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2018年1月

2018年1月 7日 (日)

みんなでテレビ番組を読み物に変換することができるといい

  

今日は1月7日。

 

雑談力 ストーリーで人を楽しませる」(百田尚樹著/PHP新書)を

拾い読みしています。

  

引用します。

  

「ネタをどう仕込むか」

座談の名手と呼ばれる人がいます。

何人かで喋っている時に、常に周囲を引き付けてやまない人物です。

そういう人は例外なく雑談が上手い。

皆が感心する蘊蓄に富んだ話題から、

何気ない日常の出来事まで、とにかく話が上手いので、

皆が聞き入ってしまうのです。

座談の名手に共通するのは、とにかくものをよく知っていることです。

そういう人はよく本を読んでいます。

でも本をまったく読まない人でも座談の名手はいます。

そういう人は、他人の話をよく聞いています。

人から聞いた話で面白い情報を即座に取り入れる能力の高い人です。

彼らに共通しているのは、話を聞く時に、

ただ一方的な聞き役になるのではなく、

積極的な聞き役になっていることです。

そういう人は話を聞いている最中にもよく質問をします。

いってみれば、単に話を聞いているのではなく、学んでいるのです。

そうして聞いた(学んだ)話は記憶の中にしっかりと残ります。111p)  

  

ふむふむ、なるほどと思って読みました。

質問をしながら話を聞くことは、心がけてきたことなので、

これからもやっていきたいと思いました。

この文章の続きで、テレビのことに話題が及びます。

考えさせられたところです。

  

続きを引用します。

  

よくテレビで観た話をする人がいますが、

たいてい薄っぺらくて聞いていられません。

なぜなら知識が断片的で、しかもところどころ間違って

覚えていることも多く、ちょっと質問すると、

「わからない」という答えが返ってくるからです。

テレビは一方的に情報を送り込んでくるメディアです。

もちろんそういう情報をうまく処理して、

自分の中に再構成できる人もいますが、

たいていの人は頭の中に断片的な情報しか残せません。

一方的な情報は、受け手に立ち止まって考える時間を

与えてくれないからです。

本や会話だと、立ち止まって、あるいは後ろに戻ることも可能です。112p)  

 

 

テレビを教育に活かそうとずっと思ってきている自分には、

辛い文章です。でも、「知識が断片的」「間違って覚えている」

「質問に答えられない」などは、身をもって体験しています。

やはり、テレビは流れて消えていってしまうものです。

頭に留まりにくいです。

録画してあったとしても、見直すことに時間と労力が必要です。

どうしたらいいか。

やっぱりテレビ番組を、読み物に変換する必要があると思います。

百田さんの言う「再構成」をするのです。

このブログでも試行錯誤やってきたように、

番組の聞き書きをしたり、必要なことは調べて付け加えたりして、

読み物にしたほうが、テレビ番組からの学びが活きると思います。

その際には、番組の写真も必要だと思います。

見直すには動画ではなくても、写真でもかなりできるからです。

他の人が私と同じように聞き書きをしています。たくさんいます。

流れて消えてしまうものを留めておきたいという自然な行動だと思います。

こんな番組視聴後の読み物づくりが普及したらいいなと思います。

  

 

聞き書きは大変な仕事です。

みんなでやればいいのです。結果的に分担になるようにしたらいいのです。

私が聞き書きして仕上げた読み物は、他の人も簡単に利用できる。

その代わり、他の人が仕上げた読み物は、私も利用できる。

そうなればいいと思います。

今までこのブログでやってきたことは、無駄ではないのです。

実際に、番組を見直すのに役立っています。最近ではこれ↓

ここでも道草 授業で「きのこ雲の下で何が起きていたのか」を見せる(2017年12月17日投稿)

以前、聞き書きしてまとめた文章が役立ちました。

   

百田さんの112pの文章は、テレビ利用を考えるいいきっかけになりそうです。

2018年1月 5日 (金)

瀧山寺に行きました その2 宝物殿

  

今日は1月5日。

  

今朝の投稿の続きで、”後回しにせずに”足を運んだ瀧山寺の報告。

  

三門を見た後に、宝物殿を見に行きました。

Rimg1630  

すぐに「聖観音」「梵天」「帝釈天」三尊像に注目しました。

写真通りに三体が並んでいると思いきや、

右側の像がなく、写真パネルでした。

あれ?と思っていたら、お寺の方が教えてくれました。

「現在、神奈川県に行っているんですよ」

と言って、チラシを見せてくれました。

チラシの写真です↓

Epson798 

神奈川県立金沢文庫での「特別展 運慶 鎌倉幕府と霊験伝説」のため、

神奈川県に行っているそうです。

「梵天」立像です。

このチラシに大きく載っているのがまさに瀧山寺の

「梵天」立像でした。

三体そろっているのを見られなかったのは残念ですが、

二体はしっかり見てきました。

瀧山寺のチラシの写真です↓

Epson797_2  

これは「聖観音」立像です。

源頼朝と等身大で作られているそうです。

174㎝。私が加齢で縮んでしまう前の身長です。

胎内には頼朝の遺髪、歯を収めてあるといわれていて、

実際にX線写真で撮るとそれらしきものがある貴重な像です。

背面側にも回ることができるので、後からも二体を見てきました。

  

東京から来ていた人もいました。

運慶ファンならば、ここまで来る価値があるのでしょう。

この宝物殿を多くの人が訪れるようになったのは、

ここ5年ほどだそうです。

そうなんだ。

それまではあまり人が訪れなかったそうです。

この5年で何があった?

私には不明。

私は、昨年9月に奈良で運慶展のことを知り、

病院の待合室で運慶の作品写真集を見たことで、

運慶に関心を持ち始めました。

ここでも道草 病院の待合室で「運慶」の作品に出会う(2017年11月8日投稿)

  

今年は2月17日に行われる鬼まつりにも行きたくなりました。

いただいたチラシの写真です。

Epson799 

午後3時にスタート。終了は午後8時。

この5時間を体験したい。

実現できるかな?

  

  

※参考:南都を一望す、日本を一望す 運慶仏が間近で見られる寺、瀧山寺(愛知県岡崎市)

・「梵天」立像が、みうらじゅんさん・いとうせいこうさんの

 本「見仏記6 ぶらり旅篇」(角川文庫)の表紙になっていること。

・ご住職さんから説明を聞いて、「聖観音」立像のX線写真は、

 最初は腹部を撮影。何もなく落胆した後に、頭部を撮影したこと。

・背後にまわって後ろ姿も見ていること。 そのようなことが書いてあります。

「ネット依存」ではないよね・・・注意していきたい

 

今日は1月5日。

  

4日の朝日新聞朝刊の1面には

ネットゲーム依存は『病気』

WHO,指針の方針

2面にも

「ネトゲ廃人」世界が本腰

とありました。

インターネットゲームなどのやり過ぎで日常生活に

支障をきたす症状について、WHO(世界保健機構)が

2018年、病気の世界的な統一基準である

国際疾病分類(ICD)に初めて盛り込む方針なのだそうです。

 

私はネットゲームはやりませんが、

このブログは頻繁に行っています。

奥さんからも「ネット依存」と言われます。

「そんなことはない!」と言えない自分。

  

記事にはWHO(世界保健機構)が今年の6月に公表する予定の

最終草案には、ゲーム依存の具体的な症状が次のように書かれています。

 

◇ゲームをする衝動が止められない

◇ゲームを最優先にする

◇問題が起きてもゲームを続ける

◇個人や家族、社会、学習、仕事などに重大な問題が生じる

Photo ↑2018年1月4日朝日新聞朝刊より

  

「ゲーム」を「ブログ」に代えてみる。

う~ん、大丈夫だと思いますが、この4つの症状を頭に入れて

気をつけていきたい。

  

この記事をうつのは、ここで終了。

学校に出勤して、仕事を頑張ってきます。

仕事に重大な問題が生じないようにしよう。

瀧山寺に行きました その1 三門

今日は1月5日。

  

  

1月3日、奥さんと娘を誘って、

岡崎の瀧山寺(たきさんじ)に行きました。

ここでも道草 「瀧山寺に行きたい」「鬼まつりを見に行きたい」を後回しにしたくない(2017年12月29日投稿)

後回しにしたくないと思って出かけました。

高速道路を使わなくても1時間以内で余裕で行けました。

 

まずは瀧山寺三門に行きました。

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この案内板に三門と仁王像の説明がありました。

もう少し詳しい説明が瀧山寺HPにありました。

瀧山寺HP 瀧山寺三門(山門)

 

案内板とのずれがありました。

仁王像について。

案内板には「15世紀前半頃の作」とありますが、

HPには「門の両側に控える仁王像は運慶仏師の作だといわれており

とあります。

運慶は12世紀の中頃に生まれ、1224年(13世紀)に亡くなった人。

ずれています。

  

 

内匠(たくみ)に関する話をHPから引用します。

 

文永四年(1267年)、飛騨権守藤原光延(飛騨の内匠)が建立したもので、

三間一戸の壮大な楼門である。(中略) 

三門の大屋根にある尾垂木(おだるき)が一カ所だけ逆さになっており、

三門の完成後ある老婆が「内匠の建てしもこの違いがあるかな」

とつぶやいたのを聞き、深く恥じて三門の階上よりノミをくわえて飛び降り、

喉元を突いて自害した。

その場所に一本の椿が生え、年々美しい花が咲いたが

実を結ぶことはなかったと伝えられる。

村人はこの椿を「内匠霊花」と呼び、ここに「飛騨権守藤原光延之塚」を築いた。

現在三門の手前(西北)にあるのがそれである。

しかし当時は完全ということは満ちれば欠けるとて

何か縁起のよくないことが起こりはしないかと恐れ、

その一部を不完全にしておいたともいわれる。

 

「尾垂木」はどこの部分だろうか調べました。

わかりました。

Rimg1625a  

目立つ部分です。

どの尾垂木が逆さなのかは、確認していません。

また今度。

「飛騨権守藤原光延之塚」の写真も撮ってきました。

Rimg1628a  

 

この三門で懐かしいものを見ました。

「隅鬼(すみおに)」です。

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いい顔をしています。色もいい。

唐招提寺の隅鬼を思い出します。

ここでも道草 日帰りで奈良へ7・・・本物のすみ鬼(2010年8月11日投稿)

この時以来の隅鬼だ!

  

なぜ三門か?

3日の記事にも南禅寺三門のことを書きました。

「三門」は「山門」だと思っていましたが、「三門」です。

調べました。

Wikipediaに次のように書いてありました。

 

三門(さんもん)は、元来は門の形式で、中央の大きな門と左右の小さな門との

3門を連ねて1門としたものである

仏教寺院に用いられた結果、寺院の仏殿前の門を、形式に関わらず三門と呼ぶ。

三解脱門(さんげだつもん)とも呼ぶ。

山門とも呼ぶが、これは、寺院がもっぱら山林にあり山号を持つからという。

  

なるほど。

2018年1月 4日 (木)

季語なんだ!「初日記」/来年までどこが優勝したか覚えていられるか?

今日は1月4日。

  

正月番組を何気なく見ていたら収穫あり。

1月2日の午前中に放映されていた

プレパト!!才能ランキング」です。

「俳句」をやっていました。

1年前の1月5日の再放送でした。

  

この日のお題は「新春の富士山」

フルーツポンチ村上さんの俳句が、

師匠の夏井先生から絶賛されました。

その作品がこれ↓

 

初日記 とめはねに差す ひかりかな

  

富士山をみて新年のおめでたさを感じ、

日記をはじめて書き出すときは、

字とかきれいに書こうって思いがある。

いいことを書こうという希望に満ち溢れてる感じを

とめはねに光が差してくる

と表現してます。

引用:気ままにトレンドダイアリー プレバト俳句夏井先生vs全員特待生で、フルポン村上が奇跡の2ランク昇格した俳句! 

 

私が注目したのは、「初日記」が季語であるということ。

季語なんですね。

日記大好きの私としては、ほっておけない。

  

じゃあ、「初日記」を入れてどんな作品があるのか。

調べました。

  

ここから↓引用します。

575筆まか勢

  

初日記はや誤字ありて正しけり  野原春醪

厨子の扉をひらくがごとく初日記  伊藤トキノ  

白く厚く未知かぎりなし初日記  能村登四郎

書き始めのこの気持ち、わかるなあ。 

 

 

快晴の二字に始まる初日記 長崎小夜子 

冒頭に快晴と書き初日記 嶋崎専城

「快晴」で始まるのは気分いいだろうなあ。

新たな気持ちで始まる様子が伝わってきます。

  

  

 

闘病の体温記す初日記 相川紫芥子

  

「快晴」と書けない人もいるんだよな。

でもこの俳句からは「意欲」を感じます。

 

  

  

駅伝のことよりつける初日記 丸きむ子  

「ニューイヤー駅伝」「箱根駅伝」のことでしょう。

「箱根駅伝」は青山学院大学が優勝。4連覇。

しっかり見てしまう箱根駅伝。

しかし、1年経つと、昨年はどこが優勝したっけと忘れている。

さすがに「4連覇」は忘れないか?


YouTube: 箱根駅伝2018 ハイライト 順位発表

  

  

 

私は4月に新しい日記帳にしています。

新年の季語というより、春の季語です。 

「本能寺の変」をいじった説を推したい

今日は1月4日。

  

今日から初仕事!頑張ろう。

  

以前「本能寺が変」について書きました。

ここでも道草 「本能寺が変」/ローソンの15年ぶりのおにぎり改革(2017年12月10日投稿)

大河ドラマ「おんな城主 直虎」の第49話のサブタイトルです。

「おんな城主 直虎」のサブタイトルは、元ネタがあるようです。

ドラマ制作の人たちが、できあがった脚本を読んで、

サブタイトルを考えていたようです。

 

本能寺が変」の元ネタは何だろう?

  

ネット上では、このサブタイトルの元ネタを探っている人たちを

何人も見つけることができました。

それでは、彼らが「本能寺が変」についてどう書いているか

いくつかを引用してみます。

  

しゃぼん玉ニュース おんな城主直虎のサブタイトルは名作をモチーフに!元ネタって何?

まさか、ドラマも大詰めで”本能寺が変”って・・・。

内容とサブタイトルに、どんな関係があるのか今から気になります。

  

つきとめていませんでした。

  

   

  

ひなぴし #おんな城主直虎 サブタイトル元ネタ一覧まとめ解説、映画や小説 アニメ等のパロディ

これについては、「本能寺の変」という事件名そのものを

パロディ化したものという感じかと思いますが

よく漫才とかコントとか、大喜利的なもののお笑いのネタ等でも

使われる言い回しですね。

  

私もこの人と同じ考えでした。

「本能寺の変」をいじって「本能寺が変」で十分だと。

それでも見つけてしまう人がいました。

   

  

 

mixi mixiユーザー(id:620485) 大河ドラマ「おんな城主 直虎」サブタイトル元ネタ考

【元ネタ】 お父さんが変 韓国ドラマ (2017)  

 

こんなのあるの?

  

  

ウツコ日記 サブタイトルの元ネタを考えるのが面白い!『おんな城主 直虎』

ニコニコ動画に出てくるタグらしいです。

『戦国BASARA』というゲームの中で登場するとか・・・

  

こんなのもあるの?

  

   

  

TODOWORKS 遊び心満載! 大河「おんな城主直虎」サブタイトルの元ネタ集

南風とクジラの同名の曲から。

  

曲もあるんだ。

これは聴くことができました。


YouTube: 南風とクジラ 本能寺が変Music Video --Short ver--

  

どれくらい有名なのだろう?

スタッフがこの曲を意識しただろうか?

やはり私は「本能寺の変」をいじった説がいいなと思う。

 

  

  

第32話のサブタイトル「復活の火」もお気に入り。

もちろん映画「復活の日」が元ネタ。

私にとって思い出深い映画でした。

※参考:ここでも道草 明日は2月初出勤/「復活の日」が放映される(2017年2月6日投稿)

38年前の映画。

スタッフでちゃんと知っている人がいたんだよな。

2018年1月 3日 (水)

1月31日はブルームーンと皆既月食

今日は1月3日。

  

本当は2日の朝に実行すべきだったのですが、今朝月見をしました。

ここでも道草 1月2日/今晩この記事を読んだら月見をしよう!(2018年1月2日投稿)

↑この記事の最後で思ったことを実行しました。

”ほぼ”満月です。”ほぼ”最接近の月です。

Rimg1607  

1月は31日にも満月になります。

今月は1月2日と31日の2回、満月があります。

同じ月に2回満月がある場合は、ブルームーンと言います。

今までにもブルームーンについては書いてきました。

たとえば・・・※ここでも道草 ブルームーンだったんだ(2015年8月1日投稿)

1月31日はブルームーンについてまた書くことになるかな。

 

いやいやこの日の晩は、より面白いことがあります。

皆既月食があるのです。

天文に関して常連のサイトAstroArts 2018年1月31日 皆既月食から引用します。

 

1月31日の宵から深夜にかけて、月が地球の影に隠される

皆既月食が起こり全国で見られる。

月が欠け始める部分食の始まりは20時48分、

月が地球の影に完全に入ってしまう皆既食は21時51分から23時8分、

部分食の終わりは24時12分(2月1日0時12分)となる。

月の高度が高く時間帯も比較的早めなので非常に見やすい。

皆既中の月はプレセペ星団の近くにあり、双眼鏡の同一視野で見える。

観察や撮影の計画をしっかりと立てて、万全の準備で楽しもう。

 

  

1月31日にはこの文章を読み直して、月見をしよう!

(でも月は見えなくなってしまうんだよなあ)

「科捜研の女」の南禅寺三門

今日は1月3日。

  

ドラマ「科捜研の女」のロケ地について。 

  

昨年11月9日放映「科捜研の女」の場面。

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この場所。

よくロケ地として使われます。

南禅寺境内にある水路閣です。

 

昨年11月30日放映「科捜研の女」のこの場面。

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この立派な門はどこのお寺の門だろうと思っていたら、

これも南禅寺。三門と呼ばれる門だと知りました。

※参考:ドラマのロケ地捜し  科捜研の女season17の第7話のロケ地

 

少し調べたら、この南禅寺三門には面白い話があることを知りました。

Travel.jp 「絶景かな、絶景かな」京都南禅寺の三門からの眺めを楽しむ

このサイトからの引用。

 

皆さん、一度は「絶景かな、絶景かな」という言葉を聞いたことはありませんか?

この言葉は、かの有名な石川五右衛門が歌舞伎

「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」の中で、

南禅寺三門からの満開の桜の景色を愛でて言った名台詞です。

桜、新緑、紅葉のシーズンには、ひときわ華やかになり美しさが増す南禅寺。

時には、三門の楼上へあがって南禅寺の魅力をより感じてみませんか?

  

京都は歴史ある街だから、こんな逸話がある場所が多いんだよなあ。

だから魅力がある。

その場所に関係ある逸話・歴史を知って、現場に行ってみたいと思うのです。

たとえば今回なら、現場に行って、石川五右衛門が名台詞を言っている姿を

思い浮かべたいと思うんですよね。

 

歌舞伎なら動画があるのでは?

探したら、ありましたよ。

下の動画の4分50秒くらいから「絶景かな絶景かな」を言います。


YouTube: 「楼門五三桐」

聞き書きに挑戦。

 

絶景かな、絶景かな。

春の眺めは価(あたい)千金とは、小せえ小せえ。

この五右衛門の目から見れば、万両。

日も早(はや)西に傾きて、

入相(いりあい)の鐘に花ぞ散る。

え 麗らかな眺めだなあ。  

 

歌舞伎の聞き書きは難しかった。

他のサイトも参考にしてやってみました。

特に「」は自信なし。

  

  

  

以前、南禅寺を訪れた時には、琵琶湖疎水の施設をみるのが中心でした。

ここでも道草 蹴上インクライン周辺散策4.水路橋から田邊朔郎銅像へ(2014年10月4日投稿)

次はこの三門とか、それ以外のところを見てきたいですね。

昨年は父親に寄り添う時間が増えた年でした

今日は1月3日。

  

昨日に続いてブログ「楽餓鬼」からの引用です。

楽餓鬼 暮れていく

  

この1年(平成29年)に受診したのは整形外科,循環器内科,

外科,呼吸器内科,眼科,泌尿器科でした。

3年前の6月に胃潰瘍で受診するまでは

病院には縁がなかった私でしたから,

この3年間で衰えが一挙に進んだことになります。

  

「そうですね」と相づちをうっていいかどうか?

「楽餓鬼」の管理者gakis-roomさん、ご自愛ください。

  

  

この文章を見て、思い出すのは私の父親。

 

昨年はたくさんの病院に行きました。

歯科、整形外科、眼科、泌尿器科、血圧のために内科。

病院ではないのですが、補聴器を作るためにメガネ屋。

さらにはメガネを新調するために別のメガネ屋。

父親は自分では行けないので、私や奥さんが連れて行きました。

老いていく父親を、少しでも止めたいと思います。

母親が急死して今年の夏で10年。

父親を大事にしないと、母親から恨まれそう。

 

病院に行って診てもらえば、原因や病気の程度もわかります。

ホッとします。

毎日の薬を飲めば、それなりに効果があります。

病院に行ってよかったと思います。

補聴器をつければ少しは会話は成り立ちます。

せっせと連れて行かないとね。

  

父親との同居ですから、いろいろ気がついて世話をします。

補聴器も自分でつけるのを面倒臭がってつけないので、

手伝ってあげます。

補聴器の掃除をします。

電気毛布のスイッチをON/OFFします。

寝る部屋の暖房のON/OFをします。

毎日飲む薬と水を準備します。

入れ歯を毎日洗浄します。

電気カミソリの洗浄をします。

時には下の世話もします。

なくなってしまったものを探します。

初詣も、身体を支えて一緒に詣りました。

絶対に父親は一人暮らしは無理だなあと思います。

老いることはこういうことなんだと、日々思います。

「俺の時にも頼むぞ」と息子に声をかけています。

 

老いた親の世話のたいへんさも感じます。

忙しい時期だと、こちらの心の余裕がなく、

申し訳ないけどイライラしてしまうことがあります。

世話のために息子が仕事を辞める話も聞きますが、

親と子どもの2人暮らしだと、それも確かにあると思います。

ほっとけない。目が離せない。

施設に預ける決断も理解できます。

 

  

とにかく、父親に寄り添う時間がぐんと増えた昨年でした。

今年も同様、あるいは増加する可能性大。

早く亡くなった母親の分も、できるだけのことはしてあげたい。

こちらがつぶれないように、家族で協力して。

そんな年になりそうです。

2018年1月 2日 (火)

思い出した「トンマッコルへようこそ」

今日は1月2日。

  

今朝の投稿の続きです。

  

新年早々、映画「トンマッコルへようこそ」を見ました。

 

10年前の記事のこの↓自分の文章が気になっていました。

 

しかし、ラストの壮絶なストーリーは予想できませんでした。

やはり戦争はしょせん、ハッピーエンドでは終わらない。

いくら笑顔で終わったとしても・・・

 

そのラストシーン。

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笑顔で終わっていますが、でもハッピーエンドではない。

確認しました。

思い出しました。

  

   

トンマッコルという村にたどり着いた敵味方。

連合軍のアメリカ兵1人と韓国兵2人。

敵対する人民軍兵3人。

自分の軍隊から離れて、村民との触れ合いの中で、

戦うことをやめて、相手を「敵兵」ではなく

「仲間」と見るようになってきています。

もし、この村で過ごすなら、彼らはそのまま平和に過ごせたかもしれません。

  

でも、現実はダメでした。

自分たちの軍隊と縁が切れなかったのです。

アメリカ兵は、味方兵が救助に来てしまいます。

そのことがきっかけで、トンマッコル村は爆撃の危険が迫ります。

人民軍のリーダーは、多くの部下を死なせてしまった責任を感じ、

自分だけが助かることを後ろめたく思っていました。

韓国軍のリーダーは、避難民の命を犠牲にできずに

上官の指揮に従わずに脱走した身であり、

時々その時のことを思い出しては苦しんでいました。

2人のリーダーは、死を選んで、

トンマッコルへの爆撃を阻止したのです。

 

 

結局、戦争を始めてしまえば、いろいろなことが起こり、

「うらみ」「悲しみ」「後ろめたさ」「復讐」「悔しさ」

等の感情がしがらみとなって体をしばり、

戦争を止めることは難しくなってしまうのです。

トンマッコル村で、しがらみが解き放たれたかと思いましたが、

結局はそうはいかなかった。

  

それではなぜラストで笑ったのか。

  

自分たちが失ってしまっていた平和があるトンマッコル村が

守れたからでしょうか。

死ぬことで戦争のしがらみから解き放たれるからでしょうか。

  

  

映画を再び見て、いろいろ思い出し、

さらにより考えることができたと思います。

   

10年前のブログ記事を読んだことで、

再び映画「トンマッコルへようこそ」を見たことは大きい。

新しいことをどんどん知ってブログに書き留めるとともに、

以前書いたことを読み直して、再び思い返すことをしていきたい。

そうすることで、このブログがさらに活きると信じる。

林成之さんの本をヒントに考えたブログの活かし方。

今年は実践していきたい。

そのスタートが「トンマッコルへようこそ」です。

ラストの笑顔の写真を追加します。

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このサイトが参考になりました↓

Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう 『トンマッコルへようこそ』 と 『高地戦』

一読の価値あり。

これを読んで、今度は映画「高地戦」を見たくなりました。

最近の写真

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