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2018年1月14日 (日)

「仏像ミステリー 運慶とは何者か?」その1/無著・世親菩薩立像

今日は1月14日。

  

昨年10月7日放映の番組「NHKドキュメンタリー  仏像ミステリー 

運慶とは何者か?」を見ました。

今回も1月7日に書いたように、

テレビ番組を読み物に変換することをやってみます。

 

1300年の歴史を誇る奈良の興福寺。

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興福寺の北円堂。

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ふだん一般に公開されていない北円堂内部を見せてもらいました。

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中央に位置するのが、国宝「弥勒如来坐像(みろくにょらいざぞう)」

運慶作。ナレーターの説明を聞き書きします。

 

ナレーター:「弥勒」は、遠い未来に地上に現れ、人々を救うとされる仏。

  法相宗(ほっそうしゅう)と呼ばれる興福寺の宗派で大切にされている。

 

その弥勒菩薩坐像の両脇にあるのが、運慶の最高傑作と呼ばれる

無著菩薩立像(むじゃくぼさつりゅうぞう)」(向かって右)

世親菩薩立像(せしんぼさつりゅうぞう)(向かって左)です。

番組では、この2つの仏像の紹介に冒頭から時間をかけていました。

ナレーターの説明を聞き書きします。

  

ナレーター:2人は弥勒の教えを大成させた兄弟の僧侶だ。

  弥勒如来に向かって右に立つのが兄の無著。

  古代インドに実在した2人を、運慶は身近な日本人のような風貌にして

  訪れた者がその教えを受けとめやすくした。

  年老いた無著は、人々を慈しみ、見守る姿に造った。

  弥勒如来に向かって左に立つのが弟の世親。

  両手に動きをつくり、指を深く曲げ、確固たる意志で

  悟りを求めている。

  仏の教えを大切にする心。

  運慶はそれを無著と世親の姿を借りて、語りかけたのだ。

 

Img_1 「仏像愛好の集」 の コミュニティ 掲示板的な 孤思庵ブログ

左が世親、右が無著。

2つの仏像の目は玉眼と呼ばれる技法で造られたものです。

まるで生きていてこちらを見ているような眼になっています。

   

ナレーターの説明は続きます。

 

ナレーター:運慶が生まれのは平安時代末期の奈良。

  興福寺を拠点とする仏師集団の跡取りとして、

  注文に応じて工房で仏像を製作していた。

  運慶が30代の頃、大変なことが起きた。

  当時、全盛を誇っていた平氏と興福寺をはじめとする奈良の僧侶たちが衝突。

  平氏は、興福寺や東大寺に火をかけて焼き尽くした。

  いわゆる「南都焼討(なんとやきうち)」である。

  運慶たち仏師は、立ち直ろうと、興福寺の復興に乗り出した。

  まず手掛けたのは、かつての西金堂(さいこんどう)の本尊、釈迦如来像。

  運慶がリーダーとなって造ったと記録されている。

  現在(釈迦如来像の)一部しか残っていないが、

  頭部だけでも高さは約1m。

  巨大な仏像だったことが、推測される。

  それから、およそ30年かけて行われた興福寺の復興事業。

  その最後に造られたお堂が、北円堂だった。

  北円堂を任されたのは、十分に経験を積み、円熟期に入った運慶。

  長い歳月を費やし、数々の仏像を造った。

  中でも力を注いだのが、無著と世親だと考えられている。

      

病院の待合室で出会った本「永久保存版 運慶完全カタログ」(「サライ」~小学館~ 

2017年10月号別冊付録)には、2体の仏像についてこう書いてありました。

※参考:ここでも道草 病院の待合室で「運慶」の作品に出会う(2017年11月8日投稿)

  

【無著菩薩立像】

5世紀頃のインドに実存した無著は、

弟の世親とともに法相宗の教理を大成した学僧。

憂いを帯びた視線が、崇高な理念を叶えんとする深い精神性を物語る。

 

【世親菩薩立像】

眉根を寄せて遠くを凝視する世親の表情には、

憂いを帯びた無著とはまた異なる強い意志を感じる。

未来を見据えたかのような眼差しの表情に

玉眼が一役買っている。

 

 

いつか生で見ることになったら、この記事を見てからにしよう。

2体の表情はリアルで素晴らしい。

2018年1月13日 (土)

今朝から日の出は6時57分/「へっちゃらさ、ベイビー」

今日は1月13日。

  

この記事を読んで思い出しました。

楽餓鬼 明日から日の出時間が早くなります (2018年1月7日)

  

私も以前、年末年始の日の出時刻を調べたことがありました。

ここでも道草 日の出(最遅)日の入り(最早)時刻調べ(2012年12月29日投稿)

 

その時の調べによると、私が住んでいる場所では、

1月2日から1月12日までの日の出時刻は6時58分。

そして秒単位で見ていくと、

1月7日が1年で最も日の出時刻が遅い朝である。

1月13日から日の出時刻は6時57分になる。

分単位でも、今日から日の出時刻が早くなるのです。

  

実際は山などがあり、太陽が顔を出し、

日が当たり始めるのは、7時過ぎです。

寒い朝、日が当たることで、ぐっと暖かさが増します。

ホッとします。

  

  

昨晩もレンタル店に行って、竹原ピストルのコーナーに行きましたが、

アルバム「BEST BOUT」は、誰かがレンタル中でした。

これで3度目。レンタルで借りるのをあきらめて、ネット上で購入しました。

2000円。

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昨年12月20日から聞いてきたアルバム「youth」は終了。

ここでも道草 2017年最後の生活のBGM(2017年12月22日投稿)

いい曲が多かった。

3番目の曲だけは跳ばして聴いていたなあ。

気になっていた歌詞。

お気に入りの曲「へっちゃらさ、ベイビー」の歌詞です↓

 

♪ トンネルを抜けた先には、

きっとただトンネルを抜けた先があるだけだよ

  

え、そうなの?

少し拍子抜けした歌詞です。

音楽ナタリー 竹原ピストル「youth」インタビュー

このサイトに、この歌詞のことが書いてありました。

引用します。竹原ピストルさんの言葉です。

 

「トンネルを抜けた先には、きっとただトンネルを抜けた先があるだけだよ」ですね。

このサビのフレーズ、すごい気に入ってるんですよ。

「その先には道が開けている」とか「止まねえ雨はねえ」とか、

バカじゃねえか?と思ってるので。

実際はもっと過酷だし、現実があるだけというか、

「いや、これが続くだけだぜ」っていう。(中略)

──無責任に前向きなことを歌いたくない、と?

そういうことを歌っている人を否定しているわけではなくて、

「俺に言われてもしょうがないだろうな」っていう考えが働くんですよね。

そんなことを俺ごときが歌うなよって自分で否定してしまうというか、

全然身の丈に合ってないですから。

ただ、「トンネルを抜けた先には~」というフレーズは、

なるようになるというニュアンスでもないし、

安心感も含まれている気がしていて、我ながら絶妙だなって思ってるんですよ。

そういう言葉が浮かんできたときが一番うれしいんですよね。

特にこの曲は気に入ってるんですよ。なんか優しいじゃないですか。

 

「前向きなことを歌いたくない?」と聞かれて、

「俺ごときが歌うなよって自分で否定」「身の丈にあっていない」と

答えています。なるほどです。

こういうスタンスの歌手もいるんですね。

歌詞は拍子抜けしていても、優しいですよ、この曲。

曲調がそうなんだよなあ。

「へっちゃらさ、ベイビー」という歌詞を繰り返すところなんて、

癒され、口ずさんでいました。

 

  

トム・ジョード」という曲があります。


YouTube: 竹原ピストル・佐藤洋介 トムジョード

「トム・ジョード」って誰?と思っていましたが、

上記のインタビューに答えがありました。

スタインベックの小説「怒りの葡萄」の主人公の名前でした。

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さあ、もうじき日の出時刻です。

今日もいい日にしよう。 

2018年1月11日 (木)

昨晩から今朝にかけて触れた言葉その3/大晦日にたくさんの人が撃たれた

  

今日は1月10日。

  

「昨晩から今朝」というのは、

新学期が始まる直前の1月8日晩から9日の朝にかけてです。

その時に、いろいろな言葉に触れました。

その話をしています。

飢えていたんでしょうね、

心の支えになってくれるような言葉に。

いくつになっても、始まる時には期待もあるけど、

不安があります。

  

  

サントリーのBOSSの広告のことがネット上で話題になっていました。

それは、12月31日の新聞にうたれた広告で、

竹原ピストルのアップ写真でした。

見た覚えがありましたが、アップ写真に目を奪われたのか、

そこに書かれていた言葉に気づきませんでした。

 

 

撃て

竹原ピストル、今夜、心を撃ってくれ

歌え

竹原ピストル、今夜、弾丸のように

   

  

竹原ピストル。 今夜はじめて彼を知る人がいる。

いいなあ。きっと驚くよ。 心を撃ち抜く、その歌に。

  

 

紅白歌合戦に出る日の新聞広告。

こんな素敵な言葉が書いてあったのですね。

よく見ておけば良かった。

 

※以上が1月8日の晩の話。以下は後日談

 

この記事を生で見たくて、この数日、我が家で探したけど、

なんと12月31日の新聞がない!

12月30日と31日がない。

何かに使われた?

それじゃあと、勤務校で新聞を探したけど、

ここもなし。12月下旬がごっそりなくなっていました。

残念。

生ではないけど、ここで見ることができます↓

竹原和生 A.K.A. 竹原ピストル‏ こんなに粋で、ありがたいとことあるかよ。。😭 

   

紅白での「よーそこの若いの」は良かった。

CDで何回も聴いていたけど、紅白での歌いっぷりがまた良かった。

撃たれてしまった一人です。

撃たれた人が多いのか、次の生活のBGM候補である

竹原ピストルのアルバム「BEST BOUT」が、

レンタル店でなかなか借りられません。

誰かがレンタル中でした。

竹原ピストルの他のアルバムも全てレンタル中。

  

  

こんな動画がありました。

公開日は2017年12月31日です。紅白のあった日です。

 

  

この動画から一部引用。

  

ソロに転身した竹原は、年間300本を超えるペースで、

本人が「ドサ周り」と称する全国行脚を開始。

観客が20人に満たない小さな箱から、

居酒屋やバー、ライブハウスで歌いまくった。

竹原が2度ライブをしたキャパ15人の

東京・板橋のレストランバー「Out the blue」マスター、

降矢幸雄さんが述懐する。

「2度目のライブをしてもらったとき、

僕はプライベートでいろいろあった時期で、

彼の『オールドルーキー』という歌を聴いた瞬間、

嗚咽して泣いてしまったんです。

カウンターの中で膝から崩れ落ちて、立てなくなって・・・。

そんな経験は人生で初めて。

それも彼の持つ歌の力ならではだと思います」

  

膝から崩れ落ちる・・・

体験はないけど、竹原ピストルの歌にはその力があるなと感じます。

でもこんな文章を見ると、

当然ながら「オールドルーキー」が聴きたくなります。

  

聴いてみました。


YouTube: オールドルーキー  竹原ピストル

 

歌詞が驚きでした。

一部引用します。

  

♪(前略)あの頃は。。あの頃は。。

ってやってりゃあ 

そりゃあ酒も旨くなるさ

だけど俺はやめたんだ

そういうものはもうやめたんだ

オールドルーキー

  

積み上げてきたもので

勝負したって勝てねぇよ

積み上げてきたものと

勝負しなきゃ勝てねぇよ

 

(中略)

  

いやはや丸くなったよ。。

って笑ってりゃあ そりゃあ酒もやさしくなるさ

だけど俺はやめたんだ

そういうのをもうやめたんだ

オールドルーキー

  

何度でも立ち止まって

また何度でも走り始めればいい

必要なのは走り続けることじゃない

走り始め続けることだ (後略)

 

 

積み上げてきたものと勝負?

積み上げてきたものと勝負するの?

積み上げてきたものは大事でしょ?

驚きの歌詞でした。

  

でもこれは・・・・

積み上げてきたものの上で安住するなということだと

思います。

「あの頃は良かった」「俺も丸くなった」なんて言ってないで、

積み上げてきたものの上で、さらに挑戦しろという

メッセージだと判断しました。

  

先日書いた星野仙一さんの生き方とダブります。

金大竜さんも言っていました。

「みんな頑張っているなあ。先生も昔は頑張った」では、

子どもたちへの影響力は少ない。

チャレンジし続けているところを見せることが大事。 

 

   

 

  

今も頑張っている!そうありたい。

つぶれない程度に。

  

2018年1月10日 (水)

昨晩から今朝にかけて触れた言葉その2/スバルXV編

 

今日は1月10日。

  

新学期スタート前に触れた言葉シリーズ第2弾。

「スバルXV編」

(第3弾は「竹原ピストル編」の予定)

  

このCMがいい。

  


YouTube: SUBARU XV:TVCM「好奇心」篇 30秒

  

このCMで出会った言葉。CMの写真を載せます。

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好奇心と生きていく

 

こういう言葉をよくぞ生み出してくれました!

  

  

新学期初日の朝、ビックリしたことがありました

何とCMで見たXVが、勤務校に表れたのです。

同僚の先生で、休みの間にXVに乗り換えた方がおられたのです。

「XVの乗り心地はどうですか?」

そんな談義をしました。

 

  

さあ、今日も頑張ろう。

2018年1月 9日 (火)

昨晩から今朝にかけて触れた言葉/星野仙一さん編、金大竜編

今日は1月9日。

  

新学期が始まりました。

さっそく忙しくなってきましたが、

どうにかこなしてきました。

  

昨晩から今朝にかけて次のようなサイトを読んでいました。

教材・教具のネタ帳 星野仙一さん逝く

ここを読むと、4日に亡くなった星野仙一さんに関するコラムが

いくつか一度に読めます。

心に残る文章があります。

引用します。

 

中日のエース時代、星野仙一さんはけがに苦しんだ。

痛めたひじが、あるとき赤くはれ上がっていた。

聞けば、ハチにわざと刺されたのだという。

ミツバチの針に刺されたら血行障害が治る。

そう聞いてハチをピンセットでつかみ、ひじに当てたのだと。

投げて勝つことに命をかけた男の執念だろう。

本人からの告白談を、野村克也さんが後に明かしていた。

(神戸新聞 正平調 1月7日)

  

この執念!そうまでして成し遂げたいことがある。

ずっと積み上げてきたから、そう思えたのだろうな。

  

 

「燃える男」と呼ばれた星野仙一さんは倉敷市水島で生まれ育った。

「私の闘志を培ったのは、田舎者で、決して野球エリートでは

ないという自覚によるものではないか」。そう著書に記している。

工場の技師だった父は星野さんが生まれる前に病死した。

母は工場の寮母をしながら3人の子どもを育てた。

「周りの人を大事にしなさい」。それが母の口癖だったという。

負けん気や親分肌を示す逸話は子ども時代から事欠かない。

けんかの強さで知られ、理不尽な上級生には一人で向かっていった。

一方、後輩や仲間の面倒見はよく、

小学6年の時は難病で歩けない同級生を背負って登校した。

野球をするように勧めたのは母だった。体が大きく、

気の強い息子が横道にそれないよう、心配してのことだったという。

高校時代、甲子園出場はかなわなかった。

その悔しさが「今の自分をつくった」と語っていた。

野球人生を振り返り、自らを「幸運な男」としばしば称したが、

幸運は逆境に耐えてこそ手にしたものだろう。

中日の監督時代には、妻が白血病で亡くなる試練もあった。

昨年11月には帰郷し、野球殿堂入りの祝賀会で見せた笑顔を覚えている人も多かろう。

突然の訃報を信じられない思いで聞く。1年半前から闘病中だったという。

最後まで「星野仙一流」を貫いた、その強さを思う。

(山陽新聞 滴一滴 1月7日) 

この文章に星野仙一さんが積み上げてきたものが書いてありました。

辛いことがあっても、それを跳ね返してきた体験が、

星野仙一さんを輝かせたのでしょう。

ハチにわざと刺させて成し遂げようとしたものを手にしたのでしょう。

  

   

  

プロ野球にげきを飛ばしたことがある。「必死でやってくれたらいいの。

ホーム(本塁)でさ、バーンとぶつかって、けんかになるでしょ? 

それでいいっていうの」

何かと無理はせず、ほどほどに、角を立てず-と自制が重んじられる昨今、

必死でやれよと叫び、必勝を期して実際に勝ってみせる人の存在が、

今にしてずしんとくる。

楽天が日本シリーズを制したとき、大震災の被災地に必死の末の「V」をささげた。

燃え上がるほど熱いだけではない、苦しむ人たちの肩に温かな手を置く

“ほっかほかの人”でもあったろう。

(長崎新聞 水や空)  

「必死にやれよ」が今朝は効いたなあ。

「やってくるよ」とこの文に向かって言っていました。

  

   

  

もう一つ、読んでいたのは自前のサイト。

ここでも道草 2011高崎報告3・・・・迷った時には前を向く(2011年2月27日投稿) 

ここでも道草 2011高崎報告4・・・教師はやってきたことが全て(2011年2月27日投稿)

ここでも道草 2011高崎報告6・・・立腰、身心相即、物心相即(2017年12月27日投稿) 

ここでも道草 2011高崎報告7・・・叱られたらやめる(2011年12月28日投稿)

6年前の金大竜(キムテヨン)先生の講座の内容。

ふと読みたくなり、検索して行きつきました。

金さん、たくさんのいい話をしてくれました。 

 

  

迷った時には前を向く」(やる前に深く考えない)

今の小さな自分を突き抜ける」ためには、まずはやってみる。

仕事は選ばない」 

とにかく人に会い、とにかく聞き、そして実践してみる

「教師はやってきた仕事が全て。それも続けていることが大事」

 「みんな頑張っているなあ。先生も昔は頑張った」では、子どもたちへの影響力は少ない。

 チャレンジし続けているところを見せることが大事。 

「自分のための『学級』ではなくて、子どもが伸びるための『学級』へ」

「この程度の自分が教師をやっているのだと自覚すべし」

「見えていないと自覚することで、見ようとする」

「全ての子はできるはず。今の教師は妥協点が低いと思う」

「教師は24時間工夫する。方法は無限にある。掃除だって給食だって工夫次第」

「町もハッピーにするぞ。ハイタッチ。・・・交通当番の人たちにハイタッチ」

教師のために動いてくれる人は多い。味方は多い。」

「横着するな。近道はない。」

 東北地方の被災地。金先生は毎月行っている。

 被災地に対して・・・行動していない、実践していない。

 それは、「そうすること(困っている人たちに何もしないこと)を教えてしまっている。」

「知覚動考」

 知って、方法をえたら、まずこう。動きながらえる。動く前に深く考えない。

「知覚動考」を「ともかくうごこう」と読む!

  

 

こんな言葉に再び触れて出勤した日でした。

6年前に時間を見つけてせっせとうってくれていた自分に感謝。

スタートの日に役に立ったよ。

2018年1月 8日 (月)

クリチェフスカヤと6年ぶりに再会できた/なぜ火山群ができるのか

今日は1月8日。

 

明日の準備もあるので、冬休みもラスト投稿。

休み中36本目。贅沢に投稿してきました。

 

昨年12月30日放映の「体感!グレートネーチャー 爆裂地帯と未知鉱物

~カムチャツカ半島 七色の大地~」を1月6日に見ました。

「1月6日」というのが実は大事です。

そのことは少し後に書きます。

  

この番組で懐かしい山を見ました。

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カムチャッカ半島最高峰のクリチェフスカヤです。活火山です。

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すごい山でしょ。山容がいいでしょ。

2017年の3月に噴火が始まり、今も断続的に噴煙を上げているそうです。

クリチェフスカヤは以前、他の番組で見ていました。

そのことをブログに書いています。

ここでも道草テレビで勉強・・・カムチャツカ半島の名峰クリュチェフスカヤ(2012年1月6日投稿) 

この時は「クリュチェフスカヤ」という山名でした。

いい山だと思い、引退したら登りたいとその時に書きました。

今回、番組名からしてきっとクリチェフスカヤと再会できると思って

録画しました。そしたら正解。

相変わらずすごい山でした。 

クリチェフスカヤに出会ったのが、2012年の正月早々。

記事を書いたのが、1月6日でした。

6年経って、同じ1月6日に偶然にもクリチェフスカヤを見ていました。

この偶然が楽しかったのです。

縁を感じました。

世の中にはものすごくたくさんの事象があります。

どの事象に出会うかは偶然であって、

その出会いの中には「縁」を感じさせてくれるものがあります。

縁を大切にしたいです。それは私の信条の一つ。

クリチェフスカヤは縁を感じます。

いろいろな障害はあると思いますが(現時点で想像がつかない)、

引退したら登ってみたいですね。

  

しかし、あの記事を書いてから6年が経つんだ。

50歳の私が、引退したら登りたいと書いたんだ。

引退を意識し始めた頃かな。 

  

ところで、この番組で、なぜカムチャツカ半島に火山が多いか

説明をしてくれていました。

それがわかりやすかったので、ここに書いておきます。

  

カムチャツカ半島の中心都市はペトロパブロフスク・カムチャツキー。

覚えにくい都市名です。

そこにあるロシア科学アカデミー、火山地震研究所の主任研究員、

火山学者のアレクサンドル・ベロウソフ博士が説明してくれました。

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この図は現在の火山の活動レベルを表している図だそうです↓

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24時間定点観測をしている火山が10を超すそうです。

オレンジは噴火中、黄色や緑もいつ噴火してもおかしくない状態だそうです。

この活発な火山群を生み出す大きな要因は、

半島の際(きわ)にあるプレートの動きであると、博士は言います。

2つのプレートが重なり沈み込む場所にカムチャツカ半島はあり、

沈み込むプレートの速さが早いために、

他の地区にはない火山群ができあがっているのです。

図で説明します。

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火山は半島の東側に多くあります。

 

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そこは大陸プレートである北アメリカプレートと、

海洋プレートである太平洋プレートの境目です。

 

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沈み込む海洋プレートの速度は、年間9cm。

これは日本にもぐりこむフィリピン海プレートの2倍。

世界最速です。

  

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プレートはもぐりこむ際に、水分をマントルへともたらします。

水に触れたマントルは、融点が下がり、マグマが発生。

 

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カムチャッカ半島の場合、もぐりこむスピードが速いために、

多くの水分がもたらされ、マグマ溜まりが大量に生まれます。  

  

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そのため、世界で最も活発な火山群ができていると考えられています。

  

  

日本に住んでいると、海洋プレートがもぐりこむ話はよく聞きます。

大陸プレート側にひずみができて、それが地震につながるという、

地震発生のメカニズムとしての説明でした。

火山群ができる説明には、海水が地中に運ばれて、

マントルがマグマになるという話が加わりました。

初めて聞く説明だと思います。

海水が流れ込む!面白いと思いました。

 

今回調べていてわかったのは、

カムチャツカの火山群は1996年に世界遺産に認定されていたこと。

さらに、2001年にはクリチェフスカヤを含むもクリュチェフスコイ自然公園も

追加登録されていました。

世界遺産なんだ。

私たち(きっと嫁さんは一緒に行くので)が行くまでには、

より安全なルートを整備しておいてほしいです。お願いします。

 

  

長くなってしまったけど、もう一つ。

こうやって番組を見た後に、読み物に変換することを進めていくと

きっと将来は役立つと思います。いかがでしょう?

ここでも道草 みんなでテレビ番組を読み物に変換することができるといい(2018年1月7日投稿) 

2018年1月 7日 (日)

校長先生の通信より4/正月の歌

 

今日は1月7日。

  

勤務校の校長先生の通信を紹介します。

今回もいい勉強ができました。 

Epson800 そうか、クリスマスの歌はあるのに、

正月の歌があまりない。言われてみたらそうだ。

なるほど。

「正月」「新しい年」「新年」といった文字の入った曲は・・・

思い浮かびません。

  

あらたしき 年のはじめ初春の 今日降る雪の いや重け吉事

(あらたしき としのはじめの はつはるの けふふるゆきの いやしけよごと)

意味「新しい年のはじめの初春の今日、降っている雪のように

良いことが重なりますように

  

大伴家持の歌は、意味を見るといいなと思いますが、

歌だけ見るとよくわからないところがあり、すっきりしません。

「いや重け吉事」です。

調べました。

ここが参考になりました↓

くらすらん 万葉集 新しき年の始めの初春の 品詞分解と訳

  

引用します

「いや」:接頭語 いやいや ますます  ※副詞とする説もある

「重け(しけ)」:動詞カ行四段活用「重く(しく)」の命令形 重なる(かさなる)

「吉事(よごと)」:名詞 よいこと めでたいこと   

  

だから、「いや重け」で「もっと積もれ!」なんですね。


「重」を「しげ」「しげし」と読むのは、名前で見られます。

名前以外では見ることがありません。

この読みは、今回のような「重」の使い方の名残なのでしょうか。

そんな疑問が残りました。

  

 

「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ

いいですね。

こんなのがあります↓ 8分35秒にしてみてください。


YouTube: おはなしのくにクラシック [国語 小3~6] 16: 短歌|NHK for School おはなしのくにクラシック

1987年に発行された短歌集「サラダ記念日」の中の1句。

当時話題になった本です。知ってますよ。当時を。

今や教材ですね。

小学生にこの機微が伝わるかな?

「真っ白のままに、しておけるのか」・・・ずっと真っ白で!

 

今日は1月7日。

  

前投稿に引き続き「ウォーズ・オブ・ジャパン

(磯田道史:監修/宮永忠将:文/大河原一樹他:画/偕成社)より。

  

たくさんの戦争が紹介された最後のページは、

絵が何も描かれていない白いページです。

左上に「平成時代 2015年~」「真っ白な未来」とだけ

書かれています。 

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見開き右側のページには、磯田道史さんの文章があります。

「あとがきにかえて」で書いてある文章がよかったです。

一部引用します。(と言っても4分の3程引用します)

  

戦争を防ぐには、どうしたらよいのでしょうか。

まず、自分の仲間と、あっちの仲間を心のなかで

強くわけへだてをするのを、おたがいに、ちょっとずつ、

やめねばなりません。

自分たちは正しくすばらしくて、

あっちの人たちは悪くて劣っている、という考えは、

昔から、争いのもとになってきました。

「自分の仲間がぜったいただしい。あっちの人たちなら

殺したっていいや。そんなことするなら戦争だ」という

恐ろしい心のスイッチをおたがいが入れないようにすることが

大切ではないでしょうか。

ほうっておけば、人間は、にくしみが、にくしみをよんで、

どんどん、残酷なことを平気でするようになります。

「おたがいに、相手のしあわせを考えてあげる」世の中に、

もっていくことが大切です。

  

そんなのは無理という人がいるかもしれませんが、

子ども孫へと、少しずつ、そう願う人の数をふやしていくことです。

  

でも、相手が、ほんとうに、ひどいことをしてきたら、

どうするのか。

ここが、むずかしいところです。

いつも話し合いや、はたらきかけをして、相手に、

ひどいことをさせないような工夫をしつづけなければ、いけません。

いのるだけでは、平和はきません。

戦争を知り、世界を知り、けんめいに、はたらきかけて、

戦争がおこらないしくみづくりをしなくては、

戦争はなくなりもしませんし、さけられもしません。

それはとても、苦しくて大変なことです。

でも、しなくてはいけません。

  

この国は、原子爆弾を落とされ、日本じゅうの町も焼かれました。

ぼくたちも近くの国の人々も戦争がいやになりました。

それもあって、しばらく戦争はおきませんでした。

それで、ここは白いページのままです。

しかし、これからはわかりません。

歴史には、まさか、ということが、いつもおきます。

この最後のページに、将来、残酷な絵が描かれるのか。

平和がつづき、このページを、真っ白のままに、

しておけるのか。

  

未来は、ほんとうに、ほんとうに、

ぼくたちの心にかかっているんです。

(171p)

  

磯田さんの子どもたちへのメッセージです。

特にこの部分。

戦争を知り、世界を知り、けんめいに、はたらきかけて、

 戦争がおこらないしくみづくりをしなくては、

 戦争はなくなりもしませんし、さけられもしません。

 それはとても、苦しくて大変なことです。

 でも、しなくてはいけません。」

  

番組で磯田さんが力を込めて話すことがよくあります。

早口でまくしたてます。

その映像が浮かぶ文章です。説得力があります。

今の戦いは、一度にたくさんの人を殺すことができます。

多くの人の人生を、あっけなく奪ってしまう可能性があります。

さらには互いに多くの犠牲者を短時間に出してしまう可能性があります。

語り継ぐ生存者さえ、人が存在していたという証さえ消滅させてしまう

とんでもない戦争・・・戦争とも言えないかもしれません。

相手を消滅させてしまうのだから。戦う前に当事者がいなくなってしまう。

昔以上に、戦争のスイッチを押してはいけない状況だと思います。

 

  

この本を借りたのは、「もっとおおきなたいほうを」の

二見正直さんがイラストで参加していると聞いたからです。

最近の二見さんに関する記事↓

ここでも道草 新しい絵本との出会い「泥かぶら」「くろねこのニャンデ」(2017年12月7日投稿)

もちろん二見さんのイラストも楽しみましたが、

その他にもいい勉強ができた本でした。

高価な本なので、なかなか個人では手が出ません。

学校の図書館にあるといい本です。係の先生にお薦めしよう。

「士農工商」「四民平等」はもう教科書に載っていないんだ

今日は1月7日。

  

ウォーズ・オブ・ジャパン」(磯田道史:監修/宮永忠将:文/大河原一樹他:画

/偕成社)を図書館で借りて読みました。

81exigukmbl Amazon

旧石器時代から太平洋戦争まで、

日本が体験してきた多くの戦いの様子が描かれた本です。

絵がいいです。

鳥羽・伏見の戦い」「田原坂の戦い」など、

戦いのことは知っていたけど、

戦場の様子が絵で表されていて、新鮮な気持ちで勉強できました。

一の谷の戦い」の絵も、見開きにしっかり書き込まれていて、

一つ一つの絵を見て、そこにつけられた説明を読んでいくのが楽しかったです。

 

たとえば、崖の途中で、馬を背負った武将の絵がありました。

小さな絵です。高さ12mm。

そこには次のような説明がありました。

源氏軍の畠山重忠は

 おびえる馬を自分でかついで

 崖をおりたといわれています」(50p)

そうそうそういう話があった。

海辺を見ると、熊谷直実が扇を持って馬上にいる絵。

少し大きくて15mmの絵。

その絵の横に説明はなかったのですが、

そのページの下欄には熊谷直実と平敦盛との逸話が書いてありました。

これも有名な話。

どうなんだろう?

小学校6年生にこの本の面白さが伝わるかな?

ちょっと難しいのでは。

大人が横について補足説明をしながら見るとベストかもしれません。

戦いの絵を教室にプロジェクターで大きく映して、

いろいろ一緒に発見して教師が説明したり、

子どもたちが調べていくきっかけにしたらいいかな。

  

Amazonのカスタマーレビューに次のような指摘がありました。

・素人でも分かるような古い考証、誤った内容がある。

 ⇒例①:『士農工商』が身分制度として紹介されている

 ⇒例②:『零戦二一型』のルビが「にじゅういちがた」 

2015年3月9日

  

何が古い考証、誤った内容なのかわからなかったので調べました。

例①については次のサイトを参考にしました。

※参考:東京書籍 教科書・図書教材 よくある質問Q&A Q5 これまでよく使われていた「士農工商」や「四民平等」といった記述がなくなったことについて,理由を教えてください。 

サイトの写真を載せます。まずは「士農工商」に関する記述。

Photo  

続いて、「四民平等」に関する記述です。

Photo_2

なんと!東京書籍の教科書では平成12年度から「士農工商」、

平成17年度から「四民平等」は使っていないとのこと。

びっくり。

社会科教師として勉強不足が恥ずかしい。

  

例②の「にじゅういちがた」は「にいいちがた」が正しい。

※参考:枻(えい)出版社 最も有名な零戦【中島第5357号】の数奇な運命

予想外の勉強ができました。

(つづく)

 

みんなでテレビ番組を読み物に変換することができるといい

  

今日は1月7日。

 

雑談力 ストーリーで人を楽しませる」(百田尚樹著/PHP新書)を

拾い読みしています。

  

引用します。

  

「ネタをどう仕込むか」

座談の名手と呼ばれる人がいます。

何人かで喋っている時に、常に周囲を引き付けてやまない人物です。

そういう人は例外なく雑談が上手い。

皆が感心する蘊蓄に富んだ話題から、

何気ない日常の出来事まで、とにかく話が上手いので、

皆が聞き入ってしまうのです。

座談の名手に共通するのは、とにかくものをよく知っていることです。

そういう人はよく本を読んでいます。

でも本をまったく読まない人でも座談の名手はいます。

そういう人は、他人の話をよく聞いています。

人から聞いた話で面白い情報を即座に取り入れる能力の高い人です。

彼らに共通しているのは、話を聞く時に、

ただ一方的な聞き役になるのではなく、

積極的な聞き役になっていることです。

そういう人は話を聞いている最中にもよく質問をします。

いってみれば、単に話を聞いているのではなく、学んでいるのです。

そうして聞いた(学んだ)話は記憶の中にしっかりと残ります。111p)  

  

ふむふむ、なるほどと思って読みました。

質問をしながら話を聞くことは、心がけてきたことなので、

これからもやっていきたいと思いました。

この文章の続きで、テレビのことに話題が及びます。

考えさせられたところです。

  

続きを引用します。

  

よくテレビで観た話をする人がいますが、

たいてい薄っぺらくて聞いていられません。

なぜなら知識が断片的で、しかもところどころ間違って

覚えていることも多く、ちょっと質問すると、

「わからない」という答えが返ってくるからです。

テレビは一方的に情報を送り込んでくるメディアです。

もちろんそういう情報をうまく処理して、

自分の中に再構成できる人もいますが、

たいていの人は頭の中に断片的な情報しか残せません。

一方的な情報は、受け手に立ち止まって考える時間を

与えてくれないからです。

本や会話だと、立ち止まって、あるいは後ろに戻ることも可能です。112p)  

 

 

テレビを教育に活かそうとずっと思ってきている自分には、

辛い文章です。でも、「知識が断片的」「間違って覚えている」

「質問に答えられない」などは、身をもって体験しています。

やはり、テレビは流れて消えていってしまうものです。

頭に留まりにくいです。

録画してあったとしても、見直すことに時間と労力が必要です。

どうしたらいいか。

やっぱりテレビ番組を、読み物に変換する必要があると思います。

百田さんの言う「再構成」をするのです。

このブログでも試行錯誤やってきたように、

番組の聞き書きをしたり、必要なことは調べて付け加えたりして、

読み物にしたほうが、テレビ番組からの学びが活きると思います。

その際には、番組の写真も必要だと思います。

見直すには動画ではなくても、写真でもかなりできるからです。

他の人が私と同じように聞き書きをしています。たくさんいます。

流れて消えてしまうものを留めておきたいという自然な行動だと思います。

こんな番組視聴後の読み物づくりが普及したらいいなと思います。

  

 

聞き書きは大変な仕事です。

みんなでやればいいのです。結果的に分担になるようにしたらいいのです。

私が聞き書きして仕上げた読み物は、他の人も簡単に利用できる。

その代わり、他の人が仕上げた読み物は、私も利用できる。

そうなればいいと思います。

今までこのブログでやってきたことは、無駄ではないのです。

実際に、番組を見直すのに役立っています。最近ではこれ↓

ここでも道草 授業で「きのこ雲の下で何が起きていたのか」を見せる(2017年12月17日投稿)

以前、聞き書きしてまとめた文章が役立ちました。

   

百田さんの112pの文章は、テレビ利用を考えるいいきっかけになりそうです。

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