ミノムシのその後 ついに幼虫の入ったミノムシを発見
今日は令和7年7月16日。
今日が1学期の通級指導教室最後の授業でした。
2年の男の子がラスト。
教室で飼っているヤブキリの餌にするために、
校庭に出てバッタを捕まえました。
たくさん捕まえることができ、さらに用務員のお兄さんが、
ヤブキリのメスをまた1匹捕まえたのをプレゼントしてくれました。
したがって、現在のヤブキリの虫かご内は、
こうなっています。
ヤブキリのオス1匹、メス2匹、その他のバッタ9匹。
にぎやかですが、この後どうなるでしょう?
それでは、前記事に引き続き、ミノムシのことを書きます。
私の目標は、幼虫の入っているミノムシを見つけることです。
本宮山では出会っています。
糸でぶら下がったミノムシを撮影しています。
採取してくれば良かったと後で思いました。
ここでも道草 20250529本宮山登山② 今日はミノムシがぶら下がっていました(2025年5月30日投稿)
7月6日(日)に、再び奥さんの設楽町の実家に行き、
ブルーベリーが生えている小屋の中の除草作業をしました。
その時に、ブルーベリーの葉っぱや枝にミノムシが張りついていました。
それらを集めて、紙袋に入れて保管。
除草作業が終わったら調べてみようと思っていました。
作業の途中で、ふと見たら、
紙袋の取っ手のひもに何やら付いています。
何だ?
それがミノムシでした。
幼虫が上半身をミノから出して、ひもの上を歩いていたのです。
いたあ!
これが見たかった。
私は急いでスマホの録画準備。
その時にミノムシは何か察したのか、ミノの中に姿を隠してしまいました。
でも幼虫がいることは確かです。
本宮山では、幼虫が出てくるまで待てませんでした。
今度は待つ。そう決めてスマホの録画スイッチをオンにしました。
それが下の映像です。
後半のBGM付きの映像は、
翌日、授業で子どもたちに見せた時のミノムシの様子です。
YouTube: 2025年7月6日 幼虫の入ったミノムシをやっと採取できました
残念ながら糞をする時を見ることができませんでしたが、
ミノを背負って動く様は、しっかり見ることができ、
こうやって撮影ができました。
昨年、御油のふるさと公園で久々にミノムシを見て、
今年は一気に幼虫も見ることができました。
大きな進歩です。
しばらく姿を見せてくれていたミノムシですが、
1週間ぐらいで、姿を見せなくなり、ミノの中に入ったままです。
蛹になって、成虫になるのでしょうか。
オスならば、羽化して、ミノガとなって飛び立ちます。
メスならば、ミノの中で成虫になって、オスがやってくるのを待ちます。
どちらにしても、教室の虫かごに入れておいても、
何も起こりません。
そこで、教室の窓の外に出すことにしました。
その準備です。
設楽町から採取してきた5つのミノムシを、
横棒にボンドで貼り付けました。
教室の椅子に座っていると横目で見ることができます。
何かが起こったら目に入ります。
現在、ミノムシの研究はここまでです。
交尾も見てみたい。
赤ちゃんミノムシが、糸を使って飛び立つなんていう、
すごくレアであろうシーンも見てみたい。
教室の窓の外で、いろいろ起こってほしいです。