古い民具:土臼(つちうす/どうす)
今日は令和5年8月25日。
今日は金曜日。
来週の金曜日は2学期スタートの日です。
あと夏休みも1週間。
「古い民具」シリーズが続きます。
昨日、広実敏彦さんを知り、
「昔の道具と庶民の生活」のfacebookと
Youtubeを知ったことは、実に大きい。
やる気アップです。
今日の古民具はこれ。
結構大きなものが、古民具コーナーに2つありました。
なんであるのか全く検討がつきませんでした。
そこでfacebookで聞いてみました。
すぐに答えが返ってきました。
それも複数。
これは土臼でした。
読み方は「つちうす」「どうす」「もみすり」などがあるそうです。
お米の籾殻(もみがら)を取り除く道具です。
facebookでは、同じものを見たよと写真を送ってくれました。
山形県新庄市にある資料館にあったそうです。
ぐんと場所が広がりました。面白くなってきました。
広実さんの動画です。
土を固めてできているため、
土が乾燥してひび割れし、移動させようとすると
粉々になってしまうことがあるようです。
そしてとても重い。
古民具を保存する人たちにとっては、
とても厄介なものだそうです。
上下に臼が分かれていて、
上部を複数の人間で回すことで、
真ん中でお米が揉まれて、籾殻が取れるようです。
精米器ですね。
臼を回す時に、複数で回すので、
リズムよく回さなければならないようです。
その時に生まれたのが、「籾摺り歌(もみすりうた)」
この言葉で、Youtubeで検索すると、
複数ヒットします。
そんな中から、縁があった山形県の籾摺り歌。
一つの民具でも、こうやって知識が広がっていくのが楽しい。
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