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2007年12月

2007年12月31日 (月)

昔話のネズミと餅

12月30日は、毎年家内の実家に行って、餅つきをします。

Pc300007 Pc300008写真は、つく前とつき終わった後の餅の様子。

ついた直後の餅は、つやがあっておいしそう。

    

昔話を思い出すと、餅と来年のネズミとはけっこう相性がいいようです。

昔話「おむすびころりん」で、転がるおむすびを追いかけて穴に入ってしまったおじいさんは、

そこでネズミたちに出会います。

ネズミたちは餅つきをしていました。

おじいさんが、ネズミの餅つきを目撃する話は、

「ねずみのもちつき」という昔話もあります。

昔話「ねずみのすもう」では、いつも負けているやせたねずみに、

おじいさんおばあさんが食べさせたのは餅でした。

ネズミと餅の新しいお話の本ができたことを知りました。

11月に出版された下の本です。

いわむらかずおさんの本は読んだことがありません。

この「14ひきシリーズ」は有名なようです。

この本をきっかけに、また新しい絵本作家の世界に入っていこうと思います。

隣町の図書館にあるようなので、まずはそこで読んでみよう。

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2007年12月30日 (日)

年賀状のネズミと大根

やっと今日、年賀状を書いて投函しました。

今頃こんなことをやっているので、

年賀状のデザインがなぜネズミと大根なのかという疑問を今頃持ちました。

調べると、すでに疑問を解決してブログにアップされている方がたくさんいました。

そりゃそうだ。

そんな中で、一番しっくりきた説明は次のブログです。

ブログ「うんちくわがままこぞう」http://plaza.rakuten.co.jp/michiy/diary/200712090000/

このブログからのうけうり。(太字)

ネズミ、特に白いネズミはもともと七福神の大黒様のお使いとされ「大黒ネズミ」と言われてきたそうです。

大根喰うネズミ → だいこんくうネズミ → だいこくネズミ → 大黒ネズミ

「大根喰うネズミ」は「大黒ネズミ」と音が似ていることから、

縁起の良い取り合わせとされているそうです。

(この方はすでに12月9日のブログで疑問を解決していました)

なるほどと思いました。

年賀状をきっかけにまたひとつ勉強になりました。

「はやぶさ」「ゼロ戦」という跳び方の名前

先日、外で縄跳びをやってきた娘が「つばめができるようになった」と言って家に入ってきました。

「つばめ?」「つばめって何?」

「交さの二重跳びのことだよ」

「それって、ゼロ戦じゃないの?」

「ちがうよ」と言って、娘が縄跳びカードを見せてくれました。

そこには交さの二重跳びのことを「つばめ」、あや跳びの二重跳びが「はやぶさ」となっていました。

へ~、そうなの。「はやぶさ」は昔のままだけど、「ゼロ戦」は「つばめ」になっていました。

   

思えば「はやぶさ」「ゼロ戦」はともに太平洋戦争で多く作られた戦闘機の名前(愛称)。

それが、二重跳びの高度な技の名前になったと思われます。(私の予想)

しかし、今の時代にそのまま使えないと考えて、「はやぶさ」はそのまま残り、

「はやぶさ」を鳥の名前と考えて、「ゼロ戦」を「つばめ」としたのでしょう。(これも私の予想)

私が子どものころから使ってきた言葉が消えていくのが、ちょっと寂しい。

「つばめ」という名前は、娘の行っている小学校のみの名前かと思ったら、

けっこう広く使われていることを、調べてみてわかりました。

  

「はやぶさ」「ゼロ戦」は全国区の言い方なのかどうか、調べてみました。

う~ん、おそらく多くの地域で言われていた(言われている)ようですが、確定できません。

このブログを読んでくれている方の地区ではどうですか?

また教えてください。

「あや跳びの二重跳び」「交さ跳びの二重跳び」がそれぞれどんな名前で呼ばれているか。

2007年12月29日 (土)

「潜水艦映画に駄作なし」とのこと

今回調べていて、「潜水艦映画に駄作なし」という言葉があるそうです。

昨日の晩にテレビ放映した「ローレライ」もよかった。

奇想天外な話でしらけるかも・・・などと思っていましたが、そんなことなかったです。

「ローレライ」にも出てきた人間魚雷。

その人間魚雷を扱った映画「出口のない海」もすぐれた潜水艦映画だと思います。

水の中の閉ざされた空間、迫りくる水圧。

魚雷が当たれば全員が死を免れない緊張感。

乗員全員が協力せざるをえない状況でドラマは生まれ、、「潜水艦映画に駄作なし」につながるのではと勝手に思っています。

「ユリョン」、「U-517」、「眼下の敵」、「クリムゾンタイド」などの潜水艦映画はどれも良かったですが、

一番はと言われたら、やっぱり「Uボート」(1981年)です。

音楽がよく、緊張感疾走感が伝わり、衝撃的なラストもあって、一押しです。

戦争はどうしたって最後は悲劇です。

2007年12月28日 (金)

「腕におぼえあり」の原作を読む

26日、27日と神戸に行って勉強していきました。

充電してきました。内容についてはまた後日。

その往復で読んだ本について。

藤沢周平の「用心棒日月抄(じつげつしょう)」(新潮文庫)を読みました。

面白い時代小説でした。

この話、昔テレビドラマで見たような・・・・・そうそうNHKの「腕におぼえあり」です。

調べたら、当たっていました。あのドラマの原作でした。

「腕におぼえあり」は1992年に制作。もう15年前。

主人公の浪人、青江又八郎に村上弘明。

主人公の友人で、子だくさんのひげ面の浪人、細谷源太夫が渡辺徹。

2人に仕事をあっせんする口入れ屋、吉蔵が坂上二郎。

原作を読んでみて、この配役は素晴らしいなと思います。ぴったりです。

特に渡辺徹。小説を読んでいて、細谷が出てくると、必ず渡辺徹が浮かびました。

何でかなあと思っていましたが、このドラマの記憶がどこか頭に残っていたのでしょう。

この「腕におぼえあり」を、今度はじっくり見てみたいと思います。レンタルであるかな?

  

最近よく読んでいる隆慶一郎の小説によく出てくる2字が、この小説でもよく出てきました。

「殺気」

主人公の侍は、「殺気」を肌で感じ反応します。それがとても敏感。

後ろから攻撃されようが、殺気を感じとって、ちゃんと相手の剣をかわしてしまいます。

目には見えない「殺気」という気は、どんな感じなのだろう。

おそらく、今までの私の人生できっと味わったことがない気だと思います。

次の本でもきっと、「殺気」は何回も登場するでしょう。

   

次に読む本は、この「用心棒日月抄」シリーズ2作目の「孤剣」(新潮文庫)

これがおそらく、今年最後に読む本。

2007年12月26日 (水)

朝5時38分の電車で

朝5時38分の電車に乗って神戸に向かいます。

教育の鉄人の講座に参加してきます。

1泊2日。鉄人から教わり、同じくいろいろなところからやってきたメンバーとの交流をしたいです。

毎回、収穫の多い講座。2年前は雪で新幹線が遅れて遅刻したが、今日はその心配はなさそう。

往復の電車は読書が進むので、3冊持参。

今回は時代小説。隆慶一郎と藤沢周平。

最近、子連れ狼の宿敵の烈堂というのは、

隆慶一郎の小説に出てくる柳生義仙だと知りました。

時代小説も面白い。

おっともうこんな時間だ。行ってきます。

2007年12月25日 (火)

今年のクリスマスはいい曲に恵まれました

松本人志さんの作詞「チキンライス」の一部分。

   

子供の頃たまに家族で外食

いつも頼んでいたのはチキンライス

豪華なものを頼めば二度とつれてきては

もらえないような気がして

親に気を使っていたあんな気持ち

今の子どもに理解できるかな?

今日はクリスマス

街はにぎやか お祭り騒ぎ

七面鳥はやっぱり照れる

俺はまだまだチキンライスでいいや

   

11月に京都で、佐藤幸司先生が道徳の授業の資料に使った詩です。(11月25日の投稿参考)

この曲のシングルを買って自動車の中や部屋でも聞いています。

今晩は通院で豊橋市に。

電飾のにぎやかな街中を走りながら聞いていて、いいなと思いました。

同じく自動車の中で聞いた風味堂の「メリークリスマス」の歌詞の一部分。

   

このまま二人で歩き続けよう

1年先のこの日まで連れて行くからね

このまま二人で永遠を語ろう

百年先の未来まで連れて行くからね

このまま二人で約束をかわそう

千年先の未来まで連れて行くからね

メリークリスマス・・・

       

甘いねえ。でも、これはちょっと道徳の授業の資料にはならないなあ。

しかし、この曲のプロモーションビデオの制作について、今朝のテレビニュースを見てびっくり。

ある夫婦の1年間の生活を撮影して、それを利用するとのこと。

昨年のクリスマスから、昨日24日の映像までをつないだもの。

夫婦に子どもが生まれたこともあって、ドラマチックに。

この曲の歌詞にあったビデオです。実はもう見れる。見ちゃいました。

http://www.jvcmusic.co.jp/fumido/

(このビデオの作り方は、何かの参考になりそうな予感がします。きっと教育でも使える。)

    

その他、369(ミロク)の「帰り道」「ひかり」、

ケツメイシの「聖なる夜に」「冬物語」

CHEMISTRYの「最期の川」と編集CDは続きます。

今年のクリスマスはこれらの曲に恵まれ、家族と気持ちよく過ごすことができました。

   

「おしりかじり虫」の「虫」・・次の漢字さがし案

漢字写真さがしの次にやってみたいことがあります。

昨年度担任した学級(2年生)の子がやってきて感心したやり方です。

お菓子など食品、いやいや広く商品の箱や袋に印刷されている漢字を見て、

1年生で出てくる漢字を選び出し、赤丸をつけるというものです。

その後、名前を書いて提出します。

漢字写真は、なかなか全員参加は難しいけど、

このやり方なら全員がかかわれるのではと思います。

どれが1年生で出てくる漢字かを選別することがよい勉強になると思うし、

身近なところでちゃんと漢字が使われていることが実感できると思います。

3学期にやることを予定して、やり方を考えたいと思います。

さっそく、お菓子の箱でやってみました。(写真)

「おしりかじり虫」の「虫」も、もちろん1年生に出てくる漢字です。

Pc250028

2007年12月24日 (月)

「だごだごころころ」・・・鬼が出てくる話あれこれ

終業式の日。通知表も渡し、あと10分で一斉下校の時に

読み聞かせで一気に読んでしまったのが「だごだごころころ」(石黒なみ子・梶山俊夫再話/梶山俊夫絵/福音館書店)でした。

むかしむかしあるところに気のいい、じいさんとばあさんがおったと。ばあさんはダンゴ作りがとてもうまかった。

ある日ダンゴを川に落としてしまい、それを拾おうとしてばあさんはオニにつかまってしまった。

おばあさんに恩がある赤トンボが、おばあさんを助けに来ます。

しゃもじが重要なアイテムになるお話です。おもしろい話でした。

2学期最後の読み聞かせの本でした。

  

鬼が出てくる話はよく聞きますが、どれくらいあるのでしょう。

興味に思って調べたところ、ちゃんと調べてくれているサイトがありました。

愛知県美浜町図書館のサイトです。

http://www.lib.mihama.aichi.jp/tokusyuoni.html

   

知っている本もいくつかあります。

「おにの赤べえ」(寺村輝夫著/理論社)はすでに読み聞かせして、学級文庫にあります。

中川ひろたかさんの「おにはうち!」は昨年度読み聞かせしました。学校の図書館にあります。

「鬼のおくりもの」(ひくまの出版)の作者、金田喜兵衛さんは、私が新任の時の校長先生!

5年生がシュプレヒコール劇をやった「泣いた赤鬼」もおなじみです。

「泣いた赤鬼」を書いた人は、浜田広介(ひろすけ)さん。

この素晴らしいお話をつくった浜田さんに興味あり。

1893年に山形に生まれ、1973年に亡くなった童話作家。

「日本のアンデルセン」と呼ばれるほどたくさんの童話を生みだした方のようです。

広介さんの童話は「ひろすけ童話」と呼ばれ、小学校低学年をもひきつけるやさしく切ない童話として有名。

1990年からは、ひろすけ童話賞なるものができ、すぐれた幼年童話作品に贈られるとのこと。あのさだまさしさんも受賞しています。

そのさだまさしさんが、浜田広介さんの作品を朗読したCDも発見。興味ありです。

http://www.rakuten.co.jp/onsei/646152/646168/646171/

   

広介さんの本、そして鬼が出てくる話。冬休み中にいろいろ当たってみたいと思います。

節分もやってくることだし・・・。

久石譲さんの曲に酔ってきました・・・マリと子犬の物語

昨日は家族で映画を見に行きました。

「椿三十郎」を見たいところでしたが、息子の希望に負けて「マリと子犬の物語」を見ました。

この映画も楽しみでした。何といっても、音楽担当が久石譲さん。

音楽に酔い、ストーリーに酔い、俳優や犬の演技に酔わされ、涙をしっかり流して見てきました。

いつもの久石譲さんの雰囲気のある曲。(これ聞いたことあるメロディーだと思ったら、途中で変わるなんていう曲もありました。)またサントラを買っちゃうかな?

旧山古志村の仮設住宅に住んでいた人たちが、年内に全員退去が決まり、「帰村式」が23日にありました。下はそのニュース。まさに映画を見に行った直後に見たニュースでした。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe7600/news/20071223i512.htm

全員が山古志村に帰るとは限らないと思いますが、

全く人が住めなかった村が、再びよみがえりつつあることを感じてうれしいです。

映画での地震の場面は、すさまじく、恐ろしかったです。

あんな揺れ方をしたら、確かに家は壊滅するなと思いました。

     

奥さんと娘は「サーフズ・アップ」を見てきました。

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