« 2011年3月 | メイン | 2011年5月 »

2011年4月

2011年4月14日 (木)

4月14日の校庭のサクラ

   

今日は4月14日。

今日は担任している6年2組と、ペア学級の1年2組との初顔合わせ。

すっかり暖かくなった運動場で、6年生と1年生が遊びまわっていました。

その様子を私は写真に撮っていました。

ついついサクラに目がいってしまいました。

RIMG0017 
  

RIMG0018校庭の桜 
   

少し葉も開き始め、花も散り始めましたが、

今が最も輝いているサクラ(桜)です。

4月5日、6日とはボリュームが違いました。

「4月5日、6日の校庭のサクラ」html

2011年4月13日 (水)

「なぜかクラスがうまくいく教師の・・」からの引用

  

今日は4月13日。

次の本を読みました。

 

なぜかクラスがうまくいく教師のちょっとした習慣 なぜかクラスがうまくいく教師のちょっとした習慣
俵原正仁

学陽書房 2011-03-11
売り上げランキング : 32446

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

   

自然な感じで「C」ZONEの子に近づくには、

AやCの行動をした時以外の、

Bの行動の時に、近づいていけばいい。

ということです。こうすることで、その子とのかかわりの回数を増やすことができ、

教師とその子の間に信頼のパイプをつなぐことができるのです。(15p)

※いいなあ、この発想。なるほど!と思った発想です。 

俵原先生の講座のまとめはここに。

「2010年12月26日」.html  「2009年12月26日」970c

この講座で聴いた話が本になっている感じでした。おかげでさらに血や肉になっていく気がしました。

      

   

「できたか・できていないか」では、すべての子どものがんばりに対応できません。

「伸びたか・伸びていないか」で対応しよう。(21p)

昨年度は意識していました。

その結果、「ひいきしている」と子どもたちに言われることもありましたが、

説明すると納得していました。

  

  

名前を呼ぶ。

このことを意識するだけで、子どもとの距離はぐっと近づきます。

そして、子どもたちとのつながりのパイプは太くなっていくのです。(中略)

学期はじめでしたら、1日10回を目標にしたらどうでしょう。

もちろん、クラスの子全員にです。(中略)

30人以上のクラスでは、

少しハードルが高い目標化もしれません。

でも、人数の多いクラスの担任ほど意識してがんばってほしいのです。(32p)

※やるとやらないでは大違い。・・・・だと思っています。

   

    

「今の隼人君の発表はよかったですね。

でも、その隼人君の発表をうなづきながら聞いていた木村さんもよかったです。

木村さんのようにしっかり聞いている人がいるからこそ、

発表も生きてくるんです。」

とくに4月当初には、意識して聞き手をほめることをおすすめします。

発表する子ばかりにスポットをあてていると、

発表する子が固定化しして、ほかの子から浮いてしまう場合があるからです。

逆に、聞き手を育てていくと、どんな発表をしても、

みんながしっかり聞いてくれるので、

自信がなくても発表してみようかなという気になるようです。

発表する子ばかりをほめていたら、

逆に発表する子が減っていくのに対して、

発表しない子をほめていくと、発表をする子が増えていくのですから、おもしろいものです。(57p)

※今年度は、もっと意識してやっていきたい。    

    

   

いない時こそほめまくれ

というものです。これには、二つの意図があります。

一つ目は、〇〇くんのモチベーションアップです。

このほめられた事実はいずれ、〇〇くんの耳に入っていくでしょう。

〇〇くんはもっとやる気になるに違いありません。

二つ目は、クラスの中に「〇〇くんはがんばっている」という

事実を広めていくということです。クラスの中での〇〇くんへの見方を変えていくのです。

これもプロデュースの一環です。(73p)

※悪口はこの逆。いない時に悪口を言われ、間接的にそれを知った時はつらいよね。

    

    

「(前略)けんかをしないのが友だちなんかじゃない。

けんかをしても、仲直りできるのが本当の友だちなんだよ。」

※いつか子どもたちに言う時が来るかな。

     

     

給食当番は白衣(エプロン)の準備ができた順に、くじを引きます。

何を運んでくるのかをくじで決めているのです。(中略)

くじで決めることによって、公平かつ遊びの要素が加わるのです。

早く準備ができた子から、くじを引くので、

早くくじを引きたい子は急いで準備するようになります。(95p)

※今年度はこのやり方でやることを子どもたちに言いました。

楽しくなりそうです。

     

    

スピードにこだわるなら、

「取りかかりのスピード」と「やめるスピード」ということになります。

サッと取りかかれる。

自分がまだ途中でもサッとやめることができる。

これは、意識の問題です。しかも、ほかの場面でも応用できる力です。

「取りかかりのスピード」と「やめるスピード」を鍛えましょう。

意識の高い、子どもを育てるために・・・。(104p)

※大賛成のスピード。やめるスピードが速くないと、取りかかりのスピードは遅くなります。

表裏一体のスピードです。

    

     

教材研究は、何のためにするのでしょうか。

いろいろな理由を挙げることができると思いますが、私が気に入っている理由の一つが、

「教材研究は、教師が笑顔で授業をするためにおこなう」というものです。

しっかり教材研究をおこなった時には、

次の日の授業が待ち通しくありませんか。

はやく授業がしたくて、ワクワクしますよね。

自然と教師は笑顔になるはずです。それがいいのです。

笑顔の教師が、笑顔の子どもたちを育てるからです。(107p)

※今日も、授業が待ち遠しくなるように教材研究をするぞ。

自転車操業的な教材研究ですが・・・・。

    

     

講座で聴いて、そして本で読んで、さらに実践して、だんだん自分のものにしていきたいです。

 

    

    

 

2011年4月12日 (火)

東日本大震災新聞スクラップ18/4月11日

 

今日は4月12日。

大震災新聞スクラップのつづき。

今回は宮城県南三陸町の記事。

遠藤未希さんのことも書いてあります。

ブログに登場は4回目。前回はここに。

「番組で遠藤未希さんのことが紹介される」.html

   

【4月11日朝日新聞朝刊】

EPSON00911日朝刊上 
EPSON01011日朝刊下 
 

津波の中、孤島と化した防災庁舎の写真がショックでした。

30人ほどが屋上にいる防災庁舎。

この後、津波は容赦なく上から襲いかかり、

生き残ったのは8人。

がれきもろともぶつかってくる津波。津波からは土ぼこり。

この写真からはぞっとする恐怖が伝わってきます。

 

2011年4月11日 (月)

東日本大震災新聞スクラップ17/4月9日~4月10日

   

今日は4月11日。

大震災スクラップのつづき。

  

【4月9日朝日新聞夕刊】

EPSON007手と手9日夕刊左 EPSON0089日夕刊右 

手がテーマの写真記事。

手は、その人の気持ちを語ります。

      

    

【4月10日朝日新聞朝刊】

EPSON0014月10日朝刊 

原子力発電が大変な事態を起こした今、エネルギー教育はさらに真剣に考えなければ。

札幌の先生の子どもたちへのセリフ。

「いいか、災害が起きた時、避難した人たちを支える先頭に立つんだ!」

そういう教育をやっているから言えるセリフ。私はまだまだ。

      

    

最も衝撃的だった石巻市立大川小学校。

何が起こったのか。

それに迫る記事です。

「30分間 -3月11日14時46分から」シリーズの1回目。

傍らにこう書いてありました。

「30分間。地震が起きてからの行動が、人々の命運を分けた。

生き延びた人たちの証言を、記録として残したい。

死者・行方不明者約2万8千人。この重さを、私たちが受けとめるために。」    


  EPSON0054月10日朝刊右

EPSON00910日朝刊左上 
EPSON00410日朝刊左下 
   

尊いものを失ったのだから、学びたい。しっかりと。

同じような状況に置かれたらどう判断するか。

2011年4月10日 (日)

ナガミヒナゲシの初見日/佐奈川のサクラ

  

今日は4月10日。

ナガミヒナゲシの初見日。

2009年は4月9日でした。

2010年は4月6日でした。

※参考「季節は巡って、ナガミヒナゲシ」.html

今年は、4月7日でした。

昨年と同じ踏切の傍らで咲いていました。

翌日の4月8日。

たくさんナガミヒナゲシが咲いている場所に気がつきました。

いつも自転車で前を走っているのに気づきませんでした。

RIMG0010 RIMG0011
 

RIMG0012 残念、ちょっとボケた。

   

    

豊川市を流れる佐奈川は、サクラの名所。

4月9日に見に行ってきました。

その時の写真。

RIMG0021sanagawa2appu 
 

RIMG0022sanagawa3   

       

RIMG0026sanagawa4
    

RIMG0028sanagawa5 
   

この日、自動車の気温表示が20℃でした。

久々の20℃。もうすっかり春です。


「『がまん』するから老化する」からたっぷり引用

   

今日は4月10日。

昨日、無事50歳を迎えることができました。

50歳になる瞬間は、飲みすぎたせいか寝こんでいました。残念。

   

前投稿で40代でブログを始めたと書きましたが、

もう一つ大事なことを始めていました。

まさに40歳の時に、本格的に登山を始めました。

今では欠かせない趣味になっています。

あらためて40代、いろいろあったんだなあと思います。

   

    

さて今回は久々の本からの引用。

23dcbcf0d066b3932a7cf1dcbf00fecf1bd39996_1 
和田秀樹著/PHP新書

    

とにかく引用して、少しでも血や肉にしたい。

     

昔と比較して日本人の老化が遅くなっていることは、まず間違いない。

昭和の時代なら40代、50代はどこからどう見ても

「中年」「初老」という言葉がぴったりきた。

だがいまは違う。

たとえば、漫画『サザエさん』の父親・磯野波平は、

原作では54歳という設定だ。

そう聞くと驚く読者は多いはずである。

さらに言えば、波平の妻でサザエさんの母にあたる磯野フネは48歳である。

『朝日新聞』朝刊で『サザエさん』の連載が始まったのは昭和26年だそうだが、

昭和の時代を通して、

それほど大きな違和感はなかったように思う。(19p)

※今の日本人は、昔に比べて若くなってきたようです。

10歳は若くなったと、他の和田さんの本にはありました。

世界と比べても若く見られるようです。

   

  

歳を取るほど使わなかったときの衰えが大きくなるのだ。(中略)

この「廃用」と呼ばれる現象が、歳を取れば取るほど起きやすくなる。(中略)

筋肉も脳も、使わないことによる衰えが激しくなるのだ。

結果として同じ年齢でも、若い人並みの運動能力を持っている人や

知的な業績を上げている人もいれば、

よぼよぼ歩くのがやっとという人や、

記憶力や見当識が怪しくなっている人もいるのである。(32~33p)

※歳を取ると、使わなければ衰えが大きい。

これは心したい。ずっと楽しいことをやりたいのだから、せっせと今のうちは動き回りたい。

     

  

裏を返せば、人間の体も脳も、加齢より使わないことによって衰えると言える。(34p)

※これを知っただけでも、この本を読んだ価値あり。

    

  

人間の老化は体力や知力よりも、まず感情から始まると言ってよい。(中略)

感情の老化予防を心がけておかないと、

刺激を受けることがおっくうになってしまう。

体を動かさなくなるし、頭も使わなくなる。

外出が面倒になるし、外見にも気を遣わなくなるので、

体も見た目も加速度的に老化が進んでしまうのだ。(41~42p)

※好奇心を持ち続けることは大事だと、太鼓判を押してもらった文章。

    

   

セロトニンの材料になるのは必須アミノ酸の一つ、トリプトファンで、

これは肉類に多く含まれる。

セロトニンを脳へと運ぶコレステロールも肉に含まれているので、

やはり肉をしっかりと食べている人のほうが、うつになりにくいと考えられる。

昨今、覇気のない若い男性が「草食男子」と呼ばれるが、

いつまでも元気でつややかとしている中高年は「肉食系」ということになるのだろう。

実際、歳を取っても元気な人は肉を避けたりしないようだ。

セロトニンは「幸せ物質」とも言われている。

セロトニンが潤沢な状況では多幸感があって、何となく幸せそうにしていられるからだ。

すき焼きを食べると幸せな気分になったり、

焼き肉を食べて元気が湧いてきたりするのは、こんな裏付けもあるわけだ。(92p)

※ここを読んでから、肉を食べるは食べるは・・・・。

     

   

美味しいものを食べて自然に笑顔になるような体験は、前頭葉を刺激する。

感情の老化が前頭葉から始まることを考えると、

グルメや食べ物にまつわる興味を遠ざけてしまうのは、

決して得策ではない。(95p)

※食べることを楽しみたい。食べることにこだわることが、感情の老化も防ぐ。

さらに次のような文章も↓。

   

   

「食べること」は大きな楽しみになっていた。

とくに中高年以降、前頭葉を刺激する快い体験になる。

恋愛やギャンブルも前頭葉を強く刺激する体験だが、

50代にもなるとそうそう簡単に恋愛ができるわけでもなく、

ギャンブルも日本では競馬などの公営ギャンブルか、パチンコぐらいである。 

その点、贅沢なグルメならずとも「食べる楽しみ」は、

誰にもできて脳を活性化させる効果的な方法である。

がまん型の生活をしていると食事も簡素になりがちだ。

食事に興味を失い、ないがしろににしていると

肉体的にも精神的にも人間を老化させてしまう。(97~98p)

※この本のタイトルは、こんな考え方からついたのでしょう。

   

   

飲むなら赤ワインがおすすめだ。

抗酸化物質であるポリフェノールが多く含まれ、

繰り返し触れたように心筋梗塞のリスクを下げると考えられている。

食事と一緒にたしなむことと、

水も合わせて飲むことで血糖値の急激な上昇を抑えられる。(120p)

※ビール一辺倒の考え方を変えようかな。

    

    

どんな仕事でも、ベテランと言われる年齢になってくると、

いつの間にか新しいことに食指が動かなくなる。

面倒くさいと思うことが増えてくる。

こうしたことも人間は身体機能よりも、

心や感情から老け始めることを示唆している。(142~143p)

※気をつけよう。新しいことにどんどうかかわっていこう。

50歳になった昨日、4年ぶりに携帯電話を買い換えました。

Buystrip-iphone-20101222   

iphoneにしました。使いこなすぞ。

     

   

「行動が心を規定する」ことは、

若返りに関してもまったく当てはまる。(中略)

自分の年齢にこだわらず、少しお洒落な服を着てみるだけで気分は大きく変わるものだ。

白いワイシャツしか着たことのなかった人が、

襟だけ白くて見頃と袖はピンクやブルーのクレリックシャツを着たりすると、

姿勢も変わるし気分も変わる。(中略)

白髪を染めたり、カツラや増毛をしたり、

ボトックスでシワ取りすることも大切である。(164~165p)

※白髪が目立ってきて、染めようか染めまいか迷っています。

この本を読んで、また迷う。

    

   

テレビを見ていても脳や感情を老化させない方法は、

批判的な目を養うことだ。

「あんなのおかしいわね」などと電話で言える仲間がいれば理想的だが、

一人で見ているなら「本当だろうか」と疑ってみることが老化予防になる。(169p)

※正邪を分けて伝え、視聴者が自分で考えることを阻害するテレビの弊害。

和田さんは他の本で書いているらしい。いずれ読みたい。・・・・「テレビの大罪」(新潮新書)


   

ところがいまならブログであれツイッターであれ、

考えついたら直ちに言いたいことが言える。

脳の老化防止から考えると、こうしたアウトプット型になるほうが、

書斎型秀才よりも若々しさが保てるはずだ。

これまでテレビは日本人に受け身を強いてきた。

それが自由にアウトプットできる時代になっているのだと認識してほしい。(172p)

※ブログを始めてもうじき4年。いい4年を過ごしていると思います。

ブログのおかげ?・・・きっと弊害もあると思います。うつのに時間がかかります。

でもプラスが多いと感じているので、まだ続きます。

   

   

ビタミン類、たんぱく質、脂肪などは、

体が老化しないために中高年も含めて、

歳を取るほど必要になってくる。

しかも、年齢とともに足りないことに弱くなる。(198p)

※「足りないことに弱くなる」はいい言葉。やせ我慢は良くないのだ。

    

   

昔のような粗食に帰れと言う人はたくさんいる。

しかし昔型の粗食に戻してしまうと、かつての日本人のように老けてしまう。

高度経済成長以前の食生活と劇的に変わった点は、

明らかに肉や脂肪をたくさん摂るようになったことだ。

たんぱく質をもっぱら魚から摂るだけでなく、

牛・豚・鶏といった動物から摂ることが増えた。(中略) 

食生活の欧米化は美しさの要因にもなっているのだ。

食生活の欧米化は、日本人をかなり若返らせたと考えられる。(223~224p)

※食事の欧米化は良くないと思ってきましたが、そうばかりではないとこの本で強く思いました。

魚からたんぱく質を摂ることは、これからも継続していくなら、

肉は食べたほうがいいようです。

「よく寝て、よく食べて、よく動く」

新年度から使い始めた新しい日記帳の巻頭言は、このセリフです。  

    

   

たくさん引用してきましたが、最後にダイエットを気にしている子どもたちに関係のある文章。

ことに問題が大きいのが思春期のダイエットだ。

臓器の発達期に重なるから、この時期に低栄養の状態が続くと、

後から栄養を足したからといって発達してくれるとは限らない。

たとえば子宮や脳は、思春期に成長し損なうと、その後の発達は悪くなる。

私は精神的に不安定な子どもが増えていることや、

これだけ不妊に悩む人が増えている背景は、

明らかに思春期にダイエットを煽(あお)りすぎているためだと確信している。(中略)

いまほどダイエットが叫ばれなかった時代の女子は、

高校生のころまではぽっちゃりしていて、

大学生や会社に勤めるころになるとやせてきた。

これが自然の摂理だったのだ。

思春期は、女性ホルモンが急増する時期だから太りやすい。

そんなときに、やせるために涙ぐましいほど食事をがまんするわけだから、

必要な栄養素が不足してしまう。(199~200p)

給食の完食をまた新年度も目指しています。

無理に食べさせるのが目的ではなく、食べる楽しさを伝えたいと思います。

やっぱり給食は楽しい時間のはずです。

        

     

以上です。学びの多い本でした。

仕事の時間を減らしてうってしまった。

2011年4月 8日 (金)

2100本目の投稿/40代もうじきおさらば

   

今日は4月8日。

明日は4月9日。

私事ですが・・・・このブログはもともと私事の連続ですが・・・

明日は誕生日です。

50歳になります。

つまりあと7時間余りで、40代ともおさらばです。

50になろうが40であろうが、大事なのは気持ちと思いますが、

40代が風前のともしびになってきたら名残惜しくなってきました。

思えば波乱多き40代でした。

特に40代前半で病気になり、たくさん休んで、

働けることがすごくありがたいことだと感じたのが大きな心の変化です。

せっかく教師をやれるなら、もっと勉強しようと思いました。

あちこちの講座に行くようになりました。

TOSSと教育の鉄人講座が中心でした。

講座を通して勉強もできたし、仲間も増えました。

自分の授業も変わってきました。

このブログを始めたのも、ほぼ4年前のこと。

40代に始めた、とても重要なことになりました。

ブログは50代に入っても継続です。

今回は2100号のきりのいい数字。

    

今から10年。どんな10年になるか。

    

ふと振り返ってしまいました。ちょっと恥ずかしい文章です。

今日は退任式があり、晩は歓送会。

40代最後の晩は宴会です。

 

東日本大震災新聞スクラップ16/4月4日~4月7日

  

今日は4月8日。

前投稿のつづき。

う~ん、前投稿の最後に少々悩みましたが、

やっぱりやりたいと思うことをやります。

大震災新聞スクラップ。

   

【4月4日朝日新聞朝刊】

EPSON0024日朝刊 
   

【4月5日朝日新聞夕刊】

EPSON0035日夕刊 
  

上記2つの記事で、朝日新聞は宮城県南三陸町の三浦文一さんのことを取りあげています。

5日夕刊、最後のセリフが心に残ります。

「この街は俺が復興する」

どさっと襲ってきた不幸に立ち向かうための宣戦布告。

自分を奮い立たせようとしているのがわかります。

   

ふたたびこの言葉を思い出します。

「人生意気に感ず」

意味は「人は、相手の心意気を感じて仕事をするものであり、

金銭や名誉のためにするのではないということ。」

大震災の記事で、私も頑張ろうと思わせられること多々。

  

  

【4月7日朝日新聞夕刊】

EPSON0077日夕刊左 EPSON0067日夕刊
    

自分だけが助かったことに苦しむ山田有香さん。

誰もあなたを責めないよと言ったって、そう簡単には心の整理ができないと思います。

「サバイバーズ・ギルト」という症状を初めて聞きました。

もちろん外傷はないけど、けっこう体にダメージを与えるものだと思います。

死にもつながります。

立ち直ってほしいです。

2011年4月 7日 (木)

大震災の中の一つ一つのドラマ/ダンプ疾走・30人を救う

    

東日本大震災の新聞スクラップをするようになって、

大震災という未曽有の災害の中で、

数多(あまた)のドラマがあったのだと思いました。

ドラマなんていう言葉は似合わないかもしれません。

痛烈な現実の出来事・・・「ドラマ」よりは「出来事」のほうがリアルです。

亡くなった人たちは、自分たちの身に起こった出来事については語れません。

生還者による話のみです。

したがって、私が耳にできる出来事は、ほんの一部でしょう。

それなのに、その多さに驚いています。

でもできるだけたくさんの出来事を知るように努力し、

このブログに一つ一つ書き留めていこうと思います。

生きていた証、今も頑張って生きている証を確認していきたいと思います。

こんな人がいた、こんな人がいる。しっかり確認していきたい。

    

今朝、インターネットのニュースで見つけたニュースをここに引用します。

河北新報社のニュースです。http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110406t13047.htm

  

ダンプ疾走、30人救う

   

仙台市宮城野区蒲生地区で震災発生時、地元の土建業の男性が、

住民ら30人余りをダンプカーで運び、救助していた。

会社周辺と避難所の中野小を往復しているうちに津波は背後まで迫ったが、

必死の運転でJR中野栄駅付近に逃れることができた。

救助された住民は「ダンプに乗せてもらえなかったら、確実に津波にのまれていた」と感謝している。


男性は泉区の土建業小野喜満さん(41)。

実家と会社は蒲生地区にあり、3月11日は会社近くの現場で作業中に地震に遭い、

大津波警報のサイレンを聞いた。

すぐに路上にいた高齢者らを2トンダンプの荷台に乗せ、南西に約500メートル離れた中野小に搬送。

おいの小野亮輔さん(22)ら若い住民の力も借りて、2往復で約10人を学校へ送り届けた。

もう1往復しようと、会社付近に戻ったころ、津波が蒲生干潟の方から防波堤を越えて来た。

周辺の家屋は次々と崩れ、中野小に向かう道も刻々と水位が上がっていた。

小野さんは通れる道を選び、無我夢中でハンドルを操作。

津波に追われながら、知り合いの高齢者や路肩を走って逃げていた配送会社の従業員13人を荷台に乗せ、

西側に向かった。

中野栄駅近くで歩道橋が見えると、ダンプを乗り捨て、全員で駆け上がった。

津波はぎりぎりまで迫って、徐々に引いていった。

歩道橋で水位が下がるのを待つ間、雪が降ってきた。

小野さんは寒さの中でも、「生きている」と実感したという。

小野さんの知り合いで一緒に歩道橋に上り、難を逃れた主婦小野安子さん(69)は

「喜満さんが来てくれなかったら死んでいた。感謝しきれない」と語る。

小野喜満さんの家族は無事だったが、実家と会社は津波に流された。

ほぼ毎日、仕事の再開を目指して道具の回収などに蒲生を訪れるが、

「人を救えたのは良かったけど、蒲生に来るたび、もっと助けられなかったのか、と考えてしまう」と話している。

(亀山貴裕)

 20110406025jd

ダンプで高齢の住民らを助けた小野さん(右)とおいの亮輔さん=仙台市宮城野区蒲生      

  110406y301

    

きっとベストを尽くしたであろうに、「もっと助けられなかったのか」と悩む小野さん。

きっと流されていく人たちを目撃したのでしょう。

他の記事で、何人かを助けた人が、

母親と娘が上に載った状態で屋根ごと流されるのを目撃。

どうしようもできなかったと悔いていました。

いくらたくさんの人を助けても、助けられなかった人たちのことを思うと、

笑顔にはなかなかなれないと思います。

    

   

でもなあ、安全な場所で、こうやって被災した人たちの気持ちを論じている自分にハタと気づいてしまう。

私がやっていることは何だ?意味があるのか?

2011年4月 6日 (水)

4月5日・6日の校庭のサクラ

     

今日は4月6日。

入学式・始業式でした。

いよいよ新年度が本格的に始まりました。

   

ところで校庭のサクラはどうなったか?

   

4月5日の朝。

RIMG00085日朝のさくら 
 

そして今日の朝。

P40600026日の桜 
※カメラが違うせいか、色合いがちょっと違います。 
     

この数日の暖かさで、開花がいっきに進み、

ほぼ満開状態で入学式・始業式の日を迎えることができました。

引退された前校長先生が、修了式で

「4月の始業式に、きっとサクラが満開になります」

と予言されました。的中しました。

      

    

担当学年は6年生です。

2年連続の6年生は初体験。

4年生で担任した学年であるので、知っている子が多い学年です。

学年通信のタイトルは、「6年生の実力」

今日発行した通信の一部を引用します。

    

【6年生の実力】

6年生への進学おめでとう。さあ、今日から始まります。いい1年間にしよう。

学年だよりのタイトルを「6年生の実力」としました。

詳しくは、だんだんみんなに伝えていきたいと思いますが、

次の2つの願いが込められています。
                                                        

・みんなが、6年生にふさわしい実力をつけてほしい。    

・みんなが、身につけた実力をしっかり発揮してほしい。 


  

「6年生にふさわしい実力」とは?

学力             

学校は勉強をするところですから、6年までに身につけてほしい「学力」がまずあげられます。

復習・練習をしっかりして、厚みのある学力にしよう。

興味を持ったことはどんどん調べ体験して、元気いっぱいの学力にしよう。

わかることは他の人に教え、わからないことは他の人に教えてもらって、

友だちの顔が浮かぶ学力を作ろう。

 

リーダーシップ力             

6年生は、小学校の最高学年です。最高学年としての役割があります。

他学年をひっぱて行く「リーダーシップ力」が必要です。

委員会、部活動、学遊団、学校行事、清掃、給食などの場面で、

他学年の模範になり、あこがれになり、いい先輩になってください。

そのためには、今まで先輩に教えてもらったことを思い出そう。

だれかあこがれの先輩がいますか。

もしいたなら、すごく幸せなことです。

その人のやったこと言ったことを思い出し、まずはめざそう。

こうやって、伝統が受けつがれていきます。

      

学び合いや、知的好奇心を刺激することなど、

今年度やってみたいことを含めた内容でした。

もう一人の担任の先生と考えたとっておきのタイトル「6年生の実力」

このタイトルの下、1年間頑張っていきたいと思います。

最近の写真

  • Img_5724
  • Img_6313_2
  • Img_6313
  • Img_6311
  • Img_6310
  • Img_6306
  • Img_6304
  • Img_6302
  • Img_6301
  • Img_6300
  • Img_6299
  • Img_6298

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉