瀧山寺に行きました その2 宝物殿
今日は1月5日。
今朝の投稿の続きで、”後回しにせずに”足を運んだ瀧山寺の報告。
三門を見た後に、宝物殿を見に行きました。
すぐに「聖観音」「梵天」「帝釈天」三尊像に注目しました。
写真通りに三体が並んでいると思いきや、
右側の像がなく、写真パネルでした。
あれ?と思っていたら、お寺の方が教えてくれました。
「現在、神奈川県に行っているんですよ」
と言って、チラシを見せてくれました。
チラシの写真です↓
神奈川県立金沢文庫での「特別展 運慶 鎌倉幕府と霊験伝説」のため、
神奈川県に行っているそうです。
「梵天」立像です。
このチラシに大きく載っているのがまさに瀧山寺の
「梵天」立像でした。
三体そろっているのを見られなかったのは残念ですが、
二体はしっかり見てきました。
瀧山寺のチラシの写真です↓
これは「聖観音」立像です。
源頼朝と等身大で作られているそうです。
174㎝。私が加齢で縮んでしまう前の身長です。
胎内には頼朝の遺髪、歯を収めてあるといわれていて、
実際にX線写真で撮るとそれらしきものがある貴重な像です。
背面側にも回ることができるので、後からも二体を見てきました。
東京から来ていた人もいました。
運慶ファンならば、ここまで来る価値があるのでしょう。
この宝物殿を多くの人が訪れるようになったのは、
ここ5年ほどだそうです。
そうなんだ。
それまではあまり人が訪れなかったそうです。
この5年で何があった?
私には不明。
私は、昨年9月に奈良で運慶展のことを知り、
病院の待合室で運慶の作品写真集を見たことで、
運慶に関心を持ち始めました。
※ここでも道草 病院の待合室で「運慶」の作品に出会う(2017年11月8日投稿)
今年は2月17日に行われる鬼まつりにも行きたくなりました。
いただいたチラシの写真です。
午後3時にスタート。終了は午後8時。
この5時間を体験したい。
実現できるかな?
※参考:南都を一望す、日本を一望す 運慶仏が間近で見られる寺、瀧山寺(愛知県岡崎市)
・「梵天」立像が、みうらじゅんさん・いとうせいこうさんの
本「見仏記6 ぶらり旅篇」(角川文庫)の表紙になっていること。
・ご住職さんから説明を聞いて、「聖観音」立像のX線写真は、
最初は腹部を撮影。何もなく落胆した後に、頭部を撮影したこと。
・背後にまわって後ろ姿も見ていること。 そのようなことが書いてあります。
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