰ってくるのは気分いい。

カシオペア座からはかって、北極星を確認。

さらにりゅう座も見ることができました。

大きな星座です。http://yumis.net/space/star/dra.htm

     

アオスジアゲハ報告。

昨日の日中に脱皮して、蛹になりました。

脱皮の瞬間は見逃しました。

放課ごとに観察していた子どもたちもいましたが、見ることができませんでした。

無事に羽化してほしいです。

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脱皮した皮が下に落ちていました。

2009年9月 8日 (火)

ケフェウス座・アオスジアゲハの幼虫・ナンキンハゼの変化

昨晩はバタンキューでした。

昨日(9月7日)のことを簡単に。

   

晩は星がよく見えました。

連日、夏の大三角、木星くらいしか見えなかったのですが、

昨晩はカシオペア座やその隣のケフェウス座の一部がうっすら見えました。

カシオペアの夫のケフェウスの話をインターネットで見たりしました。

たとえばこのサイト。

http://yumis.net/space/star/cep.htm

     

一人の男の子の服に蝶の幼虫が付いていました。

なぜ?

本人は気がつかず、他の子に教えてもらって気づきました。

木の上から落下した?

さわるととても柔らかく、肌触りが良かったです。

子どもたちの人気者になって、飼うことに。

その幼虫が晩には蛹になろうとしていました。

P9070016    

    

    

今朝はきっと蛹になっていて、子どもたちは驚くだろうな。

子どもたちの調べによると、アオスジアゲハの幼虫。

その通りでした。

クスノキの多い本校ならではの蝶です。

このサイトがすごい。

http://crimson-systems.dyndns.org/ikimono/musi24.htm    

     

校庭のナンキンハゼに変化。

殻がはじけて、中から白い実が顔を出していました。

葉っぱが赤く色づいたものがありました。

秋ですね。今年はナンキンハゼでも秋を感じることができました。

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2009年9月 6日 (日)

Google Earth Sky が目の前に登場

またまた星の話。

youtubeで前投稿で書いた「星座ナビ」の映像を見たついでに、

傍らの他の映像を見ました。

面白い物を発見。それは、

Google Earth Sky です。

これを使えば、宇宙をさまようことができ、

これぞと決めれば、ぐっとその星に近づくことができる。

世の中は何と便利になっていることか。

    

    

さっそく宇宙をさまよい、特に木星をアップで見ました。

いつかは望遠鏡で見てみたい木星の衛星らしきものを見ることができました。

またいつか望遠鏡で星を見た時のシュミレーション練習になりそう。

   

使いこなせば、もっと楽しめそうなGoogle Earth Sky 。

ちょっと星に関心を持てば、

「星座ナビ」「Google Earth Sky」と目の前に登場してくれます。

こういうのが愉快。

   

そうそう、星座ナビと同じ機能の携帯電話がすでに発売されていたのですね。

2006年の春のこと。もう3年前に発売されていました。

(今回入手したDS版は、2009年春からのスタート)

このサイトに書いてありました。

http://www.astroarts.co.jp/news/2006/04/14v_seiza/index-j.shtml

    

今晩も大河ドラマを見たら、星を見に外に出よう。

     

   

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