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2023年8月30日 (水)

古い民具:赤ちゃんの籠?

    

今日は令和5年8月30日。

  

古い民具調べ。今日も頑張ろう。

今回はこれ。

Img_1522

これは何?

思い浮かぶのは、赤ちゃんを寝かせていた籠でしょ。

でも本当にそうだろうか。

今で言うクーファンだと思ったのですが、

クーファンには必ず付いているものがありません。

取っ手です。

キナリノ かご型クーファン

Img_1718

持ち運びできないと不便だよなあと思いました。

でも昔は、家族の誰もが忙しくて、

みんなは外で働いていて、

赤ちゃんは家に寝かせたままかな。

赤ちゃんを連れてお出かけなんかしなかったかな。

そんなことも思いました。

  

ネットで調べて、衝撃の籠に出合いました。

Hatena Blog 赤ちゃんを入れる「つぐら」

やっぱり赤ちゃんは、家において置かれて、

みんなは外で働いていたそうです。

赤ちゃんは、籠に入れられていました。

その籠は、勤務校のような籠ではなく、

円筒形をしていました。

そこに赤ちゃんは、身動きができないように、

詰めて入れられていました。

このサイトの写真を並べます。

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赤ちゃんは自力で籠から出られないようになっています。

文章を引用します。

  

「身動きとれなくて、かわいそうですね」と言うと、「今だったら、

虐待だなんて、言われるかもなあ」と、おじいさん。「でも、外仕事

はたくさんあるし、真夏なんかは背負ったら暑くて、もっとかわいそ

うでしょう。家の中だって、イロリがあったり、土間に落ちたりした

ら危ない。かわいそうでも、こうしておくしかなかったんだよなあ」

と言いました。

  

なるほどです。

「つぐら」と呼ばれるこの籠が、赤ちゃんを入れておく籠なら、

学校にある籠はどうなのだろう。

やっぱり赤ちゃんを寝かせる籠なのか、

それとも違う使い道があるのか。

  

これも、Facebook「昔の道具-民具たち」で、

皆さんに聞いてみたいです。

昨日は、木桶について聞きましたが、

もうびっくりするくらいの情報が届きました。

今回はどうでしょうか。

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