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2023年8月31日 (木)

古い民具:鞴(ふいご)

   

今日は令和5年8月31日。

  

ついにこの日を迎えました。

夏休み最終日。

古民具調べの宿題は、思ったより時間がかかり、

終わらせることは無理と判断しました。

でもそれだけやりがいのあることだと

思うようになりました。

校長先生から、夏休み前に、

古民具の整理を頼まれたのは、いいきっかけとなりました。

   

最終日は、この古民具です。

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鞴(ふいご)です。

説明部分を拡大します。

Img_1147

「風を送る道具。鍛冶屋が火力を高めるのに使った」と

あります。

鞴については、YouTube「昔の道具と庶民の歴史」で、

広実さんが解説してくれています。

【鞴】村の鍛冶屋さんや野鍛治の必須アイテム

  

村の鍛冶屋さんを歌いながら、広実さんが登場します。

この歌、以前記事にしました。

ここでも道草 初めて見た「チコちゃんに叱られる!」/鍛冶屋の歌(2019年2月10日投稿)

3番の歌詞に「鉈」が出てきて、

なんと読むんだったかなと、

その記事にあったYouTubeを聞いたら、

「なた」でした。すっかり忘れていました。

YouTubeは、広実さんが言っている

ダークダックスが歌っています。

   

鞴は、棒を押したり引いたりして空気を送り出す道具。

鍛冶屋さんが使っていた道具。

空気を送り込むことで、炎は勢いよく燃えて、

1000度に達するそうです。

空気を送らなければ、500〜700度くらい。

高熱を得るためには、必要な道具でした。

  

中身を見ました。

ピストンの板の周りには、

パッキンとしてたぬきの皮が使われていたそうです。

※ 鞴

このサイトにも、たぬきの皮が最上だったと書いていました。

そこの部分は、ガラスが敷かれているそうです。

Img_1731

他にはブリキなど滑りやすい材料が使われていたと

広実さんの説明です。

私は勤務校の鞴をそこまでしっかり見ていません。

明日は見てみたいです。

  

知らないと言うことはいかんなと思うのは、

勤務校の鞴を写した時に、送風口を撮っていないことです。

YouTubeを見て、そうかそこに穴があるのかと思いました。

これも明日、観察したいです。

  

頓珍漢(トンチンカン)は鍛冶屋さんの、

鉄を打つ音から生まれた言葉。

タタラを踏むも鍛冶屋さんから生まれた言葉。

昔調べたぞと思って調べました。

ここでも道草 20160903報告 先生もやって楽しい授業/代わり番子(2016年9月5日投稿)

この記事で「たたら」「ふいご」について書いていました。

読み直して復習しました。

良かったら読んでみてください。

7年前の勉強が、今日繋がりました。

  

疑問に思ったのは、鞴の蓋のデザイン。

木で正方形になっているのが共通しています。

この正方形には意味があるのでしょうか。  

刀剣ワールド 日本刀の作り方「刀鍛冶の道具」

Img_1733

この絵を見ても、正方形ができています。

意味があるのか、意味はないのか。

「鞴 画像」で調べると、正方形があるのもあるけど、

ないのもあります。あんまり意味はないのかな。

  

明日、ちゃんと見ておきたいものが増えました。

弁です。

弁がどうなっているのかも、チェックしたいです。

  

   

そうそう、大事なこと。

勤務校の近所には、鍛冶屋がありま・・・した。

今もあるのかな。これも確認したいです。

ここでも道草 豊川市の鍛冶/牛久保に一軒(2009年5月30日投稿)

ここでも道草 豊川市の鍛冶その2/なぜ槌打ちするのか(2009年5月30日投稿)

豊川市牛久保町にある「松尾かじや」

2009年には存在しました。

今はどうだろう?

これも明日の宿題。
  

  

     

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