「手折る」の読み方正解/2つ目の意味にビックリ
今日は令和8年4月2日。
前記事の「手折る」の読み方の正解です。
「たおる」なんて、とても上品な動作であることを感じ、
響きがいいです。
これが漢字そのままに「ておる」じゃイマイチ。
「たおる」だからいいんです。
「手」を「た」と読むのは他にも思い浮かびます。
「手綱(たずな)」「手向ける(たむける)」
「手繰る(たぐる)」
どれもいいです。
しかし、「手折る」の意味を調べると、驚きの意味がありました。
このサイトから引用。
1.花や枝を、手で折り取る。「桜の枝を―」
2.女性を自分のものにする。
2の意味では「女性を我が物にする」と書いてあるサイトも
ありました。
女性を花に例えることはあるので、その辺りから生まれた意味だと
予想はつきます。
でも、こんな意味があるとは。
関連してこの動画が面白かったです。
YouTube: 感情言語化研究所 051 “手折るという言葉の上品さと下品さ"
この動画を見ると、「手折る」の2の意味は、古今和歌集の時代から
あるそうです。
女性を物として扱う表現であり、現代では使われないもの。
ではこの意味は消滅した方がいいかというと、
そうではなく、歴史上、女性を物のように扱った時代があった
証拠として、消えては行けないのではと話を進めています。
昔、女性は男性の物になることを望んだ場合もあると考え、
「我が物にされる」女性の気持ちしだいで、良し悪しが決まる。
「手折る」に比較して「手籠(てごめ)にする」は、
もっとひどい状態だと2人は言っています。
この2人。
作詞家の畑亜貴とサンキュータツオさん。
サンキュータツオさんは懐かしい。
ここでも道草 「知られざる国語辞書の世界」その2・・・「恋」の語釈(2013年4月7日投稿)
国語辞典についてこだわっていた時に、
言葉に詳しい芸人として登場した人。
こんな人もいるんだと思ったことを覚えています。
現在も言葉を扱っているんだなと思い、
それから13年、さらに知識豊かになっているんだろうなと
想像しました。
著作とか読んでみたくなりました。
このサイトでちょっと気になったことが。
引用します。
「花見て枝を手折る」
美しいものに対して、心ない行為をすること。欲望や感情に任せて
無謀な行動をすることを戒める教訓として使われます。美しい花に
心を奪われてしまい、ついついその花の枝を折ってしまうような
行為を指します。
1の意味に、2の意味がかぶさってしまっていると思います。
これじゃあ、1の意味の「手折る」も消えていきます。
強い力で折るのが「へし折る」
それほど力を使わずに折るのが「手折る」
このような区別で、残していきたい言葉です。
参考:違い.site


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