カタツムリとアジサイ/カタツムリの「やり」
今日は令和6年6月3日。
昨晩、カタツムリのことを記事に書きました。
カタツムリというと、アジサイと一緒というイメージがあります。
イラストを2枚載せます。
こんな感じのイラストがお馴染みです。
でも、カタツムリはアジサイを好んでいるわけではないようです。
このサイトを参考にします。
とれぴく ※カタツムリとあじさいの関係!食べるわけでもないのになぜそこに…?
引用します。
実はあじさいの葉には、「青酸配糖体」という毒素が含まれていて、一
般的なカタツムリはこれを食べることはできないのです。
この青酸配糖体は人間にも有毒で、これを摂取しすぎるとめまいや呼吸
困難に襲われてしまう可能性もあります。あじさいの葉以外では、青梅
なんかにも含まれている成分です。
ただ、例えばあじさいの葉をひとかじりした程度でそのような症状が現
れることは量的にあり得ないのですが、カタツムリもその有毒性を知っ
ているのか、好んであじさいの葉を食べるようなことはしません。
アジサイの葉っぱは食べないのですね。
まあ確かに、アジサイの葉っぱが食べられているのは、
あまり見た覚えがありません。
葉っぱの防衛対策が、功を奏しているのでしょう。
ではなぜカタツムリは、アジサイの葉っぱにいるのか。
実際にこのサイトでも、アジサイと一緒に写る
カタツムリの写真をアップしています。転載します。
サイトによると、身を隠すためと、雨や風から実を守るためのようです。
カタツムリが活動する季節と、アジサイが咲く季節が同じという理由も
大きいでしょう。
以前、カタツムリの「やり」のことを調べました。
ここでも道草 かたつむりの「やり」とは?(2013年8月14日投稿)
「やり」というのは、あの4本の触覚のことを言うのではありません。
「やり」は、カタツムリの十分な観察がないと見られないものです。
カタツムリが、生殖行動をする時に、出てきます。
この図も参考になるかな。
カタツムリも、ミミズと同じように、
生殖器が体の上部にあります。
ここを近づけて、精子をお互いに提供します。
この付近から出てくる恋矢(れんし)が「やり」の正体です。
この写真のカタツムリは、やり(ヤリ)を出しています。
これは実際に見たことがありません。
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