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2018年1月 5日 (金)

瀧山寺に行きました その2 宝物殿

  

今日は1月5日。

  

今朝の投稿の続きで、”後回しにせずに”足を運んだ瀧山寺の報告。

  

三門を見た後に、宝物殿を見に行きました。

Rimg1630  

すぐに「聖観音」「梵天」「帝釈天」三尊像に注目しました。

写真通りに三体が並んでいると思いきや、

右側の像がなく、写真パネルでした。

あれ?と思っていたら、お寺の方が教えてくれました。

「現在、神奈川県に行っているんですよ」

と言って、チラシを見せてくれました。

チラシの写真です↓

Epson798 

神奈川県立金沢文庫での「特別展 運慶 鎌倉幕府と霊験伝説」のため、

神奈川県に行っているそうです。

「梵天」立像です。

このチラシに大きく載っているのがまさに瀧山寺の

「梵天」立像でした。

三体そろっているのを見られなかったのは残念ですが、

二体はしっかり見てきました。

瀧山寺のチラシの写真です↓

Epson797_2  

これは「聖観音」立像です。

源頼朝と等身大で作られているそうです。

174㎝。私が加齢で縮んでしまう前の身長です。

胎内には頼朝の遺髪、歯を収めてあるといわれていて、

実際にX線写真で撮るとそれらしきものがある貴重な像です。

背面側にも回ることができるので、後からも二体を見てきました。

  

東京から来ていた人もいました。

運慶ファンならば、ここまで来る価値があるのでしょう。

この宝物殿を多くの人が訪れるようになったのは、

ここ5年ほどだそうです。

そうなんだ。

それまではあまり人が訪れなかったそうです。

この5年で何があった?

私には不明。

私は、昨年9月に奈良で運慶展のことを知り、

病院の待合室で運慶の作品写真集を見たことで、

運慶に関心を持ち始めました。

ここでも道草 病院の待合室で「運慶」の作品に出会う(2017年11月8日投稿)

  

今年は2月17日に行われる鬼まつりにも行きたくなりました。

いただいたチラシの写真です。

Epson799 

午後3時にスタート。終了は午後8時。

この5時間を体験したい。

実現できるかな?

  

  

※参考:南都を一望す、日本を一望す 運慶仏が間近で見られる寺、瀧山寺(愛知県岡崎市)

・「梵天」立像が、みうらじゅんさん・いとうせいこうさんの

 本「見仏記6 ぶらり旅篇」(角川文庫)の表紙になっていること。

・ご住職さんから説明を聞いて、「聖観音」立像のX線写真は、

 最初は腹部を撮影。何もなく落胆した後に、頭部を撮影したこと。

・背後にまわって後ろ姿も見ていること。 そのようなことが書いてあります。

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