「瀧山寺に行きたい」「鬼まつりを見に行きたい」を後回しにしたくない
今日は12月29日。
これが通算5550本目の投稿。
何となくですが、今年は5555本目までうちたいなと思います。
あと6本。
今年のマイブームの一つ、運慶に関する本を読みました。
「マンガでわかる 天才仏師! 運慶」
(田中ひとみ著/JTBパブリッシング)です。
この本には帯が2枚重ねてありました。
写真に撮りました。
ピンクの帯が上でした。
「運慶展」の宣伝を兼ねた帯でした。
この帯に書かれた「30分」は、
確かにそうかなと思いました。
タイヤ交換をしてもらっている待ち時間でかなり読めました。
この本で、最も印象に残ったのは、
同じ愛知県内に運慶の作品があるという話。
3月に行った韮山反射炉の近くに、
運慶の仏像のある寺院があることを後で知ったことは
以前書きました。
※ここでも道草 病院の待合室で「運慶」の作品に出会う(2017年11月8日投稿)
その寺院(願成就院)にはいつ行けるか見当がつきませんが、
同じ県内ならば可能性は高まります。
そのお寺は、岡崎市にある瀧山寺(たきさんじ)です。
「マンガでわかる 天才仏師! 運慶」によると、
運慶をはじめとする慶派の一大スポンサーであった源頼朝が
落馬して亡くなった時に、瀧山寺の住職の寛伝(かんでん)に頼まれて、
運慶と湛慶(運慶の長男)が仏像を造ったのだそうです。
頼朝の菩提を弔うために造られて、三回忌に供養されたそうです。
寛伝とは?
頼朝の母方のいとこだそうです。
足利義兼(よしかね)の叔父。
足利義兼とは?
う~ん、源頼朝の義兄弟。
源頼朝の妻、北条政子の妹である時子を妻にした鎌倉幕府の御家人。
詳しくは本を見てください。
とにかく、源頼朝ゆかりの人物が今の岡崎市にいたので、
運慶が頼まれて仏像を造ったのです。
その仏像は三体。
聖観音菩薩立像(しょうかんのんぼさつりゅうぞう)(重文)像高174.4cm
梵天立像(ぼんてんりゅうぞう)(重文)像高106.5cm
帝釈天立像(たいしゃくてんるゆぞう)(重文)像高104.9cm
見に行きたいですね。
さらに瀧山寺の「鬼まつり」も有名らしいです。
運慶作とも伝えられる面をつけた鬼と松明(たいまつ)を持った男たちが、
本堂を駆け回って天下泰平・五穀豊穣を祈るのだそうです。
(以上参考:86~91p)
瀧山寺のHPはここ↓
さらに「鬼まつり」は次のサイトがいいです。
来年は2月17日(土)開催だそうです。
「鬼まつり」に行きたい。瀧山寺に行きたい。
でも悲しいかな、仕事が気になる。
時間と心に余裕がないなあ。
この頃思います。
引退まであと4年余りになってきて、
やりたいことを「引退したらやる」と言い聞かせて、
後回しにしているなあと。
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