20250412天子ヶ岳・長者ヶ岳登山⑥ シャクトリムシが糸を登っていくシーンを目撃
今日は令和7年4月13日。
前記事に引き続き、昨日の登山のことを記事にします。
天子ケ岳頂上付近でいいものを発見。
木の枝から落下して、糸にぶら下がっているシャクトリムシを
発見したのです。
千載(せんざい)一遇の出来事。
シャクトリムシが危険から逃れるために、
糸を使って落下することは以前勉強しました。
ここでも道草 20240503 愛知県民の森④ ぶら下がっていたヒョウモンエダシャク(2024年5月16日投稿)
気になっていたのは、ぶら下がったシャクトリムシが、
どうやって登るのか気になっていました。
それが見られるチャンスだと思ったのです。
見ましたよ。
YouTube: 2025年4月12日 糸を這い上るシャクトリムシ
シャクトリムシは、私の予想外の登り方をしました。
まず頭部が糸を咥えて、あるいは胸部の足で挟んで固定する。
そしたら、お尻の部分をぐっと持ち上げて、
頭部より上の糸を尾部にある足で挟んで固定する。
そしたら、今度は頭部をぐっと持ち上げて、
お尻よりも上部の糸を咥えるか、挟んで固定する。
その繰り返しだったのです。
そして実際に、目の前で、その繰り返しで、
シャクトリムシは、上に登っていきました。
シャクトリムシは、この作業をどんどんやらなければ、
新たなる危険な目に遭うようです。
ある観察者が、目撃したのですが、登っていくシャクトリムシが、
さっと消えたので、どうしたのかと思ったら、
ハチがシャクトリムシを掴んで、持っていってしまったそうです。
ChatGPTにシャクトリムシの糸の登り方を聞いてみました。
興味があれば、どの種類のシャクトリムシかでも行動パターンが微妙
に違ってくるので、特定の種についても掘り下げられますよ。
つまりシャクトリムシによって、登り方は違うのです。
動画を探してみました。
いろいろありました。
YouTube: 歩く尺取り虫・糸をよじ登る尺取り虫(キシタエダシャクの幼虫)
最後に少し登るシーンがあります。
このシャクトリムシは、胸部の足で糸を手繰り寄せているように
見えます。
これも胸部の足で糸をたぐり寄せながら登っているように見えます。
けっこう速い。
YouTube: シャクトリムシ鉛直糸の尺取り登り Inchworm climbs the threadⅡ
これは従来のシャクトリムシの動きを、
鉛直の糸上でやっているのにビックリ。
う〜ん、どうも私が見た登り方は、
スピード面で遅いように思えます。
このシャクトリムシの成虫がなんであるかがわかると、
より登り方の詳しいことがわかるかもしれません。
今度勤務する学校は、自然が豊かなので、
シャクトリムシはたくさんいるんじゃないかな。
先ほどは千載一遇の出来事と書きましたが、
その気になったら、何度でも見られるかもしれません。
どう登るか、そのシャクトリムシの成虫は何かまで、
詳しく調べ、過不足なく撮ったり映したりできたらいいなと思います。
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