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2007年11月

2007年11月 7日 (水)

おじいさんおばあさんに関するアンケート

島田洋七さん原作のマンガ「がばい~佐賀のがばいばあちゃん~」を使って道徳の授業をやりたい、そんな資料先行の授業が木曜日に迫ってきました。

授業のねらいは次のもの。

 「長い経験を積んできたお年寄り。子どもたちも得るものは多いはずである。積極的にかかわることで、お年寄りにも喜びがある。この授業で、お年寄りに積極的にかかわろうという気持にさせたいと願う。」

学級の子どもたちに、おじいさんおばあさんについてアンケートしてみました。

       

一緒におじいさんおばあさんとすんでいる子は半数。

「おじいさんおばあさんとよく話しますか?」の質問に、

よく話す9名、時々話す8名、あまり話さない5名。

「おじいさんおばあさんと聞いて、思い浮かんだことを書いてください」という質問に次のような回答。

「おとしより」「やさしい」「おもしろい」「しらががおおい」「はたらきもの」「あしがおそい」

「がらがらごえ」「やせている」「おでぶさん」「こしがまがっている」「おこづかいをくれる」

「おかしをくれる」「やさしすぎる」(映画”おばあちゃんの家”を思い出しました)

「いつもなにかくれる」「ちょっとこわい」「りょうりをつくるのがじょうず」「おこるとこわい」

「げんき」「てんごくにいる」「おならをする」「かみがぼさぼさ」「びじん」「いろいろなところにつれていってくれる」

「えがじょうず」「どっこわい」「げえむをすてられた」「しわがある」「みみがわるい」

「おでこにぽつんがある」

       

以上がアンケート結果。やさしいおじいさんおばあさんもいれば、こわい存在になっているおじいさんおばあさんもいるようです。

よく話す子は思ったより多かったです。半数が一緒に住んでいるなら、そうなるのかな。

でも道徳の授業で、よりおじいさんおばあさんにかかわる子になってほしいと思っています。

昨日、ふと浮かんだ発問「お父さんお母さんとおじいさんおばあさんの違うところは?」

この発問で、おじいさんおばあさんは貴重なもの「長い経験に基づく知恵」を持っていることに気づかせたい・・・・できるか?

まだまだ直前まで発問、資料の提示方法に悩みそう。

2007年11月 6日 (火)

ナノクロムシ、そしてナメクジ、エカキムシ

カブ畑に今日も行きました。ナノクロムシの退治です。

子どもたちと行こうとした放課は、急に用事ができて行けなくなりました。

授業後に行きました。

ナノクロムシは、葉っぱについているのを指でつまもうとすると、

はらりと下に落ちてしまいます。

さわる前に落ちます。あれは身を守る方法なのでしょうか。

なかなかつかまえることができませんでした。

   

その他にナメクジが登場。さらに葉っぱに白いくねくねの線。

これはエカキムシだと教えてもらいました。

エカキムシはこのサイト。

http://www.sc-engei.co.jp/navi/gaichu05.html

こういう葉っぱを良く見ますが、これがエカキムシという虫の仕業であると初めて知りました。

黒く、小さな虫のようなものがいました。これはハエの幼虫とのこと。ハチにハエ。カブにはこんな昆虫が集まってくるんだなと思いました。

    

二十日大根の大きいのがあったので、抜いて水洗いして食べました。うまい!ジューシー。

虫も寄り付くカブだけあって、うまい。

消毒はしばらく延期して、つまみ食いをしながら手動の虫退治に専念しよう。

2007年11月 5日 (月)

いかん、ぬき菜を忘れてきてしまった

最近、学年園のカブ畑に行くのをおろそかにしていたら、

畑に詳しい同僚の先生から、「消毒しないから虫がついちゃったぞ」と言われました。Pb050001_3

さっそく見に行ったら、一匹黒い虫を見つけました。

この黒虫は、カブラハバチ(蕪葉蜂)の幼虫です。

名前からして、いかにもカブ大好きな蜂の幼虫です。

幼虫はナノクロムシと呼ばれるそうです。「ナノ」がつくと、なんかミクロの世界のように思えますが、何のことはない「菜の黒虫」で「ナノクロムシ」

(ナノクロムシの写真はこのサイト。私が見たのはこれよりもう少し小さい)

http://park1.wakwak.com/~gardening/musi/kaburahabati/kaburahabati.html

写真を撮ろうとカメラを持ってきて探すと、なんと見当たらない。

同僚の先生が言うには、たくさんいたとのこと。雨が降りだして引っ込んだんだろうか。

これからは、ちょくちょく畑に行っては幼虫をつかまえて殺し、一方では消毒をしていきたいと思います。

ついでに間引きをしました。ためしに家で料理をしてみようと思ったけど、ぬき菜をすっかり職員室に置いてきてしまいました。残念。

幼虫をつかまえるのは子どもとやりたいね。

夕方と朝の空模様

夏休みに、息子の雲の研究につきあったこともあって、雲が気になります。

2日の夕焼け。Pb020003Pb020002Pb020001

     

                                                                              

4日の朝の三日月と雲Pb040058 Pb040060 Pb040061   

2007年11月 4日 (日)

またまた渡辺さんの話・・・柿

FM豊橋の渡辺さんの話をまたまたします。

柿について語ってくれました。

柿は日本原産の果物であり、そんな果物はそうはない。

日本からヨーロッパに、そしてアメリカにも伝わった。

英語で「柿」のことを「kaki」「japanese persimmon」と表現する。

英語の「persimmon」は正確にはアメリカ原産の柿に似た果物である。

干し柿は平安時代にはやった。保存がきき、渋みがとれて甘くなるのが受けた。

渋いのは柿に含まれるタンニンが水や唾液で溶けて、舌に触れるから。

干し柿にするとタンニンが不溶性になり、解けなくなるから甘い。

最近は炭酸ガスやアルコールに柿を触れさせて甘くする。これもタンニンを不溶性にするため。

柿は収穫する時に全部の実は収穫せずに、少し残す。

これは「木守り(きまもり)」と呼ばれる。

神様への感謝、鳥たちに残し自然への感謝を表しているとのこと。

      

こんな話を出勤時の車の中で聞きました。面白い、面白い。もう、メモしまくりです。

今年は「木守り」の写真を撮りたいと思いました。

自転車の肉ばなれ(スポークの切断)も治り、明日から自転車通勤。これも面白い。

お年寄りとの交流・・・「がばい」「おばあちゃんの家」その2

島田洋七さん原作、石川サブロウさん脚色作画の「がばい」(集英社)を使って道徳の授業をやりたい。

そんな資料先行での授業づくりは、ちょっと苦労しています。

今日の午前中も、サークルでいろいろ意見をもらいました。授業は木曜日。頭をひねりまくろう。

今日はDVDが届く。

「島田洋七トークショー 佐賀のがばいばあちゃん」です。

これを見て、教材研究。

佐賀のがばいばあちゃん トークショー
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映画「おばあちゃんの家」(2002年韓国)を見ました。(10月31日の投稿参照)

孫の男の子がおばあちゃんにあずけられるのは、島田洋七さんと同じ。

主人公の男の子は、話せず、耳も遠く、読み書きもできないおばあちゃんをバカにし、

不自由な田舎生活に不満たらたら。

見ていても腹立たしいくらい。一緒に見ていたうちの小学生の娘と息子も怒っていました。

しかし、おばあちゃんは孫を決して叱らずに、孫の願いをかなえようと尽くしてくれます。

しだいに男の子は、そんなおばあちゃんに心を開いていきます。ジーンとくる場面がいくつか出てきます。

ささやかな出来事の積み重ねで出来上がっている映画。またいい映画に出会えました。

このごろ「マラソン」「大統領の理髪師」「グエムル 漢江の怪物」など韓国の映画にはまっています。

2007年11月 3日 (土)

なぜ3月スタート、2月が終わりの月?

「賢者は知りたがり、愚者は教えたがる。」という言葉に出会いました。

教えたがり屋の自分は愚者かな。でも知りたがり屋でもある。う~ん。

まあいい。また教えたいことがあったので、ここに書きます。

      

このブログでも何度か紹介しているFM豊橋の渡辺欣生(よしお)さん。

自転車のスポークが折れて自動車通勤しているため、朝は車中でこの人の話を聞いています。

とにかく面白い。

11月1日は「11月の話」でした。

11月は英語でNovemberです。これは「9番目の月」という意味。

ちなみに10月はOctoberで、Octはオクトパスが8本足のたこを指すように、8の意味。つまり「8番目の月」

12月はDecemberで、Decはデシリットルのデシで10の意味。つまり「10番目の月」

こうやって実際の月とずれるのは、紀元前に使われていたローマ暦が3月スタートだからです。今使われているのは、グレオリオ暦。

3月スタートだから、1年の日数のずれを2月の終わりで調節したとのこと。28日になったり、29日になったりするわけです。

なぜ2月の日数が変わるのか、漠然と疑問には思っていましたが、目から鱗で、疑問が急速解凍。運転しながら、メモ用紙に字を書いていました。

    

自分でもいろいろ調べてみると、暦に詳しいサイトを発見。

「こよみのページ」http://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://koyomi.vis.ne.jp/reki_doc/doc_0310.htm

今回の渡辺さんの話の中の、なぜ3月スタートで、2月がなぜ最後の月なのかもこのサイトで解明されました。

そこだけ引用します。

    

「今でこそ年の始めが『1月』なんてことは当たり前ですが、昔はそうでもなかったのです。古代ローマにおいては現在の1,2月に当たる冬の時期は『冬籠もり』の季節でほとんど重要な活動は行われなかった。このためこの時期は『暦に載らない日々』でした。そのため、月の名前も10月分しかありませんでした。1年のうち60日を『数えない』なんて何ともびっくりですが、現にそんな暦もあったのです(この当時の年始は現在の3月。春とともに1年が始まったわけです)。
 まあ、そんなのどかな時代もいつまでも続きませんのでこの冬の時期も暦に載るようになります。紀元前8世紀、古代ローマ皇帝ヌマ・ボンピリウスが暦に2ヶ月を追加しました。このとき追加されたのが現在の1月と2月。追加ですから、ごく普通に今までのあった月の後ろに付け足されたわけで、そのため2月は年末の月と言うことになりました。」

   

やはり私は知りたがりの教えたがりです。教師って職を選ぶ人はそうではないのかな?

2007年11月 2日 (金)

心構えも毎日磨きなおし

ほぼ毎日見に行っているムッシュさんのブログには、

多くの名言が紹介されています。参考になり、励みになります。

昨日のブログではこの2つ。

   

・田中真澄(社会教育家)

心構えは、どんなに磨いても、毎朝、ゼロになる能力である。

丁度、朝起きたら歯を磨くように、

心構えも毎日磨きなおさなければならない。

   

こういう気持ちで、考えでやっていこうという決心はよくやりますが、ついつい忘れてしまって、月日が流れて行ってしまうことの多いこと多いこと。

この田中さんの言葉は、そんな自分にとっては納得する言葉。

日記帳の表紙裏に、こうやっていこうと決心したことを書いて毎朝見ることをやろう。

前はやってましたが、今はさぼっていました。

    

・斉藤茂太(医学博士)

笑顔は人のためならず。

ニコニコ顔の効用は、相手を快くさせることばかりではない。

笑顔を心がけているうちに、自分自身の心までときほぐされてくるのだ。

   

先月の後半は、子どもたちの前で怒った顔でいたことが多かったです。

毎日反省です。そんな顔をしていていい状態になったためしはないのに、やってしまいます。

方法は他にあり。

この茂太さんの言葉に触れ、子どもの前では明るくはつらつしていようと思いました。

11月の初日の昨日は、まあまあできました。

茂太さんの本は何冊も読みました。

心がもろい人には、支えになる言葉を提供してくれる方です。

高齢になっても次から次に本を書かれていました。

でも昨年11月20日に急に亡くなってしまいました。残念なことでした。もうこの方の新作が読めないと。

もうすぐ亡くなられて1年がたつんだなあ。

    

ムッシュさんのブログに感謝。

    

   

    

感謝・・最初の漢字が届きました

今朝起きたら、「漢字さがし」の写真が届いていました。3枚。

ある男の子のお母さんから。

「漢字さがし」を始めたけど、誰からも届かずに終わってしまうのではという不安がありました。

でも、その不安も吹っ飛びました。朝からうれしかったです。

その記念すべき写真の1枚を載せます。

8画の「学」の入った「通学路」の看板です。今年の「漢字さがし」のスタートを切る記念すべき写真です。untitled.bmpをダウンロード

2007年11月 1日 (木)

漢字さがし・・・たとえばこんな漢字(感じ)

Pa300031 先日薬局に行った時に、目の前に大きな看板がありました。

その中の「日」に注目。これは1年生で習う漢字です。撮ってみました。

このような写真を集めて掲示していこうと思っています。(10月30日の投稿参照)

最初にどんな写真が届くのか楽しみです。そして最後に残るのはどの漢字だろう。

このブログでも、届けられた写真を載せていこうと考えています。

      

さあ11月。やりたいことがたくさんある。

最近の写真

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楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉