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2023年8月24日 (木)

古い民具:足踏み脱穀機 再び回転式除草機

   

今日は令和5年8月24日。

  

前記事の続きです。

千歯扱きの次はやっぱり足踏み式脱穀機でしょう。

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目的は千歯扱きと同じで、稲穂から籾(もみ)を取ることです。

前記事で紹介した次の動画。

昔の道具と庶民の歴史 千歯扱き

この動画の中で、広実敏彦さんは、

明治時代になると、発明ラッシュだったと言います。

職業の自由というのが始まり、身分が無くなったこともあり、

さらに外国からいいものがたくさん入ってきた状況から、

発明ラッシュになったのです。

足踏み脱穀機はその中で発明されたものでした。

 

ここで「昔の道具と庶民の生活」チャンネルからの動画。

昔の道具と庶民の生活 脚踏み脱穀機

この動画がまた勉強になりました。

足踏み脱穀機ができたのは自転車がきっかけだったそうです。

穂が実った田んぼの横を自転車で走っていたら、

スポークに稲穂がはまり、その時に籾が上手に取れたそうです。

そこから発明されました。

足踏み脱穀機には、針金の輪っかができていて、

それがスポークが元になったのでしょう。

足踏みというのも自転車を連想させます。

発明されたのは明治の終わり頃のようです。

  

  

この動画で、回転式除草機の動画があることを知りました。

回転式除草機は8月11日の記事で書きましたが、

「昔の道具と庶民の生活」チャンネルの動画も見たくなりました。

昔の道具と庶民の生活 除草機

この動画で、回転式除草機の名前がわかりました。

明治の中頃に、中井太一郎さんが発明したので、

「太一車」というそうです。

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今日は、この広実敏彦さんのおかげで、

古民具を深く勉強できた日でした。

いい日でした。

コメント

懐かしいですね。
20年以上前、2年生を担任していたときに、運動場の端に田んぼを作り、稲を栽培しました。
採れた稲を、近くの農家で借りた千歯扱きや足踏み式脱穀機を使って子どもたちが脱穀しました。まだあの頃は、農家の小屋に当たり前のように残っていたのですね。農業の盛んな校区でしたが。
保護者が手伝ってくれたのですが、安全には気を遣いました。
もみすり、精米後におにぎりにしたり、ポン菓子を作って食べたりしました。爆発するときの音に驚く子どもたちの顔を思い出します。

ポン菓子の言葉で、7年前の記憶がよみがえりました。
7年前にポン菓子を体験していました。
https://mitikusa.lekumo.biz/blog/2016/08/post-6dc6.html
音が凄まじいので、ドン!菓子だと表現しています。
ポン菓子の元祖は、第一次世界大戦の
ドイツ軍が考案した食べ物だったそうです。
そんなことを書いていました。
  
20年一昔ですね。

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