2022年9月20日 (火)

いつかはクリュチェフスカヤへ

    

今日は令和4年9月20日。

   

コメントが届いたのをきっかけに、

今晩また書きたいことがありました。

  

退職した身でなんですが、

退職したらやってみたいことです。

これは10年前に思いました。

ここでも道草 テレビで勉強・・・カムチャツカ半島の名峰クリュチェフスカヤ(2012年1月6日投稿)

カムチャッカ半島にあるクリュチェフスカヤに登ることです。

恐ろしいけど、美しい山です。

当時の記事に載せた写真の1枚です。

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活火山です。

富士山をひと回り大きくした山です。

  

退職したら体力は衰えると思っていましたが、

思いのほか体力はあります。

今のうちと思いますが・・・・

社会科教師と町内会長の2足わらじは、

けっこう忙しいです。

それにクリュチェフスカヤがあるのは、ロシア領。

実現はまだ難しいかな。

でも有言実行は好きな言葉。

唱えていたら、いずれは実現するかも。

なかなか覚えられない山名ですが、

山の姿は忘れられません。

唱えます。

「いつかクリュチェフスカヤへ」

  

今までで一番おいしかった生ビールは?

     

今日は令和4年9月20日。

  

今日はよく働きました。

午前中はテストづくり。

明日は”中間”テスト。

2学期の中間と言うには早すぎる中間テスト。

夏休みが終わったと思ったら、

課題テストがあって、そして中間テスト。

頑張れ生徒。

 

午後から晩は、町内会長の仕事。

10月中旬に行われる地区のスポーツ祭りの準備。

コロナで2年間中止した行事。復活です。

どうせやるなら、中止の年より、

復活の年に関わりたいです。だから幸運。

  

頑張ったけど、火曜日は休肝日。

ビールを飲めば、きっとおいしかっただろうな。

火・木・日が休肝日です。長生きするためです。

  

前記事にコメントをいただきました。

それがきっかけで、過去を振り返りました。

秋味が最初に記事に登場したのはいつだろう?

32年目の秋味。

ブログを始めた年に、ちゃんと登場していました。

ここでも道草 キリン秋味に合う、秋の観光スポット(2007年8月9日投稿)

  

今までで一番おいしかった生ビールは?

それは北アルプスの山の上で飲んだ生ビールでした。

これまた15年前でした。

ここでも道草 24日 珍しいものを見ることができた日(2007年8月27日投稿)

その時の写真です。再掲。

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私はどちらのジョッキを飲んだか忘れました。

でも最高の味でした。

そうか、「一番搾り」だったか。

登山を頑張った後だったから、おいしかったなあ。  

    

  

  

いかに美味しくビールを飲めるか。

だから頑張っている毎日ですね。

2022年9月19日 (月)

「北の麦酒ザムライ」⑤ 歴史を感じながら赤星を飲んでみたい

     

今日は令和4年9月19日。

   

今晩は、本当は名古屋に行って、

「映像の世紀コンサート」を味わう予定でした。

しかし、昼過ぎになって開催延期が発表。

台風14号によって、

交通機関が止まってしまうことが理由でした。

お楽しみは後日となりました。

台風の影響は大です。

  

今回もこの動画について書きます。


YouTube: サッポロラガービール赤星【国防をかけたビール造り】

   

間違っても、中学校の生徒の前で、

ビールのことを講義することはありませんが、

どこかの飲み屋で、サッポロラガービール赤星を飲みながら、

仲間に講釈したくなる内容です。

  

動画17分57秒から聞き書きです。

 

開拓使っていうのが民営化されていくのよ。

開拓使麦酒醸造所は、北海道庁の所管になって、

民間に払い下げられます。

北海道庁から大倉組の大倉喜八郎さんっていう人が、

この事業を買い取って、ここで民営化されて、

大倉組札幌麦酒醸造所っていうところになって、

大倉喜八郎さんは、この事業をもっと大きくしていきたい。

当時の政財界に大きな影響を持っていた渋沢栄一さん、

2021年の大河ドラマの主人公になっている渋沢栄一に、

この事業を譲渡して札幌麦酒会社っていう会社名になります。

このサッポロビール会社っていうのは、

ちょっと別の回でも話したんだけれども、

今で言うアサヒビールと、エビスビールを発売していた日本ビール、

この三社が合併して大日本麦酒株式会社になって、

戦後、これが解体されて、二分化されて、

今現在のサッポロビール社とアサヒビール社になって、

戦後のサッポロビール社が、今に至っても、

このサッポロラガービール赤星を発売して、

我々の手元に届いて、美味しく飲めてる。

100年以上にわたるサッポロラガービール赤星っていうのは、

そういうビールです。

たやすい気持ちで飲んだらダメ。

「赤星飲む―?」みたいな感じで飲んじゃダメ。

それだけの歴史を知って、このビールを味わわないと

飲む資格ないよね。

日本の近代国家建設と対ロシア防衛のために作られた

開拓使が作ったビール。

重々しすぎる。

でも重々しさを弾き飛ばしてくれる炭酸の爽快感は

このビールにはあります。

是非味わってください。

  

本「北の麦酒ザムライ」を読破し、

この動画を何度か視聴して、

私はとってもサッポロラガービール赤星が飲みたくなりました。

このビールにまつわる歴史を感じながら飲んでみたいです。

今まで飲んだことがないビールだと思います。

冷蔵庫に「秋味」が5缶残っています。

これが終わったら、飲むことにしましょう。

 

缶での販売は期間限定のようです。

瓶ビールでは販売しているようです。

手に入るぞ。

2022年9月18日 (日)

思えば、毎月映画館に行っているな

         

今日は令和4年9月18日。

    

退職して新しく始めたことのひとつは、

映画館で映画を観るようになったことですね。

  

6月には「シン・ウルトラマン 空想特撮映画」

ここでも道草 映画「シン・ウルトラマン 空想特撮映画」を観ました(2022年6月19日投稿)

  

7月には「大河への道」

不覚にも、途中で居眠りしてしまいました。

 

8月には「異動辞令は音楽隊」

地元豊橋の知っている場所でのロケもあり、

その点でも楽しめました。

最重要犯人を捕まえる時の、警察のダメっぷりは、

ちょっと笑えました。

たった1人を捕まえるのに、そんなへまはしないでしょ

と、突っ込みたくなる場面でした。

実際の愛知県警察音楽隊を聴いた直後であり、、

映画でも音楽隊の演奏を聴き、阿部寛さんの上手なドラムも見れて、

いい夏休みの思い出となりました。

  

そして9月の昨日は「ブレット・トレイン」

ここでも道草 本「マリアビートル」読破/味わったことのないタッチの小説(2022年5月22日投稿)

原作の「マリアビートル」も、映画「ブレット・トレイン」も

5月に知りました。

知ったのを機会に、原作も映画も見たいと思い、実行完了。

この映画、原作を知っていると筋がわかるけど、

原作を読んでいないと、意味不明なところがあったことでしょう。

原作以上にハチャメチャとなっていました。

外から新幹線の車体に飛び乗った殺し屋が、

失踪中にフロントガラスにへばりついて、

挙げ句の果てに、フロントガラスを素手で叩き割って、

車両に侵入する・・・・なんてことできるわけないです。

新幹線同士が正面衝突する惨事も起こります。

死傷者がどれだけ出るんだ!と思ってしまいます。

なのに、主要人物は、その事故でも生き残っているすごさ。

原作では、次々に殺しが行われるけど、

死者はカモフラージュされて、表沙汰にはなっていず、

静かで怖い展開でした。

映画は派手でした。アメリカらしさなのでしょうか。

それとアメリカ人から見ると、

日本人はこういうイメージなのかと思いました。

真田広之が、日本刀の使い手でした。(原作にはない)

暴力団が、鬼のお面を被っていました。(原作にはない)

坂本九の「上を向いて歩こう」がバックに流れました。

「ヒーロー」も流れました。

原作の列車のゴールは東北でしたが、映画のゴールは京都でした。

アメリカ人が作ると、こんな映画になるのでしょう。

  

昔は、映画のパンフレットがありました。

冊子になっていて、それを読むのが好きでした。

その映画について深く知った気になっていました。

現役で、時間がない時は、気になった映画が上映されていると、

パンフレットだけ購入しました。

いずれテレビで放映された時に、パンフレットを見るためです。

今は、そんな冊子のパンフレットは売っていないのですね。

ネットで映画の宣伝をしているので、その必要がないのでしょう。

ちょっと寂しい気がします。

代わりに、1枚表裏のチラシがおいてありました。

タダです。

これなら、ここに掲載しても問題ないでしょう。

最後にチラシの写真を載せます。

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2022年9月17日 (土)

「北の麦酒ザムライ」④ 大河ドラマにはならないかな

    

今日は令和4年9月17日。

   

台風14号が迫ってきました。

9月19日の晩に行く予定の

「映像の世紀コンサート」はどうなるか心配です。

ちょうど台風が来る時になりそうです。

   

本「北の麦酒ザムライ」について書いています。

村橋久成を、大河ドラマの主人公にしようという動きが

かつてあったようです。ネットで見ました。

例えば、サッポロビールの生みの親、村橋久成を大河ドラマに撮影誘致へ 2015年08月23日

確かに、幕末に命をかけてイギリスに留学したこと、

戊辰戦争で戦ったこと、そして北海道の開拓の仕事に関わり、

日本初の麦酒醸造所を造った生きっぷりはドラマチックです。

ただ官職を辞めた後の10年余りの放浪生活が謎です。

そして路上で行き倒れのようになっているところを発見されて、

3日後には亡くなります。

10年余りの放浪生活の様子を本人から語られずに、

今となっては永遠の謎でしょうか。

そこんところが気になるのです。

  

本「北の麦酒ザムライ」では、放浪生活の一場面が

フィクションで語られていました。

放浪生活に入ったのは、西郷隆盛の死が影響したとしていました。

どうなのでしょうね。

この空白の期間がおおいに気になります。

 

大河ドラマとしては、そこが難点かもしれません。

最後が締まらないからです。

歴史的には、魅力のある人だと思います。

この空白期間が、やたら気になります。

2022年9月16日 (金)

39年後を楽しみにしている同志がいた/次のハレー彗星

       

今日は令和4年9月16日。

  

私と同じことを考えている人がおられました。

楠田枝里子さんです。

Yahoo!ニュースで、「109歳まで生きたい」

と言っていることが報じられていました。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6438878

その理由が、もう一度ハレーすい星が見たいという願いでした。

同じです。

  

私は現在61歳。

ちょうど100歳で、ハレーすい星と再会できます。

楠田さんは70歳。

109歳というのは、計算が合います。

私の方が、ちょっと可能性が高いです。

でも寿命はままならぬもの。

どうなるか。

 

でもこうやって39年後のことを

考えている同志がいることを知って、うれしかったです。

  

ハレーすい星と言えば、思い出すのがマーク・トウェイン。

ここでも道草 タイムスクープハンター彗星大接近その1/1910年(明治43年)(2019年5月1日投稿)

☝ この記事に書いています。

再引用します。

  

1910年、ハレー彗星が75年ぶりに地球に到来。

マーク・トウェインの生まれた年(1835年)にも

ハレー彗星が観測されており、

彼が「自分はハレー彗星とともに地球にやってきたので、

ハレー彗星と共に去っていくだろう」と周囲に吹聴していたとおり、

ハレー彗星が現れた日に亡くなった。

  

格好がいい話です。

私も100歳まで生きて、格好よく死にたい。

2022年9月15日 (木)

「北の麦酒ザムライ」③ ラガー・エールの違い 生・熱処理の違い

   

今日は令和4年9月15日。

   

この記事では、本からの引用はしませんが、

本から派生した内容なので、

タイトルは「北の麦酒ザムライ」としました。

  

サッポロラガービール赤星【国防をかけたビール造り】

☝ 前々記事で紹介したこの動画。

13分6秒から聞き書きします。

  

中川清兵衛が学んだのってラガービールなんだよ。

ラガービールっていうのは、低温発酵、低温熟成だから、

東京だと温(ぬる)すぎるのよね。

今はラガービールが主流です。

世界的にもそうだし、

日本で飲まれている、特に大手が作ってるのも、

全てラガービールです。

当時(明治初め)って、主流はエールビールだった。

だけど中川清兵衛が学んできたのは、ラガービール。

のどごしが良くて爽快感があるラガービール。

東京はラガー作りには不向きだなとなった時に・・・

   

日本で初めての麦酒醸造所を東京に造るという計画に、

村橋久成と中川清兵衛は反対します。

北海道に造るべきだと主張しました。

その理由は、低温発酵、低温熟成のラガービールだったからでした。

  

今までたくさんビールを飲んできたけど、

ラガービールがどんなビールか確認したことがありませんでした。

ましてやエールビールって何?状態です。

  

これを機会に、調べてみました。

きっとネットで説明してくれている方がいると信じて。

ビール女子 【入門ガイド】「エール」と「ラガー」って?

読んだぞ。

ラガーとエールの違いはここを読めば大丈夫。

  

ついでに「生ビール」と「熱処理ビール」の違いも勉強。

たのしいお酒.jp 「生ビール」と「熱処理ビール」の違いとは?

これも読んだぞ。

熱処理は、酵母の活動を止めるためにやるそうです。

熱処理をしていないのが生ビール。

ただ、最近は、ろ過によって酵母を取り除くことができるようになり、

日本のビールの多くは、熱処理をしていない生ビールだとわかりました。

なるほどです。

  

話題のサッポロラガービールは、ろ過と熱処理を施したビール。

熱処理ビールです。

上記動画では、次のように評されています。20分16秒から。

  

熱処理ビールなので厚みのある味わい。

ボディ感がしっかりしていて、

生ビールに比べると少し苦い感じ。

  

私にも、この味の違いがわかるかどうか。

一度真剣にサッポロラガービールを飲んでみようかな。

2022年9月14日 (水)

「火怨 北の英雄アテルイ伝(後編)」を明日見せます

        

今日は令和4年9月14日。

   

前記事のビールの話の続きは、ちょっと置いといて、

明日の授業に備えて、9年前のドラマを見ました。

2013年3月30日放映の

「火怨(かえん)北の英雄アテルイ伝(後編)」です。

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9年前に見た覚えがありますが、

おおかた忘れていました。

画像はきれいでした。

見ごたえのある内容でした。

アテルイ(阿弖流為)役は大沢たかおです。

 

歴史の教科書にはアテルイについて

下のように掲載されています。

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「新しい社会 歴史」(東京書籍)47p

  

789年、たくみな作戦で、6000人の朝廷軍をはね返しました

この部分が、ドラマでは描かれていました。

生徒に見せたいですね。

蝦夷や大和朝廷軍がどんな服装をしていて、

どんな武器で戦ったのかが、一目でわかります。

  

802年、ついにアテルイは降伏し、捕虜として都に連れていかれました。

田村麻呂は、朝廷にアテルイの命を助けるように強く訴えましたが、

アテルイは河内(大阪府)で処刑されました。

これもドラマで描かれていました。

坂上田村麻呂は、桓武天皇に命乞いをしますが、

受け入れられません。そしてアテルイらは処刑されます。

この場面も見せたい。

近藤正臣演じる桓武天皇まで見せることができます。

  

私の授業らしい授業になりそうです。

文章だけ、写真だけでなく、映像で紹介します。

映像は、私にとって宝物です。

いつかは役に立つことがあるだろうと思って

録画したものです。

今回は9年ぶりに役立ちます。

録画した当時の自分に感謝です。

 

ちなみにアマゾンで、

このドラマを購入するとなると、

22000円の値がついていました。

とっても節約です。

2022年9月13日 (火)

「北の麦酒ザムライ」② サッポロビールの星マークの歴史

      

今日は令和4年9月13日。

     

前記事に引き続き、

「北の麦酒(ビール)ザムライ 日本初に挑戦した薩摩藩士」

(池永陽著/集英社文庫)より。

   

村橋が作った麦酒醸造所は、サッポロビールの前身である。サッポロ

ビールには星のマークがあるが、これは麦酒醸造所が製造した麦酒に、

開拓使のシンボルとして使われた「北極星」を意味する北辰旗(ほく

しんき)を受け継いだものである。

(310p)

  

この文章は、巻末の末国善己さんの「解説」からの引用です。

サッポロビールの星のマークはお馴染みです。

見たいのは北辰旗です。

ネットで探しました。

1

北海道ファンマガジン

青地に赤い星。青地が意外でした。

青地なんだ。

サッポロビールの星は、今は黄色ですが、

最初は赤い星だったようです。

  

この動画が勉強になりました。


YouTube: サッポロラガービール赤星【国防をかけたビール造り】

 

この動画には、この本の主人公の村橋久成が出てくるし、

黒田清隆、中川清兵衛、青木周蔵が出てきます。

低温で発酵させるのが、ドイツ式のビール製造で、

ラガービールと呼ばれること。

常温で発酵させるのが、イギリス式のビール製造で、

エールビールと呼ばれること。

整理できました。

今は、ラガービールが主流だそうです。

この本の、本文の中でも、低温で発酵させるために、

北海道は向いているという記述がありました。

今晩はもう遅いので、明日引用しようと思います。

 

ロシアが、不凍港を得るために、

北海道に南下しようとしていたのを、

日本は極度に恐れて、

開拓使を使って北海道の近代化を進めた話もよかった。

  

ビールを自国で製造できないのは、

外国と対していくと時に、

馬鹿にされてしまうようです。

そうならないためにも、ビール製造は急務でした。

動画のタイトルにあるように、国防をかけたビール造りだったのです。

  

ビールを造るきっかけになったのは、

アメリカ人技師が北海道で野生のホップを発見したことです。

それはこの本にも書いてありました。

  

村橋久成と中川清兵衛との出会いは、

この本の方が緊迫感がありました。

村橋としては、途中で技術者の中川清兵衛が

仕事放棄をしないように約束させたかった。

そこで小刀を使って脅します。

史実はどうだかわかりませんが、

当時の明治時代の初めなら、あり得た話かなと思いました。

   

本を読んだことで、この動画に出合い、

また勉強できました。

こういう連鎖が面白い。

この動画については、もう少し書きたいな。

明日だね。

2022年9月12日 (月)

「北の麦酒ザムライ」① ビールは、労働者の酒になりました

    

今日は令和4年9月12日。

   

この本を読みました。

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「北の麦酒(ビール)ザムライ 日本初に挑戦した薩摩藩士」

(池永陽著/集英社文庫)

  

この本を読むきっかけはマンガの一場面。

ここでも道草 「ゴールデンカムイ 第6巻」札幌のビール工場を作った村橋久成(2022年8月3日投稿)

ちょっとしたきっかけで、道草していくのが楽しい。

   

北海道に、日本初のビール醸造所を造った村橋久成。

成功した後に、11年間放浪生活をして、

神戸の路上で発見。3日後に死亡という生き方。

そこがどういう事情なのか知りたいという気持ちがありました。

  

引用します。

  

「ビールはいい。味がいい、色がいい、喉の滑りがいい」

久成は歌うようにいってから、

「いちばんいいのは原料が麦だというこつです。米ではなく麦、何と

なく嬉しくなりませんか、堀田さん。最初は高価になるでしょうが、

大量にできるようになれば、必ずや値段は下がって安くなるはずです。

正に労働者の酒です。やがて日本の、みんなの居酒屋にもビールが溢

れ、仕事帰りの人たちで大賑わいになるはずですけん」

上機嫌で久成はいった。

(102p)

   

村橋久成はサッポロビールの元を造った人です。

その後日本には、たくさんのビール工場ができ、

ビールは安価になり、まさに労働者の酒となりました。

頑張って働いた後のビールは、気持ちがいいです。

  

島津斉彬も北海道のことは常に念頭に置いていたようで、ある幕府の

重臣がロシアに対抗するためには早急に彼の地に兵を置くべしと口に

したことに対し、こんな言葉を発したという。

「兵よりも民。まずは多くの民を蝦夷地に入植させ、蝦夷地を実効支

配しているのは我が日本国であることを、ロシア側にはっきり認識さ

せねばならん。それが、喫緊の課題でござる」

これが、島津斉彬の北海道に対する見方だった。

「おいも、そう思う。斉彬様のいう通りばい。まずは北海道の確実な

実効支配。そんためには人をふやさねえと。現在の北海道の人の数は

あまりに少なすぎるばい。じゃけん、産業をおこして、みんなが食っ

ていけるようにせんとのう。農業、漁業、畜産業・・・・北海道は大

自然の宝庫じゃ、みんなが食っていく手段は、いくらでもあるはずじ

ゃけん、その地ならしを我々の手で何とかせんとのう。ロシアとの大

戦(おおいくさ)はそのあとじゃ」

自分にいい聞かせるように黒田(清隆)はいった。

(110~111p) 

  

まだ明治が始まった頃の話です。

北海道は、危うい場所であったことがわかります。

ロシアが狙っていたのです。

現在は、北海道があって当たり前ですが、

明治の初めには当たり前ではなかったのです。

いや、太平洋戦争終了時においても、

ソビエト連邦は北海道を狙っていました。

北方領土だって、ソ連の侵攻がなかったら、

当たり前のように、日本の領土と思っていることでしょう。

日本の北は、危うい場所なのです。

実効支配というのは、外交的戦略として、

有効なのだなと思いました。

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