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2011年4月20日

2011年4月20日 (水)

「子どもが授業に集中する魔法のワザ!」引用2

 

今日は4月20日。

「子どもが授業に集中する魔法のワザ!」(杉渕鐵良著/学陽書房)からの引用のつづき。

   

月曜はリハビリの日。(中略)

授業は軽めのものをします。簡単にできるもの、声を出す、体を動かす、

ゲーム的なものにして、負荷を軽くします。

コンディションが悪い時、いつもどおりに授業をしても、効果はありません。

火曜日から木曜日は、力を上げる曜日です。

月曜のボーっとした状態から切り替えて、力を伸ばします。

アクセル全開。子どもたちに全力を出させます。

1週間でどれだけ力がついたか、成果を見るのが金曜日です。(24p)

※曜日を意識した指導は、杉渕先生の毎日発行のメルマガを読むとうかがえます。

私が最も怒れちゃうのが、月曜日。

月曜日の子どもたちの落ち込みを年々強く感じます。

そんな月曜日だから、それにあった指導をしないといけない。

杉渕先生の月曜日への割り切り、そして金曜日への期待がすごい。

    

    

人間は、もともと表現したいという欲求があります。

教師の言うことを一方的に聞いているだけの時間が続くと、

子どもは集中力が切れてしまいます。

こういう授業を私はやりません。

授業の中に、子どもの表現する時間を組み込みましょう。

私が特に力を入れているのが、音読や合唱です。(28p)

※これは、杉渕先生の講座も同じです。黙って聞いてはいられません。

必ず表現があります。

   

    

教師の言ったことを全員で復唱するのは、今でも学習方法の最先端。(41p)

※今年度もたくさんやっています。

   

    

一つのセリフを幾通りものバリエーションで読ませることで授業のおもしろさも変わる!

音読は表現だとわかれば、子どもはおもしろがる。

声の強弱、メリハリでイメージがガラッと変わることを、

教師が手本を見せてやらせてみよう。(105p)

※「一つのセリフを幾通りも」・・・杉渕先生の講座を聞くと、実感できます。

   

   

問われることで子どもは初めて考える。(106p)

※これはずっと心に残っている杉渕先生の言葉。

問うことの大事さを思います。

本で、この言葉に再会しました。

   

  

以上です。さあ、また明日から頑張ろう。

 

「子どもが授業に集中する魔法のワザ」引用1

  

今日は4月20日。もう新年度も20日か~。

3月に学陽書房の本を3冊注文しました。

春休み中に読んで、新年度に備えようと思いましたが、なかなか読めず。

やっと月曜日に読めました。

職員室の机上に並ぶ学陽書房の本3冊。

(「三本足の大ケヤキ」はクラスで読み聞かせ中の本)

RIMG00323冊の本 
  

いよいよ3冊目。トリは杉渕先生の本。    

子どもが授業に集中する魔法のワザ! 子どもが授業に集中する魔法のワザ!
杉渕鐵良

学陽書房 2011-03-11
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引用。

昔の子どもは、学校でも家庭でも「先生の言うことを聞きなさい」と言われてきましたから、

教師の話を静かに聞きました。

でも、今はおもしろくなければ聞きません。

ですから、授業の導入ですべてが決まるのです。(中略)

一発ギャグより、トークのおもしろさが大切です。

最初の1分くらいで笑わせて、「おもしろそうだな」と思わせます。

そしてテンポの速さが大事です。

若い人は、最初の1分から5分を研究するといいですね。

だらだら授業をやっていてもダメです。

それは世の中自体がスピード化しているからです。(10p)

※杉渕先生の主義は「スピード」・・・本の冒頭からそのことを言っています。さすが。 

        

   

授業のはじまりには、全力で声を出してあいさつをさせましょう。

ここを教師がどれだけ真剣に取り組むかで、

子どもの集中力がまったく違ってしまいます。(中略)

私は、声の出ていない子にはさほどかまわず、できている子を増やします。(12~13p)

※「できている子を増やす」発想をすぐに忘れます。気をつけたい。

    

       

「立つ」「座る」がメリハリの基本。(17p)

※もっともっと授業で使いたい手法。

    

    

計算にとりかかるよりも前に、ノートに答えの欄を作らせ、

そこに先に、答えるべき「単位」を書くように指導します。

すると、まず、問題文を読むときにどこを読めばいいかわかります。

また計算結果をぱっと答えとして書こうとしたときに、

「あ、単位が違う。リットルに直さなきゃ」と氣づきます。(37p)

※これも杉渕先生から教えてもらっていたのにやっていない。やろう。

    

    

どの教科も、スラスラ読めてから内容に入ったほうが、理解が早いのです。

しかし普通は、「読み」と「内容理解」を一度にやろうとするから、

子どもは混乱するのです。

できない子は、「わからないからいいや」になってしまうでしょうね。(41p)

※やってますよ、どの教科でも。

   

    

何でもフラッシュカードでスピーディーにすることで、

子どもの集中力も高まる。

苦手な部分を取り分けてそれだけ練習すればいい。(89p)

※毎年フラッシュカードに燃えるけど、中途半端で終わる。でも今年こそ・・。

    

つづく。

    

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