ウォレス線・・・動画「フィッシーサイエンス」より
今日は令和7年7月31日。
この動画が面白かったです。
YouTube: 地図上のこの線を越えると生き物が変化します…
この動画、「フィッシーサイエンス」と呼ばれるYoutubeコンテンツの
1つです。
授業で蚊のことを扱った時に、コンテンツを知って、
なかなかいい勉強ができると思いチャンネル登録して見ていました。
インドネシア群島で上記のように線を引くと、
明らかに住んでいる生き物が違います。
特に哺乳類はそれが顕著だそうです。
その線より西には胎盤を持つ哺乳類(有胎盤類)、
東には単孔類や有袋類のような胎盤がないか、
あっても未発達な哺乳類が生息しています。
なぜこのラインで生き物が違うのか。
ウォレス線を発表した科学者ウォレスは、
次のように推測しました。
ラインより東側の島々は、アジア大陸に昔は繋がっていたのではないか。
西側の島々は昔はオーストラリアと繋がっていたのではないか。
そしてラインの両側の陸地の間には、
深い海があったため、交流がなかったので、
それぞれの場所で固有の生き物が進化したと考えました。
ウォレスがこの説を発表した頃には、
ウォレスの説はあまり認められませんでした。
なぜ島々が大陸に繋がっていたのかが、十分説明出来なかったからです。
最近までの研究で次のことがわかりました。
ウォレス線より西の島々は、
アジア大陸と繋がっていました。
ウォレス線より東の島々は、
オーストラリア大陸と繋がっていて、
サフル大陸と名付けられています。
ウォレスは、ダーウィンと並び称される科学者であり、
「フィッシーサイエンス」の運営者は、
大学時代から好きだった生物学者であり、
いつか動画でも紹介したいと思っていたようです。
この運営者。
動画の最後にちらっと出てきました。
思ったより、若者ですね。
ナレーターの声から、酸いも甘いも知った中年以上の方と
思っていましたが、違いました。
ナレーターの声って、動画編集で、どうにでもなるんでしょう。
この若者さんは、自分でもどうなんだろうと実験や体験をして、
それを動画にするタイプなんだと思いました。
この方から勉強させてもらおうと思いました。
私にはない現代の若者らしさも教えてもらいそう。
この動画のコメントに、次のようなものがありました。
次の勉強につながったコメントです。
関連記事はまた今度。