磁石にはりつくブリキのコマだからできること
今日は令和7年12月4日。
先日、5年生の男の子(Sくん)が何気なくやったことが、
私には衝撃的でした。
コマ回しと磁石の話です。
Sくんが持っているコマは、私が普段使っているコマとは
明らかに材質が違いました。
私が普段使っているコマです。
少しわかりにくい撮影でしたね。
後でまた全体像が出てくるので、この写真でお許しを。
私のコマはプラスチックとアルミだと思います。
Sくんのコマは、糸を回す部分はプラスチックですが、
あとはブリキです。
ブリキとは、薄い鉄板の表面に錫(すず)をメッキしたものです。
メッキしてあるので錆びにくいです。
Sくんはひもでコマを回すことができます。
コマを回しておいて、次にやったことが衝撃的でした。
磁石を持ってきて、回っているコマに上から近づけました。
磁石をコマの軸の上にはりつけました。
そして持ち上げました。
なんと!磁石で持ち上がったコマは、回転を続けていたのです。
回り続けているだけでなく、さらに回転が軽やかになったようです。
驚いた。
なぜ回っているんだ?
磁石にはりついたら、コマの回転は止まるはずでは。
Sくんにブリキのコマを借りて持ち帰り、
家で調べました。
軸の先端が細くなっているのがいいようです。
細くなっているので、磁石がはりついても
コマは回り続けるようです。
さらにネットで調べると、磁石にはりついている時の方が、
地面の上で回っている時よりも、摩擦が少なく、
その結果、より回るようなのです。
なるほど、なるほど。
私はブリキのコマに魅了され、購入しました。
ドラえもんのコマは、Sくんのコマ。
ネットで注文購入しましたが、5個セットなので、
こんなにいらないのに買ってしまいました。
でも私が普段使っているコマに比べたら、
とてもお安いです。
ブリキのゴマを使って、動画撮影をしてみました。
回っているコマを、磁石で吊り上げることと、
2つのコマを上下連結することに挑戦しています。
YouTube: 2025年12月2日 磁石でブリキゴマを吊り上げます
回っていないブリキのコマを吊り上げて、
手で回してみた動画です。
YouTube: 2025年12月2日 磁石で吊り上げたブリキのコマを手で回してみる
今回初めてタイマーを画面に組み込むことに成功しました。
編集も楽しい。
以上の体験をすると、次の動画も仕組みがわかります。
YouTube: 【不思議】どうして回るの⁈磁石のコマ! #不思議#平谷 #理科
授業で真似してやってみました。
そのことはまた後日。





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