古い民具:鞴(ふいご)
今日は令和5年8月31日。
ついにこの日を迎えました。
夏休み最終日。
古民具調べの宿題は、思ったより時間がかかり、
終わらせることは無理と判断しました。
でもそれだけやりがいのあることだと
思うようになりました。
校長先生から、夏休み前に、
古民具の整理を頼まれたのは、いいきっかけとなりました。
最終日は、この古民具です。
鞴(ふいご)です。
説明部分を拡大します。
「風を送る道具。鍛冶屋が火力を高めるのに使った」と
あります。
鞴については、YouTube「昔の道具と庶民の歴史」で、
広実さんが解説してくれています。
村の鍛冶屋さんを歌いながら、広実さんが登場します。
この歌、以前記事にしました。
※ここでも道草 初めて見た「チコちゃんに叱られる!」/鍛冶屋の歌(2019年2月10日投稿)
3番の歌詞に「鉈」が出てきて、
なんと読むんだったかなと、
その記事にあったYouTubeを聞いたら、
「なた」でした。すっかり忘れていました。
YouTubeは、広実さんが言っている
ダークダックスが歌っています。
鞴は、棒を押したり引いたりして空気を送り出す道具。
鍛冶屋さんが使っていた道具。
空気を送り込むことで、炎は勢いよく燃えて、
1000度に達するそうです。
空気を送らなければ、500〜700度くらい。
高熱を得るためには、必要な道具でした。
中身を見ました。
ピストンの板の周りには、
パッキンとしてたぬきの皮が使われていたそうです。
このサイトにも、たぬきの皮が最上だったと書いていました。
そこの部分は、ガラスが敷かれているそうです。
他にはブリキなど滑りやすい材料が使われていたと
広実さんの説明です。
私は勤務校の鞴をそこまでしっかり見ていません。
明日は見てみたいです。
知らないと言うことはいかんなと思うのは、
勤務校の鞴を写した時に、送風口を撮っていないことです。
YouTubeを見て、そうかそこに穴があるのかと思いました。
これも明日、観察したいです。
頓珍漢(トンチンカン)は鍛冶屋さんの、
鉄を打つ音から生まれた言葉。
タタラを踏むも鍛冶屋さんから生まれた言葉。
昔調べたぞと思って調べました。
※ここでも道草 20160903報告 先生もやって楽しい授業/代わり番子(2016年9月5日投稿)
この記事で「たたら」「ふいご」について書いていました。
読み直して復習しました。
良かったら読んでみてください。
7年前の勉強が、今日繋がりました。
疑問に思ったのは、鞴の蓋のデザイン。
木で正方形になっているのが共通しています。
この正方形には意味があるのでしょうか。
この絵を見ても、正方形ができています。
意味があるのか、意味はないのか。
「鞴 画像」で調べると、正方形があるのもあるけど、
ないのもあります。あんまり意味はないのかな。
明日、ちゃんと見ておきたいものが増えました。
弁です。
弁がどうなっているのかも、チェックしたいです。
そうそう、大事なこと。
勤務校の近所には、鍛冶屋がありま・・・した。
今もあるのかな。これも確認したいです。
※ここでも道草 豊川市の鍛冶/牛久保に一軒(2009年5月30日投稿)
※ここでも道草 豊川市の鍛冶その2/なぜ槌打ちするのか(2009年5月30日投稿)
豊川市牛久保町にある「松尾かじや」
2009年には存在しました。
今はどうだろう?
これも明日の宿題。
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