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2025年5月

2025年5月31日 (土)

20240606富士山登山⑤ 最高の写真:雲海に向かって雪面を下る

    

今日は令和7年5月31日。

   

よし!やっと昨年6月6日の富士山登山のまとめ、

今回が最終回です。

ここでも道草 20240606富士山登山④ 最高峰に辿り着く(2025年5月26日投稿)

この記事の続きです。

  

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転がりそうな石自身に「落石注意」の看板。

なるほど、非常に具体的です。

  

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振り向くと丘の上に人影。

お鉢巡りもいろいろなコースがあるようです。

私たちは、この丘の上を避けて、写真の左手の方から来ました。

  

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火口の向こうに最高峰の建物が見えます。

あそこから火口を中心に時計回りでここまで歩きました。

お鉢巡りもけっこう長い。

  

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柵の向こうは急坂。

ぞくっとします。

落ちていきそう。

  

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富士山の植生について書いてありました。

近年は、山腹付近でしか見られなかったイワツメグサとか、

コタヌキランが、山頂付近で見られるようになったと

書いてあります。これも温暖化かな。

イワツメクサとは?

出合った覚えがうっすら・・・・

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ここでも道草 8月中・下旬の花々20/シモツケソウ・イワツメクサ(2012年10月16日投稿)

ここにあった写真です。

  

コタヌキランは出合ったことないよなあ。

  

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開山して登山客が増えたら、ここは人がいっぱいになるのでしょう。

  

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確かここは御殿場コース。

この時期、ここを登ってくる人は少ないようです。

  

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何度も撮ってしまう雲海。

  

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これも雲海。

こんな景色は最後かもと思ってたくさん撮ってしまいます。

  

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1年経ってしまったので、この写真は何を撮りたかったのか、

忘れてしまいました。思い出すかもしれないので、

ブログに残しておきます。

  

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登ってきた富士宮ルートが近づいてきました。

もうすぐで1周。

雲もよかった。

  

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さあ下山。午前11時43分でした。

午前中に富士山に登ってお鉢巡りも完了。

充実な午前でした。

  

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雪の斜面を、アイゼンを使ってほぼ直滑降。

途中で振り向いて撮影。

ここを下りてきました。

  

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雲海に向かって下りていく感じ。

雲海はボコボコしていました。

山みたいな雲もあり。

    

ここでこの登山で最もお気に入りの写真が撮れました。

雪斜面を下りていく時の写真。

先を行くのはNさん。70歳なのに速い。

置いていかれます。追いつかねばと思う。

でも置いていかれても、撮影もしたい。

撮影をしておかなければ、撮っておきたいと後悔します。

だから撮った写真。

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雲海と雪斜面。そしてNさんがいることで、

スケールがわかります。

頑張って登ったから撮ることができた写真。

大好きな写真となりました。

  

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また振り返って撮影。

他の登山者が写っています。

同じ頃に、10人ほどが登っていたと思います。

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14時5分、5合目の駐車場に戻ってきました。

駐車場は雲の中でした。

下山時に見た雲海に突入したわけです。

  

2時間20分ほどで下りてきたことになります。

雪面をアイゼンでストップをかけ続けていましたが、

かなりのスピードの下山でした。

こんな時間で下りて来れるんだとびっくり。

  

  

Nさんのおかげで、生涯2回目の富士山登山。

そして3回目の富士山登山が迫っています。

71歳のNさんについていけるのか心配です。

でも昨年のように、富士山に登らないと見られない景色を

見てみたいです。




  




  




  






  





  

2025年5月30日 (金)

20250529本宮山登山② 今日はミノムシがぶら下がっていました

   

今日は令和7年5月30日。

  

前記事の続き。昨日登った本宮山のお話。

  

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トウグミと思われる木に、チョウがいました。

セセリチョウの仲間と思われます。

チャマダラセセリチョウのような・・・。

しかし、珍らしい蝶になっているようです。

愛媛総合科学博物館 「最近見かけなくなったけれど…チャマダラセセリ」

ここに乗っていた地図を転載。

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本宮山は分布に含まれていません。

少し南下してきたかな。

   

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頂上。午前9時21分。

   

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今日はうっすらと下界が見られました。

  

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今日の昼食。あんこまみれ。

今日は涼しいかなと思いきや、予想以上に蒸し暑かったです。

そのためよく汗をかきました。

ズボンも濡れました。

こういう時の水が本当に美味しい。

  

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イカリ消毒 ヒメツチハンミョウ

このサイトから引用。

  

不用意に触れると水泡性皮膚炎になるので危険。

カミキリモドキより多量のカンタリジンを体液に含んでおり、

飛ぶことはできない。幼虫はハナバチの巣に寄生し、成虫は林床

や草地を徘徊する。

  

まさに私の座るベンチ前を徘徊していました。

オオセンチコガネといい、このヒメツチハンミョウといい、

メタリックな輝きがいいですね。  

  

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馬の背の休憩所。

時計の時刻はほぼ正しかったです。

  

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今回はシャクトリムシがぶら下がっているところに

出くわせませんでしたが、その代わりに

小さなミノムシがぶら下がっているのを発見。

動画撮影にも挑戦。

接写レンズを忘れましたが、どうにかなったかな。


YouTube: 2025年5月29日 本宮山の登山道に、ミノムシがぶら下がっていました


ミノムシの生態を復習しておかないとな。

  

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午前11時7分に下山。

3時間33分、山の中にいました。

  

明日予定していた仲間との大川入山(長野県)登山は、

雨のために翌日日曜日に移行。

その日は他の都合があるので行けません。

したがって、以上で富士山登山に向けての訓練登山は終了。

体を休めて、その日を迎えたいです。

  

昨年の富士登山のまとめも、今日で終わらせてしまおう。

  






  

20250529本宮山登山① オトシブミを無事拾えた

     

今日は令和7年5月30日。

   

5月3回目の本宮山登山を、昨日実行。

そのことを書きます。

  

もう1時間30分で登ろうという意識をやめて、

焦らずに登り下りしました。

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今回は午前7時34分にスタート。

  

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ここで休憩。この水で顔を洗い、家から持参した水を飲みました。

汗をかいた時に飲む水は、とても美味しい。

  

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YouTube: 2025年5月29日 水たまりの中のオタマジャクシ

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Ecological Notes Webs アキグミ・ナツグミ・トウグミ・ナワシログミの違いは?

今回は葉っぱの写真を撮影。

その結果、このサイトの葉っぱと比較して、トウグミと判断したい。

  

  





  

2025年5月29日 (木)

20250522本宮山登山⑤ 小坂井村中

     

今日は令和7年5月29日。

   

前記事の続きで、先週の木曜日に登った本宮山のお話。

  

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天狗岩。

ここでも道草 20240114本宮山登山③ 16年ぶりのコースで下山(2024年1月19日投稿)

この記事で天狗岩に登ったことが書いてあります。

誰か笛の練習をしていたのですが、音色は聞こえてくるけど、

姿を見ることができなかった体験をした場所です。

  

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土砂崩れの現場にあった柵には「農務課」とありました。

こういうのは農務課が管理するの?

豊川市のHPを見てみました。

豊川市 農務課

ここを見ていくと、「林道事業」があり、

内容が以下の通りでした。

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一番下の「本宮山線」と予想されます。

やっぱり農務課の仕事だと確認できました。

   

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「あおぞらレストラン」

周囲は鬱蒼としているため、「青空」のイメージが薄い場所。

できた当時は、環境が違ったのかな。

  

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21丁目の登山道との合流点。

  

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12丁目。

石標には「小坂井村中」とあります。

YAMAP 2024年11月3日 本宮山登山

この記事を書いた人も、「小坂井村中」の文字を気に留めています。

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同じ疑問です。

旧小坂井町の出身ですからね

「村中」は一つのグループ名と考えられます。

  

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17時5分下山完了。

日が長いので、こんな時刻に下山ができます。

  

さあ、今日も登ります。
  






   


  

2025年5月28日 (水)

20250522本宮山登山④ サワフタギ、とんでもない事態に

   

今日は令和7年5月28日。

  

前記事の続きです。

5月22日に登った本宮山のこと。

  

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頂上から下山する時に、左手にあった木が花盛りでした。

何だろう?

グミの木と思われます。

秋に実ができるのでアキグミでは。

もう一つ可能性があるのがトウグミ。

このサイトを参考にしました。

Ecological Notes Webs アキグミ・ナツグミ・トウグミ・ナワシログミの違いは?

葉っぱで違いがあるようです。

明日、また本宮山に登るので確認します。

  

左手にあった木がこれです。

問題は右手にあった木です。

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ハイノキ科のサワフタギと思われます。

この木はシロシタホタルガの幼虫の食草。

よっく見たら、とんでもないことになっていました。

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これが頂上に至る登山道を歩いていた幼虫。(前記事参考)

シロシタホタルガの幼虫。

これが木のあちこちにいました。

下の写真、何匹見えますか?

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木全体では何匹になることやら。

ゾゾっとする光景でした。

  

  

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右手に「四十九丁目」の石標があります。

奥の院のトイレ付近です。

ここが49はおかしいのでは。

確か奥の院に上がる階段に「五十丁目」の石標があったはず。

待てよ、他のコースのための石標ならいいのか。

そうか、今まで石標はメインコースのみと思い込んでいましたが、

他のコースにもあったのか。

本宮山に何度も登ってきたけど、まだまだ未知があり。

    

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トイレ前付近の水たまり。

ここでびっくりのものを見ました。

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オタマジャクシがたくさん。

こんな水たまりに親は卵を産んだの?

これも明日の登山で確認したいこと。

どうなっただろう?

  

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40丁目付近。

今回は左の林道を下山することにしました。

私がシャクトリムシが糸を束ねて登っている撮影をしていたら、

すれ違った人が、林道の水飲み場にヒキガエルがいたよ、

つついても動かなかったから、今もきっといるよ、

行くといいよと言ってくれました。

そのお勧めにしたがって、林道を下りることにしました。

  

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これが水飲み場。

探しましたが、ヒキガエルは見つかりませんでした。

  

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もう一つ、水飲み場がありました。

こちらにもヒキガエルはいませんでした。

  

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最近、勤務校にあった木がウルシではなく、

カラスザンショウだと判明。

思えば、これがウルシだと本物を体験したことがないのでは。

じゃあこれはなんだ。

これだってウルシと思えてしまう。

花が咲こうとしているのに注目。

う〜ん、最悪のヤマウルシなのか、それともハゼノキか?

  

続く

2025年5月27日 (火)

20250522本宮山登山③ 3匹の糸にぶら下がるシャクトリムシに合う

   

今日は令和7年5月27日。

  

前記事の続きで、5月22日に登った本宮山登山の話。

登山中に撮った写真。

  

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登山道を歩いていると、今回は3回、シャクトリムシが、

糸にぶら下がっているのを発見。なんと幸運。

3回とも撮影しました。

ただ高い木から落下したシャクトリムシなので、

糸が長く、振れ幅が大きかったです。

したがって、スマホのカメラに接眼レンズをつけたものでは

撮影が非常に難しかったです。

3匹目は、とても小さいシャクトリムシだったので、

ピンボケ映像になってしまい、没です。

上の写真は、撮影した動画のスクリーンショットですが、

今まで他の場所で撮影した2本の映像を合体させて編集して、

YouTubeにいずれアップしたいと考えています。

どのシャクトリムシも、糸を登っていくのが必死で、

そこがかわいいです。お楽しみに。

  

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ほっとするブリキの鳥居。

ここまで来ると、ほっとします。

  

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御神木のスギ。足元のシャクナゲは花は終わっていました。

2週間前がピークでしたね。

  

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この階段を登った場所が頂上です。

この坂で、グロテスクな虫を見かけました。

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この古木の階段の近くにいますが、わかりますか?

  

アップ写真2枚。

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目立ちましたでしょ。

黒に黄色に赤!もうグロテスクです。

でもね、この時には、まだ1匹だったからよかったです。

30分後くらいに、この虫をもっと大量に見ることになります。

  

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今回も無事に辿り着きました。

   

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今回の頂上は雲の中でした。

  

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この日の昼食。最近は菓子パンが多い。

  

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昼食で座った場所の前の地面。

今回はやたらとミミズの糞が目に入りました。

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糞塚のアップ↓ 。

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お尻だけ出して、こうやって糞を出しているんだろうなあ。

  

続く  

2025年5月26日 (月)

20250522本宮山登山② オトシブミの揺籃 しっかり吐いて吸って肺活量アップ

   

今日は令和7年5月26日。

  

先ほどは富士山でしたが、今回は本宮山。

5月22日に登った本宮山のお話。

5月22日の記事の続き。

  

下山の時に、登山道にオトシブミの揺籃(ようらん/ゆりかご)が

たくさん落ちている時に気がつきました。

必死に登っている時には気がつきませんでしたが、

下山の時には、心に余裕があったのか、気がつきました。

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とにかく多かった。

一畳ぐらいの広さに10ほどあったと思います。

この中にオトシブミの卵があるんだよな。

孵化して、幼虫は包んでいる葉っぱを餌として食べ、

蛹になり、成虫となって、この揺籃から出てきます。

拾ってくればよかったと後悔しています。

教室の置いておいて、子どもたちと観察ができました。

残念。

 

しかし、オトシブミは、クリやハンノキの葉っぱを使って

揺籃を作るそうです。

クリやハンノキは勤務校にあります。

落ちていないか今朝、早めに出勤して見てみよう。

もし落ちているようならば、子どもと拾いに行きたい。

参考までに、オトシブミの動画や写真を掲載した記事です。

ここでも道草 7月24日の校庭探索 オトシブミ((2023年7月27日投稿)

  

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41丁目付近の写真。

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ブリキの鳥居。

 

41丁目〜ブリキの鳥居。

ここが難所です。先日登った時には、手水舎〜ブリキの鳥居の

歩数が840歩と書きました。

その840歩に、41丁目〜手水舎の歩数を足し算。

960歩でした。

  

とにかく肺を使います。

100歩歩いては、立ち止まって、吐いて吸っての繰り返しです。

しっかり深呼吸します。

肺活量を増やしておきたい。

浅い呼吸では、肺活量は増えません。

とにかく吐いて吸ってです。

これは今年始めたリクレーション吹矢の目的でもあります。

  

昨年、富士山に登った時も、吐いて吸ってを繰り返しました。

そうすることで、体力が回復して、また歩けました。

その体験から、酸素を取り込むことは大事だと

実感しました。

41丁目〜ブリキの鳥居の登りは、その訓練にピッタリの場所です。

今週も29日に登る予定。  

20240606富士山登山④ 最高峰に辿り着く

    

今日は令和7年5月26日。

  

今週もいろいろある。

面白い1週間になりそうです。

発信を多くしたい。今週こそ。

今週(月曜日スタートとして)の1本目。

富士山の記事を1歩進めます。

ここでも道草 20240606富士山登山③ 雪面をアイゼンを使って登っていく(2025年4月22日投稿)  

この記事の続きです。

  

昨年の6月6日に登った富士山の記録。

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富士宮口ルートで、富士山のお鉢の上まで辿り着きました。

次は最高峰を目指します。

写真の中央部が最高峰です。

お鉢を時計回りに歩きます。

  

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最高峰の上り坂のとっつきまできました。

この坂はきつかったと、18年ほど前に登った時の記憶が

よみがえります。

へとへとになっての上り坂でもあるので、きついですよね。

  

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時刻は午前9時31分。

午前4時半の出発だったので、ほぼ5時間でした。

  

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日本一の高さの場所からの景色。

  

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最高峰には、このような建造物があって、

一緒に登ったNさんと交代で、一番高い展望台に登りました。

滅多に居ることができない日本で一番高い場所。

多くの人がここに立ったと思いますが、

今は私に順番が回ってきて、ただ一人、私が立っている!

そんな気持ちになりました。

  

半島の先っぽ、岬の先っぽ、そして最高峰。

人間はこういう先っぽに行くことが好きなんですよね。

  

ここで決断。

このまま来た道を通って下山するか、

お鉢巡りをして下山するか。

Nさんに聞かれました。

5時間、登ってきている最中は、

もう頂上に着ければ十分、みたいな気持ちでしたが、

最高峰に立つことができ、休憩もすると、気持ちも体力も回復するのが

面白い。私はお鉢巡りを希望しました。

せっかくここまで来たのだから、

できる体験はしておきたい気持ちでした。

  

歩き始めました。

お鉢巡りをしている人の足跡は少なかったです。

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最高峰の建造物がだんだん遠くなります。

  

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前を歩くNさん。

足跡はありましたが、同じ所を歩いては面白くない。

なるべく足跡がない無垢の場所を歩きたい気持ちでした。

雪は深くないので、ラッセルの必要はなく、

快適に歩けました。

  

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足跡よりも火口方向に降りていくNさん。

おそらく雪が積もっているからできたコースかと思います。

Nさんを信じているので、安心してついて行きました。

  

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もう最高峰の建造物が小さくなり、見上げる所を歩いていました。

  

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滅多に来ない富士山のお鉢巡りをしている日。

風も少なく、こんな好天気。ラッキーでした。

眩しかった。サングラスは必需品でした。

  

今回は以上です。




  







  










 


  

2025年5月24日 (土)

いい道具が働く意欲を上げる/新たな敵「ニワウルシ」

   

今日は令和7年5月24日。

  

前記事で書いたように、剪定鋏と芽切鋏を購入しました。

ちょっと頑張って百均の10倍以上のお金を払って購入。

いい道具を持つと、使ってみたくなります。

昨日は、勤務校の校内にニョキニョキ生えている

ニワウルシを3本、丸裸にしました。

帰宅後は家にあるモッコウバラ、モクレン、サルスベリを剪定。

サルスベリについては、これから花が咲くのに!と

奥さんに怒られました。

この夏のサルスベリの花は、期待できないかも。

今日の午前中は、ナンテン、ツツジ、クロガネモチを剪定。

ホソバの垣根の剪定も、バリカンで同時並行。

よく働きました。

明日は、奥さんの実家に行ってスギナと戦います。

働くのに道具は大事だと思いました。

道具があると、働く意欲が出てきます。

働くために、道具を買うのではなく、

今回は道具があったから働いた感じです。

  

問題はニワウルシ。

まだ学校には何本も大きな木になっています。

明治時代に日本にやってきた木。

繁殖力が強く、すぐに大きくなるので、

街路樹として利用されましたが、

今は野生化。在来の植物を上回る繁殖のために、

生育範囲を増やしています。

ウルシと名前に入っていますが、これはかぶれません。

心配でしたが、昨日散々触れましたが、

全くかぶれていないので大丈夫でしょう。

自然に飲み込まれてしまいそうな勤務校を救うために、

微力ながら働きたいのですが、

ニワウルシは厄介です。

岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科 旧植物生態研究室(波田研)HP ニワウルシ

このサイトからの引用です。

  

単木状に生育しているときにはそのまま高木となるが、伐採されると

近隣の場所に多数のシュートを形成する。毎年刈り取られても残りの

期間で高さ数mにまで生長する。石垣の間などからも幹を出しており、

場所によっては一面にニワウルシが生育して群落を形成している場所

もある。地下には地上部と同じ太さの根が横に広がっており、これか

ら再生してくるものと思われる。1本立ちしている木の根から地上茎

がでてくることはないが、一度地上部が伐採されると、多数の茎が出

てくる性質は、アカメガシワやヌルデ、タラノキ、ハリエンジュ、メ

ラノキシロンアカシアなどにも見られ、結構多くの樹木が備えている

能力である。

  

う〜ん、伐採すると多数のシュート(茎と葉)が出てくる。

伐採することで、増えるのは困る。

でも放置して、ニワウルシが大木になるのも困ります。

ニワウルシは英語でTree of Heavene「天国の木」と呼ばれ、

高木であること、そして成長が速いことが、

名前のいわれになっています。

アレチヌスビトハギ、アカメガシワのように、

少しでも伐採して、光合成をさせないようにして、

衰退させるしかないのかな。

スギナもそうです。

植物って、こんなのが多いなあ。

  

だんだん敵が増えていくけど、気長に戦いたい。  

2025年5月23日 (金)

道具を準備して、今日からアカメガシワとの戦い

   

今日は令和7年5月23日。

  

最近、植物と戦っています。

アレチヌスビトハギとは数年前から戦っていますが、

この春になって、奥さんの実家でスギナ、

我が家の庭や勤務校でドクダミと戦っています。

どの草も地下茎が後ろに(下に)控える強者(ツワモノ)です。

根気強く茎を根元から切断する作戦でいきます。

  

5月21日に、勤務校の上の先生に、

アカメガシワの駆除をしていいかと願いでました。

アカメガシワ。

今年はやたらと目につきます。

山道を走っている時に、気がついて調べたのがこの記事でした。

ここでも道草 揺れる新緑/苦手な草木アカメガシワの驚くべき知恵(2025年5月2日投稿)

蜜腺を使ってアリを誘(おび)き寄せる知恵にびっくり。

コウモリガの幼虫が住みつく木で、傷ついた樹皮から樹液が出て、

カブトやクワガタを引き寄せる木でした。

ここでも道草 アカメガシワの樹液は、クワガタムシに人気がある(2025年5月6日投稿)

さらに有名な胃の薬「太田胃酸」の生薬の一つが、

アカメガシワとわかりました。

ここでも道草 太田胃酸整腸薬の「生薬」の1つがアカメガシワ(2025年5月6日投稿)

魅力的なアカメガシワ。

検索したら、昔私は記事にしていました。

2012年でした。

今年が大量に繁茂しているわけではなく、昔からあった木でした

  

しかし、その繁殖力はすごい。

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異様でしょ。

  

  

5月19日。病院に行く道で撮影。

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手前にもありますが、左奥にある大木もアカメガシワでした。

  

ほっておくと勝手に生えて、すぐに大きくなってしまう

厄介な木だと動画でも紹介されていました。

  

このアカメガシワが、勤務校にはたくさん生えています。

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すごいでしょ。

教務の先生が言うには、勤務校は、

「1年ほっといたら、自然に飲み込まれる学校」とのこと。

それは同感です。

こんなに森が迫ってきている学校は初めてです。

   

そんなことで、私も手助けしたいと思い、

かつ、アカメガシワが教材になると思って

駆除を申し出ました。

上の先生は快諾。

今日から実施します。

  

問題は道具です。

我が家にはある程度太い幹を切断する道具があります。

でもなかなかの大きさ。

子どもには扱いにくい。

そこで衝動買いをしました。

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かねがね、草と戦っている私を見ていて、

奥さんは「道具を買っていいよ」と言ってくれていました。

その言葉に乗って、剪定鋏と芽切鋏を購入しました。

  

アカメガシワもなんと地下茎が下に控えているそうです。

予想はしていましたが、強敵です。

頑張ります。