「だごだごころころ」・・・鬼が出てくる話あれこれ
終業式の日。通知表も渡し、あと10分で一斉下校の時に
読み聞かせで一気に読んでしまったのが「だごだごころころ」(石黒なみ子・梶山俊夫再話/梶山俊夫絵/福音館書店)でした。
むかしむかしあるところに気のいい、じいさんとばあさんがおったと。ばあさんはダンゴ作りがとてもうまかった。
ある日ダンゴを川に落としてしまい、それを拾おうとしてばあさんはオニにつかまってしまった。
おばあさんに恩がある赤トンボが、おばあさんを助けに来ます。
しゃもじが重要なアイテムになるお話です。おもしろい話でした。
2学期最後の読み聞かせの本でした。
鬼が出てくる話はよく聞きますが、どれくらいあるのでしょう。
興味に思って調べたところ、ちゃんと調べてくれているサイトがありました。
愛知県美浜町図書館のサイトです。
http://www.lib.mihama.aichi.jp/tokusyuoni.html
知っている本もいくつかあります。
「おにの赤べえ」(寺村輝夫著/理論社)はすでに読み聞かせして、学級文庫にあります。
中川ひろたかさんの「おにはうち!」は昨年度読み聞かせしました。学校の図書館にあります。
「鬼のおくりもの」(ひくまの出版)の作者、金田喜兵衛さんは、私が新任の時の校長先生!
5年生がシュプレヒコール劇をやった「泣いた赤鬼」もおなじみです。
「泣いた赤鬼」を書いた人は、浜田広介(ひろすけ)さん。
この素晴らしいお話をつくった浜田さんに興味あり。
1893年に山形に生まれ、1973年に亡くなった童話作家。
「日本のアンデルセン」と呼ばれるほどたくさんの童話を生みだした方のようです。
広介さんの童話は「ひろすけ童話」と呼ばれ、小学校低学年をもひきつけるやさしく切ない童話として有名。
1990年からは、ひろすけ童話賞なるものができ、すぐれた幼年童話作品に贈られるとのこと。あのさだまさしさんも受賞しています。
そのさだまさしさんが、浜田広介さんの作品を朗読したCDも発見。興味ありです。
http://www.rakuten.co.jp/onsei/646152/646168/646171/
広介さんの本、そして鬼が出てくる話。冬休み中にいろいろ当たってみたいと思います。
節分もやってくることだし・・・。
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