2025年6月14日 (土)

「骨で立つ」脛骨/腓骨

    

今日は令和7年6月14日。

  

今日は仲間と山に行く予定日でした。

でも天気が悪いとの予報で中止。

今の時刻は午前5時28分。

天気が良ければ、すでに山に向かって運転中ですね。

集合時刻は午前5時ですから。

  

山に行かないためにできた時間で、

今はブログをうっています。

前記事に引き続き、私が通っている整体のことを書きます。

  

昨日、整体に行きましたが、その前は5月9日でした。

その時に言われたことは、今も忘れずに、実践しています。

「骨で立つこと」

  

直立して立った時に、私の重心は足の裏の前の方にあるそうでう。

つまりわずかに体が前傾姿勢なのです。

わずかですよ。

自分は直立しているつもりなので。

わずかでも前傾姿勢でいると、倒れないように背中側の筋肉が

働きます。筋肉は働くと固まります。

固まると、動かそうとすると痛みになります。

腰痛の原因にもなるのです。

そこで言われたのは「骨で立つこと」

下肢にある太い骨の下に重心がくるように立つのです。

そうすれば、体は前にも後ろにも倒れないので、

腹部や背中部の筋肉への負担が減ります。

なるほどです。

  

そこで納得したので、この1ヶ月間は意識してきました。

昨晩は娘を眼医者に送り迎え。

瞳孔を開くような目薬をする可能性があったので、

帰りが運転できない可能性があったので、

送迎しました。

待っている時間、自動車内で読書をしようと思いましたが、

窮屈です。

長時間座るのは、血流にとって、もちろん良くないことです。

そこで自動車から出て、駐車場の片隅で立って、

タブレットで読書したり、動画を見たりしていました。

ほぼ2時間。

骨で立つことを意識していたためか、

あまり疲れずに、よく集中して読書・視聴ができました。

  

「そんなところに立っていると、不審者だに」

と診療を終えた娘に言われましたが、

私は、骨で立って長時間立てた試みが成功して、

嬉しい気持ちでした。

私が不審者? 見るからに教師でしょ。

40年以上教師をやっているんだから、

隠せれない教師の雰囲気が出ていると思うのですが。

  

note 「骨で立つ」ってどういうこと?

このサイトに、「骨で立つ」の骨の名前が出ていました。

写真を転載。

Img_2612

なんと読むのでしょう。

脛(すね)の骨ですね。

脛骨(けいこつ)でした。

脛骨がある場所は「向こう脛」

いわゆる「弁慶の泣きどころ」ですね。

  

動画ではこれが参考になります。


YouTube: 【脛骨(けいこつ)を使えば最強の足になる】人間本来の立ち方とは


スクリーンショットを何枚か載せます。

Img_2614

足の裏のこの辺りに重心を置きます。

  

  

Img_2615

Img_2617

脛骨は体を支える骨なので、本来の仕事をさせようということです。

Img_2620_2

  

脛骨の隣にある骨の説明。

Img_2619

Img_2618

腓骨です。

腓は「こむら」「ふうらはぎ」と言います。

この骨のおかげで、下山できるのですね。

  

  

「骨で立つ」ことを意識すると、立つのが楽しい。  




  

  




  

  

痛みは危険信号/病は気から/右肩の痛みが良い方向に

    

今日は令和7年6月14日。

  

20日間くらい右肩が痛かったです。

珍しく鎮痛剤「バンテリン」(液体)を買って、

毎朝、毎晩、痛い場所に塗っていました。

気休めとは思っていました。

それでも、どうにか6月13日まではと思って、

痛みに耐えてきました。

奥さんには「五十肩だよ。ついになったね。おめでとう」

と冷やかされました。

  

6月13日は整体の予約日でした。

整体に行けば、この右肩の痛みはどうにかなるのではと、

期待していました。

そして期待以上の1時間でした。

  

整体師さんに言われたのは、

「たいした症状ではないと思います」

「体の痛みは危険信号。これ以上動かしてはいけないと

脳で考えると、脳は痛みを出すように指令します。

そうすると、本当は動いても大丈夫なのに、

痛みが出るから、それ以上動かさないようにしてします。

動かない筋肉は固まる。固まった筋肉を動かそうとすると、

痛みが出ます。」

「脳はさらに範囲を広めて、これ以上を動かしてはいけないと

痛み指令を出します。痛みの範囲が広がって重症化します」

「また筋肉が固まります。痛みが出ます。脳の痛み指令範囲が

広がります。」

  

この悪循環に陥っていたというのです。

病は気から。

体の痛みは、7割くらいは気持ちの問題だと

いつも整体師さんは言います。

思いあたっります。

肩が痛み出した時に、気にしたのです。

この肩の痛みはだんだん重症化するのでは?と

自分で勝手に判断したのです。

ビクビクして肩を動かしていました。

バンテリンを塗っていたのも、その心配な気持ちの表れです。

その結果、脳は危険信号の痛み指令の範囲を広げて、

自滅的に重症化したのです。

腑に落ちました。

今回の施術は、少しずつ肩の可動域を広げていって、

ここまで動かしても痛くないんだよと、

脳に教えてあげるものでした。

この施術にも納得です。

  

私は大袈裟に考えていたけど、たいしたことはないんだ。

少しくらい痛くても、動かしていけば、

脳は痛みを出さなくてもいいと判断して、

痛みなく動かせるようになるんだ。

この気持ちの転換が、期待以上の結果を出しました。

たた1時間の施術で、ビクビク動かしていたのが、

安心して動かせるようになってきました。

  

痛みは危険信号。

これがキーワードです。

脳は、自分です。

自分が「こうやって動かすと痛いのでは」と思うと、

脳は「それじゃあ、痛くしましょう」と判断して、

患部に異常がなくても、痛みを感じさせます。

逆もあり。

自分が「動かしても大丈夫」と思えば、

脳は痛みを出す指令をやめます。

今回の施術でこのことを感じました。

  

自分の体のことを知るのは、これから長生きしたいと思っている

私にはとってはプラスです。

6600円(税込)

1回の施術料は、他の人からは高いねえと言われますが、

こんなふうに体感して体の勉強ができるのが魅力です。

施術料に見合った情報を得ようとこちらも貪欲になるので、

充実した時間になることが多いです。

  

いつもは1ヶ月おきの通院ですが、

今回は右肩のことがあるので、2週間後。

きっと治っています。

  

2025年6月13日 (金)

茅花流し・・読み方は?意味は?

     

今日は令和7年6月13日。

   

何枚かアップされていました。

その中の1枚。

Img_2589

この写真に添えられた言葉が「茅花流し」
  

はて?これはなんと読むのだろう?

調べました。

「つばなながし」でした。

その意味は?

  

俳句の季語なんですね。

きごさい歳時記 茅花流し 初夏

このサイトから引用します。

 

【解説】

茅花の花穂を吹き渡る南風のこと。茅花とはイネ科の多年草で、

その花穂は初夏に見られる。「流し」は雨の気配を含んだ南風。

   

俳句をたしなんでいなかったので、この言葉を知りませんでした。

自然の営みに、こうやって名前が付けられているなんて、

いいなあ。

それだけ、先輩たちは、自然の営みに敏感だったと思います。

  

「茅花」はもっと具体的にするとチガヤ(千萱)の若い花穂のこと。

チガヤと言われると、グッと馴染になります。

昨日も公園の草取りに行きましたが、

第一目標はアレチヌスビトハギですが、

そのアレチヌスビトハギを隠すように育っているのが

チガヤです。

次の動画をご覧ください。


YouTube: 【あなたのお庭をダメにする危険な雑草7選 】お庭で見かけたら真っ先に駆除して欲しい雑草を紹介。#ドクダミ #スギナ #セイタカアワダチソウ#ヌスビトハギ#シロツメクサ#ヤブガラシ#チガヤ

危険な雑草7選の中にチガヤがあります。

動画の3分27秒から紹介されています。

Img_2590

Img_2592

Img_2593

  

場所によって、あるいは人によってイメージが違ってくるチガヤ。

それもまた楽しい。

  

尖った葉が直立するから矛(ほこ)の字が当てられ、

それに草冠で「茅(チガヤ)」

これも先輩たちの観察眼を感じます。

「茅」を「つ」と読んで「茅花(つばな)」

「つ」と読まずに「ち」ならいいのになあと思います。

「ち」と「つ」は近い言葉なので、音変化(おんへんか)した

可能性もありかなと思いました。

  

  

茅花流しを知ったので、今日は意識して茅花流しを見てみようかな。

今なら、すぐに見つかりそう。

雨が近い今日、明日は絶好のタイミング。

今まで見過ごしていたものが、今日は楽しみになりました。


  

2025年6月12日 (木)

通算9900本目の投稿/羽化した後のミノムシ

    

今日は令和7年6月12日。

  

奥さんが勤めている場所にあるサツキに、

ずっとミノムシがついていたので3つ持ってきてくれました。

最近のミノムシの生態の勉強では、固定されたミノムシは、

越冬したミノムシです。幼虫が越冬して、

春になって蛹になり、羽化してミノガになった後の、

ミノムシの可能性が高いです。

オスならば、羽化してミノガとなって、ミノムシから脱出しています。

したがって、ミノムシの中は空っぽのはずです。

メスならば、メスのミノガは、ミノムシの中から出ません。

卵を産んだ後は、体が萎んで死んでしまうと聞いています。

孵化した幼虫は、ミノムシから出て、糸を使って旅立つと聞いています。

(その映像を見たいと思います)

  

奥さんからもらった3つのミノムシ。

授業で、子どもたちと解体してみました。

ドキドキでした。

Img_2577

解体。

Img_2574

メスの亡骸と思われるのがありました。

  

2つ目。

Img_2579

解体。

Img_2580

これもメスの亡骸がありました。

  

3つ目。

Img_2573

Img_2586

Img_2585

明らかに前の2つとは違いました。

亡骸はありません。

そうなるとこれはオスのミノガが羽化して、

脱出したミノムシなのでしょう。

黒いものが入っていましたが、どうも脱皮した時に、

脱いだ皮だと思われます。

  

今度見たいのは、幼虫の入ったミノムシです。

  

そう思っていたら、今日、庭の剪定をいていたら、

小さなミノムシらしき物体がカーポートの柱に

ちょこっとついていました。

Img_1618

これはなんだろう。

摘もとしましたが、柱に糸で固定されていて、

簡単には取れません。

それでも剥がして、昆虫ケースに入れておきました。

ホソバの葉っぱを一緒に入れておきましたが、

これでいいのかな。

  

やっと9900本目。

9800本目は3月27日。

う〜ん、この100本はペースが遅い。

現役時代は、2ヶ月100本が満足なペース。

再雇用でペースが落ちるのは予想外。
  







  

2025年6月10日 (火)

この楕円形の模様はなんだ?

   

今日は令和7年6月10日。

  

6月4日(水)の朝は、すがすがしい朝でした。

資源ごみを、集積所に出しに行きました。

その帰り、おっ?と思うものがありました。

Img_1384

道路上のこの楕円形の模様、なんだと思いますか?

きっと想像つきますよね。

正体はこれです。↓

  

  

  

Img_1382

2つあるカーブミラーの向かって左側に、

左手(東側)からの朝日があたっての反射光でした。

凸面鏡なので、こんなに広がるんですね。

 

Img_1383_2

  

これは天気が良くて、昇りたての低い太陽で、

道路が影になっているなどの諸条件が揃って見られること。

道路が明るければ、明暗がはっきりしません。

ちなみに時刻は午前5時39分でした。

  

ラッキーでした。


 

   

集積所に往復した時には、スマホを持っていなかったので、

一度家に帰って、スマホを持ってきて撮影しました。

想定外のこと 20分間が1週間になった

    

今日は令和7年6月10日。

 

昨日は想定外のことがありました。

いつも行っているガソリンスタンドで、

バッテリーが18%だから、そろそろ交換時期ですよ。

暑くなってエアコンをガンガン使う前に交換した方がいいですよ。

20分で交換はすみますよ。

そうやって交換することを勧めてきたので、

数日考えて決心。

交換に動きました。

  

昨日は通院日。

午後5時に家を出発する必要があります。

その時は時刻5時前。

20分ですむと何度も言われていたので、

その作業時間が頭に残っていました。

時間は十分あるので、ガソリンスタンドに行きました。

すでに交換するバッテリーは、

ガソリンスタンドに取り寄せてあるので、

いつでもOKとの連絡を受けていました。

  

私が行くと、すぐに作業が始まりました。

私は待合室でタブレットで読書。

20分だからそれほど読めないなと思っていました。

でも思ったより読めました。

それもそのはず、時間がだいぶ過ぎていました。

時刻は午後4時40分。

スタンドの人が、頭を下げに来ました。

交換作業をしていたら不具合が出てしまい、

まだどれだけ時間がかかるかわからない。

困った。

  

スタンドの方が家に送ってくれました。

病院には電話。午後7時までに来てくれたら大丈夫とのこと。

病院は豊橋。

電車でいく方法も考えましたが、

娘が仕事から帰ったら、その自動車で行く事ができるなと思い、

娘の帰宅を待ちました。

午後6時半前に帰宅。

病院に迎い、無事に診断を受ける事ができました。

スタンドでだいぶ読んだことで、病院の待合室で、

なかなか読破できなかった本が、読み終えることができました。

  

スタンドの人から電話。

ディーラーで見てもらっているが、原因不明。

1週間ほどかかる可能性が高いとのこと。

びっくり。

20分が1週間になってしまいました。

思いもよらなかったことが、久々に私の身に起こりました。

スタンドの人がレンタカーを準備してくれて、

午後8時半近くに自宅に届けてくれました。

スタンドの人が言いました。

「マニュアル通り作業をしましたが、不具合を出してしまいすみません。

何度もバッテリー交換をやってきましたが、初めてのことです。

ご迷惑をかけてすみません」

平身低頭でした。

  

でも大丈夫です。

久々の想定外の出来事を楽しんでいる私がいました。

スタンドの人に家まで自動車で送ってもらうなんて

滅多にないことを体験できました。

20分が1週間なんて、約500倍ですよ。

これも面白い体験。

現役時代の忙しい時なら、焦りを感じたかもしれませんが、

再雇用の、時間に余裕のある身。

生活のアクセントをもらった気分です。

本も読み切る事ができました。

これも気分がいいです。

 

仕事での想定外はあるかと思いますが、

長年通っているガソリンスタンドでの想定外は、

滅多にない事でしょう。

以上、記事にしてしまう体験でした。

  

2025年6月 9日 (月)

地名「一言」→一言坂の戦い

    

今日は令和7年6月9日。

  

前記事に書いたことがちょっと恥ずかしい。

土日で通算9900本目まで書きたいと意欲を書きましたが、

なんと土日で書いた記事はその1本のみ。

予定は未定ですね。残念。

  

昨日は袋井市の可睡ゆりの園、

磐田市の磐田市竜洋昆虫自然観察公園に

共に初めて行きました。

その時に、変わった地名を見かけました。

「一言(ひとこと)」です。

磐田市の地名です。

  

Googleアースでその位置を示します。

Img_2554

 

なぜこのような地名ができたか。

  

参考になったのがこのサイト。

磐田のお宝見聞帳 智恩斎・一言観音・一言坂の戦い跡

引用します。

  

(1)一言観音

徳川家康が一言坂の戦いで負け逃げているとき、一生に一度それも

一言だけ叶えてくれるという観音様に「助けてくれ」と頼んだとこ

ろ、戦運が有利になった。元は姫街道沿いの台地にあったが、今は

智恩斎(ちおんさい)前に移されている。


(2)一言坂の戦い跡

元亀3年(1572)武田信玄と徳川家康の戦いのあった所。家康

の家来本田平八郎忠勝が「とんぼ切り」という大槍で一人奮戦し、

味方の人達を助けたといわれている。

  

一生に一度それも一言だけ叶えてくれるという観音様が

名前の謂れのようです。

楽しい観音様です。

一言坂の戦い跡の写真を、やはりGoogleアースから載せます。

Img_2555

   

一言坂の戦いは、調べてみると、大河ドラマ「どうする家康」で

描かれた戦いだったと思い出しました。

動画で参考になったのがこれです。


YouTube: 【家康公ゆかりの磐田を紹介】家康と磐田

2分30秒あたりから、一言坂の戦いの悦名があります。

Img_2571

三ケ野付近まで、偵察に来た家康軍は、

大軍の武田軍と遭遇して、望まない形での合戦となります。

居城であった浜松城まで退却したい家康軍。

後退していきますが、一言坂で追いつかれます。

Img_2572

ここで家康を逃すために奮戦したのが、本田忠勝。

三方原の戦いの前哨戦のような戦いでした。

Img_2568

本田忠勝の奮戦のおかげで、家康は浜松城に無事戻ることができました。

敵の武田軍は、本田忠勝を讃えて、次のような落書をしたそうです。

Img_2569

本多平八が忠勝のことを指します。

唐の頭とは、ヤクの毛で作られた飾りをつけた兜のこと。

※ヤクはチベットからヒマラヤ山脈にかけての高地にすんでいることから

「唐」と呼ばれた。(参考:気ままに江戸♪ 散歩・味・読書の記録

  

一言観音の写真も紹介されました。

Img_2570

以上です。

地名が気になって、歴史の勉強ができました。

2025年6月 7日 (土)

今はミノムシの幼虫が餌を食べている時

    

今日は令和7年6月7日。

  

今回が通算9896本目の投稿。

通算9900本は到達できそうと思ってから、

いく日かが経ちます。足踏み状態。

書きたいことはたくさんあるのになあ。

それでもこの土日で行くでしょう。

と、1週間前の土日にも思っていました。

どうなるかな。  

   

昨日、勤務校で2階の廊下を歩いていて、

窓の外にあるカエデの木に、

何かあるぞと思って注目しました。

ミノムシでした。

Img_1494

Img_1493

先日は本宮山で、登山道にぶら下がっているミノムシを撮影しました。

ここでも道草 20250529本宮山登山② 今日はミノムシがぶら下がっていました(2025年5月30日投稿)

昨年も、豊川市のふるさと公園でミノムシを見ています。

最近、ミノムシに縁があります。

ここでミノムシの生態について復習します。

  

ここでも道草 教室で越冬する予定のミノムシ(2008年12月8日投稿)

このサイトを見ると生態について書いています。

オスはどうなる、メスはどうなるかが書いてあります。

そこを読んで復習しましたが、

なぜミノムシはぶら下がるのかは書いてありません。

本宮山で、ぶら下がっているミノムシを見て、

なぜ?と思いました。

今回はそこを調べます。

  

ミノムシの幼虫が吐く糸は強度が強く、

クモの糸の4倍だそうです。

どうやらシャクトリムシと同じく、

ミノムシの幼虫も、危険を感じると落下するようです。

そして糸でぶら下がる。


YouTube: 目の前で糸を出しスルスルと降下したミノムシ

Img_2542

この動画で、実際に落下して糸でぶら下がる様子がわかります。

  

そうなると、本宮山の登山道で見かけたミノムシは、

中に幼虫がいたことになります。

昨日見つけたミノムシは、越冬するために木に固定された形をしています。

シャクトリムシのように、ミノムシが糸をたぐって上がっていく映像もあり。


YouTube: ミノムシの糸紡ぎ.MTS

ミノムシはもしかしたらシャクガの仲間?

でもミノガでした。

  

ミノムシの一生を説明した文章を引用します。

Tire Zien【知ってる?】ミノムシの中身や成虫の姿について徹底解説!

 

ミノムシの寿命は約1年といわれています。初夏になったタイミング

で卵から孵(かえ)った幼虫は、母親が作ったミノから出て、糸を

垂らして風に乗って移動します。移動した先で今度は自分たちでミノ

を作るのです。

そして秋になるまで木の葉を食べて成長し、冬になるとミノを木に

固定して冬眠

春になってサナギになり羽化して成虫になると、交尾をしてオスは

死にます。メスもミノの中に卵を産んで一生を終えるのです。

   

「ミノから出た幼虫が、糸を垂らして風に乗って移動」

それがすごい。

現在は、幼虫がそれぞれの場でミノを作って、

餌を食べている時。

そのつもりで周りを見たら、意外に多くのミノムシが

発見されるということかな。

2025年6月 4日 (水)

この夏の狙いはマイマイカブリ

     

今日は令和7年6月4日。

   

虫好き、爬虫類好きの男の子と、

勤務校の校庭を歩きました。

そこに用務員の若者も参加。男性です。

この方も虫や爬虫類に詳しい方。

あの堆肥場ではヤモリを2匹捕まえました。

こんなところにもいるんだヤモリ。

Img_2456

Img_2457

でも小さな虫が餌なのだから、いるでしょうね。

  

カタツムリがいました。

そしたら用務員さんと男の子が言いました。

「マイマイカブリがいるかもね」

「いるよ、きっと」

  

「マイマイカブリ」

う〜ん、初めて聞いた言葉ではないようですが、

何も映像が浮かびません。

「マイマイカブリって、何?」

  

「カタツムリの殻に頭を突っ込んで、カタツムリを食べる虫だよ」

「カタツムリにかぶりつくからマイマイカブリ」

  

そんな虫がいるんだ。

カタツムリには寄生して脳を支配し、

わざと目立つところに移動させて

鳥に食わせる怖い生き物がいることは知ってましたが、

カタツムリにはこんな敵もいるんですね。

カタツムリに生まれなくて良かったと思います。

  

男の子が、何かに飛びついた。

虫を捕まえた。

「これがマイマイカブリかも。でも違うかな。」

それがこの虫。

Img_2459

Img_2464

惜しい。

調べたら、マイマイカブリではなかったです。

ユミアシゴミムシダマシでした。

  

朽ち木やキノコを食べるそうです。

危険を感じると臭い液を発射するとのこと。

逃した後で知りましたが、その被害は受けませんでした。

  

気になるのはマイマイカブリです。

この勤務校なら、きっと出会えそうな虫です。

1本動画を載せます。


YouTube: カタツムリを捕食するマイマイカブリ

結構知的な内容でいいです。

残酷だけでなく解説がいいです。
  

2025年6月 3日 (火)

「カラスザンショウ」にアゲハの幼虫発見

   

今日は令和7年6月3日。

  

前記事の続き。

昨日、勤務校の校舎北にある森に入って剪定をしました。

主にアカメガシワです。

アカメガシワの横には、カラスザンショウ。

この2種類の木は、4月にこの勤務校に来たことで、

とても縁ができた木です。

  

アカメガシワは全伐採を目指しますが、

カラスザンショウは大きなもののみ伐採と考えています。

そのカラスザンショウの葉っぱの上に乗る幼虫を3体見つけました。

Img_2483

(小)

Img_2480

Img_2479

(中)

Img_2481

Img_2482

(大)

Img_2475

Img_2477

  

お馴染みのアゲハとは違う形の幼虫です。

調べたら、おそらくクロアゲハの幼虫です。

  

もちろん教室で育てようと思います。

  

ますますカラスザンショウは残しておきたい木になってきました。