ベーツヒラタカミキリの「ベーツ」とは?
今日は令和7年7月24日。
前記事で同定できた虫の名前「ベーツヒラタカミキリ」の
「ベーツ」が気になりました。
この動画の写真です。
「ベイツ型擬態」で調べました。
ここから引用します。
本来無害な種が捕食者による攻撃を免れるために、有害な種に自ら
を似せるという生物の擬態の一様式である。典型的には有毒種がも
つ警告色と似た体色を、別の無毒な種が持つという例が挙げられる。
ブラジルの熱帯雨林におけるチョウの研究をもとにこの様式の擬態
を報告した、イギリスの博物学者ヘンリー・ウォルター・ベイツに
ちなんだ名称が付けられている。
赤いカミキリムシで、有毒なものがいるのかなと思いました。
このサイトが参考になりました。
赤いカミキリとしてベニカマキリが紹介され、
次のように書いてありました。
ベニカミキリに毒はありませんが、自然界には真っ赤で毒を持つ生き
物というのが多く見られます。(赤いクワガタことヒラズケンスイや
ドクガの幼虫など)
基本的には赤や黄色、変な光沢のある虫は分からなければ触らないと
いうことを徹底した方がいいです。
赤い色の生き物は危険であることが多く、
無毒だが赤い色のベーツヒラタカミキリは、
ベイツ擬態ということです。
ヘンリー・ウォルター・ベイツ(1825年〜1892年)
1861年にベイツ擬態を提案しました。
10年以上もアマゾンに滞留して、生き物の研究をした結果、
擬態について気がついたようです。
私が生まれた100年前に提案された「ベイツ擬態」。
やっとこの名前を知りました。
用務員のお兄さんがプレゼントしてくれた
ベーツヒラタカミキリのおかげです。
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