「北の麦酒ザムライ」③ ラガー・エールの違い 生・熱処理の違い
今日は令和4年9月15日。
この記事では、本からの引用はしませんが、
本から派生した内容なので、
タイトルは「北の麦酒ザムライ」としました。
☝ 前々記事で紹介したこの動画。
13分6秒から聞き書きします。
中川清兵衛が学んだのってラガービールなんだよ。
ラガービールっていうのは、低温発酵、低温熟成だから、
東京だと温(ぬる)すぎるのよね。
今はラガービールが主流です。
世界的にもそうだし、
日本で飲まれている、特に大手が作ってるのも、
全てラガービールです。
当時(明治初め)って、主流はエールビールだった。
だけど中川清兵衛が学んできたのは、ラガービール。
のどごしが良くて爽快感があるラガービール。
東京はラガー作りには不向きだなとなった時に・・・
日本で初めての麦酒醸造所を東京に造るという計画に、
村橋久成と中川清兵衛は反対します。
北海道に造るべきだと主張しました。
その理由は、低温発酵、低温熟成のラガービールだったからでした。
今までたくさんビールを飲んできたけど、
ラガービールがどんなビールか確認したことがありませんでした。
ましてやエールビールって何?状態です。
これを機会に、調べてみました。
きっとネットで説明してくれている方がいると信じて。
読んだぞ。
ラガーとエールの違いはここを読めば大丈夫。
ついでに「生ビール」と「熱処理ビール」の違いも勉強。
※たのしいお酒.jp 「生ビール」と「熱処理ビール」の違いとは?
これも読んだぞ。
熱処理は、酵母の活動を止めるためにやるそうです。
熱処理をしていないのが生ビール。
ただ、最近は、ろ過によって酵母を取り除くことができるようになり、
日本のビールの多くは、熱処理をしていない生ビールだとわかりました。
なるほどです。
話題のサッポロラガービールは、ろ過と熱処理を施したビール。
熱処理ビールです。
上記動画では、次のように評されています。20分16秒から。
熱処理ビールなので厚みのある味わい。
ボディ感がしっかりしていて、
生ビールに比べると少し苦い感じ。
私にも、この味の違いがわかるかどうか。
一度真剣にサッポロラガービールを飲んでみようかな。
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