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2011年3月 2日 (水)

「50歳からの男の磨き方」

   

今日は3月2日。

ISBN978-4-569-79119-7 (川北義則著/PHP研究所)

1カ月余りで50歳になる身としては、

本屋で見かけて気になる本でした。

ついつい買ってしまった本です。

    

将来、こんな年輩者になりたいというモデルがありました。

その部分を引用。

   

ある親会社の部長だった人が、定年退職で子会社に再就職した。

子会社の人たちは、かつて親会社から天下ってきた人が威張り散らかしていたこともあって、

「またか」と不安になったが、今度の部長はそれを見事に裏切った。(3p)

  

どう裏切ったか?

次の8点。

・前の会社での失敗の経験については話すが、成功の話はいっさいしない。

・人の尻込みをするような仕事を率先してやり、成功させる。

・トラブル発生のとき、即座に解決策を複数挙げる。選択は任せる。

・経験を生かして新しい仕事の骨組みはつくるが、仕上げは若手に譲る。

・前の会社の待遇のことをいっさいいわない。

・いまの会社の待遇のこともいっさいいわない。    

・今の会社の長所しかいわない。

・「働けるだけ幸せ」が口グセ。

見事ではないか。こんな人が上司ならビジネスマンは幸せだ。

なかでも私が感心したのは、

「前の会社での失敗の経験については話すが、

成功の話はいっさいしない」という項目である。

定年退職する年代ともなれば、どんな凡庸な人間であっても、

会社として手柄の一つや二つはある。

だが、そんな「叙勲話」を聞きたがるのは、

自分か年老いた親くらいしかいないと思わなければならない。

いつ、どんなときでも、自慢話は聞いているほうが、うざったい。(62-63p)

    

私も見事だと思います。

「即座に解決策を複数挙げる。選択は任せる」

素晴らしい。理想です。

自慢話を聞きたがるのは親、というのも共感。

子どもが家で得意気に話すのは、しっかり聴いてあげようと思っています。

他の場所で話すと、うまくいかないけど、家なら大丈夫。

他では言いたくても言わないで我慢してきたことを、

親の前で早口で話す様子はかわいいものです。

   

担任として、目の前の子どもたちが話す自慢話も心地よく聴けます。

「今日は牛乳全部飲んだに!」

「やった~」

何かできたら、私の前でどんどん威張りん(方言)と言ってます。

    

仕事では、自慢話をしないで、今の自分で勝負したいという気持ちはあるな。

   

 

現在、私の自慢話の聴き役は奥さんです。

うんざりされていないように思えますが・・・・。

皆さんは誰に自慢話をしますか?

    

この本を、朝の読書の時に、教室で読んでいたら、

子どもたちにいろいろ言われました。

「なに~その本」    

だから一気に読みました。明日からは違う本を読みます。

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