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2013年3月17日 (日)

H25 3月の花々6 ミツマタ/ミツマタ生産量減少のニュース

 

今日は3月16日。

年度の大詰め。あれやこれやで慌ただしい。

ブログが書けないのがつらいところ。でも今日は書くぞ。

 

3月11日の朝の出勤で、面白い植物を発見。   

Rimg1154 3月11日 通勤路

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さて、これは何?

ミツマタが思い浮かびました。

以前、ミツマタが咲いているのを見たことがありました。

ここでも道草 田貫湖/ミツマタの開花(2009年3月31日投稿)

あの姿が連想されました。

でもまだ自信がありませんでした。

 

 

そしたら、3月14日にミツマタだとわかりました。

朝のニュース「朝ズバ!」を見たときでした。

日本のミツマタの生産が減少しているというニュースでした。

 

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国内産ミツマタは、外国産と比較して値段が4倍。

中国地方や四国地方で多く栽培され、生産されていましたが、

従事している人たちの高齢化・後継者不足や工場の老朽化によって、

しだいに生産が減少しているとニュースでは言っていました。

番組の中で、島根県出雲市のミツマタ栽培者が、

遠く離れた岡山県真庭市のミツマタ加工所に送るミツマタを伐採していました。

 

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荒木さんという方です。

「みつまた調達所」からお願いの電話があったそうです。

ミツマタを伐採して、真庭市に送って欲しいと。

残念ながらあまり儲けにならないミツマタ栽培。

栽培を続ける理由を、荒木さんは「父親が守ってきたものを続けたい」と言っていました。

 

荒木さんの地元出雲市にあるミツマタ加工所は今月いっぱいで閉鎖されるそうです。

施設の老朽化と栽培に従事する人たちが減ったためです。

そのことを伝えるネットニュースもありました。

※産経ニュース2013年2月27日1万円札の原料 ミツマタ危機 出雲の加工所閉鎖へ

こんなミツマタ生産の現状を知りました。

 

 

ミツマタの加工の手順が紹介されていたので、載せます。

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このような流れです。

真庭市の「鳥越ミツマタ加工所」の様子でしたが、

従事している人たちがけっこうお年の人たちでした。

83歳の女性が元気に働いていました。

 

番組の最後に、スタジオに持ち込まれたミツマタが映りました。

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それが私が通勤路で見た植物と同じでした。

あれはミツマタ!と確信しました。

番組の中で、ミツマタは黄色い花を咲かせて春が来たことを伝える植物だと言っていました。

もうじき咲きそうな、通勤路のミツマタ。楽しみです。

 

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