« ベーツヒラタカミキリの「ベーツ」とは? | メイン | 「平日の昼からビール」を8月後半に企画 »

2025年7月24日 (木)

汗の代償② アカメガシワにコウモリガの幼虫食入跡を発見

    

今日は令和7年7月24日。

  

勤務校の森の伐採・剪定・草刈りで、

たっぷり汗をかいています。

そのおかげで、面白いものに出合っています。

昨日はこれです。

Img_3181

Img_3182

Img_3183

アカメガシワを剪定した時に気がつきました。

アカメガシワを勉強し始めた時に知ったコウモリガの幼虫が、

木の中に食入した跡です。

この木には2匹の幼虫が食入していました。

サイトで写真とかを見たけど、実物を見ることができました。

勉強していたから、反応できたと言えます。

知は力です。

  

まずこちらの跡から解体します。

Img_3182_2

Img_3186

木屑と幼虫が出すものが混ざった皮のようなものを、

剥がすことができました。

破れるものではなく、布状でした。

この皮を剥がすと、幼虫が食入した穴がありました。

Img_3187

思ったより木は削られていて、強い力がかかったら、

折れちゃう可能性もあるなと思いました。

穴はあったけど、幼虫はどのあたりにいるのか?

試しに剪定しました。

これが大失敗。

Img_3189

幼虫が作った穴を剪定してしまったのです。

幼虫は穴の出入り口側にお尻を向けていました。

その頭部も木と一緒に切断してしまったのです。

切り落としてしまった頭部の写真も撮りましたが、

ここに載せるのはやめておきましょう。

Img_3204

これが頭部を切り落とされた幼虫です。

切断面はぼかしました。

この模様は、まさしくコウモリガです。

申し訳ないことをしたと思います。

  

Img_3183_2

こちらを解体しました。

Img_3185

皮を剥ぐと、幼虫が食入した穴がありました。

今回は、先程の反省で、無理に切断しないことにしました。

この木ごと虫かごに入れて、出てくるのを待つことにしました。

この2匹目は、殺さずに、穴から外に出てきた幼虫を観察したいと思いました。

  

どんな現象が見られるか?

記録しておきたいと思います。

  

コメント

コメントを投稿